MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

野獣を消せ

2020-04-18 21:09:19 | 邦画
今日も東京では新型コロナ感染者が181人という数字でしたが
だんだん数字って言うより、身近な恐怖としての鬱的な濃さを感じるようになってきてますし
TVとかで都心の人の少なさを写しているんですが
都心に出てみるとわかるんですが、もう都心ではほとんどのお店が閉まっていて
どこにもいくとこがないから出かけないわけで
 
しかし、いわゆる郊外の住宅地では、人々が家に篭ってると・・・
ってことで、自宅の最寄駅のスーパーとか駅前ロータリーとかのベンチに腰掛けて
スーパーゃコンビニで購入した弁当を談笑しながら家族で食していたり
渋谷のスクランブルより人は多い状態ですが
医療崩壊も当然の状況が散見できてしまうのもねぇ
外出自粛よりも、迅速に法改正して外出禁止にならないと
日本丸は沈んでしまうかも・・・
 
レンタルでは借りる作品も少なくなって、自宅にあるDVDを見るしかないのかなぁ
ってことで先々月リリースされた、渡哲也芸能生活周年記念で初パッケージ化されたこの作品
「斬り込み」とか「無頼」シリーズなんか過去にパッケージ化されてだけに
今回の各作品の初パッケージ化はありがたいのですが
渡哲也の「関東三部作」なぞもDVDとして発売してほしかったなぁ
個人的にはこういった過去の有名どころの未パッケージ作品を見たいがためにチャンネルNECOに入会しとるんやけど
あんまり私に適した作品をOAしてくれはらへんけどもNECOさんではミッドナイトシアター枠でのエロチックOV作品のOAは重宝しとりまっせ

さてこの作品は一応日活ニューアクションの草分け的な映画だと聞いてはいましたが
妹を地元の不良グループにレイプされたあげくに自殺した妹の敵討ちに
アラスカから猟銃担いで
ヒコーキにのっかって日本に帰ってくる渡哲也
時代ですねぇ、一応はケースに収納されてるけど、今じゃ考えられないですよね飛行機の客室に銃器持ち込みは・・・
さらに空港荷物検査で猟銃を係官に渡すと照準狂うとか言いのけてしまってるし

前にもありましたが東映映画の「現代任侠史」ではパンナム幾から刀袋に入ってるとは言え
健さん日本刀持って羽田のタラップ降りてくる
ハイジャックってまだおきていない時代だから機内に銃や刀を自由に持ち込めるのかいな
昭和の3、40年代ってテロとかハイジャックの心配のない、いい時代だったようですね
そこいらをアイロニーとして「キルビル」も機内に刀を持ち込んでたり
フィクションは発想も自由ヤネぇ

も一つ言わしてもらうならば、帰ってきた渡哲也がジョー山中が手入れしてくれた大型バイクに乗るんだけれど
コレがなんとノーヘル
彼が結局追いかけることになるチンピラ愚連隊の方がメットを被ってるのにねぇ
そんな細かいことが気になってしまいました

結局家出した議員さんの娘を助けることで映画のプロットは回転していくのですが
多分妹の敵討ちに日本に戻ってきたはずなのに、敵を探すでもなく
行き当たりばったりの家出したお金持ち娘と関わってチンピラと対峙していくなかで
兄が妹に送ったペンダントを彼らの一人が持ってるのに気づいて・・・

ま、日活ニューアクションの走りと言うことで、
お金持ちのお嬢さん愚連隊にレイプされまくり
一時代前の映画だとレイプの寸前に助けが入ったのが常ですが、そんなドライな描写もニューアクション
といわれる由縁なんでしょうね

バイクに追随して走るジープにはティアドロップのグラサンに革ジャン姿の藤竜也
この映画でのスタイルが良くも悪くもこの後の藤竜也のキャスティングスタイルを決めてしまったんですかねぇ
その半グレ女に集三枝子さん、このお方私個人的には不思議な魅力を持ってるって思っているんですが、あんまり売れませんでしたねぇ
渡哲也に恋心を抱く金持ち娘に藤本三重子さん、私の殆ど知らない方ですが、
お二人ともしっかりとと言っても一瞬バストトップはみせてくれる
この時代の女優さんはちゃんと心得ていらっしゃる

クライマックスでのケレンとしては尾藤イサオの腕が射撃ですっ飛び
川地民夫の腸が流れ出て肉片が壁に飛び散る
こんなグロ描写はこれまでの日本映画にはなかった表現ですよね

淡々と敵を倒すために行動する渡哲也の寡黙な演技が実にいい
永原秀一の脚本も無駄を省いていて実に完結でいいよね

1969年製作、日活映画作品
長谷部安春監督作品
出演:渡哲也、藤竜也、川地民夫、藤本三重子、尾藤イサオ、吉岡まり、集三枝子
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シカゴ・ファイア シーズン6

2020-04-18 13:17:24 | 海外ドラマ
もう海ドラマにしても、新作にしても金曜日になると
外出自粛、お家ワーカーのお方も増えたのか
レンタル屋さんでは、もうウハウハな繁盛ぶりでして、もう新作なんかの棚は空ケースばっかり、まさにコロナ需要でしょうか、中古ゲームもGEOさんは販売してるんで閉店免れているようですが・・・
もう見るものとかなんにもない中で、偶然シカゴファイアのシーズン6が全11巻が偶然そろっていたので
このタイミング逃したらってことで全作一気レンタルしてきて2日で
全23話、936分一気見しました
余韻が冷めないうちに・・・
 
前シーズンの最終話ではケーシー小隊長含めた3人の消防隊員が工場のビル火災で逃げられなくなって、ケーシーが妻のドーソンに最後の愛を語るシーンで終わってましたが
 
今シーズン6のオープニングは51分署の面々が制服正装でケーシーの写真の前に整列していて
情報入れないから、ケーシーが先のビル火災で死んで今シーズンから消えてしまったのかって思ってたら
3人とも生きて帰ってきた功績から、なんと中隊長に昇格したお祝いだったんですね
ってことでケーシーは中隊長に、セブライトは未だ小隊長
ってことで、昇級にあんま興味のないセブライトですが
今シーズンではそのセブライトを新人からここまで育てた、父親とは友人のグリソム署長がセブライドの周りに頻繁に姿を見せ、けーしーとの確執を煽ったりしてきて
 
あげくボーデン署長と消防総監の席を争うことになるんですが
実際にはど汚い手を使って局長の椅子を手に入れるんですね
ここいらの政治的な駆け引きとかの権力争いをバイアスにして
 
縦糸はなんとケーシーとドーソンの安定してるような夫婦生活ではあるんですが
ふたたび夫婦間での子供を巡るお話
養子で傷を得たドーソンは実子を望むものの、病院の検査から
実はドーソンは妊娠すると命に関わることが判明しtsものの
妊娠して実子を産みたいドーソンと
彼女の身体を気遣って再び養子でいいというケーシーとの間に見えない溝がだんだん深まっていく様を描き
ついに最終回ドーソンはグワテマラ支援への手続きに・・・
シーズン7からドーソンは消えていくのでしょうか?
 
一方ドーソンの兄貴であるアントニオは検事局の刑事から再び21分署に復帰して
束の間ドーソンの相方シルヴィーとの関係を再開させてしまうが、再び別れることに
さらにシルヴィーの旧友ホープがシカゴに遊びに来て、まずはセブライトに秋波を・・・
そして51分署のオフィスで働き始めるが、トラブルばかり起こして最後は追い出される前半
 
さらにセブライトとのキッド殿恋模様とかが横糸として物語が紡がれていくわけで
実に楽しく鑑賞させてもらいました
 
さてドーソンは本当にシーズン6で消えてるいくのでしょうか
シーズン7が楽しみですが、また1年後
その時にはコロナは収束してるんでしょうか?


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女猫:ミカ プッシーキャット・ガールの発情恩返し

2020-04-18 03:51:46 | OV
久々に見るエロチックOVです。
このブログのジャンルではチャンネルNECOでOAされてるAVを再編集した「令和エロス噺」シリーズを一応はOVのジャンルに入れてますが
彩プロ系列でリリースされるR–15のオリジナルエロチック作品は
行きつけのDVD屋さんが、閉店されてから常に入手することも出来ずだし
紀伊國屋フォレストは予約しないと入手できないしで
さらに今使ってるTSUTAYAさんもGEOさんもほとんどと言っていいほど日本版のこう言った作品は毎月一本はリリースされてるのに導入してないしで
ようやっと昨年12月リリースされたこの作品を東映チャンネルで録画できました
 
ということで勇んで鑑賞させてもらいました
吉行由美さんがホンと監督の両方を兼任されて、たんぽぽおさむさんが久方ぶりにご出演されてるのは吉行さんに依頼されたからかな
 
官能小説家の先生の役と言っていいんでしょうか?、昔は官能小説を書かれており
いわゆる自己の女性遍歴をまんま小説にしてきたお方ですが
最近は過去に関係を持った女性の顔は思い浮かぶものの、なんと関係を持った女の名前が思い出せないでいる
そんなある日常連としてるスナックのママから捨て猫をあてがわれ
その猫との毎日を楽しく送ってる
ミケの可愛い子ネコちゃん、ミケですから完全にメス猫ですよねということで邦題にはプッシーキャットとあるんですね
 
そこは吉行監督が脚本書いてらっしゃるから、毎日子猫世話をしていたら、
突然そのメス猫が人間というかわいいおねーちゃんになって
逆に家事兼秘書として、先生のお世話をするといった恩返しをするということで
その恩返しには夜伽のお仕事も含まれていて完全にエロチック作品です
吉行監督ですから濡れ場シーンの演出はR−15と言ってもどこかピンク映画に近い濡れ場模様になってるところがいいですねぇ
 物から人間に代わる作品は、吉行監督お得意ですからねぇ、実にメルヘンチックな作品んとなってまして猫のミーコから人間ミカに返信したなつめ愛莉さんが肉体にしても
声にしても舌っ足らずな猫撫で声で実にいい
なつめ愛莉さんは最近ではOP・PICTURES野村R -15作品「デリヘル嬢 癒しの肉体」とか
ガールズ・コマンドー」を見てますが
この作品ほど可愛いネコの変身女性というか、猫の肢体演技の見事さを見たことなかったなぁ
こう言ったメルヘンチックな作品を書かせると、実にうまいやねぇ吉行監督は
ある意味女性は専用に作ったエロチックOVと言っても過言でないだろう
 
もう一人野村脱ぎ専にとしてキャスティングされた加藤絵莉さん、先に書いた顔は覚えtるものの、名前を忘れた女性が、なんと息子の彼女で婚約者として登場してくるんですね
でもって全てを知った猫ちゃんのなつめ愛莉は、猫に戻ることで
万事かいけつを図るのだった
 
こんなジャケットのDVDもあるようで
 
 
監督:吉行由実
出演:なつめ愛莉、加藤絵莉、たんぽぽおさむ、野尻健、佐々木麻由子
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