MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

死んでもいいの 百年恋して

2020-04-20 23:03:15 | 邦画
コロナ禍で、レンタルもほとんど店にない状況っていう予想ですが
ってのも徒歩30分雨の中歩いて行くのも面倒で
 HDに入ってる作品を漁ってみたら、なんと90%は深夜枠に録画したエロチック作品だったのには笑った
ってことで4月11日の深夜枠でチャンネルNECOでOAされたこの作品を
 
制作コンセプトとして女性が見られるエロス映画を・・・と2011年に”ラブ&エロスシリーズ“として、制作された第二弾”ラブ&エロス2ndシリーズ“が2012年に製作されたようですねこの作品はその一本ですか
 
2012年にはAV業界から、足を洗われていた森下くるみさんと範田紗々さんのW主演
っても森下くるみさんと範田紗々さんはなんと母子役です
それも母親役の森下くるみさんの設定は母親、それも実母で28歳
娘、それもお腹を痛めて産んだ実子で、なんと30歳という役回り
 
そう娘の方がなんと年上です
っていうのもこの映画、ある意味ファンタジーというか、怪奇譚でして
夫が交通事故で亡くなった時の森下くるみは28歳
それ以降30年たって58歳なのだが、容貌も含めて28歳のまま止まっているんですね
そしてちゃんと夫の形見である娘を図書館に勤めてシングルマザーとしてここまでちゃんと育ててきたのである
ある日、夜勤で帰宅途中道で横たわっていた女性をたすけると、”人間何が起きるかわからない“とお礼のキスを受け、”何かいいことあるよ“って言われる
翌日図書館の地下書庫の扉を開けて外に出るとなんとそこは死後の世界の街に通じていた
その街では亡くなった夫がその30年前の姿で暮らしていた
くるみは夫とその街で出会い旧交を温める
 
翌日に助けた女性に逢いに行き、死後の世界に通ずるキスを求めて
夫に会いに行く、そしてなんと死人である夫と体を重ねるのだった
それを繰り返しているうちに、くるみの体は衰弱していき
このまま死後の世界と行き来すると死んでしまうことになる
また、死後の世界で夜を迎えると戻れなくなるんだそうで・・・
現代版「牡丹灯籠」の逆ヴァージョンって言った怪奇譚でしょ
脚本はいまおかしんじさんのオリジナル

娘には彼氏がおり、結婚することにもなり、くるみは死後の世界で夫と暮らす事を決意するが、娘と、亡くなった夫の友人の下條アトムが、なんと死後の世界に追いかけて来て、
もっと生きるんだと説得されるものの・・・
っていうか夫と下條は医学生時代くるみに二人して恋していたんですが、下條に先駆けてくるみをものにしており、範田紗々は父親の顔を知らずにここまで育ってきたのだった
結果どうなるんだろうっていうことで75分の尺の中でしっかりと森下、範田両名を脱がせてくれてるってことで全然退屈しないで最後まで見ていられた
 
ある意味ハッピーエンドで終わるんですが
結末までに何かもう少しあればいいんですがねぇ
助けられたお姉ちゃんは背中に羽があったようですね
 
2012年製作、日本映画、レジェンドピクチャーズ作品
榎本敏郎監督作品
出演:森下くるみ、下條アトム、範田紗々、飛坂光輝、岸田茜、柳之内たくま、古藤真彦、津村純子
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女流作家 官能のまん•なか

2020-04-20 17:44:50 | ピンク映画
今日は朝から冷たい雨ですし、さらにコロナ禍での外出自粛ということで
録画の山の中から昨日に引き続いて、BS日本映画専門チャンネルの深夜枠でOAされた作品で、これまた〈OP pictures FES 2019〉でのR−15版でのタイトルが「まん・なか -You're My Rock-」、
本来のピンク映画として70分のR−18指定でピンク映画専門劇場での公開タイトルが「トーキョー情歌 ふるえる乳首」
日本映画チャンネルの深夜枠でのOAタイトルが「女流作家 官能のまん•なか」っていうことで、これまた一本の映画で三つのタイトルが・・・・

でもってお話としては売れっ子美人官能小説家にして、その素顔は
今まで実は一回しかセックス経験が無いまま売れっ子作家になってしまった柴城麗美と、
同業の官能小説家で、売れないまま中年になってしまいバーでアルバイトしてるロックバンドのボーカルと恋愛中の渡部ユズ
この二人の恋模様のエピソードが並行して紡がれてラストはG.D.FLICERSによる「東京無限」のライブ演奏により、びしっと閉められるだけの映画って言っちゃ身もふたもないのですが
これが実にR−15に再編集してることで監督が高原秀和だけあって絡みの多い作品ではあるものの、上質というか、女性たちの恋愛映画になっているし
売れないロックバンドは全員中年の50代の設定だし、劇中柴城麗美の堪能作品をAV化して
現場でAV女優さんに激励されながら勃起持続しない息子を頑張らせるAV男優さんも、実は52歳という設定で
ある意味ピンク映画の観客層の中核を成してると思われる中年観客層に檄をとばす内容にもとれなくはないけれど
私自身はOP・PICTURESがR -15作品を並行して出すことから女性客に特化させたアラサー女性の恋愛模様を描いた作品と見てとったんですが

官能小説家柴城麗美を演じているのが、私にはお初のAV女優さんである榎本美咲さん
お綺麗ですしおっぱいもそればりですしなんと言っても乳首のおっきさに完全にやられました、ってことでR−18の「ふるえる乳首」なんでしょうねぇ
ってかそういうことで実にうまくタイトルつけたのはいいですが
演出としてなんでしょうが、彼女のアニメ声にはついていけなかった
 
もう一人柴城麗美の友人で同業の官能小説家渡部ユズを演じてる栗林里莉さんは
周知のAV女優さんですし、彼女のちっぱいにはもう完全にそそられまくりです
栗林里莉さんはバンドのボーカルとの恋を完遂しちゃうわけで
 
一方榎本美咲さんの方は、恋に男に奥手であるが、作家としては虚構の偶像を作り上げており
そのギャップに常に悩んでおり、その隙間にAVのADが入り込んできて
恋をづったもんだに挙句に成就させる
ピンク映画のお約束三人目の女優さんは、AV女優役の涼南佳奈さん
豊満なボディでして肉体的には見応え十分でして、中年の男優さんに実に優しい
 
登場人物みんないい人ですから、事件なんて何も起きんし
女二人の恋に人生にに成就物語にバンドが出演されてる、ライブ会場とかでのライブシーンとか
AV撮影現場にスタッフとか、ピンク業界の方々がボタンティアでガヤ出演されてたようでラストクレジットでは実に賛助でいろんなお名前を見つけてニンマリしてしまいました
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美熟女 田園不倫づくし

2020-04-20 01:36:57 | ピンク映画
竹洞哲也監督、当方ボーカル(小松公典)脚本の黄金コンビ作品
〈OP pictures FES 2019〉でのR−15版でのタイトルが「長崎家の崩壊」、本来のピンク映画として70分のR−18ピンク劇場での公開タイトルが「田園日記 アソコで暮らそう」
CS日本映画チャンネルの深夜枠でのOAタイトルがこの「美熟女 田園不倫づくし」っていうことで、これは白木優子さんを主体にしたタイトルになってつようですが
 
この作品実は女優さんよりも、長崎家の家長を演じてる水野直さんで成立してる映画と言える
ピンク映画そんなにみてねぇけども、ピンクでさらにエロチックOVでも
私にはお初之お方です。それなりの年齢ですのでここまで役者としてやってこられただけあってのかなりな演技巧者です
ちょっと気になって調べてみたんですが、Vシネマの「日本統一」の”31“、”32“に出演されてるようですが
気がつかなかったなぁ
 
どこは分かりませんが、どっかの田舎で完ロケで作られた作品だったのね
ビニールハウスとかちゃんと借りて撮影していたんですね
田舎道をおっきな日傘さしてゴロゴロ引いて歩いてくる横山みれいさんが印象的というか
水野直さんとは違った意味で、セリフほとんどないんだけど
あのね立派な体躯とおっぱいの存在感でこの映画の白木優子さんまで喰っていたかなぁ
彼女には肉体だけで存在感があるんですねぇ
 
ラスト30分からに始まるそこまで培ってきた物語を父親の思い入れでひっくり返す展開からさらにもう一段落とす展開の見事さにはやられた

まるで「逆噴射家族」のような一癖も二癖もある4人家族
父親は真面目にリーマンしてきたものの、責任散らされてリストラを機に
家庭を省みない仕事人間の夫に愛想尽かして売れない役者の卵と不倫してる45歳の浮気妻と二卵性双子でお店を持ちたい長女と、ニートの弟を連れて
憧れの田舎暮らしに・・・
農業を指導してくれるのがイワヤケンジさん

実はこの熱血親父は子供の頃に見たドラマで“困難に立ち向かうことが生きがい”になっての田舎暮らしですので
ど素人からその暑き想いで農業を開始するが、これが結構うまく回って安定した田舎暮らしが続くと

ある日いきなり、妻と子供たちを集めて「p“困難が全然ない!こんなの面白くない!”と
ここから熱血で勝手な暴走が始まり、妻は不倫相手の役者のところに逃げて鞘に収まり
娘も去っていき
残ったのはニートから脱却した息子だけ
そんな息子にデリヘル嬢を呼び寄せるものの
童貞之悲しさ、デリヘル嬢に殴られているのを見て
俺が姦るとデリヘル嬢に挑むも・・・
このデリヘル嬢に横山みれいさん

ビニールハウスの中で、バックで激しくセックスする熱血親父とサイボーグデリヘル嬢
なんとここで熱血親父には手錠が!
新しく都会から農業に来たカップルに指南する熱血漢親父、その脇にはお腹が大きいサイボーグデリヘル嬢が・・・
最初から最後まで水野直劇場の映画でしたが、後半の”急“之部分からは水野プラス横山劇場に変わっていくんですね全く喋らず動かないのに画面だけでなく水野直まで食ってる横山みれいさんの静が映えていたなぁ
 
2019年製作、日本ピンク映画、OP•PICTURES作品
竹洞哲也監督作品
出演:白木優子、南涼、横山みれい、水野直、細川佳央、折笠慎也、津田篤、イワヤケンジ
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