これも〈未体験ゾーンの映画たち2020〉で上映された一本
導入されてる本数が一本ってことで、ようやくレンタルできた作品
ロン・パールマンがジャケットに描かれているの出レンタルしたかった・・・
って注意して見てなかったからか、ビリー・ゼインは気づかなかったくらいちょい役
ローン・パールマンは将軍として度々出てくるからいいんだけどね
第一次大戦末期っても本当に末期、1918年11月11日のお話
この日の午前11時にドイツは講和条約を結び停戦を認める
つまりドイツの敗戦宣言な訳で、それまでに侵略した連合軍の占拠地はフランス領土になるようで
フランスはドイツ軍に対して猛攻をかけていたんですね
そんなフランスの思惑の中で、連合国としてヨーロッパに参戦していた米軍ですが
その米軍部隊には本当に兵士としてもあるようですが、
それ以外に兵役ではなく軍務の労役として黒人が駆り出されていたようで・・・・
私個人的に米軍にこの人種差別が横行してる時期に黒人が兵役と労役で駆り出されていたとは知りませんでした
またフランスが植民地化していたアフリカから、これまた黒人部隊をフランス軍として導入していたってのも知らなかったなぁ
で間もなく終戦hという激戦中に米軍の黒人部隊が国境付近での戦闘中に行方不明になって
ロン・パールマン将軍の命令で救出に向かう白人部隊のお話
犠牲者を出しながらも黒人部隊が陣取る丘にたどり着いた救出部隊ですが
黒人部隊の軍曹はドイツ領の丘を死守すると言って譲らない
時代が時代ですから人種差別の問題を提起してる作品でして
いがみ合う白人と黒人ですが、クライマックスの戦闘は白も黒もなく一つのアメリカとして戦うのはお約束でした
にしても予算が少ないんですかねぇ、戦闘シーンでは機関銃の連射のみで砲弾が破裂しないし
アメリカ映画ですから、ドイツ兵だけがバタバタ死んでいくだけですが
ちゃんと米側も中心人物の大尉も戦死するんですね
人種差別と、戦争PTSDとか現代に通ずる問題提起もあるんですが
あまりにB級過ぎて伝得たいことはわかるんですが、ちょっと弱い作品でした
第一次大戦に黒人が参戦していたというお勉強ができた作品でした
2019年製作、アメリカ映画
スティーヴン・ルーク脚本・監督作品
出演:ロン・パールマン、ビリー・ゼイン、ベイツ・ワイルダー、ハイラン・A・マレー、 アーロン・コートー