MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

グレート・ウォー

2020-04-25 21:09:56 | 洋画
これも〈未体験ゾーンの映画たち2020〉で上映された一本
導入されてる本数が一本ってことで、ようやくレンタルできた作品
ロン・パールマンがジャケットに描かれているの出レンタルしたかった・・・
って注意して見てなかったからか、ビリー・ゼインは気づかなかったくらいちょい役
ローン・パールマンは将軍として度々出てくるからいいんだけどね

第一次大戦末期っても本当に末期、1918年11月11日のお話
この日の午前11時にドイツは講和条約を結び停戦を認める
つまりドイツの敗戦宣言な訳で、それまでに侵略した連合軍の占拠地はフランス領土になるようで
フランスはドイツ軍に対して猛攻をかけていたんですね
そんなフランスの思惑の中で、連合国としてヨーロッパに参戦していた米軍ですが
その米軍部隊には本当に兵士としてもあるようですが、
それ以外に兵役ではなく軍務の労役として黒人が駆り出されていたようで・・・・
 
私個人的に米軍にこの人種差別が横行してる時期に黒人が兵役と労役で駆り出されていたとは知りませんでした
またフランスが植民地化していたアフリカから、これまた黒人部隊をフランス軍として導入していたってのも知らなかったなぁ
 
で間もなく終戦hという激戦中に米軍の黒人部隊が国境付近での戦闘中に行方不明になって
ロン・パールマン将軍の命令で救出に向かう白人部隊のお話
犠牲者を出しながらも黒人部隊が陣取る丘にたどり着いた救出部隊ですが
黒人部隊の軍曹はドイツ領の丘を死守すると言って譲らない
 
時代が時代ですから人種差別の問題を提起してる作品でして
いがみ合う白人と黒人ですが、クライマックスの戦闘は白も黒もなく一つのアメリカとして戦うのはお約束でした
にしても予算が少ないんですかねぇ、戦闘シーンでは機関銃の連射のみで砲弾が破裂しないし
アメリカ映画ですから、ドイツ兵だけがバタバタ死んでいくだけですが
ちゃんと米側も中心人物の大尉も戦死するんですね
 
人種差別と、戦争PTSDとか現代に通ずる問題提起もあるんですが
あまりにB級過ぎて伝得たいことはわかるんですが、ちょっと弱い作品でした
 
第一次大戦に黒人が参戦していたというお勉強ができた作品でした
 
2019年製作、アメリカ映画
スティーヴン・ルーク脚本・監督作品
出演:ロン・パールマン、ビリー・ゼイン、ベイツ・ワイルダー、ハイラン・A・マレー、 アーロン・コートー
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オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁

2020-04-25 00:49:37 | アジア映画
GEOさんの日本映画の棚にあったんですが
役所広司さん以外は中国名とかだし
邦画とは思えずに一応山岳アクションっぽいジャケットだしで
山岳アクション映画には違いないだろうってレンタルしてきたら
もう開巻の映画会社ロゴから何から中国映画じゃん
役所さんが主演んというか、主演はチャン・チンチューっていうチャイニーズのおばちゃん
劇中では”ひよっこ“って言われるぢんじんレスキュー女性隊員ですが
もう実年齢40歳になるおばちゃんが主演だったような
 
中国映画ですが、エベレストの私設山岳救助隊のお話
隊長さんには役所広司さん、そしてエベレストで恋人を失ったお姉ちゃん(実際はおばちゃんでしたが)がオープニングで人命救助に無理をして
救助隊員全員を雪崩の窮地に陥らせたっていう雪崩シーンと氷壁での救助サスペンスシーンでの掴みシーンはOKなんですが
 
このことで、救助隊をクビに・・・って
私設会社にインドを中心とした戦争回避にの西アジア地域野村首脳会議のための重要書類を運ぶヒコーキがエベレストに墜落し
英国エージェントから書類回収の依頼が入り
お姉ちゃん呼び出して、エベレストに行くというストーリーですが
 
CGとかふんだんに使ったり、画質からセットと一瞥でわかるシーンとかで
なんとか雪山の雰囲気を出してるのは認めますが
なんで中国がこんなハリウッド映画の亜流作品を見て作るんだろうっていう
底の実に浅い作品を110分みせられてもなぁ
先が読めてしまうからハラハラドキドキ感がないし、一面の雪世界ですから映画そのものに見映えがせんし
プロット自体もどっかで見たことある既視感だらけに
正直なんでこんな映画を作って中国人は喜んでるん?
って思ってしまうわけで、中国映画界もハリウッドに負けて無いんだっていう
自己満足だったのか
 
韓国映画がなぜ面白いって、私がハマったのは、そこには韓国というお国柄が
どんな映画にも色濃く反映させていつつ、世界に通用する作品を作り上げてるからで
この映画のように、中国人がハリウッド顔負けの映画を作っても
さらにどんなにお金を使ってみても
中国映画らしさが皆無だだったら先にも書いたようにハリウッドの亜流の範囲から出られることもないわけで
 
こんな映画にでて世界の役所って言いたかったのだったら役所広司は渡辺謙さんを超えられないでしょう
ってわからせてくれた作品
そういう映画でしかなかったかな
 
2019年製作、中国映画(日本公開作品)
ユー・フェイ脚本・監督作品
出演:役所広司、チャン・チンチュー、リン・ボーホン、ヴィクター・ウェブスター、ノア・ダンビー、グレアム・シールズ、ババック・ハーキー
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