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「洗脳」とは恐ろしい武器にも変わる『誘拐遊戯』

2022-03-17 07:51:56 | ミステリー小説から見えるもの
「洗脳」とは恐ろしい話術だ。この小説では様々な人物を洗脳させ、あたかも犯人かのように行動をさせ、犯人に仕立てる。結末の節は犯罪の辻褄がどうも合わず余計だった気もする。さて、よく宗教団体などにある「洗脳」は長く時間をかければかけるほど疑いなく効き目は高く、それが恐ろしい武器、犯罪にもなると言うことだ。この家族の縁をも裏切った背景にはやはり「大人の都合」だった。
『誘拐遊戯』知念実希人
「概要」東京・白金で暮らす女子高生が誘拐された。身代金は5000万円。犯人を名乗るのは、4年前の女子中学生誘拐事件の犯人「ゲームマスター」。交渉役には元警視庁刑事・上原真悟を指名。ゲームマスターのミッションを果たすべく、上原は池袋、豊洲、押上など、東京中を駆け回るが……。
ー上原はゲームマスターが言う通りの指示とゲームで動いたが、最後にはまたしても少女が殺害されては発見された。4年前と同じ結果となってしまう。犯人は「以前会ったことがある」と言う言葉を残して後半のゲームを予告した。
ー上原はゲーム中、自分の罪を告白、癌で数ヶ月の余命だと言うことと4年前の捜査中に同班の女性と不倫をしていたことで、娘は父親と完全に絶交となる
様々なゲーム的脅迫を受けた上原は自分の信頼していた人物に裏切られ、憎まれる。




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