冬青き松葉を踏むも鄙のこと
冬青きはトウ・セイと読んで、当、世。
松葉を踏むはショウ・ヨウと読んで、笑、要、闘。
鄙のこと(鄙事)はヒ・ジと読んで、避、事。
☆当世(今の世の中)笑いが要(必要)である。
闘(優劣を競うような)避(難を避ける)事である。
冬青きはトウ・セイと読んで、套、整。
松葉を踏むはショウ・ヨウ・トウと読んで、章、要、統。
鄙のこと(鄙事)はヒ・ジと読んで、秘、事。
☆套って整えた章の要は、統(一すじにまとめること)の秘事(秘密の事柄、芸術の奥義)にある。
冬青きはトウ・ショウと読んで、党、紹。
松葉を踏むはショウ・ヨウ・トウと読んで、傷、拗、逃。
鄙のこと(鄙事)はヒ・ジと読んで、避、自。
☆党(仲間)を紹(引き合わせたこと)に傷(心を痛める)。
拗(捻れてしまい)逃避(立ち向かわなければならない事柄から逃げる)自(わたくし)である。