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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)冬青き。

2022-02-25 07:19:37 | 飯島晴子

   冬青き松葉を踏むも鄙のこと

 冬青きはトウ・セイと読んで、当、世。
 松葉を踏むはショウ・ヨウと読んで、笑、要、闘。
 鄙のこと(鄙事)はヒ・ジと読んで、避、事。
☆当世(今の世の中)笑いが要(必要)である。
 闘(優劣を競うような)避(難を避ける)事である。

 冬青きはトウ・セイと読んで、套、整。
 松葉を踏むはショウ・ヨウ・トウと読んで、章、要、統。
 鄙のこと(鄙事)はヒ・ジと読んで、秘、事。
☆套って整えた章の要は、統(一すじにまとめること)の秘事(秘密の事柄、芸術の奥義)にある。

 冬青きはトウ・ショウと読んで、党、紹。
 松葉を踏むはショウ・ヨウ・トウと読んで、傷、拗、逃。
 鄙のこと(鄙事)はヒ・ジと読んで、避、自。
☆党(仲間)を紹(引き合わせたこと)に傷(心を痛める)。
 拗(捻れてしまい)逃避(立ち向かわなければならない事柄から逃げる)自(わたくし)である。


吉川宏志(私的解釈)年老いし。②

2022-02-25 06:20:55 | 吉川宏志

 年老いし佐美雄のごとく蟷螂は机に置きし鉛筆を跨ぐ

 年老いしはネン・ロウと読んで、捻、労。
 佐美雄のごとく(佐美雄如)はサ・ミ・オ・ジョと読んで、叉、三、尾、叙。
 蟷螂はトウ・ロウと読んで、套、労。
 机に置きしはキ・チと読んで、詭、質。
 鉛筆を跨ぐはエン・ヒツ・コと読んで、掩、必、個。
☆捻(ひねる)労(骨折り)、叉(分岐する)三つの尾を述べる。
 套(おおった)労(骨折り)、詭(欺く)質(内容)の掩(隠した)必(そうなると決まっている)個(一つ一つ)がある。

 年老いしはネン・ロウと読んで、燃、楼。
 佐美雄のごとく(佐美雄如)はサ・ミ・オ・ジョと読んで、嗟、身、汚、恕。
 蟷螂はトウ・ロウと読んで、党、漏。
 机に置きしはキ・チと読んで、輝、千。
 鉛筆を跨ぐはエン・ヒツ・コと読んで、援、必、沽。
☆燃える楼(高殿)を嗟(嘆く)。
 身(中味)の汚れを恕(思いやる)。
 党(仲間)が漏らす輝く千(沢山)の炎、必ず(水に浸かってしまう)。

 年老いしはネン・ロウと読んで、稔、糧。
 佐美雄のごとく(佐美雄如)はサ・ミ・オ・ジョと読んで、叉、味、悪、除。
 蟷螂はトウ・ロウと読んで、淘、労。
 机に置きしはキ・チと読んで、基、質。
 鉛筆を跨ぐはエン・ヒツ・コと読んで、演、必、固。
☆稔る糧(食料)を叉(分岐する)。
 味の悪いもの、自余(それ以外)を淘(より分ける)労(骨折り)は基(基本)の質(内容)だと、演(述べる)。
 必(必ずそうしなければならない)固(あくまでも)。