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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

さあ、やるぞ!

2013-07-12 06:43:13 | 日常
 網戸洗い、ガラス拭き、カーテンの洗濯・・・これらを一気にやる。小さな家であればそんなに時間を要するほどの仕事ではないけれど、日常から外れた作業というものはちょっと覚悟がいる。

 終ればスッキリするものを始める前は、ひどく大きく重く感じてしまう。

 もう掃除はいい・・・そう思う日がやがては来るかもしれない(今もそれに近い怠状な日々ではあるけれど)


 形骸化している作業・・・格好だけ・・・。

 掃除は平穏な日常への感謝でもある。

《白露や 死んでいく日も 帯しめて》三橋鷹女の句を思いながら、気を引き締めている。

 病魔と闘っている人も少なくない・・・これしきの作業にひるんでいては申し訳ないくらいの茶飯事、そう思いたい。

『ポラーノの広場』25。

2013-07-12 06:31:23 | 宮沢賢治
そのときまた向ふから二十五六になる若者と十七ばかりのこどもとスコープをかついでやって来ました。もう仕方がない、みかけだけにたづねて見よう、わたくしはまたおじぎしました。

 向こふはコウと読んで、講。
 二十五六はジ・ジユウ・ゴ・ロクと読んで、字、自由、語、録。
 十七はトウ・シチと読んで、等、死地。
 来ましたはライと読んで、雷。
 仕方はシ・ホウと読んで、詞、包。
 見ようはゲンと読んで、幻。

☆講(はなし)は字で自由な語(言葉)録(書き記したもの)であり、二役を写している。
 等(平等)の死地は雷(神なり)という詞(言葉)を包む幻である。

『城』1330。

2013-07-12 06:07:12 | カフカ覚書
「ねえ、先生、村に請願書を出して、わずかでもいいからすぐにお金をもらえるようにできないものでしょうか。先生も、そうしたほうがよいとお考えでしょうか」
「そうはおもいませんね」と、教師は言ったが、その言葉はずっとKにむけられたままだった。

 村/Gemeind・・・教区。
 請願書/Eingabe→Ahn gabe/先祖、~をもたらす。
 わずか/kleines→Klan/氏族。
 むける/richtet・・・導く。

☆教区では、辛らつな内容である先祖の氏族のもたらしたことを、すぐに終わりに出来ないでしょうか。
 「いいえ」その言葉は常にKを導くものだった。