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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

物忘れ?

2010-12-06 06:48:19 | 日常
 サークルのYさん、
「夫の物忘れがひどいの、だから、検査をすることにしたわ。わたしも一緒に」という。
「だって、早期発見なら、治療薬もあるっていう話だし・・・」

 ご主人は72才、彼女は二つ年下。
 そういう年齢なのだろうか。
 冗談交じりに「物忘れイコール痴呆症」を危惧し、閑々諤々はよくあること。でも検査を実行する人は少なくともわたしの周りでは始めて。
 Yさんは何でもキチッとしている。早めの対処・・・肯けるけど、そこまで腰が上がらない。

 物忘れにかけては、わたしなど最たるものがある。
 たとえば、買い物を何点かする。けれど帰り道でそれら総てを言い当てられない。
 買い物に出かけた本来の目的物を忘れて帰宅することもある。
 こんなことは言い出したらきりが無いほどの健忘症。


 でも、わたしは気づく。
 忘れる前に、覚えていないことに。

 子供のころから記憶力というものに自信が無かったし、覚えようとする気力にも欠けていた。
《今さら・・・カンラカラカラ・・・》

 そう、みんなの方がわたしに、やっと追いつきつつあるのでは?

Re『武蔵野』131。

2010-12-06 06:36:02 | 国木田独歩
春、夏、秋、冬、朝、昼、夕、夜、月にも、雪にも、風にも、霧にも、霜にも、雨にも、時雨にも、ただこの路を(ぶらぶら・・)

 春夏秋冬朝昼夕夜月雪風霧霜雨時雨路

☆瞬(またたく間)の渦(激動する物事)、終わった闘い、弔(死者を悼む)衷(心の中)。
 昔の世に付き、説(はなし)の譜(物事を系統的に記したもの)は、無い。
 総ての宇(大きな屋根でおおわれるような世界、ひろがり)、事(ことがら)は、迂(遠回り)に、露われる。