続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

進行形。

2010-12-14 07:22:07 | 日常
 何事にも遅れながら、遅れている事実にも気づかずにやってきた感のあるわたし。
 ハテ・・・今何時? 今幾つ?

 もうすぐタイムアウト。時間が足りないことにうすうす感づいている。
 
 昔からの習性・・・散漫、怠慢・・・今日出来ることも明日に伸ばし、出来れば忘れたいと、願う。

 年配者というのは一見、何かやりつくしたような、もういいわ的ムードに見える。
 年配者の領域に入ってみると、《それは違う!》

 遣り残した事だらけで、内心はひどい焦りを感じている。
 平等に与えられた24時間に、今となっては呆然とするしかない現実。

 睡眠を削るなんていう暴挙は無理・・・食事の時間もたっぷり取りたい。

 人生は驚き呆れるほど短い(カフカ)・・・。

 中途半端でもいい・・・進行形で死んでいく・・・誰もこの進行形の意味に気づかないかもしれないけれど。

『城』324。

2010-12-14 06:47:52 | カフカ覚書
「測量師さんですってよ」娘は、テーブルのほうにむかって大声でおうむがえしに知らせた。

 測量師/Landvermesser→Lands vermisser/土地における不在に気づく。
 テーブル/Isch→Tausch/交換する。
 娘/Madchen→Medium/霊媒(Marchen/メルヘン、作り話の要素を含む)
 大声/lauter→rater/助言者、推量する人、謎を解く人。

☆「不在に気づいた人ですってよ」
 霊媒は(生死の)交換にむかって「謎を解く人」だとおうむがえしに知らせた。