このエリアへの出張は貴重です。。。
二軒目は、これまた前々から気になっていた「らーめん紗々」!!!
初富駅近く、ですね。
2013年1月オープンなので、ちょうど2周年が過ぎた頃、という感じですかね?!
いわゆる魚豚(豚骨魚介)のラーメンを出すお店っぽいです。
が、、、
限定?メニューも結構頑張っているようです。
基本的には、魚豚のスープのラーメン一本っぽいです。
が、、、
なんとなく味が分かる気がして、、、
悩んでいたら、寡黙な店主さんから、「坦々麺風、よく出るんですよ」、と。
というわけで。。。
こちらが、らーめん紗々の坦々麺風、です。
うん、なんとも、独特な、そして個人店らしいヴィジュアルの坦々麺です。
さて、お味は、、、
もう、まさに、個人店らしい味わいです。チェーン系じゃない手作り感があります。
が、、、
なんとも、味が散らかっていて、、、
あまり批判的なことは書きたくないのですが、これは食べるのがきつかった。
お店への批判はしたくないけど、このお店のことを思うと、書いておいた方がいいかな、と思い、、、
敢えて言えば、これは、ちょっと食べる商品としては、かなり厳しいと思います。
こだわっているのは分かるんですけど、肝心の味が、、、もう、、、
迷走しているように思いました。
が!!!
でも、だからこその「個人店」でもあるんです。
まず、この味だと、大手チェーン店ではまず出さないと思います。
けど、この坦々麺は、扱い次第では、とんでもなく美味しくなる可能性があります。
個人店だからこそ味わえる、「途上の味」とも言えなくもない。
方向性としては、これまでにないタイプの坦々麺になり得ると思うので、、、
是非こちらの常連さんやラーメンフリークの方と話をしたりして、改良してもらえれば、と。
ポテンシャルはかなりあると思います。
今のままだと、あれですけど、個人店ゆえに、これからの成長が期待できるわけで。
そういう意味で、今後の努力や試行錯誤に期待したいと思います。
それから、、、
続けて、「らーめん(白)」をいただきました。
こちらも、上述した坦々麺とほぼ同じ印象です。
ややこってりとした、でも油分が少なくあっさりとした白醤油使用のラーメンです。
が、こちらも味が全体としてぼやけていて、、、
こだわって作っているのは分かりますが、、、
いかんせん、全体的なバランスが統一されていなくて、ざわざわとする味わいでした。
が、こちらもまた、個人店ゆえの(未完成の)味なのかな、と。
だから、単純に否定するのではなく、今後の変化や成長に期待したいと思います。
***
ただ、なんというか、お店全体として、悲壮感?みたいなものが感じられました。
2年が過ぎて、疲れみたいなのがあるんでしょうか?!
最初の半年くらいは、それこそネットなんかで話題になったり、注目されたりしますが、2年経過となると、、、
だからこそ、敢えて、苦言を呈するとともに、今後に期待したいと思うのです。
単純に、個人店なので、応援したくなる、というか。
ただ、もう、今の時代、個人店で魚豚をやろうと思っても、なかなか難しい…
よっぽど魚豚が好きで、こだわりまくって、「とみ田」を超える味が出せればいいけど…
そうでなければ、魚豚はもうかなり厳しいと思われます。
きっと、こちらのお店も、その「過渡期」にあるのかな、と。
だからこそ、色々と食べ歩いて、思考錯誤して、オリジナルの味を生み出してほしいですね。
(余計なお世話だ、と言われることを覚悟しつつ、、、)
営業時間も長いです。。。
今のまま、頑張り続けるのもいいけど、まだ2年なんだし、質の向上に努めてほしいな、というか。
夜はどうかわかりませんが、僕が行ったときは、とにかく悲壮的な雰囲気が漂っていました。
唯一、奥さん?店員さん?の女性の方が頑張って接客していて。。。
だからこそ、一層、応援したくなるんですよね。
是非、千葉のフリークの皆さんも、今一度こちらに来て、今の紗々のラーメンに触れてもらいたいです。
で、どう感じられたか、教えてほしいです。