福井二日目の夜、夜の街に繰り出しました。
駅前の老舗店「集集」はどうも廃業になってしまったらしい…(現地情報)
どうするか!?
とりあえず「片町」にお店が集まっているみたいなので、歩いて向かいました。
で、歩きながら、考えに考えて、向かったのが…
マー坊ラーメン
というお店でした。
夜の8時、つまり20時オープンのお店です。
このあたりのお店は、19時~20時くらいにオープンするケースが多いんです。
地方だと、時折、こういう夜遅くに営業を始めるラーメン店と出会います。
個人的には、和歌山市内が凄かったよーな、、、
こちらのお店は、なんと現店主さんで三代目。
創業は、なんと57年ほど前なんだとか。
詳しくはこちら!(福井新聞)
一度、一代目で途切れたのですが、二代目(三代目のお父様)がバトンを受け継ぎ…
そして、今に至っているみたいです。
メニューボードです!
オススメは、何といっても、50年以上前から作り続けている「塩ラーメン」なんだとか。
変わり種?都会的?なラーメンも出ていましたが、
店主さん曰く、「やっぱり初めての人には塩ラーメンを食べてもらいたいです」、とのこと。
…となれば、塩ラーメンを頂くしかない!!
ジャジャーン!!!
見てください。この美しすぎるヴィジュアル。
福井のラーメンは、どこも「ヴィジュアル的」に洗練されてないか!?
お味は、函館塩ラーメンを彷彿とさせつつ、さらに優しくしたような味わい。
かつて福井市内で屋台で出していたという塩ラーメン。
酒を呑んだ後の〆の一杯にふさわしい塩ラーメンになっていました。
油分は徹底的に取り除いているそうで、かなりすっきりしています。
健康面で考えても、これはとてもいい感じです。
とはいえ、味の輪郭はしっかりしていて、塩のスープになっていました。
麺はこんな感じです。
これまた、ソフトでふわっとしたタイプの麺でした。
福井の麺は、他県の麺に比べると、ソフトで柔らかいタイプが多いのかな!?
麺からしても、「屋台のラーメン」という感じがしました。
チャーシューもbasicで、とっても美味しい柔らかいお肉でした。
で、なんといっても、トレードマークの三角形の玉子。
味的にはあまり影響がありませんが、食欲を喚起しますね。
***
三代目店主さんともいっぱいお話をさせてもらいました。
かつて首都圏で働いていたこともあったんですって。
でも、二代目のお父様に呼ばれ、福井でこのお店を受け継ぐことに…
まだお若くて、都会に憧れる気持ちもあるんだとか、、、
(そりゃ、そうですよね)
でも、お若いということは、まだまだ「可能性」がいっぱいあるということ。
ここのラーメンは、福井のラーメンの伝統を受け継ぐラーメン。
それをよりブラッシュアップさせて、是非、いつか首都圏に殴り込んでほしいと思います。
(くれぐれもお気をつけて、、、)
首都圏から地方に侵食することには、同意し得ないけど、
地方から首都圏に戦いを挑むのは、大賛成。
…
でも、やっぱ福井で頑張って、日本中からマー坊ラーメンに客がやってくるのが最善かな!?
僕は応援します!!
頑張れ、三代目!!♪
創業昭和34年!
伝統的にして、革新的。
温故知新のラーメン店。。。
壁にもこんなメニューのラインナップが、、、
(値段が今とちょっと違うみたいです、、、)
お店のすぐ近くには、「いちろくらーめん」がありました。
ここが「一号店」みたいです。
それにしても、、、
人が歩いてなくて、少し寂しかったです、、、
地方にもっと人が流れてくるようなシステムを作らなければ、、、