今日は渋谷☆
1Fから4Fまでラーメン店が入る雑居ビル。
それが『ラーメン大戦争』だ。(というか、だった?)
どのお店もそれなりのクオリティーを保っていて、
ラーメン集合施設としてはそれなりに活気があった。
1F 梵天
2F まっち棒
3F つけ麺乱世
4F 鶏そばうつけ
だが、突然の全店閉店Σ(゜д゜lll)
特に、1Fの梵天は大繁盛していただけにビックリ。
いったいどうしたのか。親会社?に何かあったか?
まったく理由は分からないまま、全店がなくなった。
その跡地に、少しずつだがまた新たなお店が芽生えている。
1Fは、まる和というお店。正直、微妙な感じだったかなー。
コストパフォーマンスを考えると、う~んっていう。。。
それでも、お客さんは結構入っているっぽい印象はあるかな。
で、今度は2Fに、新たなお店がオープンした。
それが、『麺処優和』だ。まる和も「和」、優和も「和」。。。
なにか、「和」に意味があるんだろうか??
3Fも「和」がついたら、こりゃ確信犯だ。真相はいかに?
メニューはどんなんだろうと、思いながら、券売機の前に立つと、、、
なんと、メニューは一種類しかありません。…
「醤油らーめん」(700円)一つだけ。すごい潔いじゃないですか。
僕は、こういう潔いラーメン屋さんが大好きです。
一種類しかメニューがないので、お客さんが入ってくるや否や、
店員さんはラーメンをその数だけ作り始めます。
入ってきた人数が、ラーメンの杯数になる、という、、、
すっごい分かりやすいわー。
ここは、某巨大サイトなんかでは、「二郎インスパイア系」と書かれています。
その真偽はともかく、一応、なんか「ニンニクコール」はありました。
ニンニク入れますかとは聞かれませんが、ニンニクを入れることもできる、と。
で、ちょっとしばらく待つと、ラーメンが出てきました。
見た目はたしかに、『二郎インスパイア系』だった。
が、なんか違う… そんな感じがしました。
野菜はたしかにすごい盛られている。
もやしもキャベツもたしかにてんこ盛り。
このご時世、結構野菜も高くなってるし、大丈夫なのかな?
この場所で、700円で、二郎系。もとは取れるんでしょうか。
→詳しくはこちらをチェック!
まぁ、そんなこともあってか、チャーシューは一枚のみ。
他のトッピングはなし。いいのか悪いのか。
で、とりあえず、二郎系ラーメンでのお決まりごと。
ジロリアンの方々から生まれた、通称「天地返し」を☆
こんな感じです。麺がもう、かなり茶色くくすんでいます。
麺は、結構硬くて、太くて、縮れのないストレート麺。
そんなに悪い印象はなかったです。普通にいい!
で、肝心のスープですが、これが番狂わせでしたね。
このスープは、ラーメン二郎とは全くもって関係ない味です。
二郎を期待して行かないことを強くおススメします。
見た目的には、二郎のような豪快さがありますが、
味は全然違います!
二郎系というよりは、竹岡式? 八王子式? 富山?
いや、東京で食べる普通の平均的な醤油ラーメン?
醤油の味が一番強く出ている、さらっとしたスープ。
とにかくシンプルで、潔くて、なんの仕掛けもなさそうな醤油スープ。
背脂は浮いてないです(スープに溶けている可能性はある?!)。
どろっぽさもありません。濃度も低く、さらさらタイプ。
野菜がたくさん入っているので、野菜ラーメンのように見えてくる。
言い方が正しいかわからないが、
『学食で食べる豪快な野菜てんこ盛り醤油ラーメン』っていう感じかな。
もう他のブログやサイトでも、かなり厳しく書かれています。
だから、僕は、どこかいいところはないだろうかと考えましたが、、、
やっぱり厳しいですね、、、(汗)
「二郎」という呪縛を捨てて、まずはスープ作りから考えた方がよいのでは?
このスープだと、野菜てんこ盛りにする意味が見えてこない。
また、このスープだと、茹でた野菜じゃなくて、炒めた野菜の方がいい。
豚肉も入れて、豪快に味付けして、スープにインパクトをもたせる、
それくらいしないと、砂上の楼閣、渋谷で埋もれてしまう、、、
でも、まだオープンして間もない。
これから、進化していくことを心から期待しよう