ドイツ修養の旅、三日目!
この日が今回の旅の一つのハイライト。
学生にとっても、僕にとっても、ハードルの高い一日に。
まずは、ハンブルクのオストシュトラッセへ。
ここは、シュテルニパルクの本部のあるところでもあります。
このオストシュトラッセから徒歩で7分ほどのところが目的地。
カトリック系のこども園です!!
(ドイツは今、0歳~6歳までを受け入れる園が圧倒的に多いです)
こども園到着!
いよいよ、ここでこども園見学+学生たちの実践が行われます!
昨年も来たこども園でした\(-o-)/
この日は、シュテファニーは別件で来られず…。
でも、シュテファニーの同僚のケンパさんが案内してくれました。
こちらのこども園は、乳児グループと、幼児グループと、プレスクールグループの三編成。
それぞれのグループ(クラス)を見せてもらいました。
保育士さんたちも、いろいろな人がいて、人種も多様で、面白いです。
一人黒人女性の保育士がいて、こっちでドイツ語を勉強して、子どもを育てて、
そして、保育士になったんですって。
一通り、全部のクラスを見せてもらった後、、、
学生たちとドイツの子どもたちとの交流活動!
今回は、「習字」と「折り紙」!!
ドイツの子どもたちが習字を実践したんです!!
プレスクールのクラスの子どもたちなので、自分の名前を書くことができます。
みんな、筆をもって、自分の名前を書いていました。
その名前を呼ぶと、とても嬉しそうな声をあげていました。
さらに、子どもたちは、筆で猫の絵を描き始めました。
猫が好きなんだ、、、!?
意外にも、みんな楽しそうに習字をしていたのが、印象的でした。
そして、折り紙!!
やはり、折り紙のパワーは凄い、、、
男の子たちは、飛行機や手裏剣を創り、女の子たちは鶴やお花などを作っていました。
男の子たちは、飛行機を飛ばして、大興奮!
およそ1時間くらいでしたが、みんな、集中して遊んでくれました。
よかったよかった。。。
12時からお昼ご飯なのですが、12時10分過ぎまで、交流を楽しみました。
最後に、みんなでパシャっと。
一番左の女性は22歳の中国の女性。
中国でドイツ語とドイツ文学を学び、こっちに単身で渡ってきたそうです。
保育士になりたいわけではないらしく、ここで1年社会奉仕活動をして、
その後の人生を考えたいそうです。
学生たちもとても満足してくれたみたいで、よかった。
そして、ホテルに戻り、荷物をもって、ハンブルク中央駅へ。
ここで、僕らの昼食タイム。
僕は、昨日訪れた「The Ramen」の隣のお店がどうしても気になったので、、、
鴨麺點(Grill-Ente Ramen Dim Sum)
にやってきました!
ここの「鴨ラーメン」がとっても面白かった!
あっさりとした塩ラーメンに照り焼き風味の鴨パーコーが付いています。
このアプローチはちょっと面白いかも!?
鴨のパーコーがとにかく美味しくて、たまげました。
照り焼きのような甘旨い味わいで、感動でした。
麺も、細い平打ちストレート麺で、食べやすかった。
中国のラーメンのレベルも向上しているような、、、
で、こちらが、「チャーシュー麺」。
このお店では、文字通り「チャーシュー」と書いてありました。
「チャーシュー」という呼び方は、中国語?日本語?
日本語として「チャーシュー」と呼んでいるなら、日本インスパイア系??
謎が深まりました。
そして、、、
14時6分発の電車で向かうは、、、
リューベック!!
マジパンで有名な観光の街です。
ホルスタイン門は、「地球の歩き方」の表紙にもなったくらいです。
この場所で、今夜、人生初のドイツ語での「講演」をします\(-o-)/
リューベックは、世界で最も美しい街の一つ。
建物もとても独特で、とくに「屋根」の部分が印象的です。
ホテルにチェックインした後、アガペーの家のクリスティーネと合流。
クリスティーネの従妹さんとお母さんも来てくれました。
そして、、、
リューベックの最大の教会を通り抜けて、、、
講演の会場に向かいます。
ドキドキですよ、、、(;'∀')
講演する会場はこんなところでした!
この白い?建物です。
この場所は、いわゆる「COS活動」の拠点となっている場所みたいで、、、
トーマス・マンの住居だった場所だとか、、、
歴史ある建物で、あらゆる社会活動の拠点になっているみたいです。
これまで、世界の大学で発表とかもしてきたけど、、、
こういうセツルメント系の公共施設で講演するときが来るとは、、、
もう、言葉になりません、、、
こんな素敵なところで、講演をしました。
会場はとても広くて、しかも雰囲気もよくて、緊張はMAXでした。
今回は、ドイツ語なので、わりとなんとか話せました(英語よりは…)
スタッフの人が、耳に挟むタイプのマイクを用意してくれて、
原稿を読みつつ、ジェスチャーをしながら、話をすることができました。
「笑いをとりつつ、真面目に語る」という目的も達成できました。
フロアの人もいっぱい笑ってくれて、ホントよかったです。
(英語だと、まだ笑いは取れない、、、(;;))
ガルベさんは、最後に、こう言っていました。
「私たちの今後の目的は、赤ちゃんポストの合法化です」、と。
この言葉に、ずしりとくるものがありました。
日本も、「赤ちゃんポストの合法化」を目指して頑張るべきだな、と確信しました。
最後に、ガルベさんとフェーナー医師と学生たちで。
三人の共演で、2時間ちょっとの楽しい講演会になりました!!
フェーナー医師は、ここの赤ちゃんポストの赤ちゃんを診断した医師でした。
彼もまた、僕とガルベさんの「同志」であります\(-o-)/
彼も講演の中で、「私の仲間であるkei先生は…」と話してくれました(;;)
講演会が終わったのが、8時半頃で、夜はこんな感じ。
僕の心は晴れ晴れとしていました。
ホント、楽しかった!!
もっとドイツ語で講演がしたい!って思うほどに(苦笑)
ドイツ語と英語を駆使して、もっと世界に向かって叫びたいです。
(もう、日本ではいくら叫んでも、何も動かないかも、、、)
でも、まだ、一日は終わらない!
クリスティーネに教えてもらったリューベックの「ラーメン屋さん」へ!!
ここがもう面白過ぎた。。。
お店の名前は、NUI RAMEN BAR。
店主さん?は、なんとネパール人。
彼のお兄さんは、東京の大学に勤めているんだとか。。。
彼自身、1年、日本で暮らした経験もあるとかで。。。
(でも、韓国には5年住んでいたとか、、、)
そして、このリューベックで、ラーメン店を開業する、という…
凄い人がいるもんだ、、、(;'∀')
これ、「豚骨ラーメン」ですって、、、
全然、豚骨スープじゃなかったけど、、、
でも、めっちゃぶっ飛んだ味で、しかも地味に美味しくて、、、
面白過ぎるラーメンでした。
豚の角煮がめちゃめちゃ美味しかった、、、
麺は、わりとオーソドックスな、、、
野菜もお肉もたっぷりなラーメンでした!!
そして、最後まで付き合ってくれた学生たちとパシャ。
…
そんなこんなで、三日目も無事終了!
何も起こらないことが、最大の喜びなり、、、
明日は、朝、アガペーの家を訪問して、
そして、およそ600kmほど離れたフランクフルトに向かいます。
4日目にして、「大移動の日」です。
さて、どうなることやら、、、(;'∀')