2016年は、東京駅界隈のラーメンを改めて廻ろう、という目標を立てています。
新橋は、これまでもそのつど立ち寄ってきました。
その中で、記憶に残っているのが、鯛のスープを使ったラーメンを出す
鯛麺真魚(たいめん・まお)
です。
2012年1月以来の再訪です。
都内で再訪するのって、僕的には結構貴重で、、、
店主さんもおかわりありませんでした。
場所は、新橋の飲食店の集まるエリアの路地を入ったところ。
こういう路地裏のお店って、素敵です。
が、とっても狭いです(苦笑)
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入口も、初めての人だと困りそうな感じです。
店内には、窓らしい窓はなくて、小さなバーみたいな感じです。
でも、鯛を使った料理がいっぱい用意されています。
その中でも、今なお、看板メニューとなっているのが、「辛口鯛拉麺-真魚-」です。
お味は、基本的には、2012年の頃と変わっていないんだとか、、、
(次回は、冷製鯛麺を食べるぞー!)
さて・・・
ジャジャーン!
こちらが、辛口鯛拉麺-真魚-です!!
赤いです!
でも、風味は鯛です。
店主さんが教えてくれました。
「鯛のスープだけだと、弱いんですよね。スープになっちゃうんです」。
そこで、考え付いたのが、辛いスープだったそうです。
鯛の風味を損なわないようにして、ラーメンとしても食べられるスープ。
それが、ここのこのラーメンなんですね。
基本的には、まるごと鯛と、たっぷりの生姜と野菜でスープを取っています。
そこに、豆板醤をはじめとする辛味調味料を入れて、味を強めます。
そうすることで、ラーメンとして食べられる味になるんだそうです。
ラーメンにするって、やっぱり難しいことなんだなぁ、、、と。
麺は、浅草開化楼の麺ですね☆
でも、開化楼を感じさせない、というか、、、
オーソドックスで、食べ慣れたタイプの麺でした。
これはこれでいいかな、と。
あと、前回は「微妙」な感じだったみたいですが…
チャーシュー代わりの「鯛のソテー(?)」がこの上なく美味しかったです。
鯛の中でも、かなり美味しい部位を使っているとのことでした。
一瞬、我を忘れるような感覚になりました。
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ラーメン類以外にも色々あるんです。
「鯛の逸品メニュー」はこんな感じです。
実に4年ぶりの訪問でした。
素直に、「面白いラーメンだなぁ」と思いました。
美味しいかどうかは、食べる人の判断に委ねるとして、、、
こういう面白いラーメンがあるからこそ、ラーメンの世界の虜になるんだよなぁ、、、と。
それに、ラーメンって何だろう?って考えさせてくれるラーメンというか、、、
鯛スープをそのままラーメンにはできない。
では、どうすれば、ラーメンとなるのか!?
この問いは、これからも持ち続けたいなぁ、と思いました。