Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

大勝軒@馬喰町 大正13年創業?!とにかくすべてが驚愕でした!

馬喰町に大勝軒がある、という話を聞いて、行ってみたいと思ってました。

大勝軒といえば、永福町大勝軒と東池袋大勝軒の二つが有名ですが、
こちらはこの二つとは違う大勝軒で、かつどちらよりも古そうです。

 

のれんをよく見ると…

大正生まれの大勝軒…?!?!

馬喰町の大勝軒は、問屋街の一角にあります。すごい雰囲気ですね…
なかなか入るのに勇気が要ります。
風呂屋みたいな入口で、引き戸が4枚並んでいました。
なんとも、若者には入れなさそうなオーラがありました。

店内も、まさにノスタルジックな空気に包まれていました。
昭和じゃないです… まさに大正!!
博物館に来た気持ちですね。すごい…

テーブル席と畳席(あがり?)があります。
畳のラーメン屋さんってそうそうないような…
しかも、節電か? 畳の上は暗くて、ちょっと怖いです、、、

 

メニューもとんでもないです。
今のラーメン店ではありえないメニューがズラリです。
なんていうことでしょう…(;_;)

店員さんの対応も、大正時代っぽいんです。
資本系のレストランのサービスを期待するのは絶対にダメです。
現代的接客を期待してはいけません。ここは大正時代なのです(?!)

僕はカンゲキでした。どこか、ドイツっぽい接客かも。

色んなメニューがありますが、今回はおとなしくラーメンを注文しました。
『ラーメン』という文字が申し訳なさそうに、メニューの端に書いてあります。
きっと、あとから『ラーメン』を付け加えたのでしょう。
ここにも、「ラーメン以前」の跡が見てとることができます。



出てきたラーメンを見てびっくり…( ̄□ ̄;)!!
ミニサイズです!
連食にはいいですが、これで650円とは…(^^;

ここのスープは、鶏ガラと昆布を使用しているみたいです。

見た目は、なんか東池袋大勝軒を彷彿とさせる感じがしました。
東池袋大勝軒の原型を感じるイメージでした。

スープはやや濁った茶色いスープでした。
サラサラスープですが、結構ワイルドですね。動物系のダシと野菜かな?!
雑味を感じますが、これぞまさに!という東京中華そばでした。

チャーシューは食紅を使ったタイプで、超超超超小さいです!
日本一小さなチャーシューをのせるラーメン屋さんかもしれません!



麺は、素晴らしく立派でした。
自家製麺なのかなー。
プリプリでコシがあってみずみずしい麺でした。

 
まあ、一般の人でも、ラーメンフリークでもちょっとびっくりするでしょうね。
信じられないことが次々に起こりました。

まさにタイムスリップした感じでした。大正時代に行った気持ちになりました!
超ラーメンフリークの人向けですね。
このお店のレベルどうこうではなく、食べ手のレベルが問われるお店かな、と。

ちなみに、この大勝軒は、「人形町系大勝軒」と言われているそうです。
この界隈には、「大勝軒」という名前のお店が数店残っています。
きっと、「長寿庵」のように、色んな場所に「大勝軒」があったのでしょう。
今でも、「幸福軒」とか「福寿軒」とか「来来軒」とかは、
固有名詞というよりは、一般的な名詞となっています。

名前に注目して、ラーメンを楽しむのもいいかもしれませんねー。

今こそ、こういうお店のラーメンを味わうときなのではないでしょうかね~?!

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