2009年12月にオープンした新店です。
市川駅から徒歩6分くらい。市川真間駅から徒歩1分。
ここに、かつてないユニークな麺料理のお店が登場した。
それが「自然派レストラン GR8(グレイト)」だ。
このお店は、基本的にラーメン屋さんではない。
カレー屋さんだ。が、カレーの麺料理を提供するカレー屋さんなのだ。
でも、ただのカレー屋さんじゃない。
2時以降はカフェになり、夜は飲み屋さんっぽくなる。
もちろんカレーはいつでも食べられる。
もう、何が何だかよく分からないお店なのだ。
店主の河原靖彦さんは博多の某有名店出身らしく、
その名前からして、そのお店と関係が深そう(憶測です)。
メニューは基本が二種類。
①季節野菜のグリーンカレー(750円)
②季節野菜の和風カレー(700円)
それにお子様カレーもある。
で、ここが一番のユニークなところだが、
①②どちらも、玄米ご飯か、玄米麺のどちらかを選ぶことができる。
ラーメンフリークならば、玄米麺を注文するのが筋ってもんでしょ。
で、①のグリーンカレーは、めちゃめちゃアジアンテイスト。
ココナッツの香りが強くて、苦手な人にはキツイかも。
ココナッツが好きな人なら、大満足できるはずだ。
ラーメンのスープっていう感じでは全く断じてない。
これは普通にアジアンなカレーだ。そのものだ。
麺は玄米入りの細い平打ち麺。
インスタント麺というか、宮古の麺というかなんというか。
ただ、ちょっと粉っぽくて、ぱさぱさした麺になっていた。
これは、どうなんだろう。ちょっと抵抗感があったかな。
粉っぽさがかなり気になった。が、個性はかなりのもの。
ソーセージトッピングにしてみた。
なんか脂っぽさのないヘルシーなソーセージだった。
季節の野菜はかぶなんかがたっぷりで、
これまた女性に受けそうなトッピングになっていた。
いわゆるラーメンのトッピングはなし。
肉もなし。ヘルシーさがメインの麺料理だった。
②の和風カレーの方は、あっさり和風カレースープだった。
味わい的にはかな~~~~~り淡白な感じで、
いわゆるラーメンのスープとは明らかに違う感じがする。
かといって、辛くもないし、旨みもそこそこで、
味的にかなりおとなしい味わいのスープだった。
ラーメンフリーク的にはちょっとパンチが足りない、、、
けれど、アプローチはすごく斬新だと思った。
こちらの方が①よりもはるかに個性的な味わいになっている。
クセもなく、すっきりとした喉越しのよさが印象的だった。
ま、ラーメンフリークが来るような場所ではないかな。
実際、お客さんも9割が女性の方ばかり。
男性が入りにくいタイプのレストランというべきかな。
おしゃれで、ヘルシーで、スタイリッシュで、キレイ。
これをラーメンと見なすか、見なさないか。
議論になりそうなカレー麺料理だった。
僕は、これはラーメンではない、という結論。
これは麺を使った新しい創作料理だ。
単にカレーでもない、でもらーめんでもない。
カレーとラーメンのちょうど間くらいに位置づく不思議な料理。
好きな人ははまるだろうし、
苦手な人は二度目はないだろうな、と。
ラーメンフリークの間でも、これは二分するだろうな~☆