今回、ドイツでとんでもない一枚と出会ってしまった。
(久々のジャケ買いをしてしまった・・・)
なんと、この作品は音楽CDの範疇を超えているのだ。
CDをかけると、いきなりドイツ語の朗読が始まる。
内容的にはめちゃめちゃ文学的~哲学的で、
なんじゃこりゃ~と思ってしまった。
が2曲目に入り、突然音楽が始まる。
しかもその音がとてつもなく斬新でカッコいいロックサウンドなのだ。
ロックというか、なんというか・・・
しかし、さらに再び朗読が始まる・・・
そんな繰り返しが延々と繰り返される。
僕は文学に詳しくないが、
00年代にブレイクしたJuli Zehが女性作家だということは知っていた。
まさかそのJuli Zehの文学が音楽になるとは想像さえしてなかった。
そう、この作品は文学と音楽の融合をねらったものだった。
Juli Zehの2009年の作品Corpus Delictiのサントラ、
いや、サントラなんてもんじゃない。
音で文学を表現する、という新たなアプローチなのである。
音を担当したSlutというバンドも謎めいていて気になる。
かなりテクニカルなバンドだとは思うが、
とにかく出している音が素晴らしく斬新的だった。
まだ、こんな音があったのか?!という驚きがあった。
オススメの一枚であります☆