神田に、ドイツ発のユニークなラーメン店がある。
ドュッセルドルフに本部を構えるNOCCHIだ。
ドイツで生まれた台湾ラーメンで、
日本人向けに改良した、という謎だらけのラーメンがあるというのだ。
ドイツ?台湾?日本?
いったいどんなラーメンなのか。前々から気になっていた。
いつか行こうと思いつつ…
そうしてたら、なんとなんと、
そのノッチがこの4月をもって日本での営業を終えると知った。
しかも、ドイツ(まだ行き先は未定らしい…)に移転するんだとか。
こりゃ、なんとしても行かねば、と思い、NOCCHIを目指した。
NOCCHIは神田から徒歩8分くらいかな。ちょっと離れてる。
けど、一度行けば簡単かな。最初がたいへんかも。
店内は縦長で、カウンターが並び、奥にテーブル席がある。
不思議なレイアウトだ。
ここイチオシの「南蛮クークー麺」を注文!
しかし、凄い名前のラーメンだ…(汗)
名前から味が想像できない。
なんだ、クークーって…(汗)
で、出てきたのは、ちょい辛そうな、
アジアン風・韓流の野菜たっぷりのラーメンだった。
チゲ鍋みたい… 名古屋発の台湾ラーメンに似てると言えば似てるかも…
激辛ってわけじゃないけど、じわりと辛さが押し寄せる。
野菜の甘さとジャン系の辛さが合わさった甘辛いワイルドなラーメン。
チャーシューはないけど、豚肉はたっぷりだ。
スタミナラーメンにも似てる気がする。
パワフルになりそう。なんだろう、この力強さ…
…あ、ゲルマン魂かも( ̄□ ̄;)!!
なわけないか。
ボリュームも満点で、腹いっぱいになれる!
しかも、野菜たっぷりでジャンキーな味わい。
ラーメンと考えるよりは、まさにクークー麺そのものと考えた方がいいかな。
ラーメンフリーク的には、ちょっと弱いかなって気もするが、
ドイツラーメンを食べ歩く僕的には、なんか、「らしいなー」って思った。
実に、ドイツにありそうなラーメンだった。
…
でも、
千葉人の僕としては、なんかアリランラーメンに通じるものがあった。
神田という場所じゃなければ、もっと爆発的に売れてた気がする。
神田って、すごく激戦区だし、見た目的に派手なお店が売れてる。
もし、このお店が、千葉にあったり、また都内でも23区以外にあったら…
「もし」っていうのはないんだけど、場所が違えば人気出たと思うんだな。
このクークー麺、すごく庶民的な味わいなんだ。
だから、住宅街じゃない都心じゃなじまない。
なんか、そんな気がした。
だって、普通に美味しいラーメンなんだもん!!!