Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

二度目の【松戸中華そば富田食堂】! 昭和レトロな生姜醤油ラーメンが900円?!?!

早速、二度目の訪問となります。

新激戦区の高品交差点エリアに登場しました、

松戸中華そば富田食堂

です!!

前回の最初のレポはこちら

この日も16時台に入ったので、行列なし、客ほぼなし、で入れました。

ここに来るなら、15時~17時くらいが一番ノーストレスです👆

券売機です。

前回は「中華そば塩」を頂いたので、、、

今回は「中華そば醤油」を頂こうと思います。

つけめんやもりそばは(大好きですけど)まぁ分かる味なので…

富田食堂の中華そば醤油、いったいどんな味なんでしょう?!

醤油にもいろんなバリエーションがあります。

ノーマルだと、中華そば醤油並で900円。

味玉付きだと並で1020円で、特製だと並で1280円(!!)

とりあえず、今回はノーマルの並でいきます。

あと、今回は「ザ・チャーシューご飯」(220円)も頂きます。

チャーハンは、まさかまさかの「さぶちゃん風」でありました。

ここのミニチャーシュー丼?はどうでしょうか?!

ってことで、、、

ジャジャーン!!!

中華そば醤油
+ザ・チャーシューご飯

です!!

中華そば醤油は、見た感じ、すごくシンプルなラーメンですね。

トッピングも、ネギとメンマとチャーシュー一枚のみ?!

すっごく潔いヴィジュアルのラーメンです。

こちらが中華そば醤油の全貌です。

うん、とってもシンプルですっきりとしていますね。

絵的には、すごくノスタルジック?!

エモーショナル??

どこか牧歌的で、地方の名店のラーメンっていう感じがします。

福島とか、宮城とか、山形県あたりの???

zoom up!

スープを一口飲むと、、、

うわわぁぁぁ~、昭和ノスタルジックな生姜醤油ラーメンだわ💓」

ってなりました。

これはもう、まさにレトロ・クラシックな生姜醤油ラーメン。

イメージ的には、千葉人的には「い志い食堂」に近い味わい?! うん、これは、い志い食堂のラーメンに近いラーメンだ。

あるいは、地方のローカルな老舗ラーメン店で食べる生姜の強い中華そばかな?!(青島食堂の生姜ラーメンというより、地方の名店の生姜の効いた中華そばって感じ?!)

なので、僕の推定価格は、650円~690円!!!

今の時代の価格だと、750円~800円が妥当かな?っていう味わい。

地方のローカルな人気ラーメン店で食べられる味わいのスープそのまんま。

それを、900円で売って商売になるのだから、???って感じではあります。

美味しいっていう意味では、「たしかに美味しい」。

ただ、このラーメンは、650円くらいで食べれて「すごく美味しい」になるんじゃないかな?(*い志い食堂のラーメンは(2022年8月の時点で)一杯570円ですからね。)

でも、意外と、みんな、受け入れちゃうかな?!?!

麺はこんな感じです!

この麺もまた、昭和ノスタルジックな? 昭和レトロな?縮れ麺ですね~。

中太の平打ちの縮れ麺で、これもまた泣かされる感じですね~。

この麺もまた、「地方(特に東北)の名店の麺」にそっくり!

故に、すごく素敵な麺です!

ただ、スープも麺も、難しく言うととても「再帰的」な感じがしますね。

地方の老舗の名店の味を、今の時代に合うように「再現」しているラーメンというか。

「再現」は、「ブランディング」と置き換えてもいいかな?!

言い方はあれだけど、すごく「とみ田らしい」という感じもしますね。端的に言えば、「パクって、昇華させる」というか、まさに昇華させるプロというか、、、。クリエイター型というよりは、アレンジャー型?!

チャーシューもまたすごく再帰的でした。

わざとだと思いますが、「パサパサっとした食堂のラーメンに入っているチャーシュー」を再現しています。

美味しいかどうかは別にして、「こういうチャーシューこそ、昔ながらのラーメンのチャーシューだよな」っていうチャーシューになっていて、「すごいなぁ、、、」とただただ思いましたね。

でも、やっぱり、それでも適正価格は「650円」かなぁ~、、、って。

メンマも味がしっかり付いていて、美味しかったです。

これはもう、ホントに「昔ながらのラーメン」の再帰的なラーメンであります。

これを900円で売ってしまうところがもう、なんというか、、、💦

それもまたとみ田らしい「戦略」というか、、、

色んな意味で「すげぇなぁ、、、」って思わされましたね。

それから、、、

ジャーン!!

ザ・チャーシューご飯

です!!

このチャーシューご飯は、逆に「220円でいいんですか?」っていうお安さ。

安くてとっても素朴に美味しいミニチャーシュー丼でした。

刻み海苔がいいですね~~😂

そして、少しピリッと辛いところもナイス🎵

***

というわけで、、、

二度目となる「松戸中華そば富田食堂」のレポをお届けいたしました。

塩の方も面白かったですが、醤油も色んな意味で「驚きの一杯」でした。

これを900円で売るか、という驚きもあれば、こんなレトロコンセプトの生姜醤油ラーメン出してきたか~という驚きもあります。あまりラーメンの経験値のない人だと、これに感動するんだろうなぁ、、、とも。

ただ、千葉のラーメンフリークとしては、「でも、だったら、い志い食堂にも行ってもらいたいなぁ」って思ってしまう自分がいました。まだブログが全盛期だった頃、某雑誌で「い志い食堂」を紹介させてもらいました。い志い食堂の生姜味のラーメンに感動したからです。

昔ながらの生姜ラーメンを出す「い志い食堂」のレポはこちら

そんな僕からすると、「今の時代に、このラーメンを900円で?!?!」って思ってしまうんですよね。

でも、それでも、「やっぱりこの味はいいなぁ」って思ってしまう自分もいます。

これを千葉の人たちがどうジャッジメントするのか??!!

その結果は、1年後、2年後には出ると思います。

その時までは、なんとか自分も生き延びたいなって思いますね。

お昼時は、このベンチに人がずらりと座っています。

なので、やっぱり時間帯をずらしてくるのがベストかなって。

ただ、千葉駅構内の富田麺業よりははるかに入りやすくなっているかと思います。

コメント一覧

sehensucht
Samiさん

貴重なご意見とご質問、ありがとうございます。すごくいい問いかけだなぁと思いました。(FaBeneのことも気に入っていただけてすごく嬉しいです)

なぜあるお店では低価格のラーメンを提供し続けられるのか。

この問いの答えには、色んな要因が複合的に織り合っているように思います。Samiさんの三つの仮説は、僕も「なるほど…」と思わされました。

特に、「家賃の有無」「従業員の数」は重要だと思いました。場所にもよりますが、家賃ってすごく高いんですよね。既に所有している(あるいは返済済みの)土地と家で営業していて、家族経営でやっているなら、たしかに低価格で提供し続けることは可能ですよね。

ただ、そこで気になるのが、「低価格でありながら、レベルの高いラーメンを出すお店」と、「低価格であって、またその価格レベルのラーメンを出すお店」との違いです。

安くてたいして美味しくない600円のラーメンもあれば、同じ600円なのにとんでもなく美味しいラーメンもありますよね?

逆に1000円を超えるラーメンでも、たいしたラーメンじゃない場合もあれば、1500円くらいの「価値」を感じるラーメンもあったりします。

そこをどう考えたらよいのだろう、とこの数日考えていました。Samiさんのご意見もまたお聞きしたいですね!
Sami
kei先生、いつも興味深くblogを拝見させて頂いています。
お気に入りのFaBeneはこのblogがなければ絶対に知る事の出来ないお店でした。

ラーメンの値段に関してなのですが、逆に「ラーメンが安いお店」「値上げしていないお店」は、なぜその値段でやっていけているんでしょうか。

個人的には、kei先生の提言されていたそこそこの材料で美味しいラーメンをつくっているという要素の他に、

・お店の土地、建物を所有している?
・家族経営で人件費がかからない?
・年金があるのでそもそも儲ける必要が無い?

といった要素もあり、逆に云えば、値段というハードルが上記条件で決まってしまい、その地域への新規参入が難しくなっている要素もあったりするのでは・・・なんて考えてしまいました。

ラーメンに限らず価格高騰には毎度毎度びっくりしてしまうのですが、早くからラーメンの高価格化に言及されていたkei先生の、低価格ラーメンが営業を続けられる事に関してのご意見もお伺いしたいです。

これからもblog更新楽しみにしています。
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