台風直撃の日の夜、
誰一人歩いていないアーケードを歩きつつ、
最後の最後に向かったのは、
「きっとあのお店なら開いているだろう」と思い、向かった、
アトラン柳ケ瀬らーめん
でした!!
この二泊三日の岐阜の旅で、二度も来てしまったお店(;'∀')
なんか、また来たくなるお店というかなんというか…。
やっぱり、ここの定番の「柳ケ瀬らーめん」を食べておかねば、と。
ちなみに、「柳ケ瀬」というのは、このエリアの地名です。
今は、かなりかなり寂れた感じですが、かつては一番の繁華街でした。
ひとつ前の「だるま」のおばあちゃんの話では、
「人が多すぎて、肩と肩がぶつかるほどににぎやかだった」、とのこと。
でも、今は駅前の再開発?もあり、ホントに静かで、しかも暗いんです。
そんな柳ケ瀬を盛り上げようと生み出されたのが「柳ケ瀬らーめん」でした。
首都圏向けに言えば、「歌舞伎町ラーメン」って感じかな!?
柳ケ瀬エリアは岐阜市内で一番の歓楽街!
(歌舞伎町も今は、かつてほどの賑わいを見せてないとか?!)
メニューです。
色々ありますが、「ラーメンでまちおこし」をコンセプトにした
「元祖柳ケ瀬ラーメン」を頂くことにしました。
券売機でも、⑤にありました。
これが、なかなか面白いラーメンだったんです。
それではいってみましょう!!
ジャジャーン!!
こちらが、柳ケ瀬らーめんです!!
「らーめんでまちおこし」がコンセプトのラーメン。
ヴィジュアル的には「背脂の浮いた清湯系の醤油ラーメン」?!
若干、尾道ラーメンっぽい!?!?
昨日の味噌らーめんと同様、「太陽の卵」も付いています♪
スープを飲むと、あらやだ、、、(;'∀')
魚介の旨みをしっかり感じる甘みの強い背脂スープ。
これはかなりマニアックなおいしさだぞ、と。
しかも、聞けば、名古屋同様「ムロアジ節」を使っているんだとか。
こっちの人にはほんと、当たり前のものなんだろうな。
でも、首都圏や他のエリアでは、ムロアジを使ったラーメンって…
あまりない気がします。(知らないだけかな??)
ムロアジと背脂
この二つをアピールすることがこのラーメンの普及につながるのでは?、と。
しいて言えば、
柳ケ瀬名物ムロアジ背脂ラーメン
みたいな?!
これなら、どこにもない味に感じられるし、興味も出てくる。
観光地のラーメンにしないためにも、アジ自体は見せなくていい。
「おお、ムロアジ~」ってなれば、それで「勝ち」な気も、、、。
煮干しや鰹節だと、もうインパクトもないし、感動もない。
でも、「ムロアジ」だと、なんか中部地方っぽいというかなんというか。
それこそ、「ローカル性」が強調されていいのでは??、と思いました。
麺は、昨日同様、いい感じの麺になっていました。
この麺、ホントに美味しいなぁ。
つるつるで滑らかですべすべで、、、
いわゆる昔ながらの中華麺ではない。
チャーシューも炙っていて、これも悪くない。
やっぱりフリーク的にも嬉しい一杯になっていると思う。
あとは、背脂とムロアジを強くさせれば、個性的な一杯になるのでは?、と。
そして、「太陽の卵」!!
チャーシューとほぼ同じ大きさの目玉焼き。
この目玉焼き、中はトロトロだったんです!!
このトロトロの黄身とスープの相性もとってもよくて、
なんか、ちょっと感動しました。
こういう卵の使い方もあるのかー!、と。
味付煮玉子でもないし、生卵でもなく、
「太陽の卵」!!
これは面白いなぁ、と思いました。
最後に、牛すじの一品料理を♪
酸味が効いていて、すっきりとした牛すじでした!!
引き出しの多いお店だなぁ、、、\(^o^)/
ホント、面白いお店でした。
岐阜にまた来たら、絶対にまたここには来たいなぁと思いました。
フリークさんのご用達のお店的な存在。
みなさんも是非、岐阜に来たら、行ってみてくださいね。
(他にもいいお店はいっぱいありますけど、フリークさんが癒されるお店かな、と)