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Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

南国(南國)ラーメン@佐伯 1978年創業?!の老舗店! 最も古典的な佐伯ラーメンを味わえるレトロな老舗ラーメン店!

佐伯ラーメンめぐり、1日目のラストの4軒目は、

佐伯市内でも最もオールドスタイルのローカライズされた人気店、

南国ラーメン
或いは「南國ラーメン」「南国」

に行くことにしました!

二つ前の記事に書きましたが、本当は「おおたけ」に行こうと思ったんです。

でも、おおたけは居酒屋さんで20時以降じゃないとラーメンの提供はないと言われ…。じゃ、20時まで待つか、それとも別のお店に行くか、の二者選択を迫られることになったわけです。

この時点で19時過ぎではあったので、待つこともできます。とりあえず、あまり難しいことは考えないで、自転車で色々見て、動いて、考えればいっかってことになり、、、

佐伯に来る前からチェックしていた「南国」に立ち寄ったわけです。

で、この暖簾を見た瞬間、

「うわ、これはもう問答無用で行かなきゃダメだ…」

って、直感的に思っちゃったんです(n*´ω`*n)。

なんか、「ラヲタのセンサーがピピピって作動した」って感じですかね。

この暖簾を見て、「これは入らなければだめだ」っていう判断が働いたんです。(この「直感的判断」は、後に、正しい判断だったと分かるわけですが、この時はただの直感でした…)

店内は、広々とした感じで、まさに「昭和の食堂!」っていう感じでした。

テーブル席には、酒を呑んでくだを巻いてるおじちゃんたちがいました。

カウンター席には、ちょっと人生に疲れてるような中高年おひとりさまが黙々とラーメンを食べていました。

「そうそう、こういうお店に来たかったんだよー」って感じで😊

ここは(ネット上では)1978年創業で、46年の歴史をもつお店みたいです。が、僕が実際に聴いたところによると、創業50年って言っていました。50年となると、1974年創業ってことになりそうですが、、、。現在の店主さん(50代)のお父様が始められたお店だ、とその店主さんの娘さんから教えてもらいました。

佐伯市内に現存するラーメン店としては、かなり古い方のお店です。

メニュー表です!

ラーメン一杯650円

ですって、、、(;´∀`)

なんか、このメニュー表を見ていると、僕自身がタイムスリップした気になります。

令和を飛び越え、昭和時代にタイムスリップしたかのような…

チャーシューメンで850円ですからね、、、

思い返せば、昔って、どこもこんな価格だった記憶があります。

あと、このインスタ記事を見ると、「チャンポン」(850円)も人気みたいですね👆

ってことで、、、

ジャジャーン!!

こちらが、佐伯の老舗ラーメン店南國の、

ラーメン

です!!

この日4杯目となる佐伯のラーメンです!!

こちらのラーメンにも、胡麻と胡椒が振りかけられています。

やっぱり佐伯ラーメンって、胡麻&胡椒入り醤油豚骨ラーメンなのかな?!

(豚骨醤油っていうより、醤油豚骨って言った方がいいな…と)

別アングルからもパシャ📷!

ここのラーメンには「もやし」が入っていますね✨

チャーシュー2枚に、もやし&ネギがいっぱい。

メンマやなるとは入っていませんね👆

スープは、茶濁のスープで、そんなに油分も多くない感じです。

zoom up!

スープを一口飲むと、、、

おおお! 来々軒や聖ほどの臭みがなくて、胡麻の風味が豊かな胡麻胡椒豚骨だ! それに、にんにくの香りも結構強めに効いてるぞ!!

って思いました。

胡麻と胡椒、漢字が似ているのであれですけど、胡麻胡椒にんにく豚骨スープですね(あ、だから、楽天の汁あり油そばも「にんとん」だったのか、、、)。

この時に思いました。佐伯ラーメンって、やっぱり胡麻と胡椒と豚骨感強めの醤油豚骨ラーメンなんだなって。そして、あっさりしつつも、豚骨臭はわりと強め、っていうね。

渡なべの渡辺樹庵さんが「臭い豚骨スープ」に強い関心をもつのも、なんとなく分かってきた気がします。こういうあっさりとした豚骨臭強めのスープって、首都圏にはあんまりないですからね…。

そこに、胡麻と胡椒ですからね、、、(;´∀`)

この日4軒目4杯目でしたが、とっても完成度の高い古典的な佐伯ラーメンだったので、どんどん食べて行けそうです。

麺はこんな感じです!

この写真に写る麺、すっごく「佐伯らしさ」を捉えたなって思いますね😊

中細のストレート麺で、やわやわで、少しぬるっとしていて、つるつるっとした弾力性のある麺ですね。

4軒目にもなると、ここの麺の独自性がよく分かるようになってきましたね👆

すごく柔らかいんだけど、でも、しっかり噛み応えもある、っていうね。

絶妙に柔らかいソフトな麺って言えばいいのかな?!

熊本の麺の柔らかさとは違うんですよね。熊本ラーメンの麺も柔らかいけど、こっちの方がもっとやわやわっとしているんです。

どうして、こういうやわやわ麺になったのか(なっていったのか)気になるところです。

卓上にありました!!

紅生姜&にんにく

です!!

この佐伯に来て、南国で初めて卓上の「にんにく」を見ました。

まずは、紅生姜!!

紅生姜はやっぱり佐伯ラーメンの必須アイテム…ですね、これはもう。

ちょっとひなびた感じの紅生姜がきゅんときますね。

白色の強い茶濁のスープに、赤い紅生姜が乗るラーメン、すごくそそります。

そして、にんにく!!!

家系ラーメン店ではおなじみの「おろしにんにく」でしたね。

これを入れると、さらにストロングタイプの「にんにく醤油豚骨」になります。

同じおろしにんにくを入れても、「家系ラーメン」っぽくならないところも流石です。

胡椒と胡麻が入り、紅生姜とおろしにんにくが入った、豚骨臭強めの醤油豚骨ラーメン。

かなり最後はカオス感もでてきましたね\(^o^)/

チャーシューも、もう超絶品でしたよ~~!!

ここのチャーシューは王道の豚バラロールチャーシューですね✨

しかも、650円で、こんな立派なチャーシューが2枚も入っているんです。

薄くスライスされたチャーシューですが、その分、食べやすくて、ノーストレスでした。

味もいいし、お値段も安いし、独自性もあるし、いや~、すごい、、、(;´∀`)

4杯目なのに、する~っと食べられちゃいました💓

***

というわけで、、、

1978年創業の地元で人気の「南国ラーメン(南國ラーメン)」のレポでした!

ここのラーメンはとにかく渋くて、派手さはないけど確実に美味しいラーメンでした。

この後、ホテルに戻り、フロントの人(副支配人&元バリバリバンドマン)とお話をしました。僕が「南国ラーメンに行ってきましたよ」と話をしたら、目を輝かせて、「南国は地元でも有名な老舗のラーメン店なんですよ」と教えてくれました。

その副支配人さん曰く、佐伯にはもともと「上海(1939年~2003年)」「香蘭(1976年~2018年))」という今はなき名店があったんだけど、その上海と香蘭とほぼ同じ時代(ちょっとだけ遅れた時期)に誕生して、上海、香蘭と並んで、人気を博したお店が南国なんですって(!)。これは有力情報でした。(あと「遊楽」というお店もとても佐伯ラーメンらしいラーメンを出していたみたいですが、こちらも閉店してしまったみたいです)

南国のラーメンを食べて、「こりゃ、なんか(地味に)すごいわ」って思ったんですが、その直感を裏付ける話でした。

佐伯ラーメンのルーツをたどると、やっぱり(閉店してしまったがゆえに)「上海」と「香蘭」が「伝説のお店」として出てくるんですが、それと並びつつ、今なお営業し続けているのが「南国」ってことになるんです。

つまり、伝統的でクラシカルな佐伯ラーメンを食べようと思うなら、やっぱり「南国」に行くのがベストということになりそうです。(あと、次の次の記事で登場することになる「天津」も絶対に外せません!)

冒頭で書きましたが、南国の暖簾を見て、「ピピピ」ときた僕のラーメンセンサーは、間違ってなかった!ってことになりそうです。「おおたけ」のラーメンを断念したのはとても残念ですが、でも、南国のラーメンを食べずして、「佐伯ラーメン」は語れないよなって思うと、いい判断だったと我ながら思います(もう少し胃袋がデカかったら、どっちも行けるんですけどね、、、😢)

だんだん分かってきました。

2025年の時点で歴史ある「佐伯ラーメン」を食べようと思うなら、(次の次の記事に出てくる)「天津」と、今回のこの「南国」と、この日2軒目に食べた「[藤原]来々軒」の三つが最優先、ですかね。

上海と香蘭と遊楽のラーメンも一度は食べておきたかったな、、、😢(だからこそ、「いつまでも あると思うな 親・ラーメン」です…)

南国(南國)、すっごくよかったです!!

4軒目にして、ようやく「佐伯ラーメン!」っていう一杯に出会えた感じかな。

やっぱり僕は、「おいしいかどうか」じゃなくて、「オリジナルかどうか」を重視している人間なんだなって思いました。ここのラーメンもまた、おいしいかどうか以上に、「オリジナルである」ということを感じさせるラーメンでした。

美味しさやインパクトで言えば、「楽天」や「麺処聖」の方が上かなって思います。

でも、老舗店にしかない「オーラ(アウラ)」や「オリジナリティー」という意味では、「来々軒」と「南国」が抜群に煌めいていましたね。

この日は、中堅店と老舗店を2軒ずつまわれて、充実した1日になりましたね。

場所はこんな感じです。

佐伯セントラルホテルからは徒歩で2分くらいですかね。

うまいもん通りを入ってすぐ左手に行ったところにあります。

みなさんも佐伯に来たら、是非こちらの「南国」から食べ歩きをはじめてみてくださいね!(あるいは、この後出てくる「天津」から、かな?!)

翌日の朝、お店の反対側からも写真撮ってみました📷

PS

【佐伯ラーメン】数年ぶりの麺接‼︎佐伯ラーメン南國【ラーメン南國】【大分グルメ】【大分ラーメン】

こんな動画もありました!!

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