Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

本家玉屋@大内宿 大内宿名物「ねぎそば」を待ち時間なしで食べるなら、ここの「祝言そば」がいいかも?!

日本屈指の人気観光スポット「大内宿」。

その大内宿のご当地グルメの「ねぎそば」。

大内宿のねぎそばと言えば、「三澤屋」の「高遠そば」が有名ですが、、、

三澤屋は常時行列店で、平日の猛暑日の昼下がりでも40分待ち…っていうね。

真夏の猛暑日に40分も待ちたくないし、それ以前に大内宿に来て40分も待ちたくはない(土日とか繁忙期になると、2時間待ちとかも当たり前なんだとか、、、)

そんなわけで、三澤屋以外のお店で「ねぎそば」を食べるべきお店はどこか?!と自問しまして。

で、色々と調べた結果、

本家玉屋

のねぎそばが実は旨いという話を色々聴きまして。

この玉屋は、行列はできないけど、ねぎそばのクオリティーが高いという記事がいくつもあって。

ここで「ねぎそば」を食べることにしました。

こちらのサイトでも紹介されています
こちらのブログ記事もすごく詳しく書かれています

こちらのお店も、立派な茅葺き屋根の住居であります。

入口は奥にあり、普通の民家にお邪魔する感じで、ドキドキします。

この先を進むと、、、

お店の入口がありました!!

暖簾もなんか雰囲気があって、素敵です。

その横には、冬に使うであろう「薪」がどーんと積まれています。

これ、今でも使っているのかな?(あるいはモニュメントとして?!)

店内はこんな感じです。

畳の広いお部屋に通されました。

400年くらいの歴史をもつ大内宿の民家ですからね。

こんな立派なお部屋で生活していたなんて、、、。なにもかもビックリです😲

このお店では、

祝言そば(1200円)

が、「ねぎそば」に当たります。

祝言(しゅうげん)とは、そのまんま「お祝い」、特に「婚礼」のことをいいます。

ねぎそばというのは、「お祝いのお蕎麦」なんですね。

古き日本のお祝い用の食べ物として、「ねぎそば」は食べられてきたんだとか?!

ってことで、、、

ジャジャーン!!!

こちらが、大内宿名物ねぎそばの、

祝言そば

であります!!!

すごいすごい、、、

本当に長ネギがそのまんま、ぶっ刺さっています。

これはとんでもないヴィジュアルのお蕎麦ですよ、、、Σ(・□・;)

長ネギをそのまま食べるなんて、、、前代未聞だわ、、、

こちらのねぎそばは、(お箸の代わりに)長ネギでお蕎麦を掬って食べていくんだとか?!

なかなか食べにくいぞ、、、(苦笑)

で、お蕎麦を食べながら、掬っているネギもかじる!と。

和風醤油ベースの出汁と生ネギのすーっとする刺激が重なり、面白い味わいに。

この長ネギは、「味うんぬん」ではなく、「縁起物」であり、「お祝いのためのトッピング」ということになります。美味しいかどうかが問題ではないんだとか、、、

お蕎麦には、山菜と揚げ玉が入っていました。

山菜そばとたぬきそばを合わせたような(当時としては)とても贅沢なお蕎麦な感じです。

蕎麦って、歴史的にはそれこそ「縄文時代」から食べられていたもので、日本人の食文化に根付くとても大切なお料理ですよね。そんなお蕎麦に贅沢なトッピングをして食べる、というのが、「お祝いの形式」だったのかな?って。

ネギは、もともと「労う(ねぎらう)」という言葉とセットで、おめでたい食べ物とされていたという話もあり、演技のよい野菜だったみたいです。

また、ネギを「切る」ということが、よろしくない(無礼)だということで、そのまま切らずに出していた、という説もあります。なんか、すごく「日本的」だなぁって思いますが…💦 

他にも色んな理由がありそうですが、ともかく、長い「長ネギ」が一本ずぼっと刺さっているお蕎麦でした。

長ネギでお蕎麦を持ち上げます!

これが、意外とやってみると、うまくいけるんですね~~。

で、お蕎麦を食べて、ネギをかじる!!

これが、めっちゃ楽しくて、僕的にはエキサイトしちゃいました。

和の旨みを感じる蕎麦つゆに、キーンっとくる刺激を放つ生のネギ。美味しいとか不味いとかの前に、「優しさ」と「激しさ」が交互に迫ってくる感じ?! 飴と鞭みたいな味わい?!

最初はびっくりするかもしれないけど、慣れてくると、これが「ヤミツキ」になりそうで…。

個人的には、「すっごく面白くて、奇抜で、衝撃の冷たいお蕎麦で、大好きだー!」って感じでした。生のネギが嫌いな人にはおススメしませんが、ネギが好きな人なら、これはこれで楽しんで味わえるはず!!

ただ、これで1200円っていうのは、ちょっと高いかなぁ(まぁ、観光地プライスって考えれば、これくらいの価格になるんでしょうけど、、、💦)

***

というわけで、、、

本家玉屋の「祝言そば」の実食レポをお届けいたしました!

大内宿名物の「ねぎそば」、ぶっ飛んでて、面白かったですね~。

まさか、長ネギをそのままトッピングにするっていう発想が面白かったです。

これ、ラーメン屋さんでも十分に応用可能だなって思いました。ラーメンに長ネギを一本どーんって。それこそ、今風に言えば、「インスタ映え」「SNS映え」すること間違いなしでしょう。

でも、、、この大内宿で食べるからこその「ねぎそば」な気もするかな、、、

長ネギをお箸代わりにして、麺を掬うって、ホント驚きの発想ですよね?!

みなさんも是非、大内宿に来たら「ねぎそば」を食べてみてくださいね😊!

古代米を使ったサイドメニューも色々ありました。

この大内宿は、基本的には昔は「農家」ばかりだったそうです。

そんな農家のスピリットも、…きっと感じるんだろうなぁ~。

今は使っているのかどうか、、、

僕にとっても懐かしい「もの」がいっぱい陳列されていました。

「築四百年以上の座敷でどうぞ」と書いてあります。

400年以上の歴史をもつ茅葺き屋根で食べる「ねぎそば」。

これはホントに面白いなぁって思いました。

大内宿はこんな世界です。

一度見たら、忘れることのできない風景が広がっていました。

冬の大内宿もすごくロマンティックで素敵なんだそうです。

また、ここに来て、「ねぎそば」を食べたいなぁ~って思います!!

場所はこんな感じです。

萬屋よりもずっと奥のところにあるお店です。

こういう本を読んで行くと、もっと楽しくなるかも?!

これも読む価値、ありそうです!

冬の大内宿、とても気になります、、、

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