西千葉駅すぐのところのとある角地。そこにはかつて伝説のラーメン屋があった。石神本にもたえず掲載されていた「パーコーラーメン風」というお店だ。僕もここは大好きでよく愛用していた。
しかし、突然の東金移転。これにはビックリした。いつもお客さんが入っていただけに驚きはなおさらだった。その後、竹岡式の「なみや」というお店に変わり、どうなることかと思ったら、すぐに閉店。その後、「大竹ラーメン」というお店が居抜きで入ってきた。この大竹ラーメンも竹岡式ラーメンの専門店だった。が、このお店も一年ほどで閉店。いったいどうしたというのか(ただし、その理由はなんとなく分かる気がする)
そして、2007年12月、この場所は、新たに「龍神ラーメン」というお店になり、新たな出発を迎えることになった。今回は竹岡ラーメンのお店ではないようだ。
不死鳥カラスさんのブログによると、ここの店長さんは、小岩の雷神で修行されていた方のようだ(ちなみにktさんのブログでも紹介されています)。とすると、背油系ラーメンってことになるのかな!? あと、餃子がラーメン以上に評価の高いお店でもよく知られている。
お店の前には、まだまだオープン最中って感じで、大きな花がドカンと飾られていた。店内は大竹ラーメンのときとほとんど変わっていなかった。
ラーメンの種類はかなり豊富。最初に来たら、何を食べていいか分からなくなるくらいだ。僕はとりあえずここの看板メニューの龍神ラーメン(にんにく風味)(しょうゆ)(700円)+味玉(100円)を注文した。
出てきたラーメンは、背油がひかえめに浮いている醤油ベースのラーメンだった。もやしとネギがのっているのが特徴かな。チャーシューもせこくない。あとほうれん草がのっているのがユニークかな。メンマは普通のもの。のりも四分の一のものが一枚。
くどいのかな?と思ったら、全然くどくなくてちょっと意外。スープは動物系メインで結構甘め。背油の甘みというよりは、甘味物によるものだろう。それほど突出した味ではなくて、そこそこに濃い普通のおいしいラーメンって感じだった。
麺はおそらく不死鳥カラスさんの浅草開化楼なのだろう。このことは後で知ったのだが、麺は異様においしく感じられた。ただ麺が良いわりにはスープは平坦な味になっていて、???っていう気分ではあった。が、ほどよい背油、しっかりとした醤油ダレ、すき焼きのようなほのかな甘み、決して悪くない。
可もなく不可もなくというと言いすぎだが、これからが本当の勝負かなと思った。今後、それなりのアイデンティティと地元の客(特に学生)をひきつける何かが加われば、いい方向に向かうのではないだろうか。職場近くなので是非応援したい。今度は油そばを食べてみたい。
龍神ラーメン
千葉市中央区松波2-5-6
043-207-2267
11:00~23:00
定休日は未定?!