「大仕事」を終えて、関係者のみなさんと会食をしました。
場所は、熊本城が一望できるKKRホテル熊本。
ホテルで会食なんて、、、
ラーメンフリークの僕には「敷居」が高すぎます、、、
1000円以上の食事は、「身分不相応」。ホンキでそう思ってます。
なので、ドキドキしました。
でも、「ブロガー」として、しっかりと写真におさめてきましたので、、、
ご紹介します!!
いきなり、すごいオードブル(前菜?)に驚きました。
「組肴盛」って言うんですね、、、
小さな器に盛られた雲子ポン酢が一際目立ちます。
あと、鯖サンドが衝撃の美味しさでした。
公魚南蛮漬、鶉(うずら)松風も珍しい感じで、、、
筍合鴨巻は、あと10個くらい食べたかった、、、
裏白椎茸、菜の花も、、、
全部、凄いです、、、(汗)
で、「お造り」です。
鯛香味漬が凄かった。燻製?にしてあって、気絶する旨さ、、、
魴鰹(まながつお)もありました。高級魚ですね。
(でも、僕の場合、あっという間に胃袋におさまってしまいます)
鮪炭油霜は、マグロのほほの肉を使ったものらしいです。
いやー、もう、僕には「???」の世界でした。
車海老のレモン湯引は、もう甘くて、トロトロで、至福でした。
いやー、こんなのを食べていいんですか、、、!?(・_・;)
で、お楽しみの「お吸い物」。
ラーメンフリークとしては、「お勉強の時間」。
「ダシ」って何だろう?って、、、
お吸い物から学ぶラーメンの出汁について、みたいな。
ジャジャーン!!
こちらは、鯛のスープです。鯛の骨も使ったまさに「本格鯛ダシスープ」。
ラーメンの世界でも、「鯛のラーメン」とかで、たまに出てますけど、、、
いやー、別物ですね、、、
聖護院大根の上に、芹が乗ってます。
で、梅の形をした梅人参が添えられています。
これ、凄いです。どうやったら、こんなに美しく切ることができるんでしょう!?
名人芸にも感じられました。
で、「郷土盛」。
待望の「馬刺し」です。馬刺しって、なんでこんなに美味しいんでしょう。
生肉なのに、、、
右手に見えるのは、馬肉を燻製にした「さい干し」(さいぼし)です。
これは、なんかもう「珍味」?の世界でした。
そこに、熊本の名物、「人文字ぐるぐる」が添えられています。
もう、この時点で僕は完全にノックアウトでした。
馬肉の美味しさは、もう言葉にはできないです。
臭みもなく、歯ごたえも素晴らしく、、、
あと、人文字ぐるぐるは面白かったなぁー。
難しい料理が続きます(苦笑)
今度は「焼き物」。
この魚、分かります?
鰆です。
鰆って、読めますか?(・_・;)
鰆をバターで焼いて、南部ソースを付けて食べます。
これも、美味でした。
次いで、蒸し物。
こちらは、蟹です!
蟹二身蒸しと言います。
これもまた、ひっくり返るような美味しさ、、、
「東寺餡かけ」なんですって。
東寺って、京料理の世界で「湯葉」のことを指すそうです。
つまり、湯葉のあんかけ。で、中は蟹。
贅沢にもほどがあります、、、(・_・;)
ここで、お肉が登場☆
赤牛フィレステーキ。
最近、「牛肉」にはまっている僕には嬉しい肉料理です☆
オニオンソースがさっぱりしていて、とっても美味しかったです。
(って、もう、さっきから「美味しい」しか言ってない、、、汗)
最後のとどめは、「食事」。
土鍋炊きの蛸いくら御飯。
まさか、蛸といくらがセットで出てくるとは、、、(・_・;)
贅沢にも限度があります、、、
炊き込みご飯とお味噌汁とお漬物。
もう、日本人として生まれてきてよかった、、、
それしか思いません。
こんな贅沢な料理を頂いてよいんでしょうか、、、
お漬物が半端なく美味しくて、たまげました。
最後に、デザート。
デザートまでめっちゃ凝ってました。
手前の「干し柿白餡包み」には、驚くばかりでした。
三重に手間をかけているんですから。
いやー、、、
***
という感じでした。
普段、ラーメンしか食べていない僕からすると、全てが「夢」のようでした。
と同時に、「こんな料理の世界があるのか、、、」、と。
料理の世界の奥深さに、失神しそうでした。
一つ分かったことは、
「僕なんて、料理のことなんて、何一つ分かっていない」、ということ。
それが分かっただけでも、いい経験でした。
でも、まさか、みんな、僕が、そんな無知の無知に苦悩していたなんて、分からなかっただろうな(苦笑)。
料理の世界は、学問の世界以上に深い世界かもしれない、、、
数年どこかで修業しただけで、分かるような世界でもない。
一生勉強し続けたって、きっと料理の世界の数パーセントしか分からないんだろう。
そのことを自覚している料理人や食べ手がどれだけいるのか。。。
もう、参りました。。。
***
最後に、料理長さんがあいさつに来てくれました。
色々とお話が聴けてよかったです。
心から感動しました。