Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

創始麺屋武蔵@新宿 15年ぶりに創業28年を迎えた『麺屋武蔵』へ! 改めて麺屋武蔵について語ります!

新宿には、本当にたくさんのラーメン屋さんがあります。

大好きなお店もいっぱいありますし、新しいお店もいっぱいあります。

新店を追うのもいいんですが、、、

かつて大好きだったお店に久々に行くのも、いいもんです😊

今回は、かなりかなり久々に、、、

創始麺屋武蔵

にやって来ました!

久々に来たら、店名に「創始」が付いていましたΣ(・□・;)

どうやら2020年頃に、原点の味に戻るという意味を込めて「創始麺屋武蔵」に改名したんだとか?!

本ブログの過去ログを見ると、前回僕が来たのって、2009年のことだったんです…。

前回の麺屋武蔵@新宿のレポ(2009年2月)はこちら

えええ?! 15年もの間、一度も新宿の武蔵に来ていなかった???

でも、日々ブログを書いているので、間違いないと思います、、、

15年ぶりにやってきた麺屋武蔵@新宿、、、

1996年5月に創業した麺屋武蔵。

2024年6月の今、麺屋武蔵は創業28年を迎え、29年目に突入しています。

創業29年にして、今なお輝き続けているラーメン界のKingdom…

「動物系」と「魚介系」の二刀流スープ

って書いてあります。

そうそう、麺屋武蔵は「動物系」と「魚介系」を合わせたラーメンのパイオニアなんですよね。

っていうか、1996年組と呼ばれるお店がこのWスープで新たな時代を切り開いたんですよね。(*麺屋武蔵、くじら軒、青葉が同じ1996年にオープンし、その後のラーメン界に多大な影響を与えました)

で、その「動物系」のところを「白濁豚骨」に置き換えたのが、渡なべやつじ田だったんですよね。

動物系と魚介系の二刀流スープ…

今思い返せば、やっぱり麺屋武蔵って「偉業」を成し遂げたお店なんですよね。

店舗自体はそんなに変わったって感じはなくて、、、

暖簾をくぐり、階段を少し上がると、そこに厨房と客席の空間が広がっています。

懐かしさがこみ上げてきます。

券売機もすっかり「現代的」になっていました。

クレカ系も使えて、キャッシュでもキャッシュレスでもOKになっていました。

早速、今の麺屋武蔵のメニューを見ていきましょう。

今の武蔵の「ら~麺」は、あっさり味もこってり味も、一杯990円になっています。

15年前の券売機を見ると、800円だったので、+190円になっていますね。

で、いわゆる「特製」の「武蔵ら~麺」は、一杯1410円となっています。

これまた15年前だと一杯1000円なので、こっちは+410円になっています。

更に、「味玉肉々ら~麺」っていうのがあって、こちらは1910円になっています。

凄いな、、、今や一杯2000円に到達しそうなラーメンまであるんだ…?!

一杯1910円のラーメンか…

基本のラーメンがこの(1910円っていう)値段になる日も、そう遠くないのかな?!

つけ麺も、色々と揃っています。

つけ麺は、ジャスト1000円で、濃厚~だと1050円になっています。

15年前は750円だったので、+250円となっていますね。

武蔵つけ麺は、15年前は950円でしたが、今は+470円upの1420円~1470円ですね。

で、気になったのは、「やみつき!にんにく味」のつけ麺です。

こちらのつけ麺は、一杯1050円で、にんにく武蔵つけ麺だと1470円になっています。

15年前は、こんなにんにくのつけ麺、なかったですよね?!?!

期間限定メニューもありました。

担々つけ麺が限定メニューになっていました。

こちらの担々つけ麺も凄く気になったなぁ、、、(;´∀`)

ミニ丼は、二種、ありました。

①炙り角煮飯(400円) 
②とんがり飯(400円)

ですね。

今回は、とんがり飯を頂きたいと思います。

ってことで、、、

ジャジャーン!!!

武蔵ら~麺(あっさり)
+とんがり飯

です!!

ひゃ~、すごいヴィジュアル、すごい存在感、、、

あっさりを選びましたが、みた感じはとっても濃そうな感じです。

煮豚の大きさが半端ないですね、、、

いわゆる「特製ラーメン」なので、更にチャーシューと煮卵も入っています。

とんがり飯の方からのアングルだとこんな風になります。

サイコロ型のローストポークに卵の黄身がどーんっと。

いや~、このヴィジュアル、お見事というか、さすがというか…。

ら~麺ととんがり飯、絵的にとっても素敵です。

今思えば、こういうヴィジュアル重視系っていうのも、武蔵からだったのかもな…。

zoom up!

15年ぶりに食べる武蔵のら~麺。

って言っても、新宿以外の武蔵には色々行ってて、食べてないわけじゃないんですけどね。

でも、新宿本店のら~麺、いったいどんなお味になっているのでしょう?!

スープを一口飲むと、、、

「おおお、あっさりしているけど、すごくシャープで尖った魚介系ラーメンの味わいだ!」

って思いました。

魚介豚骨っていうか、魚介醤油っていうか、尖った魚介系スープになっていますね。

でも、濃厚って感じでもないし、ドロドロってわけでもないし、まさに武蔵の味わい…かな。

武蔵といえば、「秋刀魚節を使ったスープ」が有名でしたよね?! いわゆる「サンマ煮干」をラーメンのスープに取り込んだことで、90年代後半、ものすごく話題になりました。

その後、一時期、秋刀魚節は使われなくなったのですが、今はまた使っているとのことで…

最初、「秋刀魚の煮干し」って聴いた時に、「え? そんなのがあるの?」って思いました。

まぁ、どの魚も煮干しにはできるんでしょうけど、秋刀魚節のラーメンなんて、その当時はびっくりするようなラーメンだったんだと思います。

この武蔵ができた頃、我が亡き父が武蔵のら~麺を食べていて、「新宿に、美味しいラーメンのお店があるんだ」って嬉しそうに語っていたんですよね。(当時の僕は、まだそこまで店舗のラーメンに興味がなくて、インスタント麺やカップ麺派の人間でありました。96年頃はまだ「チキンラーメン信者」だったし…苦笑。あと、韓国の辛ラーメンにハマるんだった)

90年代前半と言えば、「豚骨ラーメン」や「背脂チャッチャ系ラーメン」が勢いに乗っていた頃ですよね。当時のテレビ番組(録画)を見ても、「札幌味噌ラーメン」「東京醤油ラーメン」「博多豚骨ラーメン」のお店が主流となっていて、「魚介醤油ラーメン」や「魚介豚骨ラーメン」っていう言葉は使われていませんでした。ただ、「勝丸」とか「東池袋大勝軒」など、魚介系の乾物(煮干し、昆布、焼き干し等)を使った醤油ラーメンも注目されつつありました。

で、1996年頃を境い目に「魚介系ラーメン」が言葉(概念)として使われるようになり、後の「濃厚豚骨魚介」とか「濃厚煮干し」とか「魚介醤油」とかと、「魚介」とか「煮干し」っていう言葉がラーメンに付くようになったんですね。

そのきっかけを与えたのが、武蔵の「秋刀魚節」だったのでは?、と思うのです。

90年代以前も、普通に当たり前にラーメンのスープに煮干しや昆布は入っているお店には入っていました。が、あえてそれを「魚介系ラーメン」と呼ぶことはありませんでした。武蔵が「秋刀魚節」をアピールしたことで、「煮干し」や「魚介」がアピールできるワードだと認知されていったんだろう、と思うのです。

まさに、そんな「魚介風味のシャープなキレのある豚骨鶏ガラ✖乾物のWスープ」でありました。

麺はこんな感じです。

麺も、武蔵っぽさを感じるもちもちっとした中太の縮れ麺であります。

久々に武蔵の麺を食べて、「やっぱり、武蔵らしい麺だなぁ」って改めて思いました。

けど、武蔵の麺って、どこの麺なんだろ?! 自家製麺かなって思っていたけど…

色々ググってみても、武蔵の麺がどこの麺なのか、誰も書いてない…(;´∀`)

どこの麺かは分かりませんが、「武蔵の麺だなぁ」って感じる麺でありました。

麺の量もまさに適量で、普通に最後まで美味しく飽きずに頂けました。

チャーシュー?がちょっとビックリするほどに大きくて…

これ、もはやチャーシューっていうよりは、、、

なんだろ、、、巨大なハムみたいな?!?!

こんなでっかいチャーシュー、なかなか見られませんよΣ(・□・;)

低温で調理しているお肉だと思いますが、チャーシューっぽくはないっていうか。

なんか、高級なハム?を頂いているような感覚になりましたね。

味玉&角煮はこんな感じです。

味玉はホント「教科書的な味玉」で、非の打ちどころのない味玉でした。

角煮は、…「武骨」で生まれた武蔵グループの「トレードマーク」になりましたね👆

2007年の麺屋武蔵武骨の実食レポはこちら

この頃から、武蔵グループでは「角煮」を乗せるスタイルが出来ていたんですね。

ただ…、この歳になると、脂身多めの豚バラ肉はちょっと怖さを感じますね。脂身がほとんどで、ちょっと体にはよくないかなぁって思う自分がいて、、、( ;∀;)

でも、今も麺屋武蔵は「若者向け」のお店になっている感じなので、若者にはこういう脂身いっぱいのお肉がよいのでしょう。おっさんは、静かにノーマルのら~麺を食べた方が気持ち的に楽でしょう👆

で、、、、

とんがり飯

です!!

このミニ丼のどこが「とんがり」しているんだろ??!?!(という疑問が…)

サイコロ型にカットされたローストポークに、甘旨系の(焼肉ソース?ガーリックステーキソースみたいな?)タレがかかっています。

中央に添えられている卵の黄身を崩すと、とろりと黄身が溶け出します。

タレがすっごく濃くて風味豊かで、もう無我夢中で食べちゃいました。

物足りなさゼロ! 完璧なミニチャーシュー丼だな!って思えました。

シンプルだけど、完璧、、、って感じかな?!

で、最後に、、、

ジャーン!!!

にんにくつけ麺

です!!

これは、15年前にはなかったつけ麺ですね~~。

にんにくの風味がガツンと効いたにんにくテイストのつけ麺です。

こちらにも麺屋武蔵のトレードマークである豚の角煮がどーんっと乗っています。

つけスープは、かなり都会的というか、洗練された感じになっています。

基本的には、清湯スープのつけスープで、こちらもシャープでトゲトゲしています。

さっぱりとした痛快な味わいのつけ麺スープかな、と。

麺屋武蔵っぽさを残しつつ、イマドキのG系要素も入り込んでいるような味わい。

このつけ麺、きっとファンも多いんだろうなぁ、、、

隣りの人もこのにんにくつけ麺を食べていました。

ハマればハマる味って、まさにこういう味なのかなぁ、、、って。

にんにくが好きな人は、これも食べてほしいですね~~。

見た目以上にかなりにんにく臭の強いつけ麺になっていますよ~。

ちなみに、つけ麺の麺の量はこんな感じになっています。

茹で前と茹で後では、全然グラム数が違うんですね!!

3.5倍盛りまでは、ノーマル料金で頂けるみたいです😊

今の時代にあって、これはとってもありがたいサービスであります。

あと、こちらではつけ麺のスープ、一杯までおかわりできるんですって!

こんなサービスをしているお店って、他に知らないなぁ、、、(;´∀`)

こういうところもまた「武蔵ism」って言えるでしょうね。

***

というわけで、、、

15年ぶりとなる新宿の名店【創始麺屋武蔵】の実食レポでした!

15年ぶりかぁ、、、(一回くらい来た気がするけどなぁ、、、)

麺屋武蔵は、なんか変わらずに「武蔵だなぁ」って思えたのが嬉しかったかな?!

90年代後半の空前のラーメンブームを牽引した「東京の代表的ラーメン店」ですからね。

ちょうど麺屋武蔵が大ブレイクしている時に、僕もここに来て、2時間くらい並んで「ら~麺」を食べたもんです。その時はまだブログとかやっていなかったので、どう食べたかの記録等は残っていないのですが、、、(;´∀`)

ただ、なんか「未知のラーメン」に出会った気分だったってことは朧げに覚えています。美味しいとか美味しくないとかってジャッジできないラーメンだったなぁって、、、。

今も、なんかそういう「未知性」みたいなもの、ありますね。

例えば、壁を見ると、、、

なんか、よく分からない壁飾りがいっぱいで、、、笑

よくよく見ると、なんかどれも、ちょっと怖いんですけど、、、(;´∀`)

どれも、ホント、不気味というかなんというか、、、

これらの飾り物が高級なのかそうでないのかもわからない…

欧米系のものなのか、日本のものなのか、あるいはアジアのものなのか…

謎に包まれたこの麺屋武蔵の壁、、、、

場所はこんなところです。

西新宿ですね。かつて新宿ロフトがあった場所の近くです。

このエリアには、他にもいっぱいラーメン屋さんがあるんです。

また、新宿ラーメン巡りもゆっくりとやりたいなぁ~~(n*´ω`*n)

麺屋武蔵のだし醤油!

麺屋武蔵監修の辛まぜそば!

麺屋武蔵現社長の矢都木さんの五輪書!

これも読んでみたいなぁ~~

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