今日は、およそ一年ぶりに、埼玉在住の僕の実弟の夫婦宅を訪問した。弟も早いもので30歳になった。お互い歳をとったものだ(苦笑) うちの弟は、僕よりもずっとずっとしっかりとしていて、僕よりもずっとずっとオシャレでかっこいい(笑)。大好きな弟だ。が、最近はお互いに忙しくて、なかなか会えない。でも、世界でたった一人の兄弟。trust no oneな僕だけど、弟だけは信じられるかな。たとえ裏切られてもいいかな。裏切られても、許せる唯一の存在かもしれない。
そんな弟が僕にオススメしてくれたお店がこちらの「麺屋はつがい」だ。うちの弟は、僕みたいにラーメンフリークではないが、それなりにラーメンを食べている。大好きなのは「欣家」ってことで、それなりに分かっている男だ。そういうわけで、弟と父と3人ではつがいに向かった。
はつがいは創業2年と短いながらも、すでに3店舗をかまえる人気店だ。店主さんは結構戦略家なのだろう。2年で3店舗経営ってやっぱりすごいと思う。朝霞にあるのが本店で、他に練馬と江古田にはつがいはある! HPはこちら
弟のオススメはつけ麺だった。つけ麺は大好きなので、今回はつけ麺をいただくことにした。それから穂先メンマ(100円)というのも。。。
こちらのつけ麺は、見た目からして今風の濃厚豚骨魚介だ。ここのお店の名刺にも「本格濃厚豚骨魚介つけ麺」と書いてあり、ここのねらいは明白だ。ちょうど二年前くらいからこの系統のスープが人気を博するようになった。まさに時代にあったつけ麺専門店なのだ。当然、お客さんも多く、それほどよい時間ではなかったが、お客さんは次から次にやってきており、皆つけ麺を食べていた。
スープは、現在の最先端の人気店に比べるとやや濃度は低いが、それでも十分に濃厚なものになっていた。魚介の割合が高く、スープ自体は結構さらさらしている。スープも他の濃厚豚骨魚介のお店ほどにはどろっとしておらず、食べやすいタイプのスープになっていた。甘さや酸っぱさはほとんどなくて、ダシとかえしの旨味が十分に感じられた。
また、スープの中には細長く切られたチャーシューと穂先メンマとやわやわの半熟煮玉子とネギとなるとが入っていた。
麺はプリプリタイプのモチモチ麺だった。この数年で飛躍的に麺のレベルがあがり、ますますつけ麺が美味しくいただけるようになった。このお店もその例外ではない。麺だけで食べても充分に楽しい。スープにつけると、濃厚なスープが麺に絡みつき、豚骨と魚介の絶妙なハーモニーを楽しむことができる。
別皿の穂先メンマも実に素晴らしかった。やや濃い目に味付けされた長い穂先メンマは、そのまま食べても充分に美味しい。しかし、やはりメンマはラーメンのスープと一緒に食べるほうが数倍美味しい。ここのメンマだけ食べに来てもいいかな、と。
辛つけ麺の方もいただいたが、こちらは豆板醤と唐辛子で辛味をつけた赤いつけスープだった。豆板醤の味が強くて、結構インパクトが強かったなぁ~
全体的には、先鋭的でモダンなラーメン屋さんっていう感じかな。個性という点ではちょっと見劣りするが、この味なら十分に存在意義があると言えるだろう。流行りの味と言ってしまうと、ちょっとつまらないが、今のスタンダードを体感できるトレンディーなつけ麺屋さんであった。王道中の王道。これぞ、つけ麺!というようなつけ麺でありました。
麺屋はつがい
朝霞市本町2-19-12
04-8463-6630
水曜日OFF