また、新生児の遺棄事件がありました。
海岸で乳児の遺体見つかる 福岡
2日午前6時5分ごろ、福岡県古賀市古賀の大根(だいこん)川河口近くの海岸で、乳児が倒れているのを散歩中の男性(78)が見つけ、知人を通じて110番通報した。県警粕屋署員が駆けつけたところ、砂浜に女の乳児がうつぶせで倒れており、死亡していた。同署は死体遺棄事件として身元と死因の確認を急いでいる。
同署によると、乳児は身長約50センチ。全裸で目立った外傷はなく、へその緒が付いていたという。現場はJR古賀駅の西約1キロ。近くの住民によると、海岸は近所の人が早朝に散歩する場所になっている。海が荒れるとゴミや海藻が多く打ち上げられるという。近くの嶺井久勝さん(73)は「昨日も海はすごくしけていた。まさか、ここで見つかるとは」と驚いた様子で話した。
引用元
http://www.asahi.com/national/update/0402/SEB201204020006.html
これを読む限り、おそらくだけど、母親がどこかで一人で赤ちゃんを産んで、そのまま遺棄した、と考えてよいと思う。
こういう事件が起こるたびに、「どこかに相談できなかったのかな」、と思う。それと同時に、こうした女性が出てしまう背景をもっとしっかり検討しなければならないなぁ、と。
死亡した赤ちゃんは助けられなかったのか、その赤ちゃんが最も愛するであろう母親は救えなかったのだろうか。そして、その母と共に子の親である父親になんとかできなかったのか。
常識的には、この父母が咎められねばならないが、こうした父母は、いつの時代でも現れる。それを想定した新たな救済システムは創れないのか。
このテーマでの僕の探究はまだまだ続く。。。