この2月にドイツに行った時に、最高のドイツのPUNK ROCKバンドの音に出会えました。
それが、BETONTODです。
もう、これぞGERMAN PUNK!って感じで、惚れました。
今はもう、このバンドの音ばかり、へヴィーローテーション中です。
何がすごいって、このバンド、結成20年にして、ようやくブレイクしたバンドなんだそうです。凄くないですか? 20年頑張って、そして、その後にブレイクするバンドって。僕的に、すごい勇気づけられました。
続けていれば、いつか必ず何かが起こるんだって。
バンド活動を売れないまま20年続けるって凄いことです。単純に凄いとしか思えない。バンドなんて、始めた頃はそれこそ盛り上がるけど、ライブをやって、頑張っても動員が伸びなければ、どんどんバンド内の空気が悪くなる。売れない理由を見つけては、他のメンバーを攻撃したり、陰口をいったり。「売れないのは、あいつのせいだ」みたいな話になる。お金もかかるし、儲けなんて全くない。そして、いつ日か、「夢だけじゃ喰っていけない」という話になり、バンドは解散、、、
そんな話ばっかです。
でも、BETONTODの話を聞くと、やっぱりやり続けることが大事なんだなって痛感します。彼らの音を聴くと、本当にそういう気持ちになります。
彼らの音は、そんなに難しくはないんです。細かいところでベテランらしさは感じるけれど、やっている曲はどれもシンプルでキャッチー。ボーカルなんて、まさにドイツパンク!っていう感じで、DIE TOTEN HOSENっぽさもたっぷり感じられます。あるいは、TROOPERS♪ 僕の好みのど真ん中のボーカリストでした。サウンドも、シンプルで分かりやすくて綺麗です。
ちなみに、画像上のアルバム『ANTIROCKSTAR』が、結成20年を祝うフルアルバム。名曲揃いです。が、この時点では、まだブレイクしていなかったそうです(地元のCDショップ店員さんの話)。
画像下の最新アルバム『ENTSCHULDIGUNG FUER NICHTS』で、ブレイクしたんだそうです。
もうね、どちらも本当に素晴らしい作品で、久々に超熱くなりました。
久々に、ロック少年に戻った気分になりました。
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この二枚のアルバムの中で、特に衝撃を受けた曲がYouTubeにありましたので、よろしければ♪
もう、これでしょ!! 最強パンクサウンドでしょう。
激アツロックです。歌詞もすごいいいんです。
それから、もう一曲。こちらは、ドイツのPOPSに詳しい人なら、「おおー」って思えると思います。
出だしの「オーオーオー」ってところで、ピンときた人は、ドイツ通です♪
僕的に、もう超エキサイトでした。
「ポップソング」を否定しておきながら、そこにドイツのポップミュージックをアイロニカルに導入しているんですね。そこがたまらない。
「俺たちはハードなメロディーだけを愛するんだ」っていう歌詞がものすごいキュンってなりました。
こんなエキサイトなバンドと出会えたことに、僕は心から嬉しいです。
この二曲は、今の僕を鼓舞する最高キラーチューンです。
どちらも、「ANTIROCKSTAR」の楽曲です。
でも、僕がこのバンドに衝撃を受けたのは、ブレイクを果たした「ENTSCHULDIGUNG FUER NICHTS」の一曲目の曲でした。
上の二曲とうって変わって、メランコリックでへヴィーなサウンドになっています。
この曲の構成、メロディー、音、全部好みでした。
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今の僕が一番好きなバンドになりました。
ホント、今はこのバンドの曲ばっか聴いています。とにかくカッコいい。
そして、どのバンドよりも、ドイツっぽいんです。そこが好き。
よろしければ是非聴いてみてください!(本当は教えたくないんですが、、、的な)
ダウンロードもいっぱいできるみたいですので。
この曲も熱いなぁー。