散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

味噌を仕込む。

2021-02-16 06:41:18 | 


2月13日 乾燥玄米麹500gがずっと棚の上で眠っていたのを暫く睨んでいた。睨んでいるばかりでは何も生まれてこないので、常備している大豆もある事だし、味噌作りをしようということになった。
塩は海塩を使うつもりでいたけれど、生憎近所では入手できず、ヒマラヤの岩塩を使うことにした。
ドイツの大豆は香りが少ないからどうかな、と思っていたが、今の所割合いい感じにできている。。。気がする。

子供の頃東京の巣鴨という所に住んでいた事があり、昔ながらの商店街があった。当時は山のような形に盛り上げた味噌樽が並ぶ味噌屋が近所にあって、山は少しづつ低くなるがいつも綺麗に形を整えられていく様が面白かった。

同じ様に味噌を作っても、場所によって、作り手の持つ常在菌によって味が変わるというのだから、とても興味深い。どんな働きをしているのだろうか? 目に見えないので残念だ。
手洗いや消毒を度々行う必要のある現在、美味しさを作り上げる菌が減ってしまっているのかもしれないけれど、美味しくなってくれる様に毎日味噌に話しかけている。


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