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散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

蜂の話

2009-07-02 15:54:15 | 思考錯誤
今朝も我が家の植物には蜂がやってきていた。
蜂もヒラタアブがぶんぶんとにぎやかだ。




蜂も次第に記憶力が衰えるという話を読んだ。

蜂は彼らの生涯の間に何度か役割を変わる。
たとえば若蜂(という言葉があるものかどうかわからないけど)は巣の中の整理整頓から始まり、次には花粉や蜜を集め係りになり、最後は一番きつい餌探しで、これは年配蜂の仕事になる。餌探し係りを長くやっていると学習能力が落ちて、新しいショートカットを覚えられなくなるらしい。
ところが実験によるとそれは年齢によるものではなく社会的な役目次第で変わるようなのだそうだ。年配蜂でも転職すると学習能力が上がる様子が見られるのだそうで、その辺りの仕組みを調べている学者がいるそうだ。(こういう学者になって動植物を観察するのは面白いだろうな)

蜂ばかりではなく人間も同様でモノトーンな生活を送っていると(どういうことがモノトーンな生活か?というのは個人差があるのだが)幾つかの機能は必要無しとみなされて眠ってしまうかもしれない。新しい刺激が入ってくると眠っていた部分が覚醒するのだ。

最近学習能力が落ちている私だが、ひょっとして今新しい事を始めるべきか?

いやいや、本末転倒になってやるべき事が成らない羽目になってもいけない。
本でも読んで脳内マッサージでもした方がよろし。