
★映画メモ
Swimming with Sharks「THE BUDDY FACTOR」 1994年
知人のお勧め映画DVDを見た。
これは意見が両極端に分かれる映画かもしれないが、私にはなかなか面白かった。
こいつは酷い奴だなと思ってみていると、そこに至る裏付けが見えてくる。こいつは弱そうでいい奴だと思っていたら、案外辛抱足りぬ、しかししたたかな奴か。。とこちらの見方を変えさせて行くのも面白い。
『君が本当に一番したいことは一体何?』と突き詰められて若者が最後に
選択したものは。。。
ケヴィン・スペーシーは上手いね。私の好きな俳優の一人だ。
★展覧会メモ
ベルリンから来た友人らと共にNeuss Raketenstationで現在開催中のカール・ラーガフェルド写真展を見てきた。
版画用の上質な紙に解像度の低い写真の部分がシルクスクリーンで刷られている。おしゃれな写真だ。
何かもう少ししゃっきりとした感想を述べて見たいと思ったが何も出てこない。
一度あんなふうに自分の写真を大きくシルクスクリーンで刷らせて見たいなあ、とかこの額装はあまり綺麗じゃないな、とかそんなことや美術館内の空調が上手くいっていないのか黴くさいし、空気が悪いのが気になってしまった。
安藤忠雄の手になるこの美術館の前庭には桜(ソメイヨシノではないのが残念だけれど)が数本並んでいる。
淡いピンク色の花の塊が雨雲の広がる灰色の空の下で溶け合って雨風に打たれる花も風情がある。
そしてそれを映す水面。
風が水面に施す紋は見ていて飽きない。