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ROKSANのつぶやき

独断と偏見に満ちた時遊人の日記

中津川詣!

2012-04-22 23:38:17 | オ-ディオ
昨日、上様と上様のお友達とヤマテツさんと4人で中津川のキソ・アコースティック社長の原さん宅にお邪魔しました。

上様はもう既に3度お邪魔しているそうで、今回が4度目を数えるということでした。

私達3人は始めての訪問で、ましてや原社長さん宅ということもあり期待と緊張の折り重なった気分でいっぱいでした。

心配された天気も晴男が多いのか良い天気で、途中の高速道路の脇の桜も満開で、中津川インターを降りて原邸までの道にも

山桜が満開で益々気分が盛り上がってくるのが解ります。約3時間程で原邸に到着。

奥様が丁寧に淹れていただいたコーヒーを頂きながら、7chのマルチから聴かせて頂きました。

システムは複雑すぎて到底私の知りうる知識どころではありませんので、後のヤマテツさんのブログを参照にして頂ければ幸いです。



ソースはレコードからでしたが、最初に1音が出た瞬間から何と自然で何処にも引っかかるところなど微塵もなくスムーズに

音楽が流れるように出てきます。

2枚目のデューク・エリントンを聴いたときに確信しました。もうそこには音楽しかありません。このレコードはこういうふうに鳴

って欲しいと思うと本当にそのように鳴ってしまいます。

ラッパのソロのパートになるとラッパがスーっと前に出てソロを取ります。

ピアノでもベースでもドラムでもその鳴り方は変わりません。

これは、私などがどうのこうのと言えるレベルの音ではありません。持参のCDなど聴く必要が全くなくなりました。

この思いはヤマテツさんも同様であったようで、私のこの思いに納得の笑顔で返事が返ってきました。

次にHB-1での5.1CHマルチを聴かせて頂きました。上様からその凄さは聞いておりましたが、

実際にその場で聴くとあらためてそのシームレスな再生に驚かされ、

これ以上望む必要が無いのではと実感させたれました。

次にHB-1のスタックを聴かせて頂きました。


手前のがミニで奥のものがスタック仕様です。

オーディオ南海西田辺店で試聴会が開かれたときは予定が合わず参加できなかったので

今回聴いての音楽の大きさは想像を超えておりました。HB-1単体でも大型スピーカーが鳴っていると錯覚するほどの鳴り方

をするのですが、スタック再生では音の出方が大型スピーカーそのものです。

しかも上から下まで音が遅れてくるような事も無く一斉に立ち上がります。

もう、これ見よがしのオーディオは必要がありません。



最後にミニHB-1まで聴かせて頂きました。

こんなサイズのスピーカーですからあまり気にもしておりませんでしたが

しっかりキソ・アコースティックの音がするのにはこれまた驚かされます。

始終一貫してのぶれの無い再生は見事と言うしかありません。

せっかくだからと持参のCDも聴かせて頂きましたが、どれも今後の自宅での再生の指針と言えるもので、

少しでもこの音に近づけたらと思うばかりでした。


原邸はとても1日では到底聴く事ができないほどの懐の深さをもちあわせておりますので、

次回もしお邪魔できるものなら、今回聴けなかったシステムを聞かせていただこうと思っております。

今回、私達がお邪魔する事になり、お忙しいにも拘らず数日前からシステムの調整をしていただいた、

原さんにはただただ頭が下がります。年下のわたしが言うにはおこがましいのですが、

その笑顔はまるで少年のように無邪気に思え「この方は本当に音楽とオーディオが好きなんだなぁ」と誰もが思ったのに違いありません。

今回、このような機会を作って頂いた上様と快く受け入れて頂いた原社長さんに唯々感謝です。