goo blog サービス終了のお知らせ 

ROKSANのつぶやき

独断と偏見に満ちた時遊人の日記

大佐宅訪問!

2010-02-13 22:09:27 | オ-ディオ

きょう初めて大佐宅を訪問させて頂きました。
大佐宅には先日Kiso Acoustic HB-1 Hawaiian Koaが導入されておりました。


先日オーディオ南海 西田辺店で試聴会があり
日記にもアップさせていただきましたが恥ずかしい話ですが、
HB-1の能力の半分も理解できていなかった事が悔やまれてなりません。


大佐宅では自作されたオーディオPCがメインの送り出しになって、
すべてがワンクリックで再生することが出来ます。
そしてその再生される音の鮮度がまた素晴らしいものでした。

これまでに、自宅でPCオーディオをされているお宅に
お伺いしたことが何軒かありましたが、
これほどまでに鮮度の高い音を再生されている
お宅は1軒もありませんでした。

それに、その音の佇まいがこのサイズのスピーカーの音ではありません。
スモールサイズのスピーカーでもスケール感の出せるものは他にもあると思いますが
これほどのエネルギー感の出せるものは聴いたことがありません。

このサイズに関わらず、近年のスピーカーでこれ程実在感があり、
エネルギーがほとばしるという形容詞がぴったりのスピーカーは
他に無いんじゃないかと思います。

その上、このスピーカーには音楽性が感じられます。
エネルギーだけの無機質なスピーカーとは違って
聴き手に訴えかけてくるような魂みたいなものが感じられるのです。

それと不思議なのは、このサイズですから猛烈に箱が鳴っていると思われるのですが、
その一般的な箱鳴りの音が微塵も感じられないのです。

通常、箱を鳴らして聴かせているスピーカーには何らかの緩み(滲み)ありますが、
このHB-1にはこの音の滲みが全く感じられないのです。

音量を上げても身体の中をすり抜けていく風のような爽快感があります。
こんな音は今まで聴いたことがありません。

実在感があり、エネルギー感も半端じゃありませんが、
全く聴き疲れしないほどに音が自然なんですね!驚きです。

誰もがこのように鳴らせるとは思いませんが、
この感じは実際にこの場で聴いてみないと解らないと思います。

いくら言葉で言い表そうと思っても、体験したことがないような鳴り方は
イメージが無いので理解できないと思います。

よく録音現場の空気を切り取って、この場に持ってきたようなという表現をされますが
この鳴り方はまるで録音現場そのものです。

もう、圧倒されっぱなしの6時間でしたが、一度も途切れることがなく聴きっ放しで
時間の過ぎるのも忘れて聴き惚れてしまいました。

当分、自宅のシステムで聴く気が無くなってしまう様な素晴らしい音でした。