本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

きゃーぎつね

2006年02月21日 | 日々のこと

うちのぬいぐるみです。
新婚旅行の記念に、北海道から連れて来た、きたきつね。
口が可愛らしく開いているので、気に入っています。
(マジックテープになっているので、閉じることもできます)

まるで、きゃーと言っているような顔なので、
一目見て「きゃーぎつね」と名づけました。
(ちなみにポーズの違うぬいぐるみがもう一匹います)
ミドリガメだからみどりとカメ、と命名した、
夫のセンスばかり笑えません。。。

 ところで夫、今週も泊りが2回。昨夜も24時近くに帰宅しました。
この所、忙しすぎます!
ホントおめかけさん生活です。
どうする?帰って来たら妻がひとりごとをぶつぶつ呟いていたり、
ぬいぐるみに話しかけたりしていたら…
」と軽く脅しておきました。
きゃーぎつねよ、お留守番なのだから仲良くしようね。

いなけりゃいないで、普通に暮らせるもんですが。
夫としてもまるで淋しがらない妻では、張り合いがないでしょう。
という訳で、
こんなに留守ばかりで、ひとりで何して待ってたらいいのー?
と甘えてみました。
そしたら「皿回し」だと。
お皿回して。帰って来る頃には5枚くらい回してみせてよ。
でもプラスチックの使ってね、割れるのいやだから
」って…。

おめでとーございますっ!ってか?
夫よ、妻は芸人ではありません!

            >>「いつもよりたくさん回しております!」


かめの寝顔

2006年02月21日 | うちの亀
飼ったことのない方は、亀ってどういうふうに寝るの?
と、思われるのではないでしょうか。
こんな顔して寝ます。

みどりです。
ちなみに、下からまぶたがかぶさります。
水の中で眠るのですが、たまに浮き上がって、空気を取り入れながら寝ています。
オスのカメの方は、電気がついてるとはしゃぎっぱなしですが、
メスのみどりは、明るくても寝ます。
人が近づいても起きない時があって、可愛いのです。
あ、起きた。

寝起きの顔は撮らないで、と甲羅に首を引っ込めてしまいました。。。
それはご無礼をいたしましたね。

「雨に唄えば」

2006年02月20日 | 映画・DVD・テレビ

目が覚めたら、髪がゆるふわカールになっていました。。。
ほっぺのところにくるんって、巻き毛が落ちています。
パーマをかけてから5ヶ月。直後は、普段ノーメークのため、
出来損ないの名古屋嬢みたいになっていましたが。
寝癖でいい感じに崩れました。
しかし、その後一度も美容院に行っていないので、大抵はボサボサ。
そろそろお財布と相談して、切らねばなりません。
(美容院のカード見てびっくりした!半年近く放置って…新記録かも)

まあ、そんなことはどうでもよいのです。『雨に唄えば』のことでした。
気楽に観られるミュージカルは好きです。
『パリの恋人』『マイ・フェア・レディ』『サウンド・オブ・ミュージック』などなど。
夫はそこまで好きでもなくて、あの『オペラ座の怪人』のことは、
どこが面白いの?と不思議そうでした。
まぁ、タモリじゃなくても、
芝居の途中で突然歌い出し、踊りだすあの表現形式は、
違和感があるかもしれない。
しかしこの場合、深く考える必要はないのです。
歌は気持ちの表れなので、その心の叫びが長い!うざい!と思ったら、
ぽーっと他のことでも考えて、流せばよいのです。
(かなり邪道な見方ですね。すみません~)

CGを多用したハリウッド式スペクタクル映画に食傷気味の近頃、
懐かしの名画に回帰する日々なのです。
さすがに古臭いという気がするものもありますが、
技術が未発達な分、ストーリーが面白い作品も。
『雨に唄えば』も、『これもまた別の話』を読んだのでネタバレ状態でしたが、
かえって見所が分かり、楽しく視聴しました。

『雨に唄えば』1952 監督ジーン・ケリー スタンリー・ドーネン 出演ジーン・ケリー デビー・レイノルズ ドナルド・オコナー
あらすじ…舞台はサイレント映画からトーキーに移り変わる時代。ボードヴィル出身の俳優ドンは、スター女優のリナと組んで、無声映画の世界でヒットを飛ばしてきた。しかし、映画会社の意向で、次回作はトーキーで撮ることに。ところが技術は未熟で、リナは美貌に似合わない悪声の持ち主。試写会では観客にさんざん笑われ酷評されてしまったので、作品に手を加えてミュージカルに変えることに。そこで問題のリナの声は、ドンの恋人である新人女優のキャシーが吹き替えをすることになったのだが…。

 ジーン・ケリーの映画は初めて観たのですが、
同時代のフレッド・アステアより二枚目だわー、と思いました。
 夫は、ケリー演ずるドンが嫌いだったようで、
オコナーの演ずる、ドンの親友コズモが主役ならいいのに、だって。
(そりゃー芸達者だけれど。ギャグがしつこいところもあるぞ)
リナの女優さんも、あのキャラクター作りには感心したみたいです。
最後の口パク歌唱シーンは、イタイって言ってたけど。
 わたしは、キャシーが結構好きなので、応援の気持ちが強かったです。
リナは根性が悪いので、別にああいうことになっても、気の毒ではないの。
(やっぱり夫とはかなり視点が違いますね)

歌と踊りのシーンは、ちょっと今の時代だと冗長な気もしたけど、
 「グッド・モーニング」と「シンギン・イン・ザ・レイン」は、
何度聞いても飽きない。
なるほど、名作ってこういうものですか…と頷きました。
後世に残るものは、何がしかの理由があるもんですね!
それにしても、「イエス、イエス、イエス」
「ノー、ノー、ノー」にはウケました(笑)。


黒糖梅酒

2006年02月20日 | 美味☆礼賛

昨夜は日本酒のあと、コレでした。

せっかくの日曜だったのに、夫は例によって仕事とDVDの分類に忙しく、
わたしはぷーんだ!と思って、ブログに集中したり、夫のお昼作りを放棄したり。
(夫は自分で即席ラーメンを作って食べていました。
賞味期限が切れているのに、乾麺だから平気平気って…)

仕事は仕方ないけど、DVDの分類は妻にも手伝わせないのです。
ひとりで物置代わりの部屋を片付けたのは偉いけど、
書類をシュレッダーにかけ続けるだけの休日って、さみしい。
目が、完全に自分の世界に入っている。。。

つまらないので実家の母と電話していたら、仕事の書類を印刷し始めた夫、
電話の傍でプリンターをががが、と動かし、何度も失敗する。
(二穴パンチャーで穴を開けた紙は、それは中でひっかかりますよ。
3度目くらいでいい加減あきらめてくださいよ、おにいさん)
 部屋を出たり入ったり、同時にろくに見もしないDVDをかけ続け、
とてもやかましい。 パソコンの音量もやたらでかいのです。
母の声が所々聞こえなくて、
そんなに長い間話してないのに、渋々打ち切らなければなりませんでした。

で、わたし怒っちゃった。
1月2月と、週末の妻サービスが足りない!
拗ねました。
(わがままですって?ええ、そうです。わたくしはとてもエゴイストなのです!)
夫としては、一つ屋根の下にいることが妻サービスらしいのですが。
別の宇宙に心がさまよっていては面白くないのです。
妻に集中!娯楽を提供してください!
いつも一緒に過ごす土日を楽しみに待っているのですよ!
(しかし、期待は常に裏切られるのです…)

目の前にはずーっと何時間もDVDを並べてはメモをしている夫。
「名探偵コナン」や「ダンバイン」といったアニメDVDを流しっぱなしで。
 もうイヤ、この環境…となって、しばらく無視することに。
晩御飯も残りのラーメンを食べるというので、自分の分だけ作りました。
あきらかに妻がむくれているのに、危機感のない夫、知らん顔です。
この場合、仲直りは酒盛りです。
飲めば憂さも晴れるって…おじさんぽいなあ、わたし。

日本酒に漬物と、ごぼう&ベーコン&シメジの炒め物。
その日の業を為し終えてやすらぐ夫のお銚子を横取り。
気分は、飲め飲め。食え食え。
お次は生ハムも追加して、夫、カロリー控えめ梅酒。妻、黒糖梅酒。
 ロックです。黒糖が独特の甘さ。濃厚で充たされます。
氷が溶けるのを待ちながら、ちびちびと飲みます。
これは市販だけど、今年はぜひ作ってみたい。どうすればおいしいのかしら。
(黒砂糖じゃ駄目よねぇ。沖縄黒糖?それとも黒糖焼酎?)

〆にラーメンを食べた夫でありますが、夜中にちょっとおなかを壊しました。
原因は賞味期限のせいか、スパイス弱いのに黄金一味を入れたせいか。
飲み会続きの今月、無闇な暴飲暴食が祟ったのかも。
何はともあれ、昨年秋のように急性腸炎で入院されては困ると思った妻です。
あの時も食中毒の料理を出したわけではありません。
(原因は未だに不明だけど、何日も置いたものを頑固に食べる夫がいけないのっ)
断固主張しますが、わたくしは潔白なのですよ!


ショートショートを書いてみた。

2006年02月19日 | そのほかの趣味

 夢の内容から思いついて書いてみました。
 自分では、自信満々でこじつけに近いことをひとつにまとめ、
 決め付けてしまう人間への皮肉と、
 宇宙人?のような発想の人に対処した時のやるせなさ、を表したくて、
 文章にしてみたわけですが。
 夫に読んでもらったら、意味が分からん。だって。
 シュールすぎたか…。くすん…。
 でも、百万人にひとりはちょっと面白いって言うかもしれないから、
 ここに載せてみます。題は、

   しゃもじのせいです。

「あなたが冷たいのはしゃもじのせいなのですね」
「はあっ?!」
突然そんなことを言われて、おれは驚きの声をあげた。
「しゃもじのせいなのです」
訳が分からない。

発端は、何年も前に別れた彼女からの電話だった。
久しぶり、と挨拶をして、近況を尋ねあう会話があった後で、これだ。
「しゃもじ、って何。あの、しゃもじ?」
「それ以外の解釈があるのですか」心なしか彼女、憤然としている。
「逃げようとしても、真実は変えられません。あなたはしゃもじのために、これほど冷たくなってしまった。どんなに怖くても、真実は受け入れなければいけないのです」
分かりきったことを聞くな、という口調である。

何なんだ。おれがしゃもじで何をしたっていうんだ。いや、この場合、しゃもじがおれに影響を及ぼしたということなのか。
しゃもじの真実?おいおい。意味が分からない。
戸惑いつつ、「ええと、心当たりがないんだけど…」
「よく考えてみてください」きっぱりしてるなあ。「本当は、優しいんです。純粋な人なんです。ただ、しゃもじが、しゃもじがあなたを…」
だからしゃもじがどうしたというのだ!

おれは記憶をさかのぼって考えてみた。二人の間に何かしゃもじが関係することがあっただろうか。あの、飯を盛る時のしゃもじだよな…。片方の端が幅広く掬いやすい、へら。
木製のは、野菜炒めにも使っていた(ような気がする)。別に使えるんだからいいじゃないか、と思っていたわけだが。彼女がそれを見ていて、不自然だと感じたということなのだろうか。それにしてもつじつまが合わない。

「あなたがいい加減なのも自分勝手なのも、ひとりでいるのが好きなのも、しゃもじのせいなのです」
「はあ」
「わさびマヨネーズが好きなのも、いまだにフリーターでいるのも、しゃもじのせいなのです」
「はあ?」
自信たっぷりに脈絡のないことばかり。一体何だ?というかこの女自体、なんなんだ?なぜにわさびマヨネーズ?就職口がないのもしゃもじのせいですと?

苛立って、つい声を荒げた。
「君ね、どうしてそこでそんな話になるの!文句があるなら、ちゃんと筋道立てて話しなさい!」
「わたしはただ、あなたのためを思ってお話しているだけです…」
だから、その論理が分からないって!意味が通じるように話せというのに!
電話線を通して怒りが伝わったのか、彼女は哀しそうに、「せっかく、答えにたどり着いたから、教えて差し上げようと思ったのに…」と呟く。
おれは穏やかさを装う。「初めから最後まで、他人に分かるように話してごらん。まず、しゃもじがどうしたっていうの。なんでそう思ったの」
「わたしはちゃんと話しています!あなたの理解能力が足りないんです!」
こうなるともう、会話の成り立ちようがない。

大体、妙な感覚の持ち主だった。付き合い始めたときは、それほど変な子だとも思わなかったが。“天然”と信じていたものが、いわゆる“不思議ちゃん”だったことに気づいたのは、数ヶ月してから。
あとはずるずると、愛情が醒めるにしたがって、その個性が際立つようになった。根は善良で大人しいが、一途な目が据わっていて、切れると怖いという性格。こちらとしては思いもよらないことで爆発していたので、その度に大きな困惑と得体の知れないものに対する小さな恐怖を覚えていた。
いつしか気持ちが離れて、別れよう、と決めたのはおれだった。修羅場を覚悟していたのだが、意外とあっさり、彼女は頷いた。
その時、なにか考えているような素振りだったのだが…。

「しゃもじのせいなのです。全部しゃもじのせいなのです」
もしかすると、これか。
彼女にしてみれば理不尽な別れ方で、ずっと答えを探していたのかもしれない。
自分が悪いとは考えたくなくて、何でもいいから別のもののせいにしたかったのだろう。それで、とりあえずしゃもじ。

「景気が悪いのも、政治家が裏金を作るのも、アメリカ人が矢鱈とUFOに誘拐されるのも、しゃもじのせいです」
…違うかな。

「聞いてますか?!あなたが幼稚でマイペースでいつも残酷なホラーばかり観ているのも、エエカッコしいで理屈っぽいのも、ここぞという時に力を発揮できないのも、すべてしゃもじが原因です」
「あ、そう…」
もう、言いたいだけ言わせておけばいい、という心境。
「多くの日本人が夜更かしになったのも、向上心がないのも、一斉に熱狂しがちなのも、しゃもじのためです。お金持ちが月の土地を買うのも、子供たちが遅くまで塾通いなのも、サラリーマンがプロジェクトXに感動するのも、しゃもじ。猫が雨が降りそうだと顔を洗うのも、ブラジルの首都がブラジリアなのも、コンパの会費が女子だけ安いのも、しゃもじのおかげなのです」
「ふーん」
「ナスカの地上絵が描かれたのも、お酒が樽の中で発酵するのも、最近の映画にCGが多用されてストーリーがつまらないのも」
「うん」
「伝統技能が継承されないのも、20世紀においてとみに環境が破壊されたのも、IT企業の実態が苦しいのも、日本の観光地のお土産なのにメイドイン台湾と書いてあるのも」
「うんうん」
「プリンにしょうゆを混ぜればウニの味だというのも、恋人同士が渚で追っかけっこをするのも、本家と元祖が張り合うのも、全部、全部、ぜーんぶ!…」

前世の因縁、NASAの陰謀、秘密結社の裏工作…。しゃもじもそうした真実のひとつなのだろうか。突如目覚めた発見者は、無知な民草への啓蒙運動に熱心だ。
さて、いつまでこの話を聞いていなければならないのだろう。延々続いているな。
いっそ電話を切ってしまいたいが、彼女を振った負い目もあるし。すげなくしづらいのである。
…ああ。
それもこれも、みんなしゃもじのせいです。
                                     【 終 】


ある日本酒。

2006年02月19日 | 美味☆礼賛

わたしの地元の名酒です。
甘いけどしつこくなくて、するする入ってしまいます。
純米酒で、吟醸好きには田舎っぽいかもしれないけど、
素朴でかつ豊かで、ゆったり飲むには良いお酒なのです。

大学時代、日本酒の飲み方を彼から教わりました。
それまで、魅力が分からなかったんだけど。

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

大体20すぎぐらいの時って、まだ飲み方が分からない。
集団で楽しく、が基本で、酔って騒げればいい、みたいな。
その頃は甘いのばかり頼んで、へらへらと笑っていたような気がします。

だんだんと、周囲を冷静に観察したり、
本で酔っ払いに対する手厳しい一節を読んだりして、
自分の中での理想の酒飲み像を持つようになり、
年を重ねるごとに己を鍛えておりますが。

外で抑える分、うちでは夫相手にしつこくからんでしまう時もあり、
まだまだわたくし、未熟なのです。。。

しかしやはり、いい大人が酔って乱れるのはいかんですね。
馬鹿騒ぎも見苦しいです。他人に酒を強いたりするのもいけない。
イッキだとか、粗相だとか言ってがぶ飲みしたりするのは、
美味しいお酒に失礼なことです。
銀英伝のヤン・ウェンリーも言ってましたが、
“おとなになるということは、自分の酒量をわきまえること”。
自分のペースで、節度を守り、静かに、淡々と酒を飲むひとになりたいです。

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

閑話休題。

その彼とは現在の夫な訳ですが。
たまに熱い人間論を語る以外は、よい酒の相手でした。
日本酒が好き、と言っていたので、帰省した折のお土産として渡してみたのです。
そうしたらハマッたようです。以来、お土産ならコレ、ということに。

結婚してからは、実家の母にお願いして時々送ってもらいます。
この瓶は、暮れにお願いしたもの。
夫、お正月に堪能したものの、大切すぎて飲みきれず、
物置にしている部屋の、クロゼットの奥に保管…。(まぁ、冷暗所だけど)
昨夜はお金がないというので。久々に開けて、楽しく飲みました。
(うっかり杯を重ねすぎると、夫は心配そうに、
なんでそんなに飲むの?と言うのです。きっと惜しいのです。
面白いけど気の毒なので、妻は少し我慢します。結婚ってそんなものです

 さて、どうして銘柄を書かないのかというと。
これ以上知られたくないのです。(←かなり有名なんですよ)
だって、手に入りにくいときもあるし。
我が家の分をいつも確保したいのです。
(はっ!わたし、夫よりケチなのかも…)
ラベルが写っているので、見る人が見れば分かっちゃうけどね。
あえて、詳細は教えませんよ(笑)。


2月18日のおつまみ

2006年02月19日 | 美味☆礼賛

酔いが醒めたら、起きてしまいました。深夜2時30分です。
いまひとつ電波がつながらないので、ブログライターを使って書いています。
とかいって、投稿する前にほとんど消しちゃったよ…おいおい。
二度目の書き込みです。(泣)

さて、昨夜のおつまみは矢鱈豪華でした。ほとんどお土産尽くしなんだけど。
まず、鯛のおさしみ(義母からのいただきものです)。
ついで、漬物三種(京都土産の)。
そしてわたしが前日にマリネしておいたれんこん。
どれもお酒が進みます。。。

鯛は、よく脂がのっていて、至福の味でした。
なんでこんなにうまいんだろう、といつも思います。
(お義母さん、ありがとうございます♪)
たけのこの味噌漬けは、濃い目の味付けで夫がいたく気に入っておりました。
千枚漬けは、甘く優しく、歯ごたえも良い。
自然薯は、この間も書いたけど、
あっさりしていて、さくっ、ねばっで、とても美味しかった。
れんこんマリネ。ゆでて漬け込むのに、
ゆふいんの森の和風味という(多分ローカルな)ドレッシングを使いました。
これにはおろしたまねぎとおしょうゆとオリーブが入っていて、
深い味なので、よくサラダに用います。
切ってすぐゆでなかったので、変色してしまいましたが、
こりこり、とした感じがとても良かった。
(『なっちゃんレシピ』で覚えたんですが、ドレッシングが違うし、
本当はクレソンも入れるんです。しかしれんこん単独でもいけるね)

あらかじめ不親切ナイトだ、と宣言したので、
目玉焼きも食べたくなった夫、あとから電子卵で作り出しました。
でも、途中で「ちょうど良く焼けたらお皿に移してー」と放棄。
夫よ、心がけはよろしいので、次は最後まで頑張ってください。
油も、もっと気前よくひいてください。鉄製のフライパンなのです。
卵が底にこびりついてしまいました。。。

〆は鯛茶漬けです。おしょうゆとわさびに漬けておいて、
半生になった鯛の、実に美味しいこと!
お茶の中にうまみが溶け込み、ご飯と一緒にすすり食べる喜び。
もう言葉になりません。
めろめろです。


土曜日は退屈。

2006年02月18日 | 日々のこと

写真は、この間、夫がもらってきた花束です。
本当に贈られた人が、単身赴任の身で、「もらってもどうしようもないから…」って。
回りまわって、夫がお引取りしたそうです。

昨日花瓶に生けました。
ただ入れただけ…になってしまい、お花さんには申し訳ないことに。

結婚前から花嫁修業には無関心で、
今でも益体もないことばかりにうつつを抜かしています。
ひとりで楽しむものが、基本的に好きなのね。読書とか、手芸とか、DVD鑑賞とか。
インドア派だから夫と気が合う、のかもしれませんが。
今日は、ちょっとむかついた…。

お休みなので、一日中DVDの整理をしているのですよ。
先週は留守が多かったので、
のんびり妻と語らうか、車でどこかに連れて行くか、して欲しかったのですが、
ひたすら、出したりしまったり。整理方式を前と変えたりして。
細かいのです。

わたしが机の上にメモだの本だの出しっぱなしにしていると、
普段全く片付けにはノータッチなのに、
「これ、いるのー?いらないのー?」と動かしたりまとめたりして。
いらいらします。

そうして広くした机のスペースには、勿論DVDを乗せるのですよ。
しつこく「構ってよう」と言っていたら、「後で外に行こうね」だって。

夕方、友達と電話したあげく、「もう行くよ」とか言い出すから、
(出たっ!口癖「もう行くよ」。
急に、妻の支度待ちという姿勢をとるのです。大変ずるいのです)
「靴下ー!靴下持ってきてー!」という煩い要求にも応じ、
出かける用意をし終えました。
ところが、玄関まで行った途端、
「あ、今日お金ないし、やっぱり行かない」だって。
なんじゃそりゃー!!

わたくしにも用事があったのですよ。
豆電球とご飯のおかずを買いたかったのです。
それは家計から支払うものです。
出かけるって言うから、待っていたんじゃないですか。

ほんと、お前、マイペースすぎ。

いつもこんな感じで振り回されます。
本人に自覚がないので困ってしまいます。
頭にきたので、今からは不親切ナイトです。
「ごはんまだぁ」「おつまみもっとないのー」も無視。
知るかっ!と切り捨てることにします。
甘えても可愛げがない年になったことを、
思い知るが良いのです。

とか何とか言って、結局折れるのはこっちなんだろうなぁ。
たまには機嫌をとられてみたい妻です。

話は変わりますが、今日は夫に頼まれて、アマゾンで本を注文しました。
書店ではなかなかお目にかかれない書物も、
簡単に検索できて注文できるので嬉しい。
ついでに自分の欲しい本まで買ってしまいました。。。えへっ
TSUTAYA DISCASでは、初めてレンタルDVDを予約しました。
探していた昔の名画があったので、順番が来るのが楽しみ。
こういう、インターネットショッピング、最近とみに便利になりましたね。
パソコンを使いこなせるか否かで、情報格差ができるという時代、
もっと行政側でリテラシー教育を行き渡らせて欲しいものです。
ただでさえ世間から隔離されがちな主婦生活。わたくしも日々勉強です。
ネット関連のことはすぐに妻に頼む夫も、もっと勉強せいという感じ。
いや、できるくせにしないのかなー?(泣)
それも哀しいなぁー


稲佐山の夜景

2006年02月18日 | お出かけの記録
長崎で一番有名な夜景スポット、稲佐山。
これは一昨年の夏の写真かなぁ…昔のでごめんなさい。
星空みたいに綺麗ですよ。
どの灯りにも生の証が宿っていて、浪漫です。
何でも、1000万ドルの夜景だそう。
写真より、自分の目で見たほうが麗しい…。

この時は、タクシーでロープウェイ乗り場まで行きました。
展望台で夜景を見て、さて帰ろうと思ったら、
ちょうど終わり際の混む時間帯で、
迎えのタクシーが、なかなか来ない。

待っていたら、突然腹に激痛が。
ぎゃっ!と手で払うと、地面にぼとっと落ち、
かさかさと逃げていくイヤな生物が…。
わたくし、ムカデにおなかを噛まれたのです。
なぜー?なぜわたしー?!(泣)

夫の先輩が長崎に来られた時の事で、
夫婦で観光にお供して、そのまま夏の軽装で行ったのです。
やっぱりあれは、スラックスの裾から這い登って、
Tシャツの中にちょっと入って噛み付いたんだろうなぁ。
おぞぞぞぞ…

タクシーの運転手さんは、病院に!と言うし、
夫の先輩は、大丈夫、と言うし。
危険度には諸説あるんですね。
結局家で冷やして治したの。
もう洒落にならないほど、痛かったんだけど。
痕が消えるまで、数ヶ月かかりました。

この事件のおかげで稲佐山の詳細については忘却(笑)。
教訓は、“山をなめるんじゃない”デス。
皆さんも、行かれる時は、服装にお気をつけあれ。

至らない紹介でしたので、交通アクセスなどの情報については、
長崎ロープウェイ・スカイウェイのHPをご覧ください。
ロープウェイ・スカイウェイからの眺めを考慮しなければ、
山頂までタクシーでも行けるらしいので、
(一般車両は頂上までは無理です)
その時はタクシーの運転手さんにも聞いてみてくださいね。

いいですか、山です。
くれぐれも、観光地だからと言って甘く見ちゃダメですよ!(笑)

それはないだろう。

2006年02月17日 | 日々のこと

長崎の人って、修学旅行生に寛大ですね。
概して、観光都市の住人は、旅人に親切です。
京都でも、皆通り過ぎる人には優しかった。
わたしもできるだけ心を広く持とうと思っているのですが。
それでも時々、団体行動ならではの傍若無人さに、
ついむっとすることがあります。。。

この間、路電に乗ったのですよ。
長崎でも、道に電鉄が走っているのです。
一日乗車券があるので、観光に便利。
それゆえ、混みあうこともしばしばですが、
少し待てば次の電車がやって来ます。

その日の昼間は混雑してました。
なんとか座れたけれども、ぎゅうぎゅうです。
停車場に止まるたび、お客さんが詰め込まれます。
でも、ある時点でもう乗れなくなってしまい、
乗り口のドアが開いても、人、人、人。隙間がありません。
それを見た停車場の女子高生、
大きな声で一言。
「乗るなら降りろって感じー?」だって。

それはないだろうよ、お嬢さん…(-_-)
わたくしだって、修学旅行生の大群に先を譲って、
二本、路電を見送ったのですよ。
ほんと、周りが見えてないって感じー?

グラバー園に上るエレベーターでは、
女子高生たち、まだ乗れるのに、「次ので行きま~す」って、
おじさんと一緒の箱に入るの、固辞するし。
(操作盤の前のおじさん、ボランティアのガイドさんだと思うんですけど…。
次にエレベーターが降りてきても、あの人は一緒ですよ。はぁ…)
大浦天主堂では、男子高校生たちが、
信徒席の前の方で、だらしなく駄弁っているし。
(占領されて、見学しにくい雰囲気なのです。
実際に使われている教会なんだから、大声はダメよー
真面目に旅行してるのは引率の先生たち?
グラバー邸の前で楽しそうに写真を撮ってるよ。
いいけど…。生徒たちにもっと学びを修めさせろよ。
修学旅行なんだからさー。社会的なマナーとかさー。

帰って夫にこの話をしたら、のほほんと、
「それはあれだね、旅の恥はかき捨て、だね」と言いました。
旅行していると、地元の目にどう映るか想像しないことがあるからなぁ。
これも自分の身に振り替えて、気をつけないと。

それにしても。細かいことばかりにむかつきました。
わたし、いつか気難しいおばあさんになりそう。
(背筋がピンと伸びた端正なおばあさんなら、構わないけど、
自分は棚に上げて、他人ばかり粗探しするようでは困るし、
今から心がけて丸くならないといけないですわ

地元民は、観光客に何を聞かれてもにこにこしてるのにね。
偉いなぁ。
礼儀正しい子が大半だけど、
なかには未熟な子もいますよね。
こちらが大人にならないといけないです。

という訳で、笑って済ませましょう。
あははははははははは…。