本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

来年の目標

2006年12月27日 | 日々のこと
女の人って、過去をしつこく覚えているもんですよね?
年末のこの忙しい時期に、昔のことを思い出したりして、なんか立ち止まってしまうわたくしなのでした。

来年はね、もっと自分というものを持つべきだと考えていた訳ですよ。
周りに(ていうか、夫に・笑)左右されず、自分の揺るがない心と生活を持つべきだって…。相手のことを大切に思う気持ちは大事だけど、そのために自分を押し殺して生きていたら、いつかきっと破綻してしまうから。一人の人間として、もっと気持ちを表に出してもいいんじゃないかと…考えていて。

でも夫にしてみたら、わたしは今でも充分ワガママ妻という認識なのよね…とため息をつき、…思い出しちゃった。

もう三年以上も前になるけれど。入籍して引っ越して…間もなく妊娠して(…流産してしまったけれど)。なじみのない土地で母親になることの大きな不安を抱きながら、結婚式の準備をしていた二月。
誰かに支えてほしかったんだけど、夫も転勤したばかりで仕事が大変だったものだから、全然話をしてくれなくて。

ある休日に、とうとうわたし、壊れちゃったんだよね…。大喧嘩して、家を飛び出した。もう、本当に行き場がなく追い詰められていたんだけど…、しばらくしたら、気持ちを収めて家に帰ろうって思った。
で、泣かないために賑やかなランタンフェスティバルの会場まで行って、平気な顔を作っておうちに戻った訳です。その頃には夫も優しく迎えてくれたので、一応落ち着いた訳だ。

しかしですよ。のちに夫は酒の席で、「うちの妻は怒ると飛び出す癖があるんだよね~。前なんか突然家を出るから心配して待ってたら、ランタン祭を見て帰ってきたよ!」などと、さも妻が呑気なお馬鹿さんであるかのよーに話していたのです。

あの時は「実家か夫の元か」の分かれ道に立っていたんだよ、本当は!(怒)黙って聞いてりゃ調子にのりやがって、呑気なのはおめーだっつーの!つーの!つーの!つー…!(エコー)

ま、まあ。所詮は過去のことなんですけれど。芋づる式に思い出して、怒りまで蘇ってしまったり(笑)。なんかねえ。夫もわたしのような訳分からない妻に耐えてるのかもしれないけど、わたしはそれ以上に鈍い配偶者のために苦労してるんだよ。必死で自分を抑えても、なーんも気付いておらんのだもの。とほほ…。

だから来年こそは我慢しない。不満を溜め込まない。「わたしが大人にならないと…」なんて思い込まない。きちんと主張する妻になるのだ。夫がむくれたら、そのまま放置できるような強さを持ちましょう。(今度は夫が家を飛び出したりして・笑)
夫の方には、「言いたいことがあるなら自分から話せばいいじゃない」という姿勢から、「言い分があるなら、ちゃんと分かるまで聞くから、ゆっくり話してごらん」という風に変わってほしい(涙)。
いつか、何事も話し合って解決できる夫婦になれたら…いいですね。