本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

図書館で借りました:5

2006年09月01日 | 
ブクログの本を選んでいるうちに、
いまや入手困難な絶版本や、思い出の本、
好きな作家さんの未読本などが読みたくなって、
どどっと!図書館に予約しました。
気がついたら全部児童向けのものを借りていたのです。
ハードカバーばかりで、帰りが重いやらかさばるやら。

『よい子連盟』イーディス・ネズビット 国土社 S.53

『宝探しの子どもたち』の続編。
目に余るいたずらが原因で、休暇中、
田舎の家で過ごすことになった子供たちでしたが。
またすごい勢いでやらかしてますね、この兄弟は。
寝室に洪水を起こしたり、橋を焼いたり、
小船に積んだ石炭や、刈り入れした大麦を台無しにしたり。
(全く悪意はなくて、結果的に招いてしまったことなんだけど)
よい子を目指しても、裏目裏目に出るのが笑えます。
ただ長男のオズワルド、この性格のまま成長したら
かなりやばいなぁ。

『黒猫ジェニーのおはなし1』エスター・アベリル 福音館書店 1982

優しいキャプテン・ティンカーと暮らす、
小さな黒猫ジェニー・リンスキー。
はにかみやの彼女ですが、少しずつ猫社会に溶け込んでいきます。
トレードマークの赤いマフラーをして、木陰からおずおずと
キャットクラブの集会を覗く、ジェニーの愛らしさったら!
「勇気を出すんだ。頑張れ!」な感じです。
自分にしかできないものを持つのって、本当に大変。
でも一つでもあれば、静かな自信が湧いてくるのですね。
わたしは未だに探しているけれど…。

『くまざわくんのたからもの』きたやまようこ あかね書房 2005

“いぬうえくんとくまざわくん”シリーズ4作目。
きっぱり潔く、いつも自分の考えを持っているいぬうえくんと、
たびたび相手に流されては、後でやきもきするくまざわくん。
正反対だけど、一緒に暮らす二人です。
今回は、いぬうえくんに貸したまま返してもらえない、
自分のたからものが気になるくまざわくん。
分かるわぁ、その気持ち…。
いつのまにか自分の領域に誰かが入ってくるけど、
戸惑いながら分け合うことを覚える感じ。
あの同居コンビは兄弟にも友達にも、夫婦にも通じるよね。




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