ポチの女房

専業主婦のつぶやき

本『あの頃の誰か』

2012-03-21 22:29:06 | 
時々、無性に東野圭吾さんの本が読みたくなってしまいます。
そして、今回読んだのは、この本です。
今まで没になってしまった作品を集めた短編集。
期待していなかったせいなのか、おもしろかったです。
東野さんの文庫の中でも、お気に入りにいれてもよいぐらいです。
一番よかったのは、「シャレードがいっぱい」かな。

カーネーション 第142回

2012-03-21 22:14:22 | カーネーション
病院でのファッションショーの準備が、着実に進んでいきます。最後、奈津が病室にいなかったことがインパクト強すぎて。奈津は、どうしたのでしょうか?退院した、病室を変わった、亡くなったの三通りが考えられますが、おそらく退院したのではないかと思います。いやそう思いたいです。

糸子が病室をのぞきますが、奈津はいません。奈津は、オハライトコファッションショーのポスターを見つめています。
糸子と奈津が先を争って歩く姿、女学校時代を思い出します。

《今回のオモロー》
龍村院長に会ったとたん、笑顔に変わる奈津。女学生の頃から全然変わりません。相変わらずの面食いです。

総婦長、事務長とファッションショーの打ち合わせ。
希望者は、職員13人、患者さん41人。たくさん集まりました。
糸子は病状の悪い人をモデルにと言いますが。総婦長は反対し。総婦長の意見をとりいれ、職員7人、病状の軽い患者さん8人をモデルに。
予想通り、奈津の名前はありません。
でも、「こさえるんだけは、こさえとこかと思ってんや。」と糸子。糸子と奈津の服。「うちが赤で奈津が白。」「正月の漫才師みたいな感じですか。」と浩二

平成13年(2001)8月。
モデルの人たちとの打ち合わせ。「美しくなってもらいたいちゅうことです。」と糸子。
一人の患者さんが、糸子をみつめています。毛糸の帽子をかぶっていることから、病状は重いのではないでしょうか。
いつもの部屋に奈津がいなくて、動揺する糸子です。