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おかえりモネ 雑感

2021-10-31 16:15:47 | おかえりモネ
先日、『おかえりモネ』が、最終回を迎えました。
正直、最後まで、ドラマにはまることはなく、早く終わって欲しいと思っていました。
私には、あわなかったようです。
これから、雑感を書きますが、不満が大半になると思うので、『おかえりモネ』ファンの方々は、読まないことをお勧めします。

ヒロインが気象予報士になるぐらいしか、情報がなく見はじめました。
現代劇は、難しいであろうことは予測されました。
しかも、東北大震災を描いているので。
まだ震災が起きて、10年しか経っていません。
朝ドラでは、震災を少しだけ描いた作品は、あったものの、今作のように、初回から最終回まで、描いた作品は、ありませんでした。

最初は、ヒロインの百音が、なぜ亀島を出てしまったのか理解できませんでした。
あとから説明されますが。
震災のとき、津波を見なかったから。そのトラウマ。
原作がないので、もっと他の設定にしたら良かったと思います。
震災で家族を亡くしたのは、亮だけでした。
亮を主人公にすれば、震災については、深掘りできたように思います。
最終回、亮が主人公みたいになってたし。

人の役に立ちたい=気象予報士という発想も理解できませんでした。
それなら、医療関係者や防災士などを目指すべきではないかと思いました。
あのような基礎知識の状態で、よく3回目で合格したなとも思います。
まあ、そこは、気象予報士になるドラマなので、なるまでが、長すぎるとドラマの意図と離れるからかもしれません。
振り返ると、森林組合にいる頃が、一番よかったと思います。
風景描写もたくさんあって。
もっと気象用語を説明してくれるのかと思いきや、そうでもなかったです。
彩雲とか、けあらしとか、良かったですけどね。

百音と菅波の関係も、最初は、じれったいけど、すがすがしく感じられて好感を持っていました。
最後あたりは、グダグダでしたね。
お互いに大事なことを相談しないし、会えば、仕事の話。
ストレートに、「好き」や「愛している」という台詞は一度も出てきませんでした。
一緒に生きていきたいとか言われても、前提条件に、気持ちの問題があると思うし。
安達奈緒子さん、初めての脚本家さんだったのですが、直接表現はせず、ポエムみたいな台詞が多くて、私は苦手です。
今作は、好き嫌いが分かれた作品だったと思います。

清原さん、好きだったのですが、百音を演じる清原さんは、ちょっとねと思います。
先日観た映画『護られなかった者たちへ』の中での演技が好きです。
これは、脚本や演出の問題だったとは思います。
朝から、暗い顔が多かったです。
特に困難なことに出会うこともなかったように思います。
朝ドラでは、困難にあいながら、頑張るヒロインが好みです。
ですから、『おちょやん』ロスが、長引きました。
亮を演じる永瀬くん、初見でしたが、予想外に良かったです。
来年早々、NHKで主演ドラマが放送されるそうです。
妹役の蒔田彩珠さん、今までドラマで何度も観てますが、演技力あります。いつか、朝ドラヒロインもあるかもしれません。

次作『カムカムエヴリバディ』、朝ドラ初の三人ヒロインだそうです。
脚本が、『ちりとてちん』の藤本有紀さんなので、期待大です。

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