ポチの女房

専業主婦のつぶやき

てっぱん 第90回

2011-01-14 21:56:09 | てっぱん
「わし、ずっと前から好きや、ほれてます。鰹節。」と神田さん。
「私もや。ありがとう。好きやったわ、神田さんのそういうとこ。」と小夜子さん。(過去形でしたね。)
「仕事熱心やな、休日手当は、でえへんで。僕も好きや、鰹節。」と浜勝社長さんが、あらわれます。

伝さん宅。
神田さん、根本さん、鉄平さん、なぜか岩崎先生。
「あんたの入ったせいで、小夜子さんが浜勝やめてしまうんや。」と神田さんが根本さんに言います。「まだ返事してまへんわ。そんな事情があるんやったら、他のとこさがしますわ。」と根本さん。

小夜子さんがおのみっちゃんに。もう店じまいの時間です。
あかりさんが初音さんに「晩ご飯、何かある?」。「仕事してて食べそびれてしもうて。」と小夜子さん。「ロールキャベツ、作ってるさかい、これでよかったら。」と初音さん。
ロールキャベツ作りを手伝うあかりさんと小夜子さん。
「田中さんのご主人、幸せやったろうな。毎日おいしい料理食べられて。」と小夜子さん。「うちの料理の先生は、お父ちゃんや。あの人がおいしいて食べてくれるから、おいしいもん出せるようになったんや。あんたもええ人さがし。」「今さら、遅いですわ。なりそこねてしもうた、お嫁さんもお母ちゃんも。」「子供がおっても母親になれん親はおる。けど、家族つくるんは、遅うないんちがうか。うちは、この年で家族増えたさかいな。」「そやね。」

伝さん宅に、浜勝社長さんがそろい、外にでると。
「なんや、このにおい。」と伝さん。「手料理や、僕のおかんの。」と浜勝社長さん。
伝さんが、「みんなで味見しよう。」と。
「この酔っぱらいに食べさせたってくえ、小夜子さんの手料理。」と浜勝社長さん。
「初めてですわ、小夜子さんの手料理、うまい。」と神田さん。
「これ、食べられる人は、幸せやな。小夜子さんがその気やったら、一緒になったらええ。有馬さんと会うてきたんや。有馬さん言うてはった、これからの人生、小夜子さんと歩いていきたいって。こんなええ話、断る理由なんかないわ。僕らに遠慮しとるんか。」と浜勝社長さん。
「浜勝やったら、大丈夫ですわ、わしと社長が、もうちょっとしっかりしたらええこっちゃ。」と神田さん。
「僕もお手伝いします。たすき、渡してもらえませんか。」と根本さん。
「ごめんな。」とあやまる小夜子さん。
「何をあやまるん。僕、むっちゃ嬉しいねんで。さんざん苦労かけた小夜子さんが、やっとお嫁さんになるんや。」
「泣かしなや、あんたはんは、手のかかる息子や。」
みんなでロールキャベツを食べます。

本日のつっこみ処
「小夜子さんの手料理というところが疑問です。ロールキャベツは、初音さんの手料理なのでは?」