てっぱん 第８２回

あかりさんが、欽也さんにお店の相談をしています。鉄平さんも。
欽也さんから、客単価をあげるドリンクやトッピングの提案、常連さんを大事にするようにというアドバイスをもらいます。鉄平さんは、出前すると。

駅伝大会にむけて、尾道で練習する滝沢さん。空撮から入りました。
「ちょっと休もう。」と言う根本コーチを振り切って走る滝沢さん。

年賀状を見ている初音さん。そこへ、あかりさんから電話。
「店あてにきとる年賀状、教えてくれん？お客さん関係でだしとらん人がおったら、早めにださんといけんけえ。」
「大丈夫や、いまんとこ、出した人ばっかりからしかきてへん。」
「店あてに注文したもん、あしたの３日に届くんよ。うちが帰るん夕方になりそうじゃけえ、代わりに受け取ってもらえる？明日には帰るけえ。」
「帰る」に反応する錠さん。

本日のつっこみ処
「店から年賀状は出すかもしれませんが、お客さんからお店に年賀状を出すことはないのでは？」

事務室にて。錠さんと真知子さん。
「何をいじけとるん？」と真知子さん。「大阪、帰る帰る言うて。」と錠さん。
「大阪に残した仕事、気になっとるんよ。」
「あかりも鉄平も、尾道に帰ってきとるんじゃ。大阪は帰るじゃのうて行くじゃ。」
「ありがたいことよ、尾道だけじゃのうて、大阪にも二人にはおる場所があるんじゃもん。」
「もっと子供らしゅうしとりゃええんじゃ、年に何日かしか、親元におれんいうのに。」

この「帰る」にこだわる錠さんの気持ち、よくわかります。年に何日しか、親元におれんというのも、身にしみます。

晩ご飯は、てっぱんでお好み焼き。尾道焼きではなく、大阪のお好み焼きです。
「わちがやる。」と言ってお好み焼きをひっくりかえす錠さん。失敗します。
「子供らしゅう親にめいっぱい甘えとりゃええんじゃ、尾道に帰ってきたときぐらい。」次は、成功。

次回は、あかりさんと鉄平さんが、大阪へ「行く」ようです。