ポチの女房

専業主婦のつぶやき

虎に翼 第116回

2024-09-09 22:05:21 | 虎に翼
「女三人あれば身代が潰れる?」
女の子が3人あれば、その嫁入り支度で財産を使い果たすことをいう、という意味です。私が年頃の時にも言われていました。
それだけ、結婚には女性の方が費用が、かかっていました。
女三人をもつ親は、登場していないように思うのですが、どのように物語が進んでいくのか。

原爆裁判、原爆の使用を世界で初めて違法と判決は、その後、世界で注目を集め、被爆者への国への支援、法制化する根拠のひとつとなっていきますというナレ。
竹中が初めて本を出版。
寅子のことを初めて、佐田判事とよびました。

山田轟法律事務所では。
原爆被爆者救済弁護団結成。
よねが、寅子にお酒を持ってきて、「黙って飲め。」よねが、寅子に歩み寄って慰労したように見えました。
二人は立場が違っても、友達だと思います。同志といっても良いかもしれません。

☆心に翼
航一が、「寅子さん、苦しいことは、分け合いながら、もがきながら、一歩一歩です。」
理想的な夫婦のあり方だなと思います。
寅子、再婚して良かったですね。そばに、いたわり合える人がいるというのは、幸せなことです。

百合の認知症は、ゆっくりとすすみ、2年後に亡くなりましたとナレ。
ナレ死でしたね。周りは大変だったと思います。

昭和43年(1968)
多岐川は、闘病生活。
薫は、大学生。学生運動。
もしかして、安保闘争にも関わるのかな?

昭和44年(1969)1月
猪爪家の面々が、星家へ。
親戚一同が集まる、私が子供の頃の風景です。
懐かしくもあります。
優未は、大学院生で寄生虫の研究。
直治は、サックス奏者として独り立ちしているようです。演奏も素晴らしかったですし、猪爪家のムードーメーカーは、変わらず。
寅子にも孫ができましたとナレ。

寅子は、東京家庭裁判所・少年部の部長。
ライアンが、東京家庭裁判所の所長。
桂場、最高裁判所長官。
皆、出世しましたね。特に、桂場は、最高裁判所長官ですって。

残り3週、どこまで描くのだろう?と思います。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)



虎に翼 第115回(9/6)

2024-09-07 22:15:05 | 虎に翼
昭和38年(1963)6月
桂場のお団子検定。ついに梅子は、合格。
長かったですね。
何度行われたのでしょうか。
厳しすぎではないでしょうか。

竹もとに、道男がやってきて、寅子に、笹寿司の閉店を知らせにきます。
梅子が道男に、一緒に店をやらないかと提案。
和菓子とお寿司のお店。凄い取り合わせですね。でも、良いかも。
いずれは、道男がお店をやっていくということになりそうです。

昭和38年(1963)11月
判事補の漆間が、判決文を書きます。
寅子は、「請求棄却の一頃ですませてはいけない。」

自宅にて、思い悩む寅子。

☆心に翼
寅子は、百合に、「わたしね、苦しいっていう声を知らんぷりしたり、なかったことにする世の中には、したくないんです。」
信念をもっている寅子は、素敵です。

昭和38年(1963)12月7日
原爆裁判結審。
判決理由から読み上げる汐見。
「・・・被告が これに鑑み十分な救済策をとるべきことは多言を要しないであろう。・・・我々は本訴訟を見るにつけ政治の貧困を嘆かずにはおられないのである。」
主文 原告らの請求を棄却する
国側の勝訴。
とはいえ、判決理由にあるとおり、国が何らかの保障をすべきであるという主張でした。その後、被爆者の人たちに対する法律ができるきっかけになったことは、確かだと思います。
それにしても、裁判って、いつも長くかかりますよね。
その間に、亡くなった人も多かったことでしょう。

原爆裁判が終わり、何を描いていくのでしょうか。
来週、時間経過ですかね。

※次週への期待度○○○○○○○(7点)


虎に翼 第114回

2024-09-05 22:46:44 | 虎に翼
前回の続き
お手伝いさんから、優未が家を出てしまったという電話を、寅子がもらいます。
猪爪家に行ったのではないかと?
寅子の妄想が膨らみます。猪爪家の皆から責められる。
そこへ、また電話。おそらく轟からだったのでしょう。
優未が、向かったのは、山田轟法律事務所。

☆心に翼
居合わせた遠藤が優未に、「口や手を出してしまったりするってことは、変わってしまうと言うことを覚えて欲しい。」「変わったことの責任は、優未ちゃんが負わなければいけない。」
本当にその通りだと思います。
優未は、人の言葉をちゃんと受け止めることができる大人ですから、のどかとの関係もちゃんと上手くいくと思いました。

寅子と優未が、帰宅。
真っ先に玄関で謝るのどか。根本的には、いい人。
優未も謝ります。ただし、「バカじゃないのに、バカって言ってごめん。」
いや、謝るのは、そこじゃないでしょとツッコミたくなりました。
のどかも、「そこ?」って言ってましたね。

昭和37年(1962)1月
裁判の前日、原告の吉田が上京。
山田轟法律事務所に、やって来ます。
よねは、吉田に寄り添い、「心から納得して自分で決めた選択でなければ。」と。
やはり、吉田は、法廷に立つことを諦めます。そりゃそうでしょう。
法廷に立って、ケロイドの跡がある自分の顔をさらさなければならない、辛い経験を公の人たちに話さなければならない、地獄だと思います。
原告代理人が、手紙を代読する形をとりました。
「ただ人並みに扱われて、穏やかな暮らしをしたい。助けを求める相手は、国以外に誰がいるのでしょうか。」

昭和38年3月に最終弁論、判決を待つだけとなります。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)

虎に翼 第113回

2024-09-04 22:12:36 | 虎に翼
☆心に翼
寅子が鑑定人の嘉納に対して、「米国にも国にも、賠償責任を求められない場合、今苦しんでいる被爆者は、どこに助けを求めれば良いとお考えですか。」
「法学者として、お答えできることは、ありません。」
やっと寅子の発言を聞くことができました。

嘉納と反町。
嘉納は、政府による救済方法を考えるべき。
反町は、国際法の拡大解釈するわけにはいかない。
「お互いけっこうなものを背負わされてるね。」と言った嘉納の言葉が、胸に刺さります。

竹中の記事が週刊誌にのり。
原爆裁判は、世間の注目を集めていきました。
マスコミの力は、凄いですね。傍聴人ひとりだったのに、あっという間に満席になってます。

航一は、寅子に、「胸のうちにためているもの、夫の僕に少しわけてくれないかな。」
優しいですね。
寅子も、一人で悩むのではなく、話せる相手がそばにいてくれて、良かったです。

竹もとにて。
桂場の団子審査、まだ合格がもらえないのですね。
何度挑戦したのでしょう?梅子。
桂場は、寅子に、「司法に何ができるのか、そのことだけを考えろ。」
寅子が更年期のことを梅子に話すと、「こちら側へようこそ。」と言ってくれます。
更年期症状は、人によって様々で、辛い人は辛いと聞きます。私は、ひどい症状はなかったように思います。

原告の吉田ミキが、法廷に立ってくれると。
ミキのことを案じる轟。
「決めるのは、彼女自身。」とよねは、言いますが。
どうなるのでしょう?

昭和36年(1961)12月
百合が、夕飯用のシチューを捨てるという騒動を起こします。
玄関先で、タバコを吸うのどか。それをみた優未が、のどかに足蹴り。
正確には、のどかが百合に対して言ったことに怒ったのかも。
今まで、冷静な優未が、足蹴りしたのに、びっくり。
次回、事情が明かされることを期待します。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)

虎に翼 第112回

2024-09-03 21:18:17 | 虎に翼
昭和35年(1960)2月
原爆裁判の争点は、原爆投下が国際法に違反しているか、敗戦後放棄した米国への損害賠償を国が保障すべきか。
次回期日は、8月。

よねは寅子に、「意義のある裁判にするぞ。」。

☆心に翼
竹中は寅子に、「雲野先生に頼まれてね。この裁判を記録して欲しい、世に知らしめて欲しい。そろそろあの戦争を振りかえろうやという裁判だろ。」
本当にその通りです。竹中の記事が世に出て、世論を動かせたら良いですね。

百合の認知症は、進む一方。
余さんの表情が痛々しいです。それだけ、演技しているってことなのですが。
寅子は、更年期障害、百合は、老年性痴呆ではないかと言う航一。
百合のために、図書館で調べてきたようです。当時は、認知症という言葉は、なかったでしょう。

1年半後 昭和36年(1961)6月
百合は、いまだに、のどかが大学生と思い込んでいる様子。
のどかは、銀行員になっています。
星家では、百合の問題以外は、上手くいっている様子。
平日は、お手伝いさんに来てもらっているとか。今で言うヘルパーさんのようなものでしょうか。百合の認知症が、もっとひどくなると、素人では、どうすることもできなくなりますね。

原爆裁判は、結審せず。
原告側の鑑定人に尋問。
国側の鑑定人に質問する弁護側。
よねは、「憲法と国際法及び国際条約の規定では、法的にどちらを上位にお考えですか。」
「戦時中に、今の憲法は存在しません。」
「原告は、今を生きる被爆者ですが。」
こちらも、重いです。

※次回への期待度○○○○○○○(7点)

虎に翼 第111回

2024-09-02 22:37:05 | 虎に翼
「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?」
最初のうちは、ぱっとしないが、(他が油断していると)後になって手腕を発揮することのたとえ、だそうです。

昭和34年(1959)11月
特上寿司をもってくる道男。
優未は、高校1年生。
直明に第1子誕生。
直人は、司法修習生。直治は、ダンスホールで働き続けています。
朋一は、長崎地裁判事補。
寅子、更年期障害?
百合は、認知症かも。まだ若いのでは?

原爆裁判、第27回準備手続きが終わりました。

☆心に翼
汐見は、「法の下、すべての論点について、議論を続けましょう。」

岩居が、過労で倒れます。
「それでもやらねばならぬ。今、動かなければ。」とおにぎりをもったまま亡くなる雲野。
原爆裁判、関わった人たちの苦労がしのばれます。
肝心の雲野が亡くなるとは。
雲野に代わって協力することとなるよねと轟。
以前、雲野が頼みに来てましたよね。

昭和35年1月 日米安保条約
2月 原爆裁判 第1回口頭弁論。
誰も傍聴人がいないなあと思っていたら、ひとり傍聴席に入ってきたのは、記者の竹中。

3年の月日が流れ、人々の立ち位置も変わりました。
原爆裁判、27回も準備手続きをしたのですね。
今週は、原爆裁判中心でしょうけど。
百合の認知症も気がかりです。
重い話題ばかりだと気が滅入ります。

※次回への期待度○○○○○○○(7点)



虎に翼 第110回

2024-08-30 22:35:31 | 虎に翼
おなかギュルギュルになった優未をのどかを除く家族全員が、心配します。
その様子をみたのどかが、「そういうところが、嫌。」とキッパリ。
自分の家族は、干渉しない家族だったのに。父親は、仕事優先だったはずなのに。二人が来てから変わってしまったことに違和感があったのですね。
のどかが、自分の気持ちを打ち明けたことで、家族のそれぞれが、想いを語ります。
航一は、子供たちに甘えることなんてできなかったと。
百合は、家族を支えることが、私の支えなんです。

☆心に翼
百合が、のどかの「優未ちゃんの方がいいんでしょ。」と言ったのに対して。「寅子さんと優未ちゃんが、褒めてくれたから。」「のどかさんと一緒で、自分をみて欲しいのよ。」
私も百合のような立場なので、百合の気持ちは、よくわかります。
家族を支えることが役目、家族の幸せな姿をみることが、幸せみたいな。
ただ、百合の場合、血のつながらない家族に尽くせるという人は、素晴らしいなと思います。

寅子が、航一に、「お互い家族のようなものをお休みしませんか。」と提案。
はて?寅子と優未は、星家を出たのでしょうか?
そこらへんが、まるっと省略されてしまったので、なんとも。

時間経過し、秋山が産休に入ります。
秋山は、職場復帰に不安があるようです。
寅子は、「一番期待しているのは、秋山さんが選択して、進んでいくこと。あなたの居場所は、ちゃんとある。」「あのとき、して欲しかったことをしているだけです。」

昭和31年(1956)12月
秋山が無事に出産。ベビーシッターに名乗りをあげる百合。
星家は、すっかり明るくなりました。
あのときの話し合いだけで、すべてが解決するとは思いませんが。
ドラマ的には、一件落着で良かったと思います。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)


虎に翼 第109回

2024-08-29 21:54:17 | 虎に翼
桂場の梅子作の団子審査は、今回も×。
何回目なのでしょう?厳しすぎませんか。
竹もとに誘ったのは、ライアンではなく桂場だったようです。
寅子の意見書をしっかり読んだのでしょうね。

☆心に翼
寅子が桂場に、「この一歩を大切にします。そして、次の一歩につなげます。」

寅子が家に帰ると。
優未から提案がありました。昔の猪爪家のように棚をもうけるというもの、しかも、番号をふって。
そういえば、はるが、何番にある物をとってきてというシーンがありましたね。
凄く合理的。
朋一も賛成してくれます。しかも、航一の一緒につくろうにも同意。
寅子が、朋一のことを、「かっこいい。」と言ったことで、心を開く朋一。
母への想いも語ります。
いつのまにか、朋一を含めて、星家に笑顔が。
ひとり萱の外ののどか。

昭和31年秋(1956)
深夜、のどかが、警察に補導され、航一が連れに戻って来ます。
のどかなりの抵抗だったのかもしれません。
次の日
のどかが、「私やっぱり無理だわ。家族のようなものなんて、どうしても好きになれないの、この人たちが。」
外の空気を吸ってくると出かける寅子。
優未は、麻雀勝負を提案します。
「私が勝ったら、一緒に解決策を探って欲しい。」
のどかが勝ったら、家を出るということに。

麻雀大会開催中。
快進撃の優未のおなかが痛くなります。父親譲りですね。
心配するのどか。のどかの手は、もし上がれば勝ちといえる手でした。
もしかしたら、わざと負けるかもしれません。
のどかも、航一の娘なので、ひねくれているようにみえて、良い子なのだと思います。母を亡くして、寂しい想いをしてきたでしょう。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)

虎に翼 第108回

2024-08-28 22:09:45 | 虎に翼
小橋が何と言うのか興味津々で観ていたら。
「一番になれなくても、おまえのことをみてくれる人間が絶対にいるからさ。」と、しめます。
この男子生徒の中に、かつての自分をみたのでしょう。だからこそ、説得力がありました。
変わりましたね、小橋。いけ好かない人だと思ってましたが、社会でもまれたせいでしょうか。

秋山が寅子に妊娠を告げます。
「女は、人の三倍頑張って、やっと男に並ぶと教えられてきて。だから、私は、五倍頑張っていつもきれいな姿で、なんてことないように振る舞ってきて。やっと仕事で認められるようになったのに。」
かつての寅子の姿ですね。寅子は、妊娠を機に、弁護士をやめざるを得ませんでした。
当時認められていたのは、産前産後6週間ずつの休業申請だけ。
いや、私が我が子たちを出産した昭和60年代でさえ、一部の職業を除けば、同じく産前産後6週間の休業だったと思います。私自身は、専業主婦でしたので、定かな情報ではありませんが。
寅子は、秋山に、「もし判事を続けたいと思うなら、あなたの居場所は、必ず残すから。」

朋一から、「そんなこと言って大丈夫かな。」と言われる寅子。
おやおや、朋一は、少しずつ寅子に心を開いているのでは。
朋一とのどかは、母の思い出話。のどかは、覚えていないと言ってましたけど、覚えていますよ、きっと。

寅子は、桂場に、育児期間の勤務時間短縮、育児のための長期休暇の意見書を提出。
「時期尚早だ。」と一蹴されます。

竹もとにて。
寅子と秋山のところへ、よねと轟がやってきます。
よねと秋山が同期と判明。
他、女性法曹界の面々も集まります。

☆心に翼
寅子が、「道の開拓ではなく、舗装です。」「女性法曹の要望を意見書にまとめ、最高裁に提出したい。」

ライアンと桂場も、やってきます。
ライアンが桂場を連れてきたのでしょう。
育児のための長期休暇が、とれるようになるのは、ずっと先だと思います。
裁判官が、いつから認められたのか?
昭和30年代ですからね。
寅子の頑張りには、頭が下がりますが、女性の社会進出について、認められていない時代なので、難しいでしょう。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)


虎に翼 第107回

2024-08-27 22:13:38 | 虎に翼
寅子と航一。
寅子は、今からお風呂で、航一は、ウイスキーを飲んでいます。
航一は、寅子に愚痴をこぼします。「寅子さんと夫婦になれたから、次は、子供たちとも家族らしくなれるんじゃないかと。」「魔法がとけた気分です。」
寅子が、「ちちんぷいぷい。」と欲張りで気が大きくなる魔法をかけます。

☆心に翼
寅子が、「二人力をあわせて、子供たちとの溝を埋めていきましょうよ。」
この二人なら、大丈夫だという気がしました。夫婦関係がバッチリなので、子供たちとの溝も、埋められるでしょう。

のどかは朋一に、「どうにもならないことに、腹をたてるのやめなよ。疲れるから。」「わかってるよ。」
のどかの方が、朋一より大人なのでしょう。それだけ、溝は深いと思います。

数日後 優未の入学式。
花江が、やってきます。
三人で記念写真って、こういうとき、家族全員で写真を撮るものではないかと。
寅子と優未は、猪爪家へ。
直治登場。彼が登場すると雰囲気が明るくなって良いですね。星家とは大違い。直治は、高校卒業後、ダンスホールで働きながら、サックス演奏。音大に行くという選択肢は、考えなかったのかしら。
寅子の想い「家族になるのも夢を認めてもらうのも、時間がかかるのだな。」

直明の依頼で、生徒に勉強会を開くことになります。
手伝いは、秋山と小橋と稲垣。
小橋と稲垣は、久しぶりの登場です。
生徒は三人だけ。
戦争の話をふると、退屈な様子の生徒たち。いわゆる戦後世代ということになるのでしょう。
女性が車掌だったために起こった事件の説明をする寅子。
男子生徒のひとりが、「女は働かなくていいんだ。そっちの方が得なのに。」という発言。「そう、わかる。」と小橋。

男女差別の問題も取り扱うのでしょうか。
寅子の周りは、問題山積。あと1か月で、すべて解決できるのか不安です。
そういえば、美佐江問題も解決していません。どこかで、再登場しそうですけど。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)

虎に翼 第106回

2024-08-26 22:24:14 | 虎に翼
「女房に惚れてお家繁盛?」
亭主が女房に惚れ込んでいると、外で浮気や道楽もせず家庭円満になるということ、という意味。
昭和31年(1956)春
寅子と優未が、星家へ。
新しい生活が始まります。
寅子、航一、朋一、のどかで、麻雀。
祖父の教えのようです。
優未と航一が仲良しの話を聞いて複雑な表情の朋一とのどか。
二人は、おそらく、航一に可愛がってもらった記憶がないのでは。
新潟時代は、航一、単身赴任でしたよね。

朝、早く起きて朝ご飯の支度をする百合。
手伝うのは、優未。のどかは、手伝う気もなく。
朋一は、ごはん、のどかは、パン。
そのときの気分で、ごはんかパンを選んでいる様子。
それが、当たり前のように行われてきたのでしょうね、星家。
不審がる寅子。

☆心に翼
何か言おうとする寅子に、優未は、「気になることがあるなら、仲良くなって、それから、聞いていけばいいんだよ。」
優未は、大人です。

なかなか進まない原爆裁判準備手続き。
職場の後輩・秋山真理子、新婚のようです。
姑について、「どんどん嫌いになります。」
嫁姑問題、秋山のように思っている人、大勢でしょう。
昭和31年女性裁判官は、寅子を含めて全国に12名。
今は、どれぐらいいるのでしょうね。

朋一が、百合に何も言わず、食べてきたと聞いて、寅子は、前もって百合に伝えるように苦言を呈します。
「母親づらするは、やめてください。」
本音でしょうね。家族のようなものであって、家族ではないという認識。
のどかは、もっとやっかいかも。父親がいてもいなくても良いとか。
子供を連れての再婚、簡単なものではないと思います。
詳しく描くと観ている方が、辛いかもしれません。
なんとか今週末には解決できるのか。航一が、子供たちに何も言わなかったところが気になります。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)


虎に翼 第105回

2024-08-23 21:39:04 | 虎に翼
法服を着た面々の前で、寅子と航一が、申立人。
主文は、寅子と航一が、それぞれの姓で婚姻関係を結ぶことを認めるというもの。
理由は、姓を変えることによって、夫婦どちらかの社会生活での不利益や不都合をもたらす恐れがあるから。
事実婚を認めるという判断。今の社会に対する警鐘なのかもしれません。
個人的に、なぜ、選択的夫婦別性が認められないのか、わかりません。
全員が夫婦別姓だと反対ですが、選択的ですから。
姓を変えたい人は変え、変えたくない人は、変えなくてもよいと思います。
一方で、社会生活での不都合だけであれば、現在のように、戸籍上と違っても良いと認められているなら、問題ないのかもと思ったりしますが。
社会生活での不都合だけの理由でない場合もありますよね。

無事に結婚を祝う会終了。
明律大学同窓会?
五人娘がそろって、嬉しいです。しかも、先輩二人も加わって。
なぜか、轟もいるというのが、違和感です。轟をよぶなら、なぜ稲垣や小橋をよばなかったのかとか思います。

☆心に翼
崔香淑が、「あの頃のなりたい自分とは違うかもしれないけれど、でも、私たち、最後には、良い方に流れます。」
きっとそうだと思います。
人生、思うようにいかないことも多いけれど、最後は、良いようになると思いたいです。

次は、みんなで、海に行きましょうと寅子が提案。
実現できると良いですね。
この日、寅子たちは、のどがかれるまで笑って泣きました、みんな良かったね、おめでとうというナレ。

昭和31年(1956)春
寅子と優未は、猪爪家を出て、星家へ。
優未は、「航一さんは、お母さんと優未が大好きなんだもん。」と安心しているようですけど。世の中、そんなに甘くないと思います。
二人を待つ航一の子供たちの表情が暗い、暗すぎます。

※次週への期待度○○○○○○○○(8点)

虎に翼 第104回

2024-08-22 22:39:07 | 虎に翼
航一は、「お互いが考えていることを想いのままに書いた遺言書を取り交わして、それを僕らの婚姻届とします。」「僕は、寅子さんの夫のようなものを名乗ります。」
斬新なアイデアです。
寅子が言うように、のようなものをつけない選択肢もあったと思うのですが。

星家でも、猪爪家でも、事実婚に対する抵抗がなかったことに違和感を覚えます。事実婚は、法律で守られない夫婦ということになるのではないでしょうか。法律を職とする者が、それで良いのかとも思います。
ドラマ上、二人は事実婚することになります。
史実は、違っているようですが、あえてこのような形にした意味が、よくわかりません。

寅子と優未は、優未が、中学生になるときに、星家に住むこととなるようです。
上手くいくのかな。花江同様、心配です。

昭和30年10月 原爆裁判の第2回準備手続き。
裁判って、時間がかかりますよね。
しかも、国を相手取っての裁判ですからね。

直明と玲美の結婚式が、無事に行われます。
結婚式の様子は、描かれませんでした。

竹もとにて。
直明に呼び出される寅子と航一。

☆心に翼
直明の最後の親孝行として、寅子の結婚を祝いたいと。
現れたのは、明律大学の面々。
サプライズです。皆が、直明の案に協力してくれたこと、なんて、良い仲間をもったのでしょう、寅子は。寅子の人徳なのでしょう。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)

虎に翼 第103回

2024-08-21 22:27:30 | 虎に翼
前回の続き
航一の発言に大反対の百合。朋一とのどかは、容認。
寅子が、「いつ私が佐田姓になって欲しいと言いましたか?」
そうですよね。寅子は、航一にも名字を変えて欲しくはなかったはず。

☆心に翼
航一の結婚したい本当の理由は、「寅子さんの夫と名乗りたい。僕の妻ですと紹介したいのです。」「世界中の人に、この人が愛する人だと伝えることです。」
そこまで、言われたら、寅子が折れないわけには、いきませんよね。

寅子は、桂場に直談判。
「仕事の上で、佐田寅子と名乗ることはできないでしょうか。」
桂場は、即却下。理由は、寅子が、裁判官だから。
仕事上で旧姓を名乗ることは、私の記憶の中では、わりと昔から行われていることだと思っていました。
裁判官という職業は、特別なのですね。裁判官が、仕事の上で、旧姓が使えるようになるのは、平成29年からだそうです。ビックリ。

次の休み、轟から誘われ、ある会に、寅子は、優未と航一と一緒に参加します。ある会とは、同性愛の人たちの会というものなのでしょうか。
中には、性転換手術をしたという人もいましたが。当時、実際にいたものでしょうか。
航一はともかく、優未には、ショックが大きすぎないか心配になりました。
いずれにしても、性的マイノリティの人たちには、生きにくい世の中でしょう。それは、令和の時代の今でも、そうだと思います。
よねは、同性愛者ではなく、恋愛に興味がない中性的な人だったのですね。
そういう人も、たぶんいるのでしょう。

航一が寅子に、「僕たち結婚するのをやめましょう。」「婚姻届をだす結婚のことです。」
って、事実婚ということですか。
これにも、ビックリ。当時、事実婚という言葉はなかったと思いますが。

寅子と優未が、東京に戻ってきて、いろいろありすぎて混乱してます。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)

虎に翼 第102回

2024-08-20 22:19:15 | 虎に翼
結婚するとどちらかの名字が変わるということについて、自問自答する寅子。
佐田になるときは、結婚することが目的だったということで。
今回は、結婚しなくても良いのではということから、始まっています。
星寅子も、悪くないと思うけど。
現在なお、解決していない夫婦別姓問題。
どういう着地点になるのか。

もうひとつは、両性の合意の元での結婚。
両性とは、男女を指すということ。
寅子は、轟のところへ行き謝罪。
男女の恋人のことしか考えてなかったと。
当時とすれば、寅子の考えは、ごく普通。むしろ、告白した轟の行動に驚きです。隠そうと思えば、隠せたはず。

☆心に翼
轟が、「今振り返ってみればの連続。過ぎてからわかることばかりだ。」

轟、登場直後から、いい人だなと思ってました。
花岡に対する友情と思っていましたが。実は・・・恋だったとは。
法的に保障されない恋愛。
またまた難しいことをとりあげますね、虎つばは。
寅子は、轟を差別することなく、むしろ、「私にみえてない世の中のこと、もっと知りたいの。」といって、轟に話を聞かせて欲しいと言います。

日曜日
寅子と優未は、航一の家を訪れました。
優未が、航一に、電話してましたよね。そのときに、名字のこと、話したのかな。
航一が、「結婚したら、僕が、佐田姓になる。」
百合は、大反対。反対されるのは、当然かと思います。
たかが名字、されど名字というところでしょうか。
残すところ、あと1か月少々、問題山積で、解決できるのか不安です。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)