ROLLY ROLL BAND ~ RRB

2015年04月30日 | 日記

 

浦添は勢理客にプカリと浮かぶバナナ・ウォーホル。

浦添Grooveで月1定期的に行われております

我らがROLLY ROLL BAND(RRB)

昨夜も楽しい夜を皆様と過ごせました!

いつもありがと!

メンバーも多忙の中、あーだこーだと日々色々ありますが、

何とか4人で頑張っております。

新曲もぽつぽつと増え続け、益々ローリーでロールな

ミュージックをみんなで作り続けております。

さて、いよいよ来月5月30日(土)は

あの寄宮が生んだブロウマン

”田場様”がメンフィスから帰って来ます!

THE WALTZのナンバーもたくさん歌いますよー

久し振りのR&Bパーティー!

メンバー一同楽しみにお待ちしております!!!

YEAH!  かしこクック

 

 


天国のスキップ

2015年04月29日 | 日記

 

 

 

泣きじゃくったあの子を見たのは何年振りだろ?

いつのまにか大人になってたと思ってたのに

あの子はあの頃のままだった

小さな体いっぱいに 悲しみにくれる

言いたいこと 聞かせたいこと

いっぱいの想い 隠して

 

かつて僕らもそこから学んだ

生命には限りがあること

あの子は あの子よりもずっと小さなあの子からそれを教えてもらう

さよならは来る きっと来る

出会いも来る きっと来る

一緒に歌おう あの子へ届け

 

あの子お得意のスキップ 嬉しそうだね

天国のスキップ 嬉しそうだね

天国のスキップ 嬉しそうだよ

あの子の声が聞こえるよ 君へのありがと

 

 

 

 


WILD JIMMY SPRUILL STORY

2015年04月27日 | 日記

 

ワイルドギターといえば豪腕ミッキー・ベイカー。

ニューヨークの一流セッションマンだ。

しかーし、もう1人ニューヨークで数々のセッションをこなし

、そのわがままなギターを掻き鳴らしてきた男を忘れてはならぬぞ!

それがこのジミー・スプルーイルだ。

遂に海を越えて届きましたよー

この2015年、まさかのスプルーイルのコンパイル盤!

ボビー・ロビンソンのFIREやFURYを中心にセレクトされてますが、

ニューヨークの他のレーベルの作品もたくさん収録されてて、

よっ!待ってました!と叫びたくなるような、充実したお得盤。

ベイカーとスプルーイルは同じワイルドギターをウリにしてるわけですが、

二人はギターも風貌も異なり、

ベイカーが高級車乗り回すマフィアなら、

スプルーイルは差し詰め集りのチンピラってとこか?失礼。

スプルーイルはハウンド・ドッグ・テイラーに近い感じで

俄然チンピラな感じだ。

ベイカー風貌はほんとマフィアのボスっぱい(笑)

 

 

なのでレコード会社は結果を恐れて、

二人を一緒に起用しなかったのは安易に想像がつく。

お互いスタジオですれ違ったりして、

おめーには負けねーよ!とか、弱っちいギター弾きやがって!

なんて火花を散らしたのかな?

なんか興奮しちゃうな(笑)


スプルーイルはベイカーほど流麗なギターは弾かない(弾けない?)けど、

お騒がせ度に関しては一歩も引けを取らない。

つか後進のロックギターに与えたの影響はベイカーより

スプルーイルの方が大きいのかもしれません。

もしかしたら、ジミヘンなんかもスプルーイルのギターに触発されたかもしれないし、

ザ・バンドのロビー・ロバートソンは

初期のジョン・ハモンドのセッションでスプルーイルと共演してるから、

相当感化されたに違いない。

 

またそのハモンドのセッションにはビリー・バトラーも参加してるわけで。。。

なんか凄過ぎ

という事は、ビリー・バトラーのその頃の弟分だった

コーネル・デュプリーがスタジオ見学で来てたかもしんないし・・・

あ~想像ばかりが膨らみます。

やっぱりベイカーは呼ばれてませんけどね(笑)

ロニー・ホーキンスやディラン期のロビー・ロバートソンは

かなりスプルーイルに近いんです。

スプルーイルにヒューバート・サムリンを足した感じなんだ。

ロビーはホーキンスのバンド時代、ニューヨークに滞在してたから、

もしかしたらスプルーイルとも仲良かったかもしれん。

スタジオ以外、クラブで一緒に演奏したりね。。いいなぁ。。

いやいやほんとにスプルーイルさんロックしてて、 

ガレージ・ロックファンからパブ・ロックファンまで

虜にする魔力を充分に持っています!

さて収録曲の方ですが、

まぁーなんと言っても有名どころ、

ウィルバート・ハリソンの「KANSAS CITY」でしょうか。

 

 

この曲はビートルズを始め、たくさんの人にカバーされているので、

聴いたことのある方も多いのでは。

僕もこのギターでスプルーイルを知ったくち。

このKANSAS CITYはアンサーソング多くてですね、

他にもGOODBYE KANSAS SITY、KANSAS CITY MARCHってのがあります。

因にこのアルバムにすべて収録されています。

まぁー完全に当時ありがちな二匹目のドジョウ狙い!

先のハリソンのKANSAS CITYの大ヒットに便乗したわけです。

はい。

 

しかしこの人のギターセンスはやっぱ変っ!

ヘン ヘン ヘン!

異様に動きの多いヴィブラートにしつこいチョーキング、

モワァンとかベロンとか、キャッキャッキャとか。

言葉で言い表せない奇妙なホット・リックのオンパレード!

ふざけ過ぎでス・テ・キ

こんなん聴かされたらロビーもね。。

まぁ~・・あーなるわな(笑)

特にHARD GRINDという曲。

タイトルまんまじゃん!っとツッコミたくなるほどの企み具合。

で、ロビーまんまじゃん!と更にツッコミが続くわけです。

ギターの音もパキパキのコキコキ、ヘナヘナな感じでまたいんだ!

時折見せる、明らかにビリー・バトラーから拝借した

フレーズでお洒落に決めたりと、やろうと思えば出来る子です。ニン。

そっそ、我らがボス、キング・カーティス親分もあっちゃこっちゃで

サックスをブイブイ吹いてて、もーゴキゲン!

気分はNEW YORK!!

  

 

で、スピルーイルさんはギターも妙で。。。

レス・ポール師匠のモデルで有名な、

Gibson Les Paul Recordingを切り落としたものを使用してます

なんちゅー奴(笑)

なにをどう考えたらこうなんねん!

レスポールは重いからか?

ボ・ディドリーより目立ちたかったから?

あ~たぁさぁ~・・・

最近ならこんなシェイプのギターもあるけどさぁ~

斬新といやー斬新だけどさぁ~、

絶対弾きずれぇ~よぉぉ。

そうとうの変わりもんだよ、スップルーイルさん。

でも、これよく見たらヴォリュームのツマミや

ピックアップ・セレクターの位置が変(笑)

ブリッジの真下にあるじゃん!

つーことは特注?

ぎゃははは!!アホじゃん!

明らかに目的は軽さと目立ちたがりじゃん!

やっぱすげぇースップルーイル!

このワイルドさは、もう思考がそうなってるんやね。

お見それしやした。。。

以前LP時代に編集されたのと比べても、広範囲にコンパイルされてるし、

なんといっても曲が激多の2枚組!

さぁーギタリスト諸君!

◯◯スケールがどうたら、最新エフェクターで奇抜にどうたらと

言うその前に!

このジミー・スプルーイルを聴いてくれ!

まるで納税からうまく逃れたような爽快感が味わえますぞ!

しかしまぁービル・エヴァンスの次にスプルーイルなんてさ、

なんか高級フランス料理の後に、

復帰前の甘いだけのアメリカのチクロケーキ食わされた感じだよね~

わはは!同じニューヨークの同じ時代の音とは思えんわい。

オレってこんな奴なんだぁ~ ほんと残念でしょーがない

が、これもあれもニューヨーク!

だって人種、音楽のるつぼなのだからぁ。。

お後がかしこ!

そして I LOVE NEWYORK!!

 

 

 

 

 


極上のWine~Bill Evans Trio

2015年04月27日 | 日記

 

極上のWine~Bill Evans Trio。

取って付けたような信じられないコピーで死にごめん

ビル・エヴァンスの名盤「Waltz For Dabbie」

もう説明不要の名盤です。

世界中の数えられないピアノトリオのスタイルの礎を築いたであろう。。

永遠の名盤。

世界中のピアノトリオはけして足を向けて寝てはいけないのです

その昔、普久原楽器の支店にジャズ部があってね、

そこのHさんに勧められたんだ。

「あんたね~バーナード・パーディーもいいけど、

こういう上品なのも聴きなさい」つーて(笑)

当時サラ・ヴォーンやヘレン・メリルは好きでよく聴いてたんだけど、

インストかぁ・・・と迷いつつも購入した。

  マイルスとの共演でその名を轟かせたピアニストですが、

この時期のこのトリオが特に素晴らしいんだ。

その指先が鍵盤に触れたその瞬間、

恋人達が恋におちたであろうエヴァンスのピアノ。

 そのエヴァンスのビアノと対話してるようなスコット・ラファロのベース、

そして二人を後ろから支えるポール・モチアンの空間の大きなドラム。

もしもこんなロックンロールバンドを作れたら死んでもいいなぁ。。

究極の理想がここにあります。

このアルバムで初めてベースの奥深さを知りました。

とにかくラファロのベースが素晴らしいんです。

その表現力といい、リズムといい、

僕を魅了するすべてを持っていて

自由でありながらも、寄り添うような囁きがあったり

とにかく美しい

スラム・スチュワート同様、

当時の人達はその革新性に度肝を抜かれたに違いないでしょう。

このアルバムの10日後にラファロは交通事故で25歳て亡くなるわけですが、

そんな伝説もこのアルバムをさらに美しく輝かせてるのかもしれませんね。

でもラファロを失ったエヴァンスの喪失感は計り知れなかったに違いない。

特にA面の①~③の流れが僕は大好きで、

三人のインタープレイが生々しく記録されております。

是非このアルバムはでっかい音で聴いて頂きたい。

楽器の木の響きやノイズ、倍音がほんとに美しく響いています。

こういう音、今の録音技術で再現出来るのでしょうか?

 

ジャズもそうですが、

ライヴ盤にはスタジオ盤とは明らかに違うマジックがあるわけなんです。

その空気の振動こそが、音楽の究極の美なのだと思うのです。

もちろん観客と演奏者との距離感、音響の乱雑ささえも含めです。

このエヴァンスのライヴ盤と双璧になすのがセロニアス・モンク将軍の

Misterioso

僕にとってはどちらも宇宙的!

そして究極のロックンロールだ。

R.R.Bの目標だっ!

頑張れ!オレ

飛べ!かーじゅー 

 

 

 

 


ドローン参上

2015年04月27日 | 日記

 

 

 

なんかまたへんちくりんなドローンなる物が登場して来たよ。

いわゆる小型無人機。

最近首相官邸をターゲットに飛ばされ、官邸の屋上に落ちちゃったと。

その小型カメラには発煙筒や放射線を帯びた容器も

取り付けられてたって言うから驚いた。

その自首した容疑者?らしき人は、

反原発を訴える為に官邸にドローンを飛ばしたと供述したとか。

彼にとっては容疑者は国だといいたいところでしょうか。

小型無人機は元々軍事目的で作られた代物らしいが、

最近では一般人でも安値で購入出来て人気のようです。

たぶん国は犯罪などの防止などに期待してると思うけど、

もちろんリスクも伴うわけです。

すでにドローンの墜落でけが人が出たり、

盗撮マニアの必需品にもなってたりしてるわけです。

これがもし世界中のテロリスト達が使用したらって考えたら、

どうなるかは想像つきますよね。

実際この発想はオウムが計画してた。

サリンを空から日本中にばら蒔くって。

未だに地下鉄サリン事件は警察の行動の鈍さが議論になりますが、

もう少し遅れてたらこの空からのサリン攻撃も実行してたかもしれません。

 

便利なればなるほど、危険になるのは何故でしょう。

このプライベートさえ脅かす無人小型カメラ機。

普段見えない角度の映像を撮って楽しむ!

なんてのがウリらしいのですが、

ものなんてちょっとは見えないぐらいがいいのにね。

何でもかんでも分かったらつまんねぇーよ。

見えないから、分からないから想像するわけでさ。

便利は人間から想像力も奪っちゃうよ。

もしかしたら言葉さえも奪うかもしれませんね。

いや、もう奪われてるか。

これが普通になってることが怖いこと。

こないだ父に頼まれて老舗のカメラ屋さんに行ったんだ。

もうその店内のすっからかん状態を見て驚いた。

そうなんだよね、もうカメラに必要なのはコンピューターだけなんだよね。

現像なんてないし、仕上がり日も引き渡し券もない。

チップをピッと入れてチョチョイで出来上がりだからね。

つまり以前のような面倒くさい過程がないわけだ。

子供の頃、父がカメラ好きで小さな暗室持ってた。

あの秘密な感じ好きだったな・・子供ながらに。

あとあの現像液の独特な匂いね。

でも 今子供達に1番そんな過程を教えないと

いけないんじゃないかな?と思ったりします。

こんなことしたら人傷ついちゃうんだよ、死んじゃうんだよって。

昔やられた先公の体罰なんておれは許せないけど、

過程を通して教育出来ない学校もどうかとも思う。

それは国にも保護者にも同じ事が言えるけど。

 

しかしこのドローン。。。

このネーミングどうにかならんかね~

なんか小馬鹿にしとる(笑)

お前なんかヘンチクリーンで充分じゃ!

あっ オスプレイとヘンチクリーンが飛んでるつーて。

フン!

 

 

 

 


泡瀬KAZE

2015年04月26日 | 日記

KAZE怒涛の後半戦・・・なんだぁこの団体は!

そう私のコザ中学の後輩達なんです、はい。

たまーに来るんだぁーよー それも予告なしに(笑)

A&W一緒に歌ったよ。それも凄いテンションで

普段から曲順は決めないでスタートするソロライヴですが、

コザっ子度が高い日は曲が大幅に変わります。

どうしてもコザっ子セレクトになっちゃうのかな。

中学の頃から知ってるからなんだかとても不思議。。

あの頃はみんなお酒も呑んでなかったのに・・たりめーか。

でも賑やかなのは変わらないね。

KAZEの常連客も来てくれて嬉しかったな。

みなさんありがと

 

そして今夜も誕生日プレゼントいただきましたよ

かわいいお花と美味しそうなワイ・・

って日本酒じゃん!

それもニイガタぁーの ニイガタぁーのだよ。

怖いよ~ニガタぁーの酒怖いよー

新潟といえば、昔職場に新潟の子がいたんだ。

で、その子がとにかく呑むのよ~すげー勢いで。

呑んだら必ずみんなと揉めるんで、

ぼくがいつもその子のフォローしてたんだけど、

その子の話によれば、新潟で日本酒呑んだら

翌日「昨日お前ひどかったぞー」なんて言ったらダメらしいのよ

つまりお酒の席で何があっても、翌日まで持ち越したらダメなんだと。

うーん確かに一見心が広そうな気もするが、

その揉める夜は一緒にはいたくないかな(笑)

日本酒呑み始めの入り口はいんだよ。

問題は出口なんだなぁ。

知らぬ間に恐ろしいとこ着いちゃったりすっからね。

怖い~

あと日本酒のお供はあぶったイカではなく

ズバリ保護者です。イェイ!気をつけろっ!

家でちょびちょびやるね

ありがと

 

 

 

 


ONE NIGHT STAND

2015年04月23日 | 日記

 

過去たくさんのアーティスト方々と演奏させてもらいました。

その中でも特別に印象的だった服田洋一郎さん。

昨夜訃報が入り、お亡くなりたったのを知りました。

 

服田さんと会った最初の印象はミュージシャンというよりは、

ストイックなボクサーという感じ。

スポーツウェア着てたせいか、

話で聞くブルースマン的なイメージとはまるで違ってた。

オリオンビールのイベントだったんだけど、

確か僕は吾妻光良さんのバッグで演奏するという話だったんだ。当初は。

ところがリハーサルが終わった後、服田さんが僕に近づいて来て

「ローリーさん初めまして服田です。本番ぜひ一緒にやりませんか?」

みたいな感じだったのかな・・突然ね、言ってきた。

面白い人だなぁ~と思ってね。引き受けたんだ。

今思えば何故たくさんいたミュージシャンの中から僕を誘ったのか、分からない。

僕が面白そうに見えたのか、はたまた暇そうに見えたのか・・・

今となっては分からない。


やっぱ忘れられないのが終演後の吾妻さんとの会話。

服田「おい 吾妻!お前はまだ指なんかでギター弾いてんのか!」

吾妻「はぁ」

服田「今時代はフュージョンなんだぞー!」

吾妻「はぁ・・」

服田「ほれ このピックやるから使え!いいか、時代はフュージョンだぞ!わははは!」

なんかそんな感じだったかな?(笑)

ステージでぶっ飛んでいたストイックそうな人が初めて見せた笑顔でした。

打ち上げも不思議でね。

一軒目は全員参加の打ち上げだったんだけど、

その店出た後に服田さんが「ローリーこの後空いてる?」って言われて、

なぜか那覇タワーに連れてかれたのね。

なんでも学生時代の先輩がこの那覇タワーのラウンジで働いてるとかで。

そのラウンジでピアノを弾く先輩は、

これまた服田さんに輪をかけたようにキリッとしててね。

先輩「おっ 来たか服田!元気でやってるのか?」

服田「はい!お久し振りです」

先輩「お前あれだ、まだビートルズやってんのか?」

服田「はい!続けてます!」

 

みたいなわけ分かんない会話で始まってね(笑)

何時間前の吾妻さんとの「今時代はフュージョンだぞー」なんて会話からは

想像もつかない少年服田洋一郎が垣間見れてね、

なんだかとても微笑ましかったのを覚えてます。

 

服田さんとは音楽の話した記憶はない。

塩次さんとはビリー・バトラーかなんかの話をしたの記憶してるけど、

服田さんとはただそばで淡々と呑んでたのかな?

それもずっと一緒にね(笑)

ステージでも掛けて来た言葉は「ローリーさん、キーAです」ぐらい。

不思議な人でした。

服田さん、なぜ久し振りの先輩との再会に見知らぬ僕を連れて行ったのかな?

久し振りの再会、単に間が持てなかったのかもしれませんね。

でも久し振りに見たバンドマンの年功序列の世界。

楽しかったですよ!

また一緒に演奏させて下さいね。いずれ!

セッションはきっとそちらの方が凄まじそうでしょうから(笑)

とあるオキナワの夜。

たった一度の出会い、たった一度の演奏、

あのワンコード1発のキレキレの服ちゃんソウル!

あのとっちらかった自由こそ僕らのブルース!

まさに服田さんとのONE NIGHT STANDでした。

お元気で!

 

 

 


世紀のギターリフ~奇跡のユニゾン

2015年04月23日 | 日記

歴史にその名を残す世紀のギターリフがある。

まぁーなんと言っても、始まりはやはりチャック・ベリーのアレ、

エディ・コクランのアレ、バディ・ホリーのアレだろう。

しかし後に登場するアレは(だからアレってなぁーに?)

格別なアレを(だーかーら)持っていた。

マジックを持っていた。

英国特有とでもいうのか、

キンクスを代表する、あの大きなギターのコード・リフ。

キンクスの代表曲「You Really Got Me」

このイントロの凄まじさってのは今じゃ普通なんだけど、

当時のバンド少年達にとってはもう凄まじいインパクトがあったはずだ。

ゴガガゴゴ ゴガガゴゴ だもんね。

それはもう世界中のギター少年に間違いなく火を付けちゃったわけで。。

当時このイントロ聞いただけで興奮する若者と、

しかめっ面する大人を世界中で数多く生んだと思われます(笑)

キンクスのレイ・デイヴィスは

「こういうギターリフを最初に始めたのはストーンズではなく、俺達だ」みたいな

発言をしてて、なかなかやります。

そうだよね、ハードロックやガレージロック置いてても、

フーやストーンズは後追いの感じだもんね。

い。。。偉大だキンクス。

このシンプルかつ独特な世界観!

ほんと英国特有なんですが、本国よりなぜか英国で人気のあったエディ・コクランを考えれば

なんか納得させられますな。コクランのアレがコレになったわけで。

よく知らない方、アレコレとすいません

 
が、アレコレと凄まじい名リフを生み出した我が英国(笑)
 
やっぱアレですよね!究極のユニゾン・リフの「All Day And All Of The Night」!!
 
グギャ グゴォ ゴグギャギャゴのギターと 
 
あいな こんて とぅびうぃどぅゆの歌がほぼユニゾン!
 
これもかなりの衝撃度でごわす。
 
同業者はかなりやられたと思われます。つまり先取り!

これがギターのリフと歌がユニゾンというアレだ(もーええ)

因にこの曲のデイヴ・デイヴィスのギターソロも相当ヤバいです。

爆裂してて、居ても立ってもおれぬ,盛りのついた猿状態でごわす。

この落ち着きのない興奮状態がロックンロールなんですな~

やはりこの手の手法はシンガーがギタリストも兼ねてる要因も大きいと思うんですね。

初期のフーやストーンズもやはりキンクスほどではないにしろ、

そのギターリフからヴォーカルラインが自然と生まれたのは想像に難くない。

偉大だぁーええぞー英国男子!

 

それから20年の時を経て、久し振りに僕を驚かせたのが同じ英国男子達

ローリング・ストーンズ様だぁ。

刺青の男(Tattoo You)収録の「Start Me Up」である。

こちらもイントロのギターのチャーララと、

歌のすたみあっ!がまんま一緒なのである(笑)

これはもうギャグである。

くしゃみと同時にうんちが出たぐらいのインパクトがあります。

ありえないのだ。

普通は絶対ダサいはずなのに。。誰も止めなかったのか?

スタイリッシュなチャーリーなら「おいおい、すたみあっ!はないだろ~」ぐらい

言いそうなもんだが。。。羊でそれどころじゃなかったのかな。

がしかし、ストーンズ!

存在も並じゃなければ、そのダサさも並じゃない。

MTV全盛期、初めてこの曲をPVで観た時の衝撃ったらなかった。

もうカッコイイのかカッコ悪いのか、どうでもいいぐらい凄かった。

何やら太極拳風な奇妙な動きで登場するミック様。

そしてカメラが徐々に右側にパン。

ヤクザキースが入って来る。

ううっ・・・たじろぐMTVっ子達。

きたない(笑)

僕には一瞬”木枯らし紋次郎”に見えたがあなたはどうだろう?

因に楊枝はくわえておらず。。

でも僕には見えますがね。長ぁーい楊枝が(笑)

しかしその”すたみあっ”も、”きたなさ”も払拭する大サビの

ミック、キースとロニーの絶妙なハーモニーは素晴らしいです。

これはたとえ偉い音楽学校卒業しようが、

簡単に手に入れられる代物じゃありません。

ビーチ・ボーイズでもビージーズでも無理です。。。

これだけは無理。

このPV、MTV全盛の時代とは思えないヤクザ感で見物ですぞ。

この当時「すたみあっ」を「くすたみおっ」と歌い、

どこぞの民男くんをからかってたらしいが、

これは当時の金武のライヴハウス界隈のみで通用したギャグらしいので、

ご注意を。はは、くだらねぇー。

クールなキンクスの名曲から、ストーンズのすたみあっ!まで、

強引でしたが奇跡のユニゾンリフのお話。を。

後のハードロックやヘヴィーメタルにまで影響を及ばせたそのギターリフ。

その英国流ギターリフを見事に受け継いだのが

やっぱ AC/DC かな。。。。

カッケーもんなーアンガス・ヤング!

あれ以来なかなかないな。。。ガツンと来るギターリフは。

ギターリフ大好きな僕にとっては寂しい限り。

レスポール同様、復活望む!だな。

 

 

 

 

 


復活レスポール~泣けウーマントーン!

2015年04月20日 | 日記

 

レスポールというギターがある。

実は僕が初めて憧れたギターなんだよ。

中1の頃観に行ったダウンタウンブギウギバンドの

和田静男さんが弾いていたのがその理由。

そのレスポールの持つ官能的な音ってのは、13歳の僕を見事に虜にしたし、

この世代の人達にとってレスポールという言葉をきくだけで、

ある種甘美な気持ちにさせられると思います。

そのレスポールの流行の火付け役がエリック・クラプトン、

ピーター・グリーンやサンタナ、レズリー・ウエスト辺りでしょうか。

レスポートの音を聴く度に、彼らのその恍惚した表情さえ浮かんできます。

音が鳴る前から顔がイッちゃってるあの感じです(失礼 笑)

 

かぁ~

コレちがーう!!でも久し振り

やっぱコレコレ!

 

当時ウーマン・トーンとか言ってね、クラプトンの音から来たのかな?

こうギターのトーンを絞る事で高域をカットして、

ハムバッキングピックアップの特性を生かした音が流行したんだよ。

最近はとんと聴きませんがね。

そのウウッとか、ムムゥといったこもった音が、女性の泣き声のようだというのが

その名の由来らしいが。ほんとかなぁ~(笑)

オキナワもね、30年前はレスポールを見事に弾き倒すギターリストの宝庫だったんだよ!

プロアマ問わず、ほんとにみんな気持のいい、良い音出してたなぁ~

懐かしいなぁ~コザ高ビブラート(笑)

サスティーンを生かした大きなビブラートのセットでね。

これでもか!って感じでみんな競い合ってたっけ。

あれも一種のコザの文化遺産だったんだけどね、

こちらも最近は聴けなくて残念だね。

本人が制作に関わった事で、巨匠レスポールさんのその名が

命名された話は有名ですが、その頃はもちろんウーマントーンもなければ、

マーシャルアンプとの組み合わせもなくて、それはまた10何年も後の話。

和田静男さんのあとにヤングミュージック・ショー観た

エース・フレイリーも衝撃だったなぁ。。

なんたってレスポールのマイク付近から煙が出て来たんだから。

当時は演出だの知らないからさ、そういうギターがあるんだと思ってた。

照屋楽器で「煙が出るレスポールありますか?」

なんて聞いたバカがいたとかいなかったとか。とほほ。

よく廊下で真似して遊んでたよ。ホウキ持ってさ。

レスポール。良いギターだよ。弾かないけど(笑)

なんか弾かされるんだよね。

俺が弾いてやる!というよりは、あの楽器に弾かされるんだよ。

分かるかな?はは、俺の場合は完全にレスポールに弾かされる。

なんかそんな楽器なんだ。

なんかそう考えるとレスポールって女の子みたいだよ。

弾かされる。。泣きのギターを弾かされる・・・

買わされる。。バーキンのバッグを買わされる・・・

ははは、男はギターも懐も泣かされるみたいな!

そういえばレスポールのトップのブリッジ付近って女性の下腹部と似てる。。。

 

ちょっとポッコリとしたトコね。

そのこだわりのシェイプにも他のギターにはない色っぽさがあります。

もしかしたらレスポール弾く人って女性もポッコリフェチだったりして?

レスポール師匠はそういうデザイン性にもこだわってのかな?

いっ・・・偉大だぁ。

 

その昔レスポール弾く人に対しての褒め言葉だったんだ。

「君泣いてるねぇ~ ギターが泣いてるねぇ~」ってのがね。

ギターなんて別に泣かなくたって成立することは。。する。

けど、泣かずにはいられない(なんかのパクリじゃん)そういう性があるってのも

この楽器の宿命みたいな気もしたりしてね。

不思議だよね。ギターって。

ひとつのひとつの楽器がまるで違う生き物みたいで。

ちょっと他の楽器とは比べられないぐらい違うんだ。

さらにこれにギターリストの個性がプラスされるわけだから、

えらく違って来るわけだ。

因に僕は泣きませんよ。うん、ギターでは泣かない。

どちらかと言えば笑かしたい(笑)

もしくは呆れられたいみたいな。

げっ?とか、死にフラーフージーとかね。

 

 ガビィ~ン!!!

 

けど今夜は復活レスポール!と。

 

 

 

 


ヨルタモリ

2015年04月20日 | 日記

 

日曜といえば、楽しみはちびまる子ちゃんとサザエさん。

コミカルだけどちょっと毒もあり、

またどこか切なくもある、昭和の匂い立ち込める物語。

永遠に歳をとらない愛すべきキャラクター達を見てると

いつだって僕らは夏休みだ。

今すぐにでも明日の学校の準備が出来そうな。。気分。

ふと、大人になった自分に気づき、TVを覗くとヨルタモリ。

お化け番組笑っていいともを終えたタモさんが、

心から楽しんでおられる大人の番組だ。

隣には宮沢りえさん。

美しい・・・ひたすらに。

東京の知人がその昔、とあるBarで宮沢りえさんに遭遇した時の自慢話をしてた。

彼はその美しさに身動きさえ出来ず、体がお地蔵さんのように固まったとか。

そうなんだぁ~ へ~そうなんだ。。いいなぁ。。

でも、ほんと良い歳の重ね方をしています。

すごくキュートだけど、どこか凛としてて。

憧れるだろうな、世の女性は。

その宮沢りえさんが経営するこのBarもそうですが、

ゲストやレギュラー陣も個性的な人達ばかり!

最近はヨルタモリが終わると、あ~今週も終わりかぁ~みたいな気分になる。

学校の準備はしませんが、ほんと日曜の晩にふさわしい番組なのです。

 

「ジャズなんてジャンルはない ジャズって人がいるだけだ」

 

ほんとタモさんの発する言葉には、説得力と重さがあります。

キース・リチャーズの

「ロック?ロールはどうした?」に匹敵する言葉だね。

はて?ジャズは死んだのか?ロックは死んだのか?

 

 

  


空とてんぷらと海のにおい

2015年04月18日 | 日記

 

おとらくお越しの皆様!ありがと。

今夜はほんと様々な想いを胸に抱えたお客様がいらっしゃってました。

生後7ヶ月?のお子さんもいらっしゃってて、

この音量の中心配になりましたが、最後まで付き合ってくれてました(笑)

生まれて初めてのライヴがもし僕だったのなら

これ以上嬉しいことはないね。

「it`s beautiful day」を記念にプレゼントしたのですが、

さらにお子様に曲を!と催促するご夫婦(笑)

欲しがるねぇ~

しかし今夜のおとらく・・・

ライヴ開始直前にカラオケ始まっちゃうなんてさ~

宮城さぁ~ん、そこは頼みますよ~

ライヴ終演後のカラオケも相当キツイくて

もう少し30分くらいは余韻欲しいんですが、

開始前はね、さすがに。。。ね。

まっ、確かにコザはミュージックタウンといより

間違いなくカラオケタウンですけどね。

 

先日きいやま商店ポンキッキーニュースお伝えしたその日に、

タイミング良くきいやまから新譜が届いた。

今車で聴いてますよ。

「あるよね~」聴いて感じたんだけど、

彼らの歌はきっと打ち上げの会話から

即レコーディングに繋がってるんだろうね(笑)

そうそう、あの感じだよ。

明日は桜坂セントラルでレコ発ライヴがあるらしいですよ!

みんな足を運ぼう!

 

 


ポンキッキーから紅白へ!

2015年04月17日 | 日記

 

 

さて、我らが爆進中のきいやま商店。

ポンキッキーのレギュラーの座を獲得したようですよ!

恐ろしい勢いです。

あとは彼らの念願の夢、NHKの紅白へどう繋げるか?

以前マスト君と話した時に、

どうにかNHK朝の連ドラの主題歌取れないの?

なんて簡単に言っちゃったんだけど(笑)

でもポンキッキーも凄い!

なんか徐々に、じりじりと夢に近づいている気がします。

紅白の次はいよいよ

きいやまの8時だよ全員集合!だね。

みんな栄養つけて頑張れー

イッイッイッ!   

 

beポンキッキ―ズ
毎週月~金 7:30~8:00 BSフジにて放送中!

 

 

 


仏の顔も回収盤 ~その②~

2015年04月17日 | 日記

orleand   danca with me

回収盤は続く~よ~ ど~こ~ま~で~も~

のオーリアンズの「dance with me」(1973作)!

このアルバムは2ndアルバムになるんだけど、

当時アメリカではリリースされず、

日本とヨーロッパの一部のみで発売され市場から姿を消したそうな。

タイトル曲の「dance with me」の大ヒットにより、オーリアンズの名は

知れ渡ることになるのですが、実はタイトル曲でありながらも回収された為

大ヒットしたのは3rdアルバム「歌こそすべて (Let There Be Music)」

1975年のシングルバージョン(再録)からなんだ。

 

orleand/let there be music

これもやはりレーベルの戦略や判断のマズさが表れた結果ですかね。

こんな素晴らしいアルバムをリリースしないんだからね。

当時ノリにノッてるアサイラムに移籍して大ヒットしたのですから、

制作側の嗅覚の鋭さが物をいうという好例ですよね。

しかし僕はこのお蔵入りになった2ndの方が実はお気に入り。

なんたってこのアルバムは彼らの地元でもあり、聖地ウッドストックは

ベアーズヴィルスタジオで録られたもんなんだ。

3rdの如何にもアサイラムという、ワイドでLAギラギラサウンドもいんだけど、

こっち方がドライなんだけど温かみがあって、

バンドバンドしてて好みなんだ。

「dance with me」と「let there be music」の2曲再録してるんで、

聞き比べてみるのも面白いですよ。 

彼らの魅力のコーラスワークもドゥービー・ブラザーズやイーグルス同様に

ハイトーンを生かしたアレなのですが、サウンドの方はオーリアンズと

命名しただけはあり、ミーターズ風なとこもあり、

リトル・フィートに近い感じもします。

 ジョン・ホールってギタリストとしてイマイチ軽視されがちですが、

ほんと個性的なギタリストです。

ストラトキャスターといえばジミヘンですが、

ジョンホールもかなりのマスターです。

フレーズも独特。

特にラストナンバー、ルーファス爺の「The Breakdown」の

カッコ良さったらない!

例のヒャッ ヒャキャコォ~ンだよん!

やっぱみんな相当スティーヴ・クロッパーフリークなんだなぁ。。

痺れるぜぇー!!

ジョン・ホールとラリー・ホッペンのツインギターも素晴らしいです!

イーグルスやオールマンのような重厚さは無いですが、

ストラトキャスター特有のカリコリとした生音が生きててね、

独特でまた良んだ。

今じゃ両盤ともCD化されてますが、やはり日本のみのLPジャケットは嬉しいね。

オーリアンズも18の頃バイトしてた店でよく流してて、

スティーヴン・ビショップやカーラ・ボノフ同様に今でも聴くと

あの頃にすぐに飛んで行けるタイムスリップ盤だ

一番街のパルミラ通りが、まだ日の出通りなんて呼ばれてた頃の話だよ。

 世知辛い世に1枚の清涼盤をどうぞ!


アンドレ・カンドレ(井上陽水)

これも陽水さんご本人の許諾を得ず勝手にリリースされた

いわくつきの速攻回収盤だよ。

ファンじゃないとなかなか知らないと思いますが、

陽水さんは井上陽水を名乗る前に

アンドレ・カンドレという名でデビューしてたんだ。

これはそのアンドレ・カンドレから井上陽水までの作品を編集してまとめた物。

が、アンドレ・カンドレはもちろん、陽水になってからの曲もここでは、

デモらしきものなども含め、ここでしか聴けない音源が多い。

アンドレ・カンドレの頃は、どこかフォーク・クルセダーズみたいな

とこもあって、アングラ丸出しで後の重厚さは何年後にね!って感じ。

何と言ってもB面にライヴ音源が収録されてて、

それもビートルズナンバー「She Loves You」「I saw her standing there」!

これはかなり貴重な音源ですよね!

本人に内緒でリリースされたとはいえ。

ライナーではなんとあのモップスの解散コンサートでの音源と記されてます。

時代ですなぁ~。

このレコードは昔、近所のヒッピーのお兄ちゃんから譲ってもらったものなんだ。

なんでも結婚するとかで、「こんな物もう必要ねーからお前にやる」みたいな感じで

大量に日本のアングラロック&フォークのレコードを頂いたんだ。

最初お兄ちゃん何言ってんだぁ?なんて思ったんだけど、

後々考えたらそういう時代だったんだろうな~と合点した。

近所のお兄ちゃん達の音楽好きにも色々あって、

さっきのヒッピーのお兄ちゃんから画家志望のお兄ちゃん、

オーディオマニアのお兄ちゃんなど様々だったんだ。

ロック好きにフォーク好き、ジャズ好きもいたんだけど、

みんな共通してるのはとにかく熱いってことかな。

音楽に対する熱量がみんな尋常じゃないぐらい凄かった。

小学生の僕から見たら、

なんかいつもお兄ちゃん達は怒ってんなぁ~?って感じだったんだ。

すぐに音楽談義で口論になったり。。。

いつも何かと戦ってたように見えた。

だからそんな時代の変化に敏感だったんだろうな。

学生運動や浅間山荘もどっかに消え去り、きっとなんか得体の知れない

虚無感みたなのが蔓延してたんだろうな。

ロックもフォークもエネルギーを失い、行き場のないかつての青年達は

「こんな物もういらねー」と決別せざるを得なかったのかもしれませんね。

いや、時代ですね。

あれから45年。

45年の月日の流れってすごいです。

ゲバ棒がスマホに変わるんだから。

かつての青年達はみんな元気なのかな?

もう得体の知れない物と戦うことも無いと思うけど、

今どんな空をどんな風に眺めているんだろうな。

いかん、回収盤の話から逸れてしまいましたね。

 

どんなアーティストだって、

そりゃー事務所やレコード会社と仲良くやりたいもの。

だがこれがなかなかね、難しいわけだ。

50年代ならまだイニシアチブは完全に制作側にあったから、

アーティスト(特に黒人アーティスト)はとにかく苦水を飲まされたわけで、

その屈折感を永遠にあらわにしたのが、かのチャックベリー様だ。

まぁー当時からペイオラだのなんだの、音楽業界の裏社会ってのが凄くてね、

その辺興味がある方は「アトランティック・レコード物語」をお勧めします。

当時のオドロオドロしい裏社会が見れて、

変なマフィア映画みるよりは全然興奮すること請け合い!!

やはりビートルズ以降でしょうか、アーティストの我が顕著になってきたのは。

ジャケット問題に不適切な歌詞、薬物問題に企業の都合、

アーティストの不信感、などなど回収盤を取り巻く環境は様々ですが、

まぁーなんだなぁ、目くじら立てずお互いが広い心で

間に寅さんか山下清さんのような人立ててね、

みんなが幸せになれるようにね、お願いしますよ!!

しかし、回収盤に廃盤盤、発売禁止盤に名盤多し!

これもまた事実なのです。

 かしこクック!

 


仏の顔も回収盤 ~その①~

2015年04月15日 | 日記

 

音楽の分野において作品を世に出す場合、

そこには制作側とアーティスト側という立ち位置(立場)がある。

そのレコード製作において図らずもアーティスト、

もしくは制作側にとって意図せぬもの

つまり都合の悪い物が作られる場合もあるわけで、

なかなか根深い問題がある。

もちろんそこから軋轢や確執も生まれるわけで、

関係が破綻するケースもあるわけだ。

今回そんな世に出され発売されたにも拘わらず、

運命に翻弄され、アーティスト、

もしくは制作側によって回収という強行手段によって

消えたレコード達を紹介したい。

先ずは世界でもっとも有名な回収盤といえば、

ビートルズのブッチャーレコード「yesterday And Today」!!

僕の手元にはもちろんないが、

その昔東京は新宿の某セレブリティ・レコ屋で見かけたことはあります。

その値段といえば、それこそ酔いなんか一瞬にして覚めるぐらい(笑)

 アルバムの内容と言えばなんのことはなく、単なる編集盤なのですが、

その品の悪いジャケ写が物議を醸し回収騒ぎになったようです。

回収のおかげで、世界中のビートルマニアはこのアルバムを

血眼になって探す羽目になるわけですが、

その品の悪いジャケ写目当てで大枚を叩くという、

正にビートルズ伝説に相応しい逸話ですね。

渡鬼で有名な女優の藤田朋子さんは大のポール狂で有名ですが、

なんとこのブッチャーレコードを26万円で競り落としたとか

あの演技からはちょっと想像出来ない大胆さですな。

 

ビートルズに続いてはポールサイモンの

「SIMON BEFORE GARFUNKLE Recorded In 1964」

このアルバムはサイモンが1964年に渡英した際に、

たった独りでレコーディングした作品。

当時はイギリスのみのリリースで、ジャケも違い、タイトルも

「THE PAUL SIMON SONG BOOK」となってて、今じゃこちらの方が有名かな?

 

どうもこのアルバムサイモン本人に無許可で発売されたらしく、

即本人から回収要請が出たとか。後に日本でも発売されたのが本人の耳に入り

再度回収騒ぎに巻き込まれるサイモンさんですが、

これも身勝手なレコード会社に振り回されという、

絵に書いたような業界的事例でしょうか。

僕が所有してるのは上段の髭面サイモンの

「SIMON BEFORE GARFUNKLE Recorded In 1964」の方ですが

、これは日本のみのジャケ違いアルバムなんです。

中身の方は「THE PAUL SIMON SONG BOOK」と一緒なのですが、

今となってはこっちの方が絶盤!!

何か嬉しいですよね、日本のみのレコードなんてね。

でも、またこの髭面盤をブッチャーレコード同様

世界のポールサイモン狂は血眼で探す羽目になるのかと思うと、

複雑ですね。

このアルバム大好きなんだ。サイモンのディラン期とでもいうのかな?

歌といいギターといい、その若さ故の荒々しさがね、

妙に当時のリアリティがあってゾクゾクするんだ。

当時サイモンは相当ナーバスな時期だったらしく、

そういうのも反映されてるのかもしれませんね。

本人は意図せぬ作品だったらしいけど、名盤ですよこれは。

古い友人にサイモン狂のT君がいてね(元気にしてるかな?)

このアルバム聴く度に彼を思い出しちゃうんだ。

彼はこのアルバムのムードで弾いて歌える、稀な存在だった。

嘉手納のとある店で出会ったんだけど、

その頃は二人組でね、本格的なサイモン&ガーファンクルをカバーする

デュオって感じでね、アメリカ人の客を喜ばせていたね。

けど、このT君の相方A君が(ガーファンクル役ね)ある高い音域に

行っちゃうと、声が突然さだまさしさんになっちゃうんだよ!!

わはは!

その時周りの友達が一斉にね、

「残念な奴」・・・とため息のような笑い声のようなね、

空気が店を包んでた。はは、しかし懐かしい。

A君はなんでもT君と出会う前はさださんを歌ってたらしく、

どうも高音域になっちゃうと、昔取った杵柄といいましょうか、

天使の歌声がいとも容易く二百三高地に飛ばされる羽目になるわけです。

わはは!笑い過ぎだな・・・すまね~

 お~い!みんなぁ~元気かぁ~?

 

 

 


スマホやめるか、大学やめるか

2015年04月13日 | 日記

 

どこかの大学学長が「スマホやめるか、大学やめるか」

なんて発言をして世間を賑わせてる。

さらに大学長の暴言は続き、

「スマホ依存症は知性・個性・独創性にとって毒以外の何者でもない」と。

言っちゃったね~言いきっちゃったね~

賛否両論どころか、時代にそぐわぬこの発言ですが、

言い切っちゃったという点では爽快感さえ感じましたけどね。

が、スマホを使用しない人に知性があるかっていったら、

それはまた別の話でね。

まぁースマホの善し悪しは置いててね、

ぼくが言うのも何だけど要はモラルの問題なんですね。

ネットおける誹謗中傷や動画流出なんかがそれです。

利便とお手軽さがアホなユニットを組んで、歯止めがきかないわけです。

新しい曲でもそんなこと伝えたくて書いたのですが、

日本人ってのはモラル以前に、どうも奥ゆかしさってのを無くし過ぎてる気がします。

かつて日本人が世界に誇った美徳。。。の奥ゆかしさだ。

最近1番気になるのが、人様のライヴを勝手に動画アップするような輩達だ。

おいおい、それって普通じゃねーからな!

例えばだな、君らが普段仕事してるその現場を勝手に撮られてだな、

ネットに上げられたらどんな気がする?

それこそそこで、仕事の依頼人や上司に怒鳴られてる

そんな絵がアップなんぞされてたらどんな気がする?

バカじゃなかったら少し考えりゃわかるだろう。

確かに中には動画上げられるのが好きな奴もいるだろうし、

自分でアップする奴もいるだろう。

けど最低限だな、よそ様の場合は「撮っていいですか?」とか、

「その動画をネットで上げていいですか?」と

承諾を得る奥ゆかしさって必要なんじゃない?

そもそもライヴの良さってものは、その空間のその瞬間に、

その場所にいた人達と共有し、

そして消えて行くから素晴らしいわけでね。

だからこそ誰かにとってそれが素晴らしいライヴなら

あの特別な余韻ってギフトがあるわけでさ。

確かに利便性ってのは音楽の世界においても、

今や必要不可欠なものになり、それよって大きく飛躍もしてきました。

でも僕の音楽にとっては、それほど必要なものではないんだ。

聞く分にはそういう作り込まれたエレクトロな世界も、僕は大好きだよ。

けどは重要なのは手段ではなくて中身の問題ですから。

切り貼りだのオーバーダビングだの、確かにずっと主流だし、

そういう中で僕も生きて来たしね。

けど、それは直接音楽の善し悪しとは関係はないんだ。

逆に音楽をつまんなくしたとこも大いにあるんです。

それは今の音楽とリスナーの在り方にも深く関係してて、

実に音楽にとっては残念な結果をもたらしています。

以前「音泥棒」の話した。

とある店に持参してきたCDを渡し、BGに使ってもらったら、

それをいつの間にか勝手にダビングされたっていう窃盗事件ね(笑)

今じゃマウスちょちょいのちょいので取り込めますからね。

そこもやはり「この音源ダビングしてもいいですか?」という

奥ゆかしさに欠けてるんだ。

つまりだな、利便性は奥ゆかしさを奪うんだな。

もしくは現代人は利便性を使いこなせないってことなんだよ。

そのくせ現代ってのは、

変なクリーン精神を押しつけるからもうメチャクチャだ(笑)

つまりクリーン精神に反する者は悪と見なすわけです。

これはね、実は凄く危険な事で、

行き過ぎちゃうと、日本はまたあの戦時中の思想に逆戻りになっちゃう。

言い切っちゃうと、その思想ってのはオウムや北朝鮮と何ら変わらないから。

一元論的というか、右に進めば全員右、左に向かう人を悪と見なす。

行き過ぎは何でも危険だよ。

話を戻すとスマホは勝手に進化して行けばいいし、

それはいんです。

ただ携帯会社はガラ携に対して、

もう少し優しくてもいんじゃないかな?と思うのね。

いつまでそんな不便な携帯持ってんだよ!

早くスマホに変えろ!とでも言いたげなね・・・態度はね。

機能もわざわざ不便に作り直してるみたいなトコあるしさ(笑)

何年か前まではみんなこれ使ってたわけじゃん。

なんか変な宗教みたいだよ。

そんな情報もいらない人もいるわけでさ、昔使ってた携帯で充分なんだけどね。

子供の頃お母さんに「物は大事にするんだよ」なんて

教わって来たことを否定されてるようだよ。

 

 

 ニュースで見ましたが、本当のようで嘘のような話。

歩きスマホ中、なんと海に転落する事故が発生したと。

この海に転落した女性、どうやら泳ぐことができなかったようで、

転落後おぼれてしまったよう。約20分後に救助されたということですが、

凄いことに救助後も携帯電話は手に握られたままだったとか。

溺れながらもずっと携帯電話を手離さなかったと。

本能が、命よりFacebookを優先してしまっているわけです。

なんかここまで来ちゃうと「お前を離さない」なんてね、

かなりロケンローですな(笑)

子供達の世界でもLINEやTwitterやらで色々問題になってますが、

このまま依存症が続くと、依存症が中毒症になり犯罪にまで繋がるケースが

生まれないとも限らない。

そうなるともう脱法ドラッグと何ら変わらないもんね。

危険という意味では。

利便とお手軽さのアホユニットに踊らされるのもいいけど

どうか巻き込まれぬようご注意を。

 

それにしても沖縄市はあのスクランブル交差点どうにかしてぇ~

相変わらず人はスクランブルしないしさ(笑)

右折の矢印信号の時間たったの3秒って!!ありえん

 

 


Skydust

Koko