久々RollyRyo〜さよなら2017年♪

2017年12月28日 | 日記

 

 

 

 


久々RollyRyo。

今年はRollyRyo活動少なかったけど、最後の最後にやれて良かった♪

亮くんもあっちこち飛び回ってたからね。

相変わらず呑み会の席でライヴが急遽決定しちゃうという、

RollyRyoってな感じでしたが、

年末のバタバタな時に集まってくれたみんなありがと♪

また相変わらずのリハーサルなしのぶっつけ本番でね(笑)

RollyRyoの爆音には、さすがにコピの音響も悲鳴を上げてましたね。

終演後お客さんから「え?”悪い噂“はやらないの?」

なんて声もありましたが、二人でギター弾くのがあまり楽し過ぎてね、

すっかり忘れてどんどん脱線していきました。

いらした方達にとっては、初のRollyRyoが奏でるベンチャーズ!

かなりレアではなかったでしょうか。。。

はは、なかなかなグダグダ具合でしたが(^ ^)

亮くんとはステージでお仕事してるというよりは、

どちらかと言えば部屋で二人で遊んでる感じでね、

ヘタすっと、

お客さんの存在がまるで感じなくなっちゃう時もあるぐらい。

ブレイクタイムでも久し振りにレコード流したね。

太陽にほえろのサントラから、

郷ひろみ〜野口五郎まで♪

西城秀樹のカッコイイライヴ盤は忘れちゃいましたが、

昭和青春歌謡を中心にAirplay‼️

亮くんも喜んでたな。


コピ・ルアックはその昔、モビ−ディックって怪しげなBarで、

亮くんともよく通った店で、亮くんも懐かしがってたね。

当時モビ−に来る女の子達は、

トイレ入るのを嫌がるぐらいの怪しい店だったんだけど、

何故か不思議と女の子の客が圧倒的に多かった。

その理由はオーナーのTが恋話好きだったから(笑)

ほんといつもカウンターで女の子と恋話してたなぁぁ。。

「お前は女子か!」って突っ込むぐらいにね。

ま、コピはあのモビーのトイレをここまで清潔にしたってだけで、

偉いですね♪♪

ほんと、ニューヨークの裏通りなんかにある、

危ないbarのトイレみたかったもん。

暗くて怪しい赤いライト点いちゃってるしさ、、、

恋話の途中トイレに立つ女の子達はどんな心境だったんだろ?

ま、キレイになったからいっか。



そして今夜は2017年最後のお仕事、

ミュージックタウンのライヴサーキットに参加して来ました。

まこちゃんとのウクレレ・ピアノのデュオで

今年無事締めくくる事が出来ました。


ローリーまこちゃんデュオ

①I’ll See You In My Dreams

②黄昏のビギン

③Stardust

④銀座カンカン娘

⑤Hymn For Nobody

⑥OH シンディー


今年最後のナンバーはOHシンディーでした。

2017年ローリーライヴに参加して頂いた、

全ての皆さまありがと♪

また来年、元気でお会いしましょう❗️


〜オマケ〜

友達が画像加工してくれた漫画ローリー❗️

別マちっくやな。。気持ち悪いけど(笑)

 


これを観なきゃ園田

2017年12月28日 | 日記

 

 

 

 

 

 

こないだWALTZの人達の打ち上げは、どうやら健康の話題ではなくて、

昔話に花が咲いたようです。

あの頃はみんなお金なくてね。

だからって今もあるわけじゃないけど(笑)

バーボンウイスキー呑みながら塩なんかなめてたっけな。

それでも不思議と毎日呑んでたわけだけど、

きっとどっかの懐の暖かい大人が、僕らの分まで払ってくれたんだろうな。

あと、ステージ前のバンドが気合い入れる為に円陣組んで掛け声かける

って話にもなってたらしく、

当時某有名ロックバンドに在籍していたマットミさんは、

そのライヴ前の円陣掛け声がとても苦痛だったとか(笑)

WALTZってバンドはホント不思議なバンドで、

そういう連帯感というか一体感ていうか、

そういうのが苦手な連中が集合したようなバンドなんだ。たまごを除いてはね。

あいつは世代も違うし、新人類ちゅーか、まだWALTZ入ったばっかだからね(笑)

メンバー各々のプライベートも知らないし、連絡取り合うこともまるでない。

でも、今の年齢や今の感じだったら、円陣組んで掛け声も楽しいかもしんないね。

いつかやってみたいね。想像するだけで気持ちわりぃーけど(笑)

 

それでは今月観たお薦めの映画などを。



🎬湯を沸かすほどの熱い愛

 

宮沢りえ出演!映画『湯を沸かすほどの熱い愛』予告編

 

子供達の表情や表現力が凄かった。。

とにかくもう素晴らしいとしか言いようがないくらい。

宮沢りえさんが演じるお母ちゃんもカッコ良くてね、

母強し、母の愛深しという感じで。

好きなオダギリジョー出演がこの映画観るきっかけだったのですが、

とにかく子役陣が強力で、、、

衝撃のエンディングは、監督さんのサプライズでしょうか?

観客それぞれの想像力を楽しんでるかのようです(^ ^)

 

 

🎬ひまわり

 

Sunflower 「ひまわり」 (2000) 予告編 Trailer

 

この映画が好きで、久し振り観たくてレンタル探したんだけど、

どこにもなくて焦った。。17年前の作品だもんね。

麻生久美子さんのあの感じが好きで、この映画の彼女がとても良かったんだ。

こういう何気ない日常の中で、遠い記憶を呼び起こされたり、

自分を見つめ直すようなことって、誰の中にもありますからね。

あと音楽がアメリカっぽいっていうか、

このガットギターの旋律にやられちゃった。

なんか70年代チェット・アトキンスが弾きそうな美しいメロディーでね、

前にビデオ観ながらギターで少しコピーしたんだ。

ステージでもたまに弾いてたんだけど、

半分ぐらいは自分で勝手に考えたメロディーやコード進行だったんで、

いつかちゃんと忠実に演奏したいなと。

実はこの「ひまわり」の音楽を担当した朝本浩文さん、

去年お亡くなりになった事もあって、

ちゃんと演奏したくなってあっちこっち探し回った。

彼もまさか小さなこの島で、

自分の曲演奏してるやつがいるなんて思いもしないだろうけど、

僕と音楽との関わりってこういうのが理想。

不意に飛び込んで来たメロディーと、

ずっと付き合っていける出会いのようなものが。

この曲があるとないとじゃ、

やっぱり僕はそこまでこの映画が残らなかったかもしれないしね。

でも麻生久美子さん…好きだな。

いつか会える気がする。

いや、やっぱ会えないか(笑)

ミュージシャンじゃないしね〜

声がね、とても好きだな。。。

 

 


思えばK先生

2017年12月26日 | 日記

 

 

 

 

 

クリスマスと言えばやっぱりケンタッキーですよね?

年に一度ぐらいだけど、クリスマスが近づくとね、食べたくなるね。

しかしカーネルサンダーは偉大だな…他の追随を許さない、

圧倒的スパイスだもんね。

って味が濃いからたまにしか食えませんが。

ぼくは正確にはチキンというより、ケンタッキーのコールスローが好きで、

基本コールスローが売り切れだと買わずに帰っちゃうんだな。。

コールスロー自宅で作れるといんだけどね〜

誰か似た味作れる方いれば、是非ぼくに伝授してくだされ。

 

でも鶏さんはカーネルさん嫌いかもね(^^;;

 



さてこのskydustも前身のSleep Wakerから続いてるわけですが、

幼馴染みの友達からは「お前よく続くよね〜」などと言われ、

「お前小学校の頃から、ほんといつも何か書いてたよな〜」

なんて笑われてるわけね。

そうなんだ、思えばいつも何か書いてる子でした。

ある時は漫画研究会発足計画ノート!

ある時は小学生初のカンフーチームを作る計画ノート!

みたいにひとり張りきっとったな(笑)

まぁー言えば漫画やカンフーのチームがバンドでね、

ペンやヌンチャクがギターに変わっただけでね、、、

人はなかなか変わんないね♪

イジワルな先生を見つけてはノートに「しなすリスト」に書いたり(笑)

はは、馬鹿だよね〜♪

当時の先生って凄かったからね。

もう暴力的というか、問答無用だった。

焼却炉に突っ込まれてもう少しで火傷させられたやつもいたし、

体育で水飲んだら「根性なし」の烙印押されるし、

給食で嫌いなもの残すと食べるまで帰さないとか、日常茶飯事だった。

今あんな事やたら大変だよ。

モンスターペアレントの格好の標的にされちゃうよね。

しなすノートまだあるかな?(笑)

けど、あの頃おじさんやおばさんだった先生達ってどうしてるんだろね。

どの辺歩いてるんだろ。

そんな無茶な先生が多い中にも、僕には忘れられない不思議な先生がいた。

中学の時の理科のK先生その人だ。

はっきり言うとね、先生達からも生徒達からも、

ちょっと避けられてる先生だったのね。

子供の僕から見てもいつもだらしない格好だったし、

ボサボサ頭で、近づけばいつも酒くさいし、

生徒からタバコもらってたのも何度も見たことある。

「先生には言わないから2本だけくれ」みたいなさ(^^;;

顔はバカボンパパみたいな愛嬌のある顔で、

授業始まるギリギリまでいつも寝てた。

つか、まさに「これでいいのだ」を地でいってる感じやった。

 

 

でもそんな先生なんだけど、本音しか言わないというか、

「理科の勉強なんかしなくていい、科学者になるわけでもないだろ?」とか、

「酒は何に入れても味は変わらない」つーて、

実験用のビーカーで泡盛呑んでたんだから。

不思議と卒業まで退職にもならなかったけど、

きっと校長先生あたりから何度も厳重注意受けたに違いない。

そんな先生もね、ぼくの話をゲラゲラ笑いながら聞いてくれたんだな。

「お前はユニークだな」

「そうだ、自分がやりたい事だけをやりなさい!

我慢なんかなんの役にも立たないぞ」みたいな感じでね。

当時の殆どの先生達と言えば、

まず始めに「それは違う」「それは間違ってる」から

ディスカッション始まるわけだからね。

中2だっけかな、生徒から「長髪運動」みたいなのが起こっちゃって、

結構先生達と対立したことあったんだ。

その時もやっぱりK先生はニコニコ顔で僕らを見守ってくれてた。

心の中でもぼくらに「いいぞ、やれやれ」というのが、

僕には確かに聞こえた。

今はちょっと違うと思うけど、

昔の大人達は子供がやる事や夢中になる事には否定的だった。

勉強やスポーツ以外は。

否定的、大人的な感覚をきれいに言えば「道を正す」ってことなんだけど、

そう言われれば言われるほど、子供達は逸れていくもんなんだ。

ビートルズの頃もディスコの頃なんかもそうだったんだな。

だから、あのどうしようもなくだらしない、

K先生がなんだか信じられたのかもしんない。

だって先生だのにちっとも立派じゃないし、

どちらかと言えばあーいう大人にはなるな、みたいな代表の大人だった。

いちお理科の先生っぽく白衣着てたけど、

足取りがいつもフラフラで庭の花壇に水撒いてた。

きっと花に話しかけてたに違いない。

「いいぞ、やれやれ」って。

なんだか急に先生の事思い出しちゃいましたが、

どこかで元気でいて欲しいK先生へこの歌を。

RCサクセション初期のヒット曲「ぼくの好きな先生」を。

♪ちっとも先生らしくない ぼくの好きなおじさん♪

そうあなたのことだよ。

 

  清志郎追悼「僕の好きな先生」

 


Merry Christmas Baby❗️

2017年12月25日 | 日記

 

 

 

そういやーあのバチ当たり者のあいつは

クリスマス生まれだったな。

あのお調子者で露出狂のあいつが、、、

事もあろうにクリスマス生まれだなんて。ちくしょ(笑)

今年もクリスマスプレゼント色々頂きました!

皆さまいつもありがとう(^ ^)

相変わらずのワイン、ギターやレコード類、

さすがに鰹のたたきはありませんが、

今夜は眠れねーな♪

 


毎年クリスマスに思うのは、

ぼくのオキナワにも雪が降って欲しいってこと。

今までたくさんの雪を見てきたけど、

20ぐらいの頃、

下北で見た雪は、永遠にぼくのスクリーンに刻まれるし、

真っ暗な中、街灯が照らす雪が怖いぐらいキレイだった。

まだ下北はお年寄りの町で、若者なんかいなかったし、

渋谷や新宿も今とは違うおとなしい感じの東京だ。

まるでコザのクラブのようだった屋根裏もギラギラだったし、

ホコテンもキラキラだった。

軽くお酒ひっかけて歩く東京の街が大好きだった。

ほんとにあの道は永遠に続くと思ってたんだ。

あれからいくつのクリスマスを過ごしただろう。

ジョンはとっくの昔に亡くなっちゃったし、

今はジョージもいないんだからね。。。

たくさんの友達ももうここにはいないけど、

ぼくは相変わらずクリスマスを過ごしてる。

みんなもどこかで元気にしてるといいな。

イヴにステージにいないなんてなんだか不思議だけど、

こういう静かなクリスマスもいいな。

でも手を伸ばすと、当たり前だけど、

いつだってギターが手に取れる。この幸せだ。

幸せを噛みしめやがれってことだな、、

これもきっとクリスマスプレゼントだね。

今夜はクリスマスナンバーを朝まで弾こう!

あの頃のオレ、聴こえるかい?

少しはギター上手くなってるやろ?

そしてサンタクロース、いつもありがとー♪


 



WALTZ CHRISTMAS LIVE 2017

2017年12月13日 | 日記

 

 

 


今年は久し振りにWALTZクリスマスライヴ出来た。

東京から来た人、極寒の韓国から来た人、

イヴイヴな夜ではありますが、みんなサンキュ🎄

苦情もなく、ポリスの出動もなく、いやいや楽しい夜になりました。

僕ら世代は未だに、

パルミラ通りを日の出通りと思ってる人も多いのですが、

無事みんなたどり着き、懐かしい人にも会えた。

しかしパルミラ通りでWALTライヴなんて不思議な感じね。。



ここは昔からわりと静かな通りで、

喫茶店とか雑貨屋とかが多かったからね。そこで爆音なんてさ。

終演後はあのWALTZのメンバーが珍しく打ち上げらしいものを、、

怖くて僕は不参加でしたが 笑

お互いの近況や健康について盛り上がったのかもね。

僕の方は、相変わらずの隠れ家でまったりでした。

途中亮くんに呼ばれて合流したのですが、

そこに亮くんのお父さんの充さんもいてね。

実は充さんこの夜のライヴにも来てて、

うちのお姉ちゃんと仲良くてね、

614でも一緒の席で一緒に立って踊ってました!

色々音楽の話や、昔のコザの裏話、、、相変わらず楽しかった。

 

 

なぜかメニューから抜け落ちた曲もありましたが (^^;;

久し振りにサムの「Twistin’ The Night A Way」

オーティスの「Security」歌ったった♪

さて、今年も残りわずかですが、

まさに身内で大流行のインフルエンザ、、、、

皆さんも御用心を!

僕の残りのお仕事は、28日これまた久し振りのRollyRyo、

そして翌日の29日ミュージックタウンのイベントが最後となります‼️

念願のRRQのアルバムをリリースしてツアーもしたし、

2017年も充実した1年でした。

みんなも残りを楽しんで下さいましまし。


わは、テリーさんもクリスマスエンジョイしてるよん🤶

 


クンクンとワープするの巻

2017年12月12日 | 日記

 

 

 




こないだ久し振りに国吉親子と会った。

相変わらずゲラゲラケラケラの、ケ・セラ・セラ的な席で楽しかった。

まぁーギタリスト3人も集まれば、

決まってギター談義が中心になるのですが、

会話の中で昔のお店(Barやライヴハウス)の話題になった。

以前ぼくと亮くんでとあるダンスクラブ?(Bar?)に入った時のこと。

何やら亮くんが辺りを見回しながら落ち着くない様子。

それで僕んとこ振り向き、鼻をクンクンと鳴らしながら

「ローリーさん、この匂いしに懐かしい…」と。

「え?なんでこの匂い亮が知ってんだよ」とぼく。

聞けば亮くん、

子供の頃充さんに連れられてあっちこっちの店に行ったらしいのよ。

何度も言うようだが、

亮くんはあのジュリーがTOKIOで空を飛んでた1980年の生まれだ!

だから不思議だったんだ、その匂いを覚えてること自体が。

たぶん亮くん世代はほとんど知らないと思うんだけど、

あの60年代〜70年代的匂いって言うのかな?

当時はどこにでもあった、二人掛けの真っ赤なソファーとか、

独特のAサインバー風な湿気臭というか、、、

 きっと犬並みに嗅覚の良い亮くんゆえ、

 幼い頃たくさん吸ったであろう、70年代的匂いを思い出したのだろう。

 

そして何よりもあの時代を象徴してるのが店の作りで、

当時の店はデッドな店が多かった。

デッドとは音楽用語では、

部屋、つまり店の壁や床を吸音効果で音が回ったり、

余計な残響を出さないようにしてることを言うのね。

分かりやすく言うと飛行機の中にでもいる感じってのかな?

とにかく独特の感じなんだな。

今じゃそんな店はなかなかないけど、

探せば県内でも若干そんな店まだ残ってるんだ。

未だに那覇にもコザにもあるんだよ。

そういうのに亮くんの鼻はクンクンと反応しちゃったんだな♪

もちろんそういう店は、

当時から経営者は変わっても店に手を付けてないから、

デッドなままで残ってるってわけだ。

しかし、当時はなぜあんなにデッドな店が多かったのだろう?

えらい馬鹿騒ぎで苦情が凄かったのか、

はたまたオーナーの音へのこだわりがそうさせたのか。

僕の予想ではきっと後者の方だね!

だって当時の店のオーナーってみんな20代の若造なんだけど、

みんなえらいオーディオマニアというか、

音へのこだわりが凄かった。

毎週レコード買い漁るし、相当高価なオーディオも揃えてたしね。

今じゃ信じらんないけど、向こうの店が新しいスピーカー入れたら、

こっちも負けてらんないみたいな世界が、確かにあった。

当時コザにいた若者はそうだったんだ。

ある種の明確なビジョンとプライドがね、確かにあった。

匂いは偉大だね。。

寝た子を起こすのさ、、、問答無用だよ。

瞬時に遥かあの場所へ連れてってくれるんだ。

クンクン。。。とね。

今度はどんな匂いが僕達をワープさせてくれるんだろ。

クンクン。。。ケ・セラ・セラってね。

 

 


R.R.Qの曲達

2017年12月02日 | 日記

 

 

 





少し落ち着いたので、

ちょっとアルバム「R.R.Q」の曲紹介を、

思い出話を交えつつ話してみたいと思います。

リリース時がなんだか、もう懐かしい感じもありますが、

行ってみよう!

 

 

 

R.R.Q/ローリーロール・バンド

 


1.恋をしようよ

 

オープニングは、やっぱ名刺代わりのこの曲を。

なんか1番このバンドらしい曲だと思うので。

スモール・フェイセズみたいなワイルドな

楽曲にしたくて書いたんだけど、

スパイスとして入れた、L、O、V、Eというコーラスは、

ナット・キングの「LOVE」からだし、

台詞のとこはブルース・ブラザースという、

相も変わらずのチャンプルー具合。。。

朝NOWさんのオルガンをフィーチャーして、

なかなかイカすでしょ?

イアン・マクレガンというよりはブッカーTジョーンズですか。



2.Going To Back Okinawa

 

ライヴ感出したくて、間髪入れず2曲目へイン。

2コードのシンプルなニューオーリンズR&Bスタイル。

ここでも朝NOWさんのコロコロピアノをフィーチャーしてます。

実はこの曲、

書いた当初はタイトル「Going To Back Tulsa」という曲でした。

アメリカはオクラホマ州のタルサという場所には、

好きなミュージシャンが多くて、それがきっかけで書いたんだな。

♪古い友達に会いに来たんだぜ グレイハウンド・バスに飛び乗って

浮かれたカンザス・シティー 憧れのニューオーリンズ

飛ばせば踊るよ ルート66♪みたいな歌詞だっけかな。

2番はジェイミー・オールデイカー、カール・レイドル、

ディック・シムズのタルサトップス、

ジェシー・エド・デイヴィス、J.J・ケイルの名まで飛び出す始末。

まさにタルサづくしってな歌詞でしたね。

いつかまたこのバージョンでも歌ってみたい。

 




3.悪い噂

 

物議は醸し出さないけど、もう身内受けしかしないような曲だね(笑)

しかしこんな歌普通書かないよね〜。

遊び過ぎだな〜。

サブタイトルのRyo‘s Blues通り、身内ネタだよ。

でも曲の構成はなかなか良いものが出来て満足、、かな。

ツインのスライドギターはジョージかな?

いやトッドかな?笑

これもいつか亮くんと弾いてみたいな。

 



4.情熱の橋

 

曲なんてのを書いてますとですね、たまにね、あるわけですよ、

いい物が現れる時が。

よく「曲が降りてくる」とか聞きますが、

そういう表現は好みじゃないので避けますが、

確かに何年かにやって来るんだ。

まっ、いい物って言っても、あくまでも個人的見解ですが(^ ^)

今回のRRQなら間違いなく「情熱の橋」って曲がそうで、

これは久し振りに来たぁ〜なんて興奮したな。

若い頃THE BANDに夢中でね、こんなバンド作りたいな、

1曲をまるで1本映画のように表現出来るなんて、と憧れがありました。

10年前に書いた曲なんだけど、やっと世に出せて良かった。

「シンディー」や「悲しい嘘」書いた時と同じ感じで、

テンション上がっちゃったなぁ。

この歌好きですってたまに言われるんだけど、

とても嬉しい。そんな曲ですね。

ガチャさんのよく歌うベースを中心にバンドの絡みが最高にキマってる!

THE BANDだぁぁ。。。

 

 


5.skydust

 

これなんか僕にしては珍しい曲ですかね。

ビートルズのアルバムにポールがひょいなんて軽く入れる、

小品が大好きでね。「I Will」とか。。。極上小品なヤツ。

あと、ふとTVで見たマッキー(槇原敬之さん)の曲の、

頭打ちの日本語の美しさを生かした作曲法に気づいて、

あ〜自分の歌にこんな歌ないな〜ってね。

僕の譜割りってのは、とても日本語とは思えない譜割りなもんで、

きっとマッキーのような頭打ちに憧れちゃったんだな。

どんな張り切ってもマッキーにはなれないけどね。

 やっぱ歌詞が短いっていいな。。

 

 


6.あきらめが肝心だ〜親は選べない


真矢みきさんの「あきらめないで」アンサーソングではないですが、

しかし我ながらどうしようもないタイトルですな。

まぁー「ひらりと交わすなんちゃって」

なんてモットー掲げたと言うことでお許しを♪

一応、親や身内には聴かせてないです。

はは、ホントどうしようもない(笑)

Woo-Too-TooやToo-Too-Mayを作った同一人物とは思えませんな。

けして祖先否定ではないので、誤解のないように。

血筋に関しては「それ行け糸満娘」でも歌ってましたが、

ま〜親も子を選べませんが、子も選べないということで。

カージューと二人で、

大の大人がオモチャを選んでこれがイイ!これがナイス!

などとオーバーダビングした楽しい思いでの一品とです。

 

 

 


7.キジムナー

古いですよ〜この「キジムナー」は。

なんたってアピーさんがWALTZ加入する以前の曲ですから。

キジムナーをキGムナーって表記してた時期もあったんだけど、

何のことはない、それはKeyがGのワンコードだから。

みんなの中にも各々キジムナーのイメージあると思いますが、

ここに登場するキジムナーは悪さをするキジムナーですね。

夢の中でキジムナーと会ったことが何度かあるのですが、

話すと長くなるのでここははしょるね。

♪汗かけ汗かけ♪とか♪押せ押せ♪ってのはね、

僕らが子供の頃、金縛りはキジムナー仕業だ!

なんて都市伝説みたいのがあったわけね。

キジムナーが悪さしないように、

カジュマルに釘を打つなんて迷信もあったぐらいの時代の話でね。

若き残像のパンクロック!

ライヴではカージューがどこで間違えるのかが、

いつも楽しみなナンバーだね。

 

 



8.なまけ者のポルカ

わは、どんどん曲がどうしようもなくなって来ますね〜。

「冬のCanvas」の後に「夏のCanvas」って曲書いたりする

シリーズ物書くのが得意なのですが、これもそんな感じかな。

歌詞はね、う〜ん、よく分かんない(笑)

なんでこんな曲書いたのか。

はは、僕歌詞は煮詰めて手直しなんかしないんですね。

もうバッと勢いで書いておしまいって感じなんだ。

ここでは朝NOWさんのアコーディオンが効いてるね♪

ギターソロはキング・カーティスに便乗した、

ブーツ・ランドルフにさらに便乗したローリーリックという・・・荒業!

って誰も知らないか?わは。。






9.ハレルヤ

WALTZっぽいR&BテイストをRRQでもって感じでしょうか。

もうこのメロディーの譜割り・・・ヘンですよね?

これはですね、実はイメージはメイヴィス・ステイプルズなんだ。

ひ〜大きく出てごめんなさい!

この変な歌の譜割りに無謀な影響が出とるとです。

この曲はシャフルでも8ビートでイケるという珍しい曲なのですが、

今回は軽いシャッフルナンバーで収録してみました。

この手のシャッフルになると、

どうしてもインプレッションズが聴こえちゃうんだけど、

途中の大きな展開は70s初期のソウルミュージックの影響かな。

メンバーみんなで何度も手拍子やコーラス録って、

クラクラになりつつも楽しかった。

 

 



10.No Face No Name


う〜ん、、、やっぱりこれも困った歌い方ですな。

ロックアレンジなんてバージョンも作ったのですが、

久し振りにヴァイオリンをフューチャーしてみました。

奇妙な転調をニューウェイブと取るか、

フィル・スペクターと取るかは貴方次第(笑)

ガチャさんの美しいベースラインと、

イケイケカージューのエンディングのドラミングがカッコイイ!





11.僕の左手

 

Skydustもそうですが、僕には珍しく短い歌詞ですね。

そこが好感持てます(笑)

歌詞に関してはいつも思うんですね。

こんな長い歌詞に何の意味があるんだ?とか。

別に2番なんかなくてもいいじゃん!とか。

だから歌詞が少ない曲出来たら単純に嬉しいんだ。

って後半のギターソロ長過ぎやろ!ってクレーム来そうだね?

「永遠の詩」以来かな?こんな長くソロ弾いたの。

でも、この曲はもう作った時から、そういうイメージ出来てて、

歌詞よりもギターの方に重点を置きたかったというか、

言葉以上の説得力を持たせたかったというか・・・

まぁ、単にエゴですけど♪

楽器を弾けない人でも、口ずさめるようなソロが僕の理想。

ここでのカージューのドラムの太さにも痺れちゃいます。

このドラムの包容力と太さって、

カージューが身長180cmの体重88kgぐらいの人に感じちゃう。

まるで別人じゃん!笑

実際レコーディングの時、プレイバック聴きながら

ガチャさんと二人で「まるで別人だよね〜」って笑って聞いてたね。




12.ありえない夜

 

ニール・ヤングにでもなりたかったのでしょうか?

RRQライヴの定番の曲なんだけど、ちょっと地味な印象があるんだけど、

ガチャさんがお気に入りなのかな?よく彼からリクエストが来ます(笑)

だからと言うわけじゃないけど、こういうのも収録してもいいかなと。

この曲もエンディングのギターソロが長いですね。

そこもニールヤングか?

この曲も歌以上にギターで歌いたかったとです。


 

13.ユーバンタへいこう

 


クロージングに割と軽いポップな曲を入れるのが昔から好きで。

コザの喧騒から抜け出してユーバンタへ向かうのが、

20代の頃から僕の息抜きだったのですが、

これまでこの海で曲をたくさん書いてきた。

ちょっと書き過ぎやろ?ってぐらい書いてきたので、

そろそろ最終章だなっと書き下ろした曲がこの曲です。

ユーバンタは昔の読谷の人達にとっては、

様々な想いが詰まってる場所だと思うけど、

肩肘張らず、僕なりの大好きなユーバンタを残せたらと思って書いた。

でも僕ら世代の読谷の人は、意外とこの海を知らないんだよ、、

Waltzのマットミさんとかね、知らない人多過ぎなぐらい。

こういう曲調に決まってホーン・セクションが外せないのは、

幼少期に身体に馴染んでるビリー・ヴォーン楽団や、

ビル・ドゲット・コンボの影響が大きいですね。

 

 

〜あとがき〜

 

とにかく仕事が忙しいメンバーでのレコーディングだったので、

インターバルありの強行スケジュールでしたが、

今思えばあっという間のレコーディングでした。

アルバムの反省点や修復点?

そういうのは毎回レコーディング後にボロボロと出てきますよ(笑)

あ〜あそこはもうちょっとこうすれば良かったなぁ〜とか。

レコーディングってそういうもんなんだ。

でもそれも思い出ちゅーか、

思い通りにならないのもまた、子育てのようで楽しいのだよ♪

ダメな子ほど可愛いとかあるでしょ?それだね。

次のレコーディングに必ず生かせるからね。

ブルース&ソウル・レコーズにもめでたく取り上げられたし、

少しづつだけど、若い世代の人達にも届いて嬉しいね。

ウチの近所の若い子達ってね、

なぜかヒップホップとルーツ・ロック(彼らがそう呼ぶ)に

チームが分かれててさ、丸っ切り捉え方が違うから、

僕の曲への感想がとても面白いんだ。

パワーやアレンジ重視がルーツ・ロック派で、

メロディー志向がヒップホップ派という、

意外な違いが今時かもしんないね。

しかし同じ地元ながら、音楽やファッションでチームが分かれる光景を、

この平成時代に見れるなんてね。楽しいやね。

映画「さらば青春の光」や「ワンダラーズ」みたいで。

 

 

 


Skydust

Koko