ひんやりニール・セダカ

2019年01月31日 | 日記

 

 

 

 

 

 

今回のニールは、同じニールでもヤングの方じゃなく、

アメリカンポップスの象徴、重鎮ニール・セダカです。

その甘い声と(時折シャウトする事はあまり知られてない)

卓越したソングライティングは、まさにブリルビルディングを代表する人だ。

その昔ブリルビルディングでは、

かのキャロル・キングと机を並べてたというのだから、

その切磋琢磨振りが眼に浮かぶようだ。

同じニューヨークのブルックリン出身ってのも、

僕なんか若い頃ずいぶん想像を掻き立てられたものですが、

ブルックリンやブロンクスには好きな作家が多い。

と言ってもキャロルの方がどうやらニールを慕ってたらしい。

ニールの「オー・キャロル」という曲は、

キャロルに捧げられたという話は有名だが、

それにキャロルが「オー・ニール」という曲でお返しに吹き込んだのは、

あまり知られていない何とも微笑ましいエピソードです。

 

以前70年代のニールの代表曲「雨に微笑みを」を紹介しましたが、

今回は全盛期のニールの代表作を!

 

すてきな16才 [日本語訳・英詞付き] ニール・セダカ

 

とにかくメローな男だよ。

ニールはもう80歳ぐらいだと思うけど、

今でもこの声出せそうだから微妙に怖いちゃー怖い。

何ともポップス声だよね〜?

エルトン・ジョンとかビリー・ジョエルなんかもそうだけど、

ポップスとしてよく通る声。

曲の良さと同じぐらいポップスに不可欠な要素ですよね。

空気に気持ち良く乗る声ってのは。

 

恋の日記 [日本語訳詞・英詞付き] ニール・セダカ

 

この「The Diary」という曲も実は好きで。。。

いわゆるハチロク物のロカ・バラードで、

ヘタすっと細川たかしの♪私バカよね〜♪と歌い出しそうなその旋律ですが、

言っときますと、この曲が一応“演歌ハチロク“のルーツだと僕は確信してる。

20代の頃、松山のケントスにTというボーカリストがいて、

実にこの歌を上手く歌ってて、よくリクエストしたもんです。

Tは元気だろうか?

Neil Sedaka - Breaking Up Is Hard To Do

 

最後はやはり1番好きなこの曲。

この転調ヤバイし、きっとビートルズとかもね、

すごく影響受けた思うんだ。特にポール。。絶対ポール (^^)

それぐらい斬新なメロディー構造なんよね。

ニールとキャロルは同じ机を並べてたって話したけど、

曲の作り方なんかもとても共通してるものがあるんだ。

きっと「ここだけど、コード進行こっちの方が良くない?」

なんてお互いの曲聴かせたりしてんだろうね。

そこに若きポール・サイモンがヒョコっと遊びに来るんだから、

いやはや何とも贅沢で凄い世界。

 

この曲はもう小学校の頃から大好きな曲で、なんつーか、

とにかく甘酸っぱい恋の思い出でいっぱいだ。

で、これ聴くと、とある場所を強力に思い出すのだ。

そこは諸見小学校の中庭なんだけど、

夏でも涼しくてひんやりした場所があったんだ。

大きなかじゅまるのせいもあると思うけど、とにかくひんやりとしてた。

よくみんなでここで集まってはみんなで寝転んで歌ってた。
 
そうそう、中学上がっちゃうとなぜかやめちゃうけど、
 
小学まではよくあっちこっちで寝転んでたね。しにウケる。

なぜかニールも中学と同時に聴かなくなったけど、

何かそういう成長なんかと関係あんのかな?

ニールは子供だった僕から見ても、おじ様というか、

エルヴィスやジーン・ヴィンセントのようなカッコいいシンガーでもなく、

どちらかと言えば裏方のような風貌だったんだよね。

だから声高に「ニール・セダカが好きだ〜」なんて言えなくて、

隠れニールファンという。。。ごめんよニール。

エルヴィスが入隊したりバディ・ホリーが死んじゃったり、

最初のロックンロールブームが終わっちゃって、

その次のビートルズや、ロックグループ・ブームの間の僅かな時期だったけど、

アメリカンポップスが花開いた時の象徴みたなのがニールだったのかな。。

不良性なんか微塵もないし、セクシーでもないけど、

確かにあの時代に明るい彩りを添えてくれたアーティストなんだ。

今聴くとなおノさらだ。

やっぱ永遠にいい曲、そしていい声。

よく通る、よく抜ける声は素晴らしい楽器だね。

 


無伴奏

2019年01月30日 | 日記

 

 

 

 

 

とんでもない映画を、、、観た。

けして皆さまに、声高にお勧め出来る作品ではない。

成海璃子ちゃん主演という事で観たわけなのですが、

いやはや何とも、何とも後味が重い。

時代設定が1969年という、俗にいう政治の季節と言われたあの時代の話。

1969年に青春に生きた世代に、この映画の感想を聞いてみたいですね。

世代的には現在70代前半から60代後半ぐらいでしょうか。

ま、相変わらず賛否両論、意見は真っ二つに分かれると思うけど。

この時代を若者として激しく生きてきた人達が、

僕の周りには多かったので、色んな形の姿が見れた。

おかげで適当な社会の授業より、リアルタイムな社会勉強が出来た。

とにかく若者はみんな、やたらと怒ってた。

それこそ意見が食い違うとすぐにでも殴り合いが始まりそうな、、

そんな空気で街や店は充満していた。

この映画、当時のコザのムードとはまた違うけど、

69年当時の感じを実に上手く描いていると思う。

なんて言うんだろう?

街並みから建物の感じ、殺風景な病院の感じとか、

実にリアリティーをもって飛び出して来るのです。

部屋の電気も付けずに、みんな普通にダラダラと過ごしてるとことか。

音楽喫茶の独特の感じもリアルでしたね。

当時はジャズやクラシックを流す店が多かったと思うけど、

店の人がやたら威張っててね、やな感じだったのよ。フントーに。

若者が哲学書片手にコルトレーン、なんてそんな時代が確かにあったんだな。

気難しいちゃー気難しいけど、

生きるとは何か?真実とは何か?

と真面目に考えてた最後の世代だったのかもしれないね。

それがたとえ虚しく打ち砕かれようとも。

そしてこの映画特に面白かったのが、
 
成海璃子ちゃんら女子高生も含む女性の話し方。

思った以上にゆっくりとした穏やかな話し方なんだよね。

そんな遅いゆったりした話し方だっけ?と思い出してみたよ。

そうだね、ちょうど今と小津映画の中間ぐらいの、ゆったりした感じかな。

それを今の役者さんがやるからまた面白いんだけど、

感情が高ぶった時だけ今っぽい喋りになるのも可笑しかった。

こういう当時を演出してる作品を観る度思うんだけど、

とにかく今のスピードの鬼のような速さにびっくりします。

あ、ちゃう、逆だ。

昔のTV番組のエンドロールを見ると、

そのスピードの遅さにびっくりするんだった。

遅っ!つーて。

それが女性の喋り方にも表れてるんだね。

ちょっと声高にみんなに勧められる映画じゃないけど、

後味が悪く、重い作品が好きな方もいらっしゃいますからね。

あ、斎藤工くんも独特な不気味な役柄を演じてます。

今の子は政治には無関心なんて言うけど、

工くん演じるこういう若者は今でも多そうな気がするね。

 

 


シングルCDブーム

2019年01月29日 | 日記

 

 

 

 

僕というヤツはですな、

ホント時代と上手く馴染まないと言うか、

どうしようもなく折り合いがつかないわけだで♪

そう、ここに来て今更の90年代ブーム到来。。

そして呆れたとかしか言いようのない、

まさかのシングルCDブーム!

ごめんねごめんねー。

覚えてますか?シングルCD、それも8cmのヤツ!

今リサイクル屋さんとかなら50円〜200円程で買えちゃうヤツ。

元々僕は90年代という時代の記憶がないわけで、、

シングルCDと言えば、持ってるのは自分が仕事で参加したものぐらい。

で、なんでシングルCDなんか集めてるかと言えば、

例のclassの「あの夏の日の1993」事件から。

大事MANブラザーズってなんだ?

LR?

と、殆どが知らないアーティストで、

目をパチクリしてたのですが

中には知ってる歌やカバーした事ある曲があって、

なかなか楽しくなってきた!

ユーミンの「春よ、来い」があったり、

コンテスト友のGAOさんのCDがあったりして、

あーあの時期かーみたいな発見もありました。

もう誰にも見向きもされない8cmのシングルCD。

なんかそう思うとさ、また愛おしさが増したりして。

今から30年前、レコードもそういう境遇にあったんだよ。

もう捨てられたようなもんで、本屋の奥にひっそりと積まれてたもんさ。

もしかしたら、このシングルCDブーム来るかもよ!

2040年代ぐらいに。笑

20年後の女子高生なんかが「べー小さくてしにカワイイ!」つーて。

わからんぞ、クイーンだって来たんやからね!

けどまたしても、

お目当てのナイティーンアイティーンが見つからず。 

残念So Tight!

それでは、初THE BOOMの「中央線」聴いてみます♪

 

 


クイーンブーム

2019年01月29日 | 日記

 

 

 

 

いま巷では、ちゃうか?世界中でかな?

今は無きロックバンドのクイーンが空前の大ブームとからしいです

日本で興行収入が100億円を突破し、世界では613億円という、

映画「ボヘミアン・ラプソディ」から火がついちゃったのかな?

話ではどこ行っても「映画観た?」とか、

「アルバム買った」とかクイーンの話で持ちきりらしい。

レコード屋なんかもう分かりやすいちゅうか

露骨にいきなり店頭にクイーンのアルバムが並んじゃったりね(笑)

そりゃー稼ぎ時だよね。


え?わたし?

まだ観てませんよ (^^;;

うーん、やっぱWOWOW待ち?TSUTAYA待ちかな?

なんかね、映画館になかなか足が向かないんですね。

ここ何年いい作品に出会ってないのもあるけど、

最近の映画館自体に魅力を感じなくて、、、

理由はいろいろあるのですが、、、

映画好きなのにごめんなさい。

なんか宣伝が大袈裟で、周りで評判が良い映画って、

100パー外すのね ぼくってヤツは^_^

うーん、ヒット作となかなか相性の悪いわたしだ。

しかし、なぜに今クイーン?ってのが正直な感想。

クイーンってね、どちらかと言えば当時ゲテモノ扱いで、

クラスで好きなヤツなんか皆無に等しかった、、あいつMを除いては。

当時はやっぱベイ・シティ・ローラーズとキッスが人気を二分してたからね。

ってクイーンがキッスよりゲテモノって、

なんだかよく分かんない話だけどさ(^ ^)

 

とにかく僕はあいつ、Mの影響でクイーンはかなり聴いてたのね。

聴いてたちゅーか聴かされてたちゅーか。

よく二人で部活終わった後、ポータブルのでっかいラジカセ担いで、

僕らのセントラルパークに行ったもんさ。

それこそ夜にフルボリュームのボヘミアンラプソディさ!

個人的に僕はキラー・クイーンとかドント・ストップ・ミー・ナウが聴きたかったけど、

そこはラジカセの所有者に従うしかなかった。



そんなMももうこの世にはいない。

向こうでフレディと会えたのだろうか?

そのフレディ本人もびっくりな、

空前なクイーンブームをMはどう思ってるんだろう?

はは、ホントはわかってんだ。。

絶対あいつは「チッ!」って舌打ちしてるに決まってるんだ。

「てめぇーらおせーよ!」つーてさ。

しかしこの現象、なんだろね?

一体何がみんなの心に刺さったんだろ?

映画自体の良さだろうか?

それともフレディのドラマチックな人生かな?

音楽そのものだといいなぁ。。そう願うなぁ。。

 

Queen - Killer Queen (Top Of The Pops, 1974)

キラー・クイーン!1:00辺りから入るドラムロールからのチーン!

これよくレジ開いてタイミング合わせなかった?世代あるあるとか?笑

ブライアン・メイのギターも今聴くと粘着度凄い!

マウンテンのレズリー・ウエストばりの粘着度やね♪

あとメローなギターオーケストレーションが素晴らしい!

 Queen - Don't Stop Me Now (Official Video)
 
クイーンって今思うと、やっぱすごくビートルズの影響あるんだけど、
 
イギリスの色んな先輩達の音楽がミックスされてる感じ。
 
この曲もギターの粘着度凄い。
 
ブライアン・メイのギターってやっぱすごくメローで、
 
やっぱお城育ちの気品を感じちゃいますな。
 
 

丑三つ時っ子

2019年01月28日 | 日記

 

 

 

 

きっと誰しも、自分がリラックス出来る好きな時間がある。

ニャーニャーと愛猫に起こされる穏やかな朝の時間だったり、

仕事帰りに立ち寄った名もないビーチで見た夕日だったり、

雨の音を聞きながらする読書だったり、

人の数だけ色んな好きな時間があることでしょう。

ぼくは子供の頃から、

丑三つ時という、これまた独特な空間が好きな子でした。

そりゃー夏休みにでもなれば元気にラジオ体操に行き、

蝉やカブト虫、クワガタなんかを取りに行く子供らしい子供でもあった。

それでも暑くて眠れない夜、

(そうそう、昔はクーラーもなく、暑くて夜中によく起きたものだよ)

瓦の屋根に登ったりして月をボーッと眺めるような子でもあった。

狂おしいロックンロールと同じぐらい、

丑三つ時の静まり返った、誰もいない、

誰にも邪魔されない、ひとりの時間が好きだった。

静かな夜を彷徨ってると、実に不思議な場所に放り込まれた気分にもなった。

その世界は、まるで明日の爽やかな朝とは別世界のような場所だった。

子供の頃ってのは、これが現実か夢なのか、

ホントよくわからない不思議な世界を、平気で行き交ってた記憶がある。

かのキジムナーというヤツも、そういった類のものではないだろか?

現実と非現実の世界を行ったり来たり。。。

丑三つ時にはそういう、ワクワクでドキドキな時間が確かにあった。

その時に飲む水はきっと何よりも冷たく感じただろうし、

その時聞こえてくるドアの音は何よりも恐怖心を煽られたのだ。

不便なものこその愛おしさを小津安二郎は「お早う」で描き、

手っとり早い物に魂は宿らないと高倉健は未来を案じた。

いろんな物を用意され、この未来とやらにたどり着いてみると、

意外や意外、まるで引き換えのようにそういう心の高揚が奪われた。

お手軽に手に入る虚構の世界を、みんなが一瞬に共有出来るこの時代には、

そんな不思議な空間や出来事も必要ないってわけだ。、

 

いや、もうそういう感性に見向きもしなくなったという、

のが正解かな。

豊かだった、僕らの共鳴し合ってた乱暴な残響音も、

美しくもない全国均一なリミッターとやらに止められてしまったし、

豊かさってなんだろ。。。

だからいつも側にあるギターに感謝するのだな。

この楽器の豊かさだけは永遠だから。

自由で自然な美しい響きってのは、いつだって人力ってやつだ。

またその素晴らしさこそ、僕の丑三つ時に見事に開花する。

自然と音が調和し、五感が冴えわたるなんとも美しい世界だ。

誰もいない雑音のない丑三つ時。

昭和っ子、爆音っ子やコザっ子と色々あるけれど、

僕は間違いなく丑三つ時っ子。

 

 怪物くんの子守唄  白石冬美 今西正男 大竹宏 兼本新吾

 

で、やっぱり丑三つ時と言えば、ぼくのアイドル怪物くん!

丑三つタイムとハッキリ歌ってますね、、笑

世界中に子守唄数あれど、これほどわがままで残忍な子守唄はない。

目に指を突っ込んだり、口の中に石を投げ込んだり、

とにかくどうだ!と言わんばかりにやりたい放題の怪物くん。
 
で、オチが「うーん、、、眠れない、起きろ!」というキュートさ。 
 
コンプライアンスでビクビクしてるこの時代、放送出来ないとか(^ ^)
 
いやいやなんとも平和でのどかな昭和でした。
 
 

楽器を壊すという話

2019年01月28日 | 日記

 

 

 

 

 

 

ロックミュージックってのは破壊を美徳とする時代があった。

ギターに火をつけ破壊し、ドラムを蹴り投げつけたり、

また自らの身体を傷つけるアーティストも多かった。

有名なとこではその象徴がジミ・ヘンドリックスだったり、

ジム・モリソンだったり、キース・ムーンだったり。。

 

 

だが実際、楽器というものは大事なものだし、高価だし、

ノリノリで壊すヤツってのは、それこそ大金持ちのボンボンか

業界の成功者のどちらかだ。

じゃなければよっぽどのバカか、遊びが行き過ぎたやつだ。

ぼくらが若かりし頃も、ギターを壊すヤツってのは、いたにはいた。

でもその壊すギターってのが、大概使い物にならない安価なギターという

情けないものだった。笑

なので、いいギター、

高価なギターを壊すヤツってのはお目にかかった事などない。

僕らはそういう使い物にならないギターを壊す輩を、

「なんちゃってモンタレー」などと呼んでいた。

まぁーカワイイちゃーカワイイけどね♪

けしてカッコ良くはない。

 

 

さて、まだギターはいいでしょ。

バラバラになったって、それこそ安いバーツを組み合わせて再生させるってのも、

出来ないこともないわけで。

それでは、他の楽器でそういう事する人はいるんだろうか?

例えばギターの、それこそ余裕で10倍でも100倍でもするバイオリンとか。

ぼくはそんな恐ろしい話聞いた事もないけど、

どこかにやっちゃうようなヤツがいそうな気もします。

バイオリンなんてホントお嬢さまおぼっちゃまの楽器ですからね、

壊してらまた買えばいい!みたいな気の遠くなるような金持ちでしょうね。

で、自分で「バイオリン界のジミヘン」とか言ってさ、

それを売り活動してさ、この広い世界のどこかにはいそうだよね♪

 

あまりにも有名なモンタレーのジミ。もうこの絵は芸術の域です。

 

楽器を壊すってね、やっぱり時代もあんのかな?

今やっちゃうとそれほどカッコ良く映らないのが面白いね。

実はそんな楽器を肌身離さず大事してるこのぼくも、

何度かね、ギターを投げた事があります。

ま、カワイイもんですね ^^;;

それはちょっとお酒が入ってね、遊び心にローディーにギター投げたりね。

ギターを燃やして破壊したことで有名になったジミは、

後にその事で苦悩したけど、コーネル・デュプリーを始めジミと共演した

アーティストは口を揃えて「ジミはあんな事する人間じゃない」と述懐してた。

やはりジミもスターダムの階段を上る中で、

自分の力でどうする事も出来ない迷路に迷い込んだのかもしれないね。

 

 

 

が、が、たった1人だけ、もの凄いことやっちゃった人がいます。

ピアニストの山下洋輔さん。

山下さんのその演奏スタイルは、

華麗なる美しい調べから、鍵盤を指やヒジで叩きつける奏法まで

変幻自在なのですが、遂にピアノに火を点けちゃったんですね。

バケツでピアノに水をぶっ掛けてピアノが使い物にならなくなった、

なんて話も聞きましたし、ジャズの演奏家ですが、

そのスピリッツはロックそのもの!

もしかしたらピート・タウンゼントに憧れてたのかもしれません。

 

楽器を壊す、イコールその楽器の値段ってのがモノを言う気がしますね。

世界的に有名なギタリストが来日公演の際、

自分のギターによく似た安価な日本製ギターを購入し、

壊したのを見たファンが、

「なんだ偽物か!」と不評を買った例もあるぐらいですから。

変な話ですが、そういうことみたいですね。

けして、うわぁーあいつスゲー!タンバリン壊した!とか、

ハーモニカ壊したとかが話題にならないわけで。

でも逆に、壊さなさそう楽器、

例えば沖縄のサンバとか壊したり燃やしたら、

あいつまたサンバ燃やしてる!つーて、変な話題になるかも。

 なんだ、要は楽器壊すって話題作りか!

そこの突っ込むあーたぁ、そういうこってす♪

ある意味営業ですな。

それでは素晴らしい歴史的PV映像をご覧あそばせ!!

 

The Who - My Generation live 1967


うわぁ。。

2019年01月26日 | 日記

 

 

 

 

高校女子サッカーを初めて観た。

常盤木学園と星槎国際湘南の決勝戦で湘南の勝利でしたが、

何が驚いたって、そのレベルの高さ。

僕はなでしこJAPANを初めて見た時、

正直、男子中学サッカーレベルかな?と思った。

あまり女子サッカーを知らないのでアレですが、

今回の高校女子サッカー観て、え?なでしこより凄くない?と思ったんです。

もちろんそんな事ないんだろうと思うのですが、

それで女子サッカーのレベルが、かなり高いという事を知ったのです。

偉そうですいませんでした。

 

それでですね、後日今度は男子の方の高校サッカー選手権を観たのだよ。

え?

ええ?

えーーーーーー!?

という感じでですね、

もうレベルが凄い事になってるんですよ。

もうこれプロじゃん!というレベル。

なんか負けるな!とか、いいなーひたむきな青春!

なんて応援する感じじゃないとですよ。

もうそのスピードにしろ技術的なことにしろ、

もうあんぐりと口を開けて、マジ?と釘付けなんですな。

何だろコレ?

ここ何年で恐ろしくレベルが上がっていませんか?

優勝した青森山田高校のサッカー、ほんと素晴らしかった。

正直言って、僕らが高校生の頃と比べるとですね、

もうプロと小学生ぐらいの開きがあるぐらいのレベルの違いなのです。

それぐらい日本のサッカーは向上してるのですね。

それは単純に指導者や環境の違いもありますし、

何よりも世界が近くなったり、情報やサッカー中継の多さの影響もあります。

そりゃそうだよね、僕らの頃はサッカーの試合の放送なんて年1ぐらいだったし、

サッカーマガジンもなけりゃ指導者も少なかった。

それにアレですよ、水飲んだら根性なしって言われた時代ですからね、

さすがにこうはなりませんよね。言い訳かな?笑

いやいや、参りました。。。ホントに。

もしかして世界レベルじゃないですか?

それとも日本のレベルアップと同時に世界はさらにアップしてるのかな?

いやはや何とも恐ろしいこってす。

あ、もう一つ、女子サッカーはよくわかりませんが、

男子の方の高校サッカー、もう明らかに肉体的に変化がありますね。

もう以前と比べると身体の大きさが違いますね。

身長の大きさもそうですが、もう身体の作りが違う感じがします。

きっとトップクラスの高校なんかなっちゃうと、

プロ並みの筋力トレーニングとか積んでるんでしょうし、

もう身体だけ見てるとプロだもん、、、マジで。

何度も言うけど、なんか「頑張れ負けるな!」って感じじゃなくてさ、

おおースゲェーってな感じなんよ。

一応さ、17、18の子供なんだけどね。。

こればっかりはさ、、、憧れちゃう凄さなんよ。

 


ラッキースター

2019年01月26日 | 日記

 

 

 

 

 

 

福岡県に元気な115歳のおばぁが。。

元気なこのおばぁは「あたいはまだまだ生きたい!」と、とにかく生命力が凄い。

さらにこのおばぁ何が凄いって、

年齢見れば分かるけど、明治〜大正〜昭和〜平成と生き抜いて来たわけ。

で、もうすぐ平成をもまたいで新しい年号に突入するわけさ。

文句なしのカッコよさよね。

もしかしたら明治時代、侍の残党と遭遇してるのかもしんないし(笑)

第一次〜第ニ次世界大戦を生き抜いてきたんだから。

うんうん、おじーはそうでもないけど、

おばぁーは世界中、どこでも偉大だーな。

 

そういえば細野さんが音楽活動50周年だそうです。

細野さんもどちらかと言えば、

若い頃からどこか老成してるような雰囲気がありましたが、

まさか細野さん70歳の「相合傘」や「CHOO-CHOO ガタゴト」が聴けるなんて。。

ロックも新たな世界に突入したというか、

70歳を超えた細野さんやポール・マッカートニーなんて、

ホント想像出来なかったもんね。

楽曲や楽器の接し方、音楽との接し方、

細野さんから学ぶことは多かった。

もしかしたらビートルズ以上に。

教授曰く、「日本のポップスを高みまで底上げしてくれた人」。

シンプルだけど、ホントそういうことだと思う。

ミュージシャンも50も超えると、そういう真価が問われるのかもね。

それは影響とか功績以上にね、

音楽とどう向き合って来たかってことでね。

僕には目にも見えないし、言葉にも出来ないけど、

たどり着きたいって場所が確かにある。

さぞ気持ちよく音楽出来るんだろうな〜って特別な場所が。

うーん。。行ってみたい。 

 


親不孝ストラップ

2019年01月20日 | 日記

 

 

 

 

  

うわぁぁ。。

結局昨日は朝まで続きましたレジー祭り。

考えたら昨日は1日中レジーを聴いてたような(^^;;

僕のカーコンポ(今でもそう呼ぶのかな?)にはCDと、

なんとカセットが付いてるんですね。

昔はよくやりましたよね?

音楽を自分でいい感じにカセットに編集してね。

アバ特集からアース・ウィンド&ファイアー特集(時代やなぁ)

ドライブ南部用と北部用とか(笑)冬用やビーチ用などなど。

昨日はそんな感んじでレジーを車でも聴きまくりの踊りまくり♪

不思議とMDって音が変になったり、音が消えちゃったのもあるのですが、

いやいやカセットテープしぶといです。

中学の頃録音したラジオ番組や歌番組のカセット、

実は未だに現役バリバリで生きてるんですな!凄い。。

たまに車で流すとね、これがまたイイ音すんだよ♪

東京のレコ屋でも新譜のカセット並んでたけど、分かる気がしますね。

ホントあの悪夢の80sって何だったんだろう?

 

まずはこれ観てみて。。

 

音楽漫談テーマ曲集

 

音楽漫談ってヤツで、その世界で有名な芸人さん達です。

沖縄ではもちろん生で観ることはないけど、

正月とかね、子供の頃から観てましたね。

玉川カルテットにかしまし娘、フラワ−ショウや横山ホットブラザーズ、

一般にウクレレが知られたのは、牧伸二さんの功績も大きいですよね。

さてその独特な間と、ノリ突っ込みが楽しい音楽漫談ですが、

話はその芸のことではなく、彼ら彼女らが所有するギターのこと。

みなさん、よーく観て下され!

ギターのヘッド、弦をキュルキュルと巻いたりする頭の部分です。

燦々と輝くGibsonの文字を!

そうなんです、芸人さんというのは皆さん、

とても良い高価なギターを持ってるのです。

子供の頃から観てて、おっGibsonじゃん!って思ってたんだけど、

やはり大事な仕事道具ですから、厳しい芸人の世界、

きっと先輩から「楽器を使うのなら一流のやつにしな」

なんて言われてたのかもしれませんね。

うんうん、なんかそんなやり取りが聞こえて来そうだ。

Gibson当時はさらに高価ですからね、

皆さん月賦の支払いで、さぞ練習にも身が入ったことでしょうね。

僕は一度店員さんに隠れてにおい嗅いだことありますが、

もうGibson Fenderって当時見るだけの楽器でしたから。

不思議とFender系がいなくて、全員がGibsonのそれもハコモノというのが、

そのサウンドと漫談との相性というか、鍵になってるのかもしれません。

「Fender系はサウンドがカラッと軽過ぎて、この重みが出ないんだよな」

みたいなね。。違うか。。(^ ^)

それしても芸人さんのGibson所有率100%は凄い!つか圧巻。

んで、んで、問題はそこではなく、ギターのストラップのことなんよ。

ギターストラップというのは、ギターを肩に掛ける時に使うあの紐のようなものです。

コレがないととても困るという大事なもので、立って弾くのが困難になります。

んで、そのストラップを芸人さん達はヘッドのナット近くに付けて結ぶんですね。

コレが子供ながらにカッコイイなぁーなんて思ってたんだよね。

渡り鳥シリーズの小林旭のアニキもこのスタイルだし、

芸人イコール旅人渡り鳥のイメージもあります。

 

 

昔なら芸人も旅人もヤクザなイメージありましたので、

これからこのストラップスタイルを“親不孝ストラップ“呼ぶことにします♪

しかもアキラのアニキときたら、親不孝ストラップに付け加え、

ギターケースさえ持たないそのヤクザぶりなのです。

暑い夏も寒い冬も、雨の日だって、

ギターを裸で抱いて旅から旅へと向かうのです。しにカッケ〜。。。

 

まだまだいるよ、親不孝ストラップ愛用者♪

若かりし日のボブ・ディランも親不孝ストラップ派でした。

これがまたカッケーのよ。。

 

そして日本親不孝ストラップの元祖スターと言えば田端義夫さん。

バタヤンの弾くギターってすげぇーソウルフルでロックなんだな。

そのクランチ気味のサウンドは、

ミッシェルやガレージロック好きにも聴いて欲しい。

 

アメリカのバタヤンことT-ボーン・ウォーカー!はは。

やっぱ古いGibsonは、

ボディー裏にストラップピンまだ取り付けてなかったのかな?

こんな整髪料がバリバリ匂って来そうなおじさんもいなくなったね。

個人的にはMG5やバイタリスではなく、OLD SPICEね。

 

おっと、忘れちゃいけねーぜ、

ジャズギタリストにもいましたグラント・グリーン!

やっぱカッケ〜♪箱ギター欲しい。。

 

ひゅー、、サングラスと煙草、ジャズと親不孝ストラップ!

こんな粋な男達、どこへ消えたんでしょうね〜

因みにグラント・グリーンの音楽はこのヤクザ写真まんまの音楽だ!

僕がいつか親不孝ストラップで演奏してるのを観たら、

「あ、ローリー親不孝ストラップしてるぜー」と気軽に声掛けてくれぇーい。

P


レジー・ヤング

2019年01月20日 | 日記

 

 

 

 

 

日本どころか、本国のアメリカ人に聞いても全然知られてない、

僕のレジー・ヤングがソウル天国へ旅立ちました。享年82歳。

こんな歳になっちゃうと、もういくつまでが長生きなのかわからない。

特にレジーなんか世代ってのは、あの激動の時代を渡り歩いたわけで、

若くして亡くなった人達も実に多かった。

というか、この世代の殆どの人達がもう向こうの世界にいるわけだ。

レジーの素晴らしいアメリカンミュージックへの功績は、

過去にたくさん語って来ましたが、

今夜の僕はさすがに居ても立ってもおられず、

後輩の店で無理言って、時間の許す限りレジーのギターを爆音で流してきた。

実はほんの何人かだけど、僕の後輩にはレジー好きがいる。

みんなとレジーを語り合い(って爆音で聞こえませんが)、

大いにその美しいギターをみんなで浴びた。

なんかダックダンが亡くなった時もこんな感じやったな。。確か。

 

 

そのレジーの美しいギターはジェームス・カーに始まり、

アーサー・アレキサンダー、ウィルソン・ピケットにドビー・グレイ。

エルヴィスからダスティ・スプリングフィールド、

数えきれないほどの名盤にその名が刻み込んだのだ。

髪なんか長くなくていんだ、わざわざフレットの遠くまで行って

ベラベラと早弾きなんかしなくていんだ!という事をレジーは僕に教えてくれた。

その優しくなぞるような唯一無二のソウルギターも見事だが、

若かりし日の狂暴なレジーのギターも何とも魅力的だ。

何がパンクじゃ!何がガレージじゃ!レジーのギターを聴けよ若人よ!

ま、ね、そんな感じなんよん♪

そんなレジーのおかげで、若かりし日の馬鹿な僕は、

オレは5フレット以上のフレットでギターは弾かない!

なんなら、ネックなんぞ切り下ろして5フレットギターにしてもいいぞ!

などと暴挙に出て周りを困らせたものです。ニン。

5フレットってもう不自由なカントリーとブルースしか出来ませんからね。。笑

でも、そういうのが後々ローリーミュージックのスパイスになったんだな。

この手のギターのカッコ良さは、そのギタリストの名前は知らずとも、

みんながそれでご機嫌になったり、踊っちゃうとこにある。

雑誌なんぞで何の話題にもならない、

そんなギタリストに僕は若い頃から夢中になってきた。

あ、唯一ギターマガジンで山下達郎さんが、

レジーをフェイバリットギタリストに挙げてましたね。さすがです♪

もしかしたら明日のサンデーソング・ブックでレジー特集あるかもですね。

ではその前に、今日も流したレジーのソウルギターをどうぞ!!!

レジー最高ぅー ずっと好きぃー。。。。

 

King Curtis - Memphis Soul Stew

ベタですが、もう教科書のようなソウルギターです!

僕もwaltzの“うそつきジェリー“のベースソロのトコで、

冒頭のこのリック入れてます♪

Dusty Springfield No Easy Way Down

あまりの美しさの“テロリロン“。

こういう歌と呼応し合うギターがソウルギターの醍醐味。。

その昔誰かさんのセッションでこのリックも引用しましたです。ハイ。

もう鳴っちゃったんだなぁ。。ハイ。

 Vince Gill - Ain't Nothing Like The Real Thing ft. Gladys Knight

で最後はコレね。カントリーアーティストのセッションばかりの頃、

突如R&Bのセッションにレジー出現!この切れ込み方!

シビレるぜぇーーーレジー!

 

 


雑食もついに

2019年01月08日 | 日記

 

 

 

 

 

 

2019年を迎えとて、、

相変わらずの雑食振りで我ながら呆れ返っております。

しかし彼女のアルバムまで手を出すなんて、

いよいよローリーもネタ切れか!と笑ってるそこのあーたぁ、

いやいや、やはり僕はロックでロールな音楽を求めてるわけで、

それはロックではなく、あくまでもロールなのですな。

え、能書きはこの辺のして、今回のご紹介はなんと中島みゆき様だ!

どうだ、凄いだろ!オレも遂にここまで来たぜ!わは。

中島みゆきと言えば、ユーミン一味の僕にとっては天敵というか(笑)

ライバルと言うか、とにかく対極にいるお方なのですね。

全国中流階級のカリスマ、生活臭い歌なんかうんざり!

と糾弾したのが我らがユーミンならば、みゆき様は情念や怨念を歌にし、

その痛々しい声を世に放ち人気を博した人です。

などと言いつつ、みゆき様に関してはあまり詳しくはないのですが、

これからという感じです。何がこれからなんだろ?笑

実際ですね、ユーミン様ご自身が、

ニューミュージック全盛期の頃、今出て来ている女性シンガーソングライターは

みんなあたしか中島みゆきの真似よ!とぶった斬ったほどで、

ま、ユーミン様も認めて一目置いているのが、このみゆき様なのです。

なのでこちらも様付けでね。笑

 

僕なんか遠目からみゆき様を見て来たわけなのですが、

そりゃ「時代」から始まって、

「地上の星」「空と君とのあいだに」、

金八先生で流れてた歌なんか、TVを通して知ってはいましたが、

当時は研ナオコさんがみゆき様の歌を好んで歌ってたりして、

どちらかと言えばそっちの方が印象が強いぐらい。

「かもめはかもめ」とか、「アザミ嬢のララバイ」とか、

ナオコさんが歌うとそりゃ見事にハマってました。

 

ユーミン様の場合は歌詞の内容ばかりではなく、

そのサウンドメイクなど気になるとこも多いけど、

やはりみゆき様のように歌詞がとても重要なアーティストというのは、

アルバムを聴けばよくわかりました。

今、初期のアルバムを聴いてるのですが、

ニューミュージックと言うよりはフォークという感じで、

どちらかと言えば浅川マキさんや山崎ハコさんの影響があるのかな?

あと吉田拓郎さんの影響も大ですね。

ムッシュが歌いそうなカントリーソングなどもありますね。

確か近年のみゆき様のプロデュースやアレンジには、

あの風のアレンジャーで有名な瀬尾一三さんが手掛けてますが、

クレジット見ると初期のアルバムではまだ関わっていないですね。

なので、まだアレンジもそれほど大袈裟になってない、

初期の頃のアルバムが僕好みですかね。。

元々、よっぽどバランス感覚が良くない限り弦(オーケストラ)が入ってる

アルバムは好みじゃない僕ですが、

初期の頃は生ギターやバンド編成が中心になってて、安心して聴ける感じです。

そんなみゆき様もフォーク&ニューミュージック時代から、

テクノやニューウェーブの80年代に突入して行くわけで

(凄いアレンジあり!きっと後藤次利のしわざ 笑)

それなりにサウンド等にも変化が表れるのですが、

やはり個人的には「悪女」は名曲だと思う。

メロディーなんか、かのベン・E・キングの「STAND BY ME」に負けない

スタンダードなものだし、歌詞なんかほんと素晴らしいと思います。

「悪女」と言えば、その昔坂本龍一さんがベタ褒めしてましたが、

なんと初期の作品ではピアノで参加してるんですね〜教授♪

僕の記憶が正しかったらこの悪女、

アルバムとシングル盤はアレンジが全然違ってて、

アルバムの方がリズムが強くてロックっぽい!

エレキのツインギターやスラップベースでがっつりです。

みゆき様の歌い方も歌詞を届けると言うより、

サウンドに合わせてかなりラフに歌ってますね。

じつはこの悪女、僕もカバーしてんだよねー。。

僕の場合はシャフルビートで歌ってて、さっき話した、

STAND BY MEとメドレーにしたりして歌ってる♪

んで、この悪女ともう一曲、

アルバム“ありがとう“収録の「ホームにて」がお気に入り。

お気に入りというかちょっとした思い出があって。

中3の冬、夜中シャッターが下り切った一番街で

この曲が流れてたのがすごく記憶に残ってんだ。

小さなアーケードのスピーカーから流れてて、

寒い中この歌聴いてた16のぼく。

ギターのアルペジオから始まる、

なんか独特なムードのある曲だったので、とても覚えてる。

中島みゆきと言えばこの曲、ってぐらいに。

ちょっと小林旭が歌いそうな旅の歌でね。。

やっぱこういう旅の歌にはどうも弱いわたしですな。

実はこの歌にはもう1個思い出あってね。

大阪での事、確かそれも寒い冬の夜だった。

友人の大島保克と呑んでたら、急に彼がオレに聴かせたい曲があるつーて、

連れてかれた店で聴かせてくれたのがこの曲でした。

すごいこの曲好きだつーて力説してさ。それは笑っちゃうぐらい。

やすーでもこんな興奮するんだーつて。

何かと思い出深い曲です。

今夜もちょっと聴いてみようかな♪

中島みゆき初心者の僕ですが、今後もなんか色々発見がありそな、

そんな予感♪

みゆき様の“予感“もいいらしいね

「ばいばいどくおぶざべい」という興味がそそられる曲もある。

 


新年会という名のレコパ♪

2019年01月04日 | 日記

 

 

 

 

しかしレコパが続きますな。。

まっ、新年会ちゃー新年会なのですが、

ホントみんな、また急な開催に付き合ってくれてありがと。

今回は那覇から元ノーズ・ウォーターズのドラマー、

こーちゃんが参加してくれたり、

最後の最後は国吉登場で会場はヒートアップでしたね♪

 

 

前回がソウルミュージックや昭和歌謡中心だったので、

今回はギャンギャンギャンギャンとエレキギターがつん裂く、

ロックンロールを中心にセレクト。

それも英国びいきで 笑

やっぱロックンロールは米国ですが、

ロックンロール・バンドは英国に限ります!

あの美学はほんとホレボレとシビれます♪

しかしキンクスやドクターフィールグッドの後に、

ラリー・ウィリアムやボ・ディドリー流すと、

さすがにオリジナルのエネルギーには平伏すだけですが(^^;;

凄いね、オリジナルロックンロールってヤツは♪

 

 

ソウルミュージックとロックンロールは、基本身体への音の届き方が違う。

なので、それがそのままステップやダンスの動きに繋がってるし、

足腰への負担の掛かり具合も違う(笑)

学生時代の友人が何10年振りに急に踊り出し、

痛めたその身体の箇所を見れば、一目瞭然🕺

スポーツでもダンスでも人間は足腰が基本ですが、

ソウルミュージックはソレ➕に首を痛めます。

一方ロックンロールはやはり呼吸困難に見舞われます!わは。

今ぼくら世代で、ポゴダンスなんか踊れるヤツなんて皆無でしょうな。笑

縦揺れと横揺れの違いの影響も大きいですが、

ソウルミュージックは1拍の中に細かなアクセントや揺れがあるのに対し、

ロックンロールはたとえアクセントがあったとしても、

1拍目3拍目を斧で振り下ろす感じで、ザクザクと乗るのが特徴。

であるからして、ダンスの違いは身体を痛める箇所も違うわけで。。

そこはぜひ覚えてて下さいな🌷

 

 

 ロックではなく、ロールするわたしだっ🕺

やはり誰1人として踊らない、、、、ふふ、、当然だっ!

 


禁じられた遊び

2019年01月02日 | 日記

 愛のロマンス 村冶佳織 UPC‐0076

 

 

 

のっけから禁じられた遊びなんてね。。。

確か百恵ちゃんにも同名異曲の曲がありましたよね。

この禁じられた遊びという曲名を聞いて、

ある種のノスタルジックな気分になっちゃう世代ってのがある。

きっと日本中どこだって、ギターを弾ける人を見つけると

「禁じられた遊び弾けます?」なんて会話があったはずだし、

それぐらいギターと言えば、

禁じられた遊びというぐらいポピュラーな曲だったんだ。

禁じられた遊びの次に来るのがベンチャーズ辺りかな?

その後に吉田拓郎やかぐや姫などの人気で、

フォークギターブームもありましたね。

僕らの世代ってのは教材用として、

音楽室にギターが何十本と並んでたんですね。

それも全部クラッシックギターでね。

このクラッシックギターってのがみそでさ、

流石にクラッシックギターでベンチャーズは無理だからさ、

やっぱこの禁じられた遊びという曲を弾くというね。

ま、確かに中には、ベンチャーズやディープパープルなんかを、

強引に弾いてたヤツもいたにはいたけどね。笑

クラッシックギターはナイロン弦なので、

ベロベロでいかんせん迫力には欠けちゃうけどね。

 

 

 

その禁じられた遊びをみんなで弾き出すんだけど、

これがアルペジオっていうヤツで難易度がなかなか高いのだな。

アルペジオってのは分散和音のことで、

こうコード(和音)を弾きつつ、その中にメロディーがあったりする。

※映像の村治佳織さんの演奏を聴けば理解出来ると思います

なので不器用な中坊達は、単音のみでメロディーを弾く羽目になるわけね。

こうたどたどしい指使いでね、、テンテンテン、、テンテンテンなんつーて。

僕の記憶が正しかったら、

本格的に禁じられた遊びをアルペジオで弾けた生徒は、

学年に1人か2人ぐらいだったと思う。

それぐらい中学生には難易度が高かった。

僕ももちろん弾けなかった。

僕のクラスには弾けるヤツがいたんだけど、

こいつは実はベンチャーズの方が上手くてね、よくこいつの部屋で

こいつの弾く完コピーベンチャーズを聴かされたもんさ。

こいつはあのベンチャーズの曲でも恐ろしい難易度のキャラバンを、

弾いてたから、相当なスーパー中学生だったと思う。

ちゃうちゃう、ベンチャーズの話じゃなかったね。

話を禁じられた遊びに戻します。

で、この禁じられた遊びを弾けるってヤツらに共通してたのが、

アレだ!譜面を読めるという衝撃的な事実だったのだ。

あれは衝撃というか、もう素直に尊敬したよね!

だってそれまで、やれ「うんこ」とか叫んだり、

ダンボールで坂を滑っては、ケラケラ笑ってたようなアホ中学生だったヤツが、

いきなり真剣な表情で譜面見ながら、ギター弾き出すんだからさ。

お玉じゃくしを見ながら弾き出される音がレコードと一緒ってのは、

そりゃーもーびっくりしたよね!子供心に、、単純にさ。

もうオレ頭クラクラよ。

「こいつら一体全体、いつの間に読譜を取得したんだ」つーてさ。

アレは確かに大きな事件やったな。

しかしそういうスペシャリストが普通の職種に就き、

僕のようなヤツがミュージシャンになるんだから、世の中は面白い。

未だにふとさ、思ったりするんだよ、、

「なんでオレここで歌ってんだろ?」つーて。

そんな時にさ、思い出しちゃうんだよ、

この中学ん時のギター神童達をさ。

今でも思うもん、アイツら凄かったなぁーつて。

今でも弾けるのかな?

きっと昔取った杵柄よろしくで、

祝い事や新年会などでその腕前を発揮してるに違いない。

 

 


2019

2019年01月01日 | 日記

 

 

 

3、2、1  happy new year!

世界中のあちこちで叫ばれたであろう、の、 その掛け声。

カウントダウン時の渋谷の交差点も人で凄かったけど、

そういうイベントごとに集まる人の群集心理ってのは、

日本特有のものなのかな?

そういう心理ってのはよくわかんないんだけど、

もしかして、火事と聞いて集まる野次馬的な心理と似ているのかな?

うーん、、実に不思議な感覚だ。。

 

明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になり、またご迷惑をお掛けしました。

本年もどうかひとつ、よろしくお願いします。

では正月らしく?食べ物のお話を。

最後の晩餐と言えば、絶対“中味汁”とくどくどと語ってきましたが、

そこに晩餐のおやつなんぞを足してみました。

そこはですね、やっぱ断トツでこの“ターンム”になっちゃうのだな。yeah!

 

最後の晩餐が“中味汁”に“ターンム”ってどれだけウチナーだばぁ?

とツッコミたいそこのあなた!気持ちはわかります。

しかしそれほど僕はウチナーにこだわりはないのですよ。

周りの友達のように、沖縄そばはあそこが1番美味しいとか、

やれむこうが美味しいなんてエキサイトして語るこだわりもないし、

そんな時も「オレ100円そばでいい!」みたいなタイプなのですな。

そもそも外食しないですし、沖縄料理というのは基本、

うちで作るって感じなんですな、僕の場合は。

しかーしの中味汁!

作るのに手間暇、そして経験が求められるのです。

それはターンムも一緒なんだな。。

美味しいターンム料理食べた事ありますか?

ターンム料理も色々あって、このおやつのような田楽もあるのですが、

昔那覇の沖縄料理の店で頂いた、蒸したターンムの美味しかったこと!

あの味を越えるターンムには会ってないし、未だに忘れられません。

あの味こそ熟練の味と申しますか、簡単に作れる代物ではなかったj。

あーいうの自分ちで作れたら最高だろうな。。

焦げ目付いてパリパリなんだけど、中ホクホクみたいなね♪

いつかうちで作れるようになりたい。

そして、こないだのあしびなーのWaltzの時頂いた塩せんべい。

Mちゃんから頂きました♪

この味も熟練ですな。。

石垣島行くってなったら、必ず姉から頼まれるブツです。

こちらも何とも絶品なのです。


Skydust

Koko