昼ドラ「やすらぎの郷」は、
久し振りにテレビで脚本を書き下ろした倉本聰さんの作品。
今の時代やテレビに、一石を投じたようなアンチテーゼな作品で、
その倉本さんの意気込みがここまで伝わって来る。
生きるとは何か?老いるとは何か?
という事に真正面から向き合い、その豪華なキャスト陣も含め、
まさに全員一丸となって作品を作り上げてます。
その豪華なキャスト陣はといえば、石坂浩二、ミッキーカーチス、
藤竜也、浅丘ルリ子、野際陽子、加賀まりこ、八千草薫、
五月みどり、有馬稲子他と、
昭和の一時代を築いた名優だらけなのです。
実際このやすらぎの郷という老人ホームは、
昭和時代にテレビで活躍した脚本家や女優、
歌手等だけが選定されて入所出来るという、
まぁーある意味スーパーセレブな老人ホームなんだな。
なんか現実的な感じもしてドラマに入り込みやすいです。
石坂浩二さん演ずる脚本家の先生が、
昔恋した人のお孫さんからメアドもらっちゃってね、
浮かれて一生懸命メール打つ練習始めたりしてね、カワイイんだよ。
またそのお孫さんが、当時の彼女と瓜二つというさ(笑)
年取ってそういうシチューションに遭遇したら、
きっとたまらないだろうな。
だって自分は年取っちゃったけど、
若い頃好きだったそのままの子と会えるんだからさ。
いいなぁ〜これはいいなぁ。。。
さて、僕はどの子の孫がいいかな?ってね(^.^)
しかし不思議な経験ですね。
こないだ亡くなった野際陽子さんが、
まだドラマに出て演技してるのですから。
魂は永遠にその作品に宿るということですよね。
女優冥利につきるというか、
音楽もこうありたいものですね。
やっぱ握手の道具になんかなっちゃったらね、、、
大量消費も大事ですが、魂は宿らないですよね。
やっぱTHE BEATLESは凄いね❗️
今尚売れ続けるアルバム達❗️前代未聞の大量消費❗️
音楽は世界遺産であり魂は宿りまくりだっ!