ローリーだよ。そう、君の友達だ。
しかしなんて久し振りのブログ。んでもって久し振りのこれを聴かなきゃ園田(笑)
まぁー誰に頼まれたってことでもなくね、紹介してるんですけど。
でもなかなか評判良かったんだよ~ 以前のブログではね。
終演後に「あのアルバム買いました。すごく良かったです!」なんて言われると
単純にね。。。嬉しい。CDが売れないとかね、世間はそういう感じらしいけど
知ったこっちゃない!聴く奴ってのは、カルチャーがショックしようが、
リーマンがショックしようが、関係なく五感に響いた音楽は聴くってなもんだ。
さて、わたしのドライヴ好きはあまり知られてないが、素晴らしい音楽に出会うと
無性にハンドルを握り飛ばしたくなるのだ。
んで、例えばそのサウンドが何年に一度の傑作(個人個人の思い入れだ)
なんてなっちゃうとですな、もう居ても立ってもいられないわけなんです。
車の中はヘビーローテション、気がつけば軽ぅ~く古宇利島往復ですわ!
軽くアダルトに余裕でね。
いや、ホンとは全然余裕どころか、
かなりな放心状態で運転してるんだけど。
今回はそんな、僕を余裕で古宇利島まで運んでくれる作品を紹介しましょう。
THE THORNS
元々マシュー・スウィート好きだったのですが、
その彼がショーン・マリンズ、ピート・ドロシーという仲間と
何やら三人組でこのバンドを結成!
アルバムはこの1枚しか出てないらしくて、
そこがまた潔いじゃありませんか!
ベーシックにはもちろんアメリカンルーツミュージック的な
要素もあるにはあるのですが、どこかメランコリックなイギリス風な
匂いも。。
オープニングのRunaway FeelingからラストのAmong The Livingまで悶絶です。
簡単にはコザに帰してくれません(汗)
LAロックからパワーポップまで、メニューはまるで大衆食堂みたいな豊富さなのですが
これが食べ飽きない!
逆にもっと欲しい・・アルバムこれしかないから。
ほんといけずというか、ニクいな。
二曲目の I Can't Rememberは・・・
きっとぼくを殺す気です。要注意の黄昏ソングです。
なんかそのままホワァ~と夕陽や海に吸い込まれていきそうなぐらいの
誘惑力。。。半端ないっス。
イントロしに反則!
こいつらが隣で呑んでたら絶対太ももチン切ってるぐらい反則!
お前らこう来るか?の人殺しの具合。
曲中は複雑なコード進行もアレンジも無しなのにさ、
空気ごと、景色ごともっていっちゃう。
アメリカのライターはこの辺が凄く上手いんだ。
しかしこのハーモニー手に入れたい!
豊かな倍音が伸びやかで。
これからの季節最適だよ。
あなたの不快指数を減らし、湿度30%は下げてくれること間違いない!
外人住宅に住んでるあなたにもお勧めです。
で、Among The Living。
この曲も共通してシンプル極まりないんだけど、
なんだろ?この高揚感。。。
あっ!一ヶ所だけあった!
2:40ぐらいのとこ!
ブライアン・ウィルソン真似たような急にヒャ~~みたいな飛び道具音が(笑)
みなさんも聴く時はくれぐれも気をつけて下さいまし。
さて、彼らはまた嬉しいことに、世界のドラマーのストーリーテラー
ジム・ケルトナーを起用してるんだ。
頭にドーンとクレジットしてるのを見ても、彼らの心からのリスペクトが伝わって来ます。
たりめーだよな、こんなに気持よく歌を歌わせてくれるドラマーなんて
そんじゃそこらにいるわけないもんな。
いいな~・・羨ましいなTHORNS・・・
やっぱりチン切ってやる(笑)