ぼくローリー、そっ、君の友達だ。
突然ですが、僕の1日はとと姉ちゃんで始まるんだ。
NHKの朝ドラってほんと素晴らしくて、
今の日本の奇妙な在り方を見直すヒントみたいなのが、
たくさん、それもシンプルに詰まってる気がします。
憲法改正やオリンピック開催、原発再稼働問題にしても
各局もまるで何者かに脅されてるみたいに口を噤んでいますが、
この「とと姉ちゃん」らの朝ドラで、唯一抵抗さえしてる気がするのです。
BSやWOWOWでも戦争や環境問題の特番が組まれ、
良識な人達が奮闘してるのが見えますが、
答えは国会になんかなく、文化の中にあるんだなと強く再確認してます。
無力とは言え、
それを無関心な人々に早く気づいてもらいたいのです。
僕らは歳取って行くだけ、未来は子供達のものなんですから。
あとね、言うけど、
総理大臣だろうが、官僚だろうが、
僕ら国民に雇われた人達なんですね。
なのでけして僕らにエラソーにしたり、隠し事をしてはいけないんだ。
みんな覚えててね〜( ^ ^ )/■
とと姉ちゃんの次に目の前に現れたのが「ゆうりきやー」。
もう二人も長いですよね、この世界。
実は二人はデビュー期からよく知っています。
特に裕司くんとは一時期よく会ったりして、遊んでた。
彼の好きなオモチャの話ししたり、
一緒に音楽聴きながら、滑稽なレコジャケ見つけてはゲラゲラ笑ったりね(笑)
いつだったかゆうりきやーとイベントで一緒だった時、
エンディングを終えて二人がバックステージに帰って来た。
そこにダーっと女子中学生の子達が大勢なだれ込んで来て、
「おじー!おばぁー!」と握手攻めでね、もちろん二人は見事におじーおばぁーを
演じ、「ハイハイハイ、ありがとーねー」とお相手してたね。
その時ある女の子が、おばぁーに扮したりきやーに
「えーおばぁーヤバイ!マジ神ぃ!」ってエライ興奮しててね、
あれは最高なワンシーンでしたね。
こんな話もありました。
僕がよく沖縄テレビに通ってる時期がありまして、
よく特番の音楽を担当してたんです。
で、とある特番の仕事がありまして、ディレクターさんの方から
「エンディングのテーマソングもローリーさんでお願いします」と言われたんです。
その時僕が選んだ曲が、書いたばっかりの「誰もいない海」でした。
実はこの曲、 僕の数多いユーバンタ・シリーズ?の第1作目の作品なんですよ。
誰に頼まれたわけでもないのに、
なぜかたくさん生まれた僕のユーバンタ・シリーズ(笑)
その創作の理由はいつか見つかるとして、とにかくこの曲を選んだんです。
で、ディレクターさんやスタッフさんにもこの曲聴いてもらって、
気に入ってもらい、「この歌で行きましょう!」と。
この歌は僕の作品では珍しいのですが、
シンガーが二人、つまりでデュオ形式の作品として生まれたんですね。
もちろん作ってる時はそんなこと考えてもないのですが、
歌うにつれ、なぜか自然とそういう風に変わっていったのです。
分かりやすく言えば、エヴァリー・ブラザーズとかサイモン&ガーファンクル?
まっ、とにかくそんな感じになったんですね。
しかしそれを、この僕の声だけで二役やるってのは、
何だかうるさいなぁ〜・・・ウザイなぁ〜と思ったわけなんです。
それで僕はある名案が浮かんだのです。閃いたとです。
よし、この曲をゆうりきやーに歌わそうと!
たぶん、一回ぐらいはゆうりきやー呼んでリハーサルしたんじゃなかったかな?
もう二人ビビってね(笑)
お笑いポーポーでふざけて歌うことはあっても、
マジなラブソングなんか電波で歌ったことないはずだから。
僕はマジで二人に「大丈夫!二人だったら絶対キマるから!」と念を押したんです。
がしかし、ノリノリな僕に反し、番組のスタッフさん等から
「何を言ってるのですか?歌はローリーさんでお願いします!」と。
内心僕は「おいおい、もうちょっと遊び心を持てよ」と思ってましたが、
制作側は制作側なりの明確なイメージが出来上がってたのかもしれませんね。
という事で、ゆうりきやーの初のレコードデビューは幻となったとです。
あの時もし、ゆうりきやーが「僕らに歌わせて下さい!」なんて強気でいたら、
僕もきっとスタッフさんに強く要望したと思うんだ。
でも基本ゆうりきやーは二人ともシャイで、
引っ込み思案ですからね〜そのまま流れてしまったわけです。
なのでこの歌は、僕もあまり歌っていません。
なんたってデュオ作品なのですから。
あっ、呑まんBarのK、ノーズのマスト、亮くんとは何度か歌ったことありますね。
珍しい僕のデュオ作品「誰もいない海」。
今度歌うのはいつ?