これを聴かなきゃ園田 ~女神編~

2015年04月13日 | 日記

 

前に紹介したTHE THORNS同様、ここ何年かのお気に入り、

いつも車で鳴り続けてる最近の若き女神達をいくつか。

思えばRumer以来かな?

その美しき声にやられちゃったのは。

先ずはDiane birch姫の「Bible Belt」を!

その愛くるしい容姿、大きな瞳。。。

都会的な香り。。。などなど。

もう勝手にというか、

半ば強引に「・・・この子こそローラニーロの生まれ変わりに違いない!」と。

都会的でソウルフル、他に誰がいようか。。と。

そのチン切りたくなる(出たぁ~)色香漂うファルセットヴォイス、

見事なソングライティング。もう夢中なのだ。

このアルバム、Rumerの1st同様とにかく捨て曲がない完成度なんです。

脱帽っス。

でね、去年の今時分、その実力を確かめたくて行ったんだ。

遂に東京に。それも六本木にね。場所はかのBillboard Tokyo。

そりゃーほんと素晴らしかった。

ドームで見たストーンズの倍は良かった(笑)

生で観る彼女、あえてバンドの中で生ピアノを掻き鳴らすその姿こそ

まさに正真正銘の叩き上げ!!!

セカンドラインなんてお手のもの。

ライヴでこれぐらい弾けるってのは相当の場数なんだな。ソートーだよ。

バンドがはけて、ソロの弾き語りになんかなった時なんて、

ほんとローラ降臨ってな感じでうるうる

幸せな一時でした。

 生がレコードの何倍も素晴らしいってのは過去の経験で知ってるけど、

この作品に関しては保証付きなのでご安心を!

ゲストで我らがミーターズのジョージ・ポーターも参加してて

ご機嫌なダイアンガンボに彩りを添えております。

しかし、ぼくがこのアルバムを聴いてダイアンに続き感動したのが

ドラムのシンディ・ブラックマン!

あのレニー・クラヴィッツのとこにいた凄腕女性ドラマーです。

レニーのとこいた頃は男勝りのパワフルなドラミングを聞かせてましたが、

いやいや、この歌心、この進化ぶり。恐ろしいです。

まるでアル・ジャクソンばりの歌心です。

1曲目なんかのフィルの寄り添い具合。。また泣けてきます。

スティーヴ・ジョーダンもキース・リチャーズと出会って開眼した

あの世界。オールドスクールのドラミングに着目するドラマーが最近また

増えて来てる、いい傾向ですよね。

捨て曲なしの作品ですが、オープニングの①~④の並び・・・

死にます。昭和生まれのあなたなら、確実に死にます。

④なんかユーミンの「生まれた街で」までパクってます!

冗談です(笑)あくまでもムードがね、激似してる。

もしかしてダイアン姫ユーミンどこぞで聴いたのかな?ってくらい。

細野さんのベースラインとすごく似てるし。。

これでまた改めて「Misslim」の凄さを感じたりね。

なんたって1974年ですからね、Misslimは。

もう一枚はFeist姫の「LET IT DIE」

彼女は我が敬愛するザ・バンドやジョニ・ミッチェルと同じカナダ出身。

音楽的に彼らと近いという訳じゃ全然ないんだけど、

まぁーカナディアン・ミュージックファンの僕としましては、

充分に興味をそそられるわけだ。

なんたってジャケが岬!

僕は岬に弱い 岬。まして"岬で老人が暮らす云々"なんて見出しの映画

なんてあったら、速攻で探す

カナディアンと岬、もうそれだけで充分なのです。

そのファイスト姫の声といえば、スモーキーなのですが、

ダスティ・スプリングフィールドのようなベルヴェットヴォイスで

耳元で囁かれたりしたら、速攻古宇利島往復です。

一曲目の「Gatekeeper」のひしゃげった生ギターってのも今時凄いのですが、

冒頭から声がベルってて、軽ぅ~く池原ぐらいに飛ばされます。

また僕を驚かせたのが、大好きなブロッサム・ディアリーの曲を2曲も

カバーしてること。ブロッサムはジャズファンの間でもすごく好みが別れる

人ですが、僕は大好き!

ブロッサムはヘレン・メリルのような陰影に富んだ声ではなく、

どちらかと言えばキュートでコケテッシュ。

そこがまた良いんだな。

高齢になったブロッサムのライヴ観たことあるけど、

歳を重ねても、余りにも変わらない歌声聴いてびっくりしたことある。

 ブロッサムのカバーは「Tout Doucement」と「Now At Last」の2曲なんだけど、

特に「Now At Last」の素晴らしさったらない。

きっと人の曲をカバーするってこういう事を言うんだろう。

以前のsleep wakerでシンディ・ローパーがカバーしたエディット・ピアフの

「愛の讃歌」の凄さを書きましたが、このカバーも負けず劣らずの完成度。

しかしこのアルバム、何と言ってもプロデュース力がもの言ってる作品ですね。

プロデューサーは映像の世界や、エレクトロの世界でその名を轟かせてる

奇才チリー・ゴンザレス。

選曲、アレンジ、サウンドメイキングの妙、

古いスタンダードさえ物の見事に現代に蘇らせていて、

アルバムにおいてのプロデューサーの重要性を痛感させられます。


ジャケ違いもあるようだよん!

さてこのふたりの歌姫、とにかくあっちゃこっちゃで薦めて来ました。

特に若い女性シンガーの子達に。

日本にもいつか、こういう本物のアーティストが現れて欲しいと願いつつ、

今日はこの辺で。




フォークの日?

2015年04月11日 | 日記

 

 

フォークの日のイベント参加してきたよ。

さすがフォーク!年齢層高かった。

旧友の長嶺良明くんのお誘いで、久し振りに一緒したよ。

思えば良明くんの相方フーミー君も古いな~。

え~確か山根ビルにあったジョークマンの頃だもんな。

あれはバブル前夜の頃だよ。笑っちゃうぐらい古い。


しかし今日は間違いなくフォークの日なんかでなく

城間健市の日だった(笑)

抱腹絶倒・・・いかん笑い過ぎた。

もう何歌ったとか覚えてないぐらい(笑)

やっぱ石垣島の血なのかな?

きいやまのルーツを見た感じでした。


今夜はみんなコテコテのフォークソングなんで、

ぼくはどちらかと言うと飛び道具的な、と言ってもいつも通りの

真理ちゃんナンバーからのスタート。

あと自分の曲なのに、ハーモニー完コピーの園田エイサー!

やっぱ気持ちいいなぁ。。。

なんたって良明くんと朝尚さんからあのムードバッチリなのだ。

この曲作ってからライヴで再現出来たのはなんと二度目。

いつもソロだから、やっぱ今日は特別感あったよ。

さすがフォークの日(笑)

今夜の反省点はね、え~あれだ。

会場のムードにのまれて思わず叫んじゃった…

イェーイ ロックンロ~ルつて(笑)

我慢出来なかった。トホホ。

良明くん隣で笑ってましたが

「だーかーらー、今日はそんな日じゃないの!」って思ってたに違いないな。

しかしラストの「週末はA&W」紹介した時みんな笑ってたなぁ・・・

やっぱ女子高生みたいにウケるのかな?

え~この人死にウケるぅ~エンダーの歌ってるよ~みたいな。

う~ん クック依然前途多難だ!頑張れ!

 

 


これを聴かなきゃ園田 ~ドライヴ編~

2015年04月09日 | 日記

                    

 

ローリーだよ。そう、君の友達だ。

しかしなんて久し振りのブログ。んでもって久し振りのこれを聴かなきゃ園田(笑)

まぁー誰に頼まれたってことでもなくね、紹介してるんですけど。

でもなかなか評判良かったんだよ~ 以前のブログではね。

終演後に「あのアルバム買いました。すごく良かったです!」なんて言われると

単純にね。。。嬉しい。CDが売れないとかね、世間はそういう感じらしいけど

知ったこっちゃない!聴く奴ってのは、カルチャーがショックしようが、

リーマンがショックしようが、関係なく五感に響いた音楽は聴くってなもんだ。

さて、わたしのドライヴ好きはあまり知られてないが、素晴らしい音楽に出会うと

無性にハンドルを握り飛ばしたくなるのだ。

んで、例えばそのサウンドが何年に一度の傑作(個人個人の思い入れだ)

なんてなっちゃうとですな、もう居ても立ってもいられないわけなんです。

車の中はヘビーローテション、気がつけば軽ぅ~く古宇利島往復ですわ!

軽くアダルトに余裕でね。

いや、ホンとは全然余裕どころか、

かなりな放心状態で運転してるんだけど。

今回はそんな、僕を余裕で古宇利島まで運んでくれる作品を紹介しましょう。

 

THE THORNS

 

 

元々マシュー・スウィート好きだったのですが、

その彼がショーン・マリンズ、ピート・ドロシーという仲間と

何やら三人組でこのバンドを結成!

アルバムはこの1枚しか出てないらしくて、

そこがまた潔いじゃありませんか!

ベーシックにはもちろんアメリカンルーツミュージック的な

要素もあるにはあるのですが、どこかメランコリックなイギリス風な

匂いも。。

オープニングのRunaway FeelingからラストのAmong The Livingまで悶絶です。

簡単にはコザに帰してくれません(汗)

LAロックからパワーポップまで、メニューはまるで大衆食堂みたいな豊富さなのですが

これが食べ飽きない!

逆にもっと欲しい・・アルバムこれしかないから。

ほんといけずというか、ニクいな。

二曲目の I Can't Rememberは・・・

きっとぼくを殺す気です。要注意の黄昏ソングです。

なんかそのままホワァ~と夕陽や海に吸い込まれていきそうなぐらいの

誘惑力。。。半端ないっス。

イントロしに反則!

こいつらが隣で呑んでたら絶対太ももチン切ってるぐらい反則!

お前らこう来るか?の人殺しの具合。

曲中は複雑なコード進行もアレンジも無しなのにさ、

空気ごと、景色ごともっていっちゃう。

アメリカのライターはこの辺が凄く上手いんだ。

しかしこのハーモニー手に入れたい!

豊かな倍音が伸びやかで。

これからの季節最適だよ。

あなたの不快指数を減らし、湿度30%は下げてくれること間違いない!

外人住宅に住んでるあなたにもお勧めです。

 

 

で、Among The Living。

この曲も共通してシンプル極まりないんだけど、

なんだろ?この高揚感。。。

あっ!一ヶ所だけあった!

2:40ぐらいのとこ!

ブライアン・ウィルソン真似たような急にヒャ~~みたいな飛び道具音が(笑)

みなさんも聴く時はくれぐれも気をつけて下さいまし。

さて、彼らはまた嬉しいことに、世界のドラマーのストーリーテラー

ジム・ケルトナーを起用してるんだ。

頭にドーンとクレジットしてるのを見ても、彼らの心からのリスペクトが伝わって来ます。

たりめーだよな、こんなに気持よく歌を歌わせてくれるドラマーなんて

そんじゃそこらにいるわけないもんな。

いいな~・・羨ましいなTHORNS・・・

やっぱりチン切ってやる(笑)

 

 

 


油の国から贈り物

2015年04月04日 | 日記


なぁ~がぁ~まぁ~さぁ~

ありがとー!

勇さんといい、なぁ~がぁ~まぁ~さぁ~といい、

いい男に愛されています。。。ぼく。

ほんと男冥利、ギターマン冥利に尽きます。

それも~あーたぁ!油絵よ!

油絵といえば、油絵具をこねくり回すとこから始まり、

それこそソウルを込めて描く世界。

小さな写真なんで、その繊細さが伝わらないのがもどかしいが、

細やかな陰影と色彩感が素晴らしいです。

彼が特に『月とギターとベランダ』が好きだからなのか、

左上にぷっくりとお月様まで顔を覗かせています。

で、早速部屋のお気に入りの場所に、

ローラとノラと一緒に並べて飾ってみました(少しテレます 笑)


ふふふ、決まり過ぎだっ。

これはいずれ玉城デニー辺りが、ローリークック・ミュージアムなんぞが建てた日にゃ~

クララの隣に並べることにしよう。

んでこの絵を、また玉城デニー辺りに頼んで競売にかけてもらって、

その大金でなぁ~がぁ~まぁ~さぁ~に店の

2号店3号店を出してもらいましょう!

冗談です。。まぁ~それぐらいの意気込みで歌頑張ると。

なぁ~がぁ~まぁ~さぁ~  サンキュー


本人のサイン入りだ





R.R.B 素晴らしい夜をありがとう!

2015年04月03日 | 日記



3月30日のバースデーライウ゛お越しの皆様ありがとー

そしてR.R.Bのみんなもありがとう!

こんな最高なメンバーと一緒にステージに立て、演奏が出来、

いくつになってもロックンロール!なんつーて叫べる幸せをかみしめております。

今回はかーじゅーが作ってくれた誕生日の看板がステージを

華やかにしてくれました!サンキューかーじゅー(泣)     

え~今回は新曲「ユーバンタへいこう」をフルバンド・バージョンで、

生誕祭記念に書き下ろした「あきらめが肝心なのだ(親は選べない)」

を披露出来て良かったね。

コーラスも段々とよく響くようになって来てて、

やっぱロックンロールバンドはみんなで歌わなきゃ!

なんて再確認した夜でした。

その夜あっちこち頂いた素敵な贈り物、

きれいなお花にワイン、そしてワイン、さらにワインワイン(笑)

ありがとー 






下地勇 presents 2man LIVE & TALK DOKADOKA Vol.1

2015年04月03日 | 日記




何年か振りに下地勇くんとちょっと変わったジョイントライヴした。

トーク形式という、どちらと言えば苦手な感じの(笑)

でも彼はホントにフォークソングを大事に思ってる人でね。

そのフォークソングは、

伝達という手段で風が歌を運んでいた時代が

確かにあったという意味合いでのフォークソングです。

彼を知ってる人は知ってると思いますが、

すごい真摯で信用出来る人なんだ。

彼はどこ会ってもちょっと浮いてる僕のことを気にかけては、

「ローリーさんはローリーさんのままでいんです!」

みたいな優しい言葉を投げかけてくれる、

ホントに優しい人なんだ。

この夜は相方が「彼」じゃなく「僕」の為(笑)

少し緊張してたのか、僕が涼しげにリラックスしてるのに対し、

初っぱなから汗だく!

きっと打ち上げのお酒は美味かったに違いない。

質問ばかり受けてたので、

逆に自分からも勇さんに質問すりゃー良かったなと反省。

けどカバー曲も含め、

勇さんの歌う横でたくさんギター弾けたのが何よりも嬉しかった。

次回はちゃんと打ち上げまで付き合いますからねぇ~

質問責めは控え目にね(笑)




Skydust

Koko