ザ.モップス たどりついたらいつも雨降り LIVE
このタイトルにピンと来たそこのあなた!
もしかしてちびくろサンボやコックリさん知ってますよね?
んで、あのポキールの全然ポップじゃない、イヤな感じを覚えてますよね?
んでんで、日本が沈没するんじゃないかと不安になったり、
自分でもスプーンを曲げられるんじゃないかと思ったクチですよね?(^ ^)
そうです、モップスの有名曲の「たどりついたらいつも雨ふり 」。
モップスはそれほど取り上げられないバンドなんだけど、
マニアックなね、とても素敵なバンドなんだ。
鈴木ヒロミツさんのワイルドなヴォーカルもそうだけど、
星勝さんのギターがカッコイイんだよ。
こんな大きなギター弾く人も最近じゃ少なくなってて寂しい限りだ。
あ、マストがこんな大きなギター弾くね。
きいやまファンはあまり知らないと思うけど、
マストのエレキギターファンって多いんだよ。
オレもそうだけど、亮くんとか、ギタリストにファンが多いのさ♪
さて、今日は少し那覇で仕事あって、急いでコザに帰ったのですが、
いやいやすげぇーどしゃ降りで、、、
58が混んでて、車が進まないわ進まない。
なので今夜のFはギリギリでの到着でした。。焦ったぁぁ。
と焦ってたら、突如現れたのが我らが玉城デニー・:*+.\(( °ω° ))/.:+
きっと忙しいはずなんだけど、コザの友達のイベントに駆けつけたらしい。
で、そこからローリーライヴになだれ込んだらしい(笑)
いつもなら終演後、軽い打ち上げを!なんて感じなんだけど、
今夜のオイラは違うのさ。。チッチ。
那覇での仕事の途中、例の如く中古レコ屋へ。へへ。
でそこで、久し振りに新譜を買っちゃったわけ。
新譜だよ?
新譜買うのなんて何年振りだろ?
ルーマー?ダイアン・バーチ?
いや、ソーンズ以来か。。。???
まぁ、新譜つーても、もう何年も前の作品だけどね。
でもオレ的にはバリバリの新譜なんよ。
まずはこのスティーヴ・クロッパー様の新譜(2011年!(^^;;)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/d1/c51224674d110b39739ffa0674cda3ba.jpg)
すげぇーんだよ、これが!
新譜でこんな興奮したのって何年振りだろ?それもアナログ盤だよ♪
僕はこういう企画モノをどうも避ける傾向がありまして、、、
ちゃんと聴いていませんでした。ハイ、反省ですね。
クロッパーがファイヴ・ロイヤルズのローマン・ポーリングが
フェイバリットってのは知ってたけど、
アルバム全曲ファイヴ・ロイヤルズ埋め尽くすなんてね、
きっともう「オレの青春だっ!」って感じなんでしょうね。
そしてこれでもかというぐらいの豪華なゲスト陣。
B.B.キング、スティーヴ・ウィンウィッド、ブライアン・メイ、
ルシンダ・ウィリアムス、ベティ・ラヴェット、ダン・ペン他。
オープニングのウィンウィッドの「Thirty Second Lover」から
胸ぐら掴まれる感じです。
大好きな「My Sugar Sugar」「Right Around The Corner」は、
ローマン・ポーリングというより、
ファイヴ・ロイヤルズのギタリストがクロッパーだったら、みたいな感じ!
クロッパー節とでも言うのかな、、絶妙のコードスラーが入ってくる辺り、
こういう演奏させるとやっぱ唸ってしまいますな。
My Sugar Sugar
「Think」は、ハハ、インストと来ましたか。
まっ、これは本人が楽しいんだろうから、しょうがない(^ ^)
B面に行くと、どういう経緯なのか、
誰が呼んだかブライアン・メイ!かのクイーンの名ギタリストです。
それもギターのみならずリードヴォーカルも取る「I Do」‼️
これがまた凄くいんだよ!
変に媚びてなくて、メイ丸出しで♪
僕なんか聴いてすぐロバート・プラントの「The Honeydripper」
を思い出しちゃいましたが、
やっぱ英国男子はこうなるのね♪の好例。
バディ・ミラーのギターも好きなんだけど、
クロッパーとのツインギターソロ聴くと相性がいいというか、
同じバックボーンがあるような、見事に息がぴったり!
「The Slumber The Slum」激南なツインギターです。
そして極めつけはダン・ペンの「Someone Made You For Me」。
いやいや痺れるね、、、こうされちゃうと。。
都会的なこのバラードもダン・ペンにかかっちゃうと、
深南部で寂しげな男がひとり、という光景が見えてくるから不思議だ。
僕にとって南部声の代表みたいなシンガーです。
しかしダン・ペンの声って、何歌ってもいい曲に聴こえるのは私だけ?
またこのアルバム、デヴィッド・フッドにスプーナー・オールドハム、
ドラムにスティーヴ・ジョーダンとスティーヴ・フェロンと
バックミュージシャンも超豪華!
スティーヴ・フェロンも大好きなドラマーなんだけど、
ずいぶんと久し振りな感じですね。
最後見たのはエリック・クラプトン・バンドだっけかな?
この意外な組み合わせもレアと言えばレアですな。
んで、ジョーダンさんですが、「Don't Be Ashamed」と
「Slummer the Slum」のドラムは間違いなく彼ですね。
その小賢しいドラム(失礼) はやっぱニューヨークの伝統芸ですな。
いや、よかアルバムたい!
そしてもう一枚は我らがメソメソ大王、
スティーヴン・ビショップの新譜(2014年)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/e5/237a4053e4f84795fc75fd09a1653e51.jpg)
ビショップさんはそれこそ、
デビューの頃からずっと好きで聴いて来たんだけど、
途中でAOR寄りになっちゃったり、ギターが鳴り響かなくなっちゃったり、
おいおい、違うだろ?なんて駄々こねながらも聴いてきた人。
うーん、つまり気になる人なんだろね。
スティーヴ・クロッパーからのビショップはキツイ人もいるだろうけど、
はは、こういうヤツなんで。ご勘弁を。
どうやらこの新譜、
遂にビショップさんもインディーズからのリリースらしい。
きっと業界の表も裏も見てきた人だろうし、
もしかしたら自分の居心地のいい場所を見つけたのかもしれないね。
僕は彼の作る信じられない魔法のようなソングライティングに、
ただ酔いしれていたいだけなんだ。
僕にとってはポール・マッカトニーや
デューク・エリントンに並ぶぐらいのライターなんだな。
確かにメソメソしてるし(また失礼)
弱々しさを前面に出してる感じだけど、
騙されちゃいけないよ、すげぇーライターなんだから。
特に「Loveless」 「Vacant」辺り、
あのビショップの美しいメロディーが帰ってきてて、僕も嬉しい。
特に「Loveless」。。コレコレ。
ひとりで部屋で聴くと心細くなってきます、、嘘です。大嘘です(^^;;
そう言えば以前、パーシャクラブのマサボーと即席バンド組んで
Peaceful Love Rock Fesに出たんだけど、
その時のバンド名がLoveless!
わはは、ホントねじ曲がっててカワイイ奴よのぉ〜♪
マサボー元気かな?
しかしこのアルバム、ひとつ難を言えば
ビショップのギターも含めサウンド全体が硬いってとこかな〜
ビショップは繊細で優しい声なんだからさ、
もっと温かい音でさ、
それこそクロッパーさんにでもプロデュースお願いしたらどうだろ?
あ、いい奴だいた!
ジェシー・ハリスなんかどうだろう?
きっとPeacefulで最高なアルバム出来るだろうな♪
ではLovelessをどうぞ。
心置きなく心細くなってくれたまえ(^ ^)
Loveless | STEPHEN BISHOP
最近はコザでも、アナログ流してる店が増えて来てて、
もう自分的には最高な環境なんだ。
そういう若い子達がアナログを楽しむ店なんてさ、
もう素晴らしいじゃないですか!
おかげでこの夜のわたくし、
スティーヴ・クロッパーとスティーヴン・ビショップにまみれ、
トロトロな夜を過ごせました。
yeah〜コザの未来明るくなるといいね。