キューバ音楽からの"水色の恋"

2017年11月30日 | 日記

Nostalgia Cubana - Moraima Secada - Si me comprendieras

 


キューバ音楽も大好きなんだ。

特に女性が歌う歌が好きでね、

以前にもベアトリス・マルケスを紹介したことありましたが、

今回紹介するのは、もう男も軽く吹き飛ぶような伝説の女性シンガー

エレーナ・ブルケ。

日本でいったら美空ひばりさんみたいな存在なのかな?

とにかく声が身体に共鳴してるお方で、

アナログだのデジタルだの、5.1chサラウンドだの、

もう何の意味もないような感動が、こちらまでビュンビュン飛んで来る

しかしこのライヴ映像、

後ろのカウンターで従業員が普通に仕事してるのが、

いつ観ても面白い。こののんびり感、キューバって感じ。

だいぶ前に観たこの映像なんだけど、

聴いてたら思わずギターを手に取って歌い出したのが、

なんとマリちゃんの「水色の恋」。

なんでこの映像観てこの曲が浮かんで来たのかはわかんない。。。

とにかくこのキューバンな感じのギターで歌ってみたかったんだな。

もちろんこんな感じにはならないけど、

なかなかね、いい感じなんだ。。。これが♪

今では僕の立派なレパートリーの1曲ですね。

それで歌う事なって、ちょっとEP盤の裏に載ってる楽譜確かめてみたわけ。

げっ、小学生の頃覚えたメロディーと違う!

ってことに気がついたんですね(^^;;

実に昭和歌謡的なメロディーなのですが、

いやいやこれが凄くよく作られた曲でですね(まるでビートルズ❗️)

いかにも大サビという感じではないのですが、

微妙に動くメロディーとコードを組み合わせてて、

正に職人の匠という感じで、これは大発見でしたね♪

当時のマリちゃんは、

小学生の僕から見たらキレイなお姉ちゃんって感じだったけど、

南沙織さん同様、凄い人気でしたね。

歌詞にも出て来るけど、キャッチフレーズが白雪姫ですから!

あとマリちゃんと言えばやっぱ白いギター‼️

欲しかったなぁぁ。。。当時はもちろん弾けなかったけどね。

ではマリちゃんの「水色の恋」をどうぞ!


天地真理 「水色の恋」HDTV



この世界の片隅に

2017年11月29日 | 日記

 

 

 

 

やっと観れた「この世界の片隅に」。

アニメーションと相性がよくないこんな僕だけど、

気がつけば、そんな事どうでもいいほど引き込まれた

素晴らしい作品でした。

一回観ても足りずに、、二回も続けて観ちゃいました。

万華鏡のように表情を変えるその絵力と表現力、、、

震えちゃったな。

悲惨な広島の原爆を描きつつも、

普通の人々の慎ましい暮らしと

愛おしさが伝わってくる作品。

そうなんだ、戦時中だって人々には生活があるわけで、

家が壊されても食糧難でも、工夫してたくましく生きていくのだ。

仰々しい、自国に都合のいい戦争映画なんか観たくないけど、

この映画は世界中の、あんな人こんな人にぜひ観てもらいたい。

アニメーションの映画には、きっと色んなタイプの作品があると思うけど、

この作品にはヤラレちゃったなぁ。

厳選されたであろうディテール、言葉や表情もそうですが、

何よりも呉や広島から匂いが立ち込めて来るのが1番の魅力。

きっとこういう作品は賛否両論ありきなんだろうけど、

国境も宗教も越えることは難しいだろうけど、

そんじゃそこら辺の戦争映画とは違うものを感じ取って欲しい。


音楽を担当したのはコトリンゴさん。

呉の自然のような透明感のある歌声で

僕の大好きな「悲しくてやりきれない」が静かに響く。

そしてのんちゃん。

不思議なトーンを持つのんちゃんの声がものすごくて、

見終わった後で、ちょっと彼女以外では考えられないなー

っていうぐらい“すず”と一体化してる感じ。

 

またこののんちゃん、学生の頃からバンド活動してたらしく、

それもカントリーバンドってんだから渋過ぎ!

見ての通り僕と同じテレキャスターブラザーだっ♪

まさか好きなテレキャスマスターは?なんて聞いたら

「もちろんレジー・ヤングです!」

なんて答えないだろうなぁ〜、、わは。
 

 

 


では素晴らしいコトリンゴさんの「悲しくてやりきれない」を。

こういう映画の成功はほんと嬉しいな。

それもこの2017年に観れたってことが、

とても意味のある事だと個人的には感じてます。

てかこの音源、この1コマで充分なんだな。


コトリンゴ 「悲しくてやりきれない」

 

 

 


ぼくのお笑い遍歴

2017年11月23日 | 日記

 

 

 

 

 

やっぱチャップリンかな。。。

誰がなんたってチャップリンかな。

だって子供ながらに大人達が腹抱えて、

のたうち回って笑ってるのを見てたわけで、

子供にもわかるその仕草や立ち回りは、

とにかく圧倒的なんだ。

またお笑いってのは、

悲しいほど悲しいってのもチャップリンに教えてもらった気がする。

可笑しければ可笑しいほどに。

僕が好きな笑いの人達は、みんなどこか悲しさをまとってて、

それこそ笑った後ね、ホロって来ちゃう。

それが僕のお笑いルーツかもしんない。

音楽のように、意図的に人を泣かすって行為は実は簡単な事なんだ。

でもね、人を笑かすってのは大変だよ。

並みじゃない。

究極なんだな。

そこなんかがブラック・ミュージックと共通するんだけど、

如何にもバラードなんて感じよりも、

アップテンポのノリの良い曲で泣けちゃったりね。

泣き飛ばすなんて言葉はないけど、

笑い飛ばすって言葉があるでしょ?

そんな感じなんだ。。

ホントに泣けるって、実はすごく明るかったりする。

ブーテンさんも林助さんもそんなトコあったし、

林昌さんなんか特にそうだった。


で、やっぱりコント55でしょ。

ホント凄かったんだ。。。ドタバタでね。

初めて宇宙旅行行ったみたいな気分でね、

もう子供ながらに心がどこに飛んでったんだ。


 


コント55号のドタバタコメディーは、

もちろんチャップリンの影響下にあると思うんだけど、

二人の微妙に合ったり外れたりするコントは絶品だった。

お笑いって世代間の違いが大きくてね、

コント55を受け付けない世代、

ひょうきん族を受けつけない世代、

とんねるずを受けつけない世代ってのがあるのね。

うちの親世代はコント55で大爆笑しても、

ひょうきん族やとんねるずは全く受けつけなかったりする。

その世代に言わせりゃー下品って事らしいんだけど、

その違いはクラッシックや演歌聴いてる人が、

ロックンロールが単なる騒音にしか聴こえないのと同じことだった。

そういうコント55号の革新的なお笑いを壊した、

さらに革新的だったのがこの人達。

正確にはこの人ね(笑)



ズバリ天才。

そりゃー相当下品でブラックでしたよ。

今ではありえないが、お年寄りをジェットコースターに乗せたり、

身内ネタを暴露して、自虐的な事をブラウン管通して

お茶の間に平気で届けた功績?功罪?

は計り知れない破壊力があった。

それは後にたけしが言ってたんだけど、

「今のお笑いの子達は可愛そうだね。

俺たちが散々荒らして来た道を歩かなきゃいけなんだから」

という言葉に表れてると思う。

ただ、今は行き過ぎたモラルをお笑いの人達は押し付けられてるわけで、

ひょうきん族やとんねるずみたいに好き勝手に出来ない。

時代と言えば時代だけど、

逆に本物のお笑いが現れるチャンスでもあると思うんだ。

たけしが「今の笑いの子は、当時の俺たちより何倍も上手い!」

と言うように、また新しい笑いが生まれるいいな。

たけしは例の事故でお笑いを諦め、

映画の世界に行ったりするけど、

やっぱりたけしもどこか悲しさをまとってて、

彼の本を読んだり歌を聴くとついホロって来るんだ。

たけしと全然逆なのが明石家さんさんかな?

あきらめが悪いっていうか、しつこいって言うか(笑)

とにかく未だにTV王に君臨している。

でもさんまさんはお笑いっていうより、

総合司会者ですからね。

特に若い女の子、それも素人の女の子をリングで踊らせて回したら、

間違いなく日本一ですね。いや世界一か。

同じタイプで島田紳助っていう化け物もいましたが、

彼は芸能界から去ってしまったので、

ぶっちぎりでさんまさんの一人舞台です。

その後ろをフットボールアワーの後藤くん辺りが追っかけてるのかな?



大阪ならやはり断トツにやすしきよし!


こちらもコント55号に負けじと、分かりやすさという漫才でしたが、

コント55号がバタバタならやすきよはグチャグチャって感じ。

漫才はコンビが対処的であればあるほど面白いわけで、

その究極がやすきよでしたね。

議員にも立候補するクソ真面目なきよしさんと、

片や酒呑んで飛行機乗ったりする暴れん坊のやすしさん。

凄いバランスですよね。

もう二人の漫才を見ることは出来ないけど、

70代のやすきよ見てみたかった。。。

やすしさんのボケ相当面白かったと思うんだ。

大阪の漫才と言えば、大阪のおじいちゃんの影響なのか、

夢路いとし・喜味こいしも好きだった。

いとしさんの「やかましっ」ってのが大好きで、

この「やかましっ」という言葉の音色やリズムっていうのかな?

若い大阪の芸人にはけして真似出来ないような味があってね、

ブルースで言えば、やる気満々でギターを畳み掛ける若造を、

“ミーン”つーて1音で黙らせる

アルバート・キングのスクイーズように味わい深かった。


旬のお笑いならやっぱり千鳥!


なんか人となりも好きで、

バラエティーでも飽きない2人ですね。

岡山弁にも郷土愛があって好感が持てます。

今は結構生まれ故郷の方言を使うお笑いの人多いですよね。

昔はどうしても東京VS大阪ってのがありましたが、

今は全国がすごく近くなった印象を受けます。

沖縄もそうですよね、

沖縄国際映画祭のような催しものが開催されるぐらいですから。

千鳥もそうですが、博多華丸・大吉、ナイツ、サンドウィッチマン

辺りには、それこそ70代まで現役で頑張って欲しい。



で、ここでやっぱりブラック・マヨネーズでしょうか。。



ブラックマヨネーズ自体の漫才のネタというのは、

記憶にないのですが、

なんと言っても吉田くんのひねくれトークというか、

下品も上乗せしたトーク展開が抜群です!

共演者を上手くのせて回すという意味では

完全に明石家さんまタイプ。

僕なんかブラマヨにゴールデン辺りで暴れて欲しいのですが、

このご時世ですからね、

教育委員会やら視聴者を局が恐れてるのかな?

なかなかそうはならないですね。

あのとんねるずやダウンタウンでさえ大人しくしてますからね。

でもブラマヨはまたとんねるずやダウンタウンと違ってて、

同じブラックでもネチネチしてて毒性が強い気がします。

ここでもやはり吉田くんですが、

1日置いてジワジワと笑いが込み上げるような笑いを、

さり気なく蒔いていきます。

夢路いとしの「やかましっ」に負けないぐらい、

「見てみぃー」はインパクトがあります♪



んで、番外編でポイズンガール・バンド。

 


彼らは一体どこへ行ったんでしょうかね?

かなりマニアックなお笑いですが、

いやいやかなり当時ツボに入っちゃいましたね。

展開が読めるようなお笑いとは違い、

え?なんなんこいつら?ってな感じで、

火がどこに飛び散るのかわからない面白さがあります。

こういうタイプのお笑いの子達いっぱいいると思うんですが、

こういうシーンも絶対必要なので、

彼らを起用してくれる番組がひとつやふたつあってもいんだけどね。

ポイズンガール・バンドはシュールな笑いとはまた違う、

後味が独特で、気持ち悪さがジンジン来る笑いっていうのかな?

とにかく独特で大好きなんだ。

 子供の頃はまくし立てるスピーディーなお笑いが好きだったけど、

テンポの遅いゆったりしたお笑いも好きですね。

ノロノロな間にハマった時の笑いって

これもまた破壊力凄いからね♪

取り敢えず僕のお笑い遍歴を話しましたが、

きっと忘れたりしてる人達も多いだろうな。。。



 前にも書いたけど、やっぱりたけしの

「加山雄三の彼氏です」みたいな

カウンターパンチを浴びたいな!

僕の場合ひとボケで10年は余裕で保ちますからね。

ひとえにお笑いと言っても様々。

それでも僕は尊敬の念を隠せない。

だってお笑いはとても暮らしに大切なものだから。

今の日本には特に必要だね。

ある意味音楽以上にメッセージがあると

僕は思っているし、

何かものが言えないような今の風潮を

ぜひ打破してもらいたいです。

期待、、大だっ。


 


Big chief

2017年11月19日 | 日記

 


 

 

 

 

 

 

chief ありがとう。いつも大好きでした。。

ずっと仲良くしてくれてありがとう。。。

こんな僕をいつも兄貴のように見守ってくれてありがとう。

なんか言い足りなぁ。。。こんなんじゃさ。

やっぱ歌うね。今夜chiefへ歌うね。

知ってるでしょ?

僕に出来ることなんてそれぐらいって。

chiefの店から抜けて、会う機会も少なくなったけど、

いつだって満面の笑顔で僕を迎えてくれたよね。

昔は仕事終わる度に一緒に呑んでくれて、

Tちゃんの思い出話したり、一緒に歌ったり楽しかったね。

chiefホントかよ?

もう店に行っても会えないのかよ?

オレは寂しいよ、、、とてもさ。

またchiefのカレーが食いたいよ。

みんなは「またカレーかよ」なんて言ってたけど、

オレはchiefが作るカレーが大好きだった。

そりゃーCoCo壱のカレーもいんだろうけどさ、

やっぱchiefのカレーがいんだ。

なんかカレーの話ばっかしてるけど、

店で顔合わす度「今日カレーだよー」嬉しそうにオレに言った

顔が忘れらんない。

 

歌うよ。

chiefの好きだった小林旭の「北へ」。

chiefも恥ずかしがらずに一緒に歌うんだよ。

歌ったらゆっくり休んでね。

chief、店の為にホント頑張ったね。ずっと尊敬してます。

店もね、きっとみんなが守っていってくれると思うから、

安心してね!

大好きなchief!やっぱり合言葉はROCK‘N ROLL‼️

 

P.S〜chiefの大好きなTちゃんに会えるといいね(^ ^)

 

小林旭/北へ (音源レコード)

  


たどりついたらいつも雨ふり

2017年11月18日 | 日記

ザ.モップス たどりついたらいつも雨降り LIVE

 

 




このタイトルにピンと来たそこのあなた!

もしかしてちびくろサンボやコックリさん知ってますよね?

んで、あのポキールの全然ポップじゃない、イヤな感じを覚えてますよね?

んでんで、日本が沈没するんじゃないかと不安になったり、

自分でもスプーンを曲げられるんじゃないかと思ったクチですよね?(^ ^)

そうです、モップスの有名曲の「たどりついたらいつも雨ふり 」。

モップスはそれほど取り上げられないバンドなんだけど、

マニアックなね、とても素敵なバンドなんだ。

鈴木ヒロミツさんのワイルドなヴォーカルもそうだけど、

星勝さんのギターがカッコイイんだよ。

こんな大きなギター弾く人も最近じゃ少なくなってて寂しい限りだ。

あ、マストがこんな大きなギター弾くね。

きいやまファンはあまり知らないと思うけど、

マストのエレキギターファンって多いんだよ。

オレもそうだけど、亮くんとか、ギタリストにファンが多いのさ♪

 

さて、今日は少し那覇で仕事あって、急いでコザに帰ったのですが、

いやいやすげぇーどしゃ降りで、、、

58が混んでて、車が進まないわ進まない。

なので今夜のFはギリギリでの到着でした。。焦ったぁぁ。

と焦ってたら、突如現れたのが我らが玉城デニー・:*+.\(( °ω° ))/.:+

きっと忙しいはずなんだけど、コザの友達のイベントに駆けつけたらしい。

で、そこからローリーライヴになだれ込んだらしい(笑)

 


いつもなら終演後、軽い打ち上げを!なんて感じなんだけど、

今夜のオイラは違うのさ。。チッチ。

那覇での仕事の途中、例の如く中古レコ屋へ。へへ。

でそこで、久し振りに新譜を買っちゃったわけ。

新譜だよ?

新譜買うのなんて何年振りだろ?

ルーマー?ダイアン・バーチ?

いや、ソーンズ以来か。。。???

まぁ、新譜つーても、もう何年も前の作品だけどね。

でもオレ的にはバリバリの新譜なんよ。


まずはこのスティーヴ・クロッパー様の新譜(2011年!(^^;;)



すげぇーんだよ、これが!

新譜でこんな興奮したのって何年振りだろ?それもアナログ盤だよ♪

僕はこういう企画モノをどうも避ける傾向がありまして、、、

ちゃんと聴いていませんでした。ハイ、反省ですね。

クロッパーがファイヴ・ロイヤルズのローマン・ポーリングが

フェイバリットってのは知ってたけど、

アルバム全曲ファイヴ・ロイヤルズ埋め尽くすなんてね、

きっともう「オレの青春だっ!」って感じなんでしょうね。

そしてこれでもかというぐらいの豪華なゲスト陣。

B.B.キング、スティーヴ・ウィンウィッド、ブライアン・メイ、

ルシンダ・ウィリアムス、ベティ・ラヴェット、ダン・ペン他。

オープニングのウィンウィッドの「Thirty Second Lover」から

胸ぐら掴まれる感じです。

大好きな「My Sugar Sugar」「Right Around The Corner」は、

ローマン・ポーリングというより、

ファイヴ・ロイヤルズのギタリストがクロッパーだったら、みたいな感じ!

クロッパー節とでも言うのかな、、絶妙のコードスラーが入ってくる辺り、

こういう演奏させるとやっぱ唸ってしまいますな。


My Sugar Sugar


「Think」は、ハハ、インストと来ましたか。

まっ、これは本人が楽しいんだろうから、しょうがない(^ ^)

B面に行くと、どういう経緯なのか、

誰が呼んだかブライアン・メイ!かのクイーンの名ギタリストです。

それもギターのみならずリードヴォーカルも取る「I Do」‼️

これがまた凄くいんだよ!

変に媚びてなくて、メイ丸出しで♪

僕なんか聴いてすぐロバート・プラントの「The Honeydripper」

を思い出しちゃいましたが、

やっぱ英国男子はこうなるのね♪の好例。

バディ・ミラーのギターも好きなんだけど、

クロッパーとのツインギターソロ聴くと相性がいいというか、

同じバックボーンがあるような、見事に息がぴったり!

「The Slumber The Slum」激南なツインギターです。

そして極めつけはダン・ペンの「Someone Made You For Me」。

いやいや痺れるね、、、こうされちゃうと。。

都会的なこのバラードもダン・ペンにかかっちゃうと、

深南部で寂しげな男がひとり、という光景が見えてくるから不思議だ。

僕にとって南部声の代表みたいなシンガーです。

しかしダン・ペンの声って、何歌ってもいい曲に聴こえるのは私だけ?

またこのアルバム、デヴィッドフッドにスプーナー・オールドハム、

ドラムにスティーヴ・ジョーダンとスティーヴ・フェロンと

バックミュージシャンも超豪華!

スティーヴ・フェロンも大好きなドラマーなんだけど、

ずいぶんと久し振りな感じですね。

最後見たのはエリック・クラプトン・バンドだっけかな?

この意外な組み合わせもレアと言えばレアですな。

んで、ジョーダンさんですが、「Don't Be Ashamed」と

Slummer the Slum」のドラムは間違いなく彼ですね。

その小賢しいドラム(失礼) はやっぱニューヨークの伝統芸ですな。

いや、よかアルバムたい!



そしてもう一枚は我らがメソメソ大王、

スティーヴン・ビショップの新譜(2014年)




ビショップさんはそれこそ、

デビューの頃からずっと好きで聴いて来たんだけど、

途中でAOR寄りになっちゃったり、ギターが鳴り響かなくなっちゃったり、

おいおい、違うだろ?なんて駄々こねながらも聴いてきた人。

うーん、つまり気になる人なんだろね。

スティーヴ・クロッパーからのビショップはキツイ人もいるだろうけど、

はは、こういうヤツなんで。ご勘弁を。

どうやらこの新譜、

遂にビショップさんもインディーズからのリリースらしい。

きっと業界の表も裏も見てきた人だろうし、

もしかしたら自分の居心地のいい場所を見つけたのかもしれないね。

僕は彼の作る信じられない魔法のようなソングライティングに、

ただ酔いしれていたいだけなんだ。

僕にとってはポール・マッカトニーや

デューク・エリントンに並ぶぐらいのライターなんだな。

確かにメソメソしてるし(また失礼)

弱々しさを前面に出してる感じだけど、

騙されちゃいけないよ、すげぇーライターなんだから。

特に「Loveless」 「Vacant」辺り、

あのビショップの美しいメロディーが帰ってきてて、僕も嬉しい。

特に「Loveless」。。コレコレ。

ひとりで部屋で聴くと心細くなってきます、、嘘です。大嘘です(^^;;

そう言えば以前、パーシャクラブのマサボーと即席バンド組んで

Peaceful Love Rock Fesに出たんだけど、

その時のバンド名がLoveless!

わはは、ホントねじ曲がっててカワイイ奴よのぉ〜♪

マサボー元気かな?

しかしこのアルバム、ひとつ難を言えば

ビショップのギターも含めサウンド全体が硬いってとこかな〜

ビショップは繊細で優しい声なんだからさ、

もっと温かい音でさ、

それこそクロッパーさんにでもプロデュースお願いしたらどうだろ?

あ、いい奴だいた!

ジェシー・ハリスなんかどうだろう?

きっとPeacefulで最高なアルバム出来るだろうな♪

ではLovelessをどうぞ。

心置きなく心細くなってくれたまえ(^ ^)

 

Loveless | STEPHEN BISHOP

 

 

最近はコザでも、アナログ流してる店が増えて来てて、

もう自分的には最高な環境なんだ。

そういう若い子達がアナログを楽しむ店なんてさ、

もう素晴らしいじゃないですか!

おかげでこの夜のわたくし、

スティーヴ・クロッパーとスティーヴン・ビショップにまみれ、

トロトロな夜を過ごせました。

yeah〜コザの未来明るくなるといいね。

 

 

 

 

 

 


ある天文学者の恋文

2017年11月15日 | 日記

 

 

 

 

 

 

ジュゼッペ・トルナトーレの新作「ある天文学者の恋文」。

大学教授と生徒の秘かな愛というフランス映画みたいで、

ちょっと今までのトルナトーレ作品と違う感じかな?と思ったのですが、

中盤から徐々にスクリーンはトルナトーレらしさでいっぱいに。

やっぱりこの感じだね。

テーマはやっぱりサプライズになるのかな?

トルナトーレ作品って、

毎回登場するその美しい景色を見るのも楽しいのですが、

ひっそりと湖に浮かぶ小さな町。ひたすら美しいです。

 

 


この小さな島は教授が「僕の魂の宿る場所」っていう特別な場所なんだけど、

こういう場所あったら素敵というか、かなり贅沢ですよね。

魂が宿るのは置いて、僕ならやっぱり浜比嘉やユーバンタかな?

特別な場所ってのはやっぱりあるに越したことない。

音楽は盟友エンリオ・モリコーネ。

相変わらず気品みなぎる音楽です。

モリコーネ音楽と言えば、弦のオーケストラで雄大なイメージがあるのですが、

本作でエレキギター鳴り響いたのにはびっくりした。

過去の作品で聴いたことないので、初めてのエレキギター使ったのかな。

そこでもやっぱり雄大な感じでね、

単調なコード進行にマック・ノップラー風なギターが聞こえてきます。

モリコーネの音楽って雄大でドラマチックだけど、

絶対絵を潰したりしないというか、けして出過ぎたりしないんだ。

モリコーネってもう90歳になるんだよね、、

この意欲と情熱、、素晴らしいす。

そういえばTSUTAYA行ったらマリオン・コティヤールの新作

たかが世界の終わり」がレンタルしてたな。。

ずっと見てきた好きな女優さんなので、これも早く観たい♪

今夜は気分がいいので日本酒を。

こないだ飛騨行った時に頂いた蔵元の隠し酒。。。

いい香りで美味!オリオンさんありがと♪



秋の夜長にレスリー・ダンカンを♪

夢で逢いましょう。。

 

Lesley Duncan - I Can See Where I'm Going


Sting - Englishman In New York

2017年11月14日 | 日記

Sting - Englishman In New York

 

 

外は雨。。

朝からずっと頭の中で、

スティングのEnglishman In New Yorkが鳴り響いてる。

  これといって思い入れがある曲でもないが、

僕にとってはあの時代を象徴してるような曲。

まるで終わりがないように、

街は毎夜狂ったように踊り続けてたし、

それとは全く関係ないような顔で、TVでは世界が荒れていた。

僕らはただ黙ってたし、あの子はいつも泣いてた。


眩しさと滑稽さ、暖かさと冷たさ、

終わりと始まり、

そんな色んなものが内包してる曲というのも、

そうはない。

 




幼馴染みインドへ行く

2017年11月14日 | 日記

 

 

 

中学の頃の幼馴染みのYがインドに行った。

行ったったら行ったのだ。

このオレの制止を振り切って。

そのインドの旅の目的は「ヨガ・インストラクターの取得」…

絶対ア・ヤ・シ・イ

100パー、絶対ア・ヤ・シ・イ。

わたしは、あまりの心配にNHKの朝ドラを見過ごす始末だ。

何よりも心配なのが、

沖縄帰って来てヘンチクリンの宗教を立ち上げないか・・が心配だ。

変な病気も一緒に連れてこないかも心配だし、

向こうでインド娘に迷惑を掛けないかと、

心配事が満載で気が気ではない。

頼むからこれ以上、日本の信頼を失うような事はしないでくれ!

と真に願うばかりだ。

彼との出会いは遥か昔、

中1の入学式、たまたま同じクラスになったのだ。

今とおよそ想像もつかない、

シャイな男の子として彼は僕の目の前に現れた。

あれから40年以上の月日が流れたらしい。

シャイの塊のような少年だった彼は、テンテコマイの宣教師、

もしくはチワワのような落ち着きのないオッサンとして、

久し振りに僕の前に再登場したのが最近の話だ。


シャイ→テンテコマイ→インドでヨガのインストラクター…

わたしはイヤな予感しかしない。

当然だっ!幼馴染みの感のようなものがあるのら。


それにシャイ→テンテコマイ→インドでヨガのインストラクターの間に、

色んな国家的な事件が彼の身の回りで起こったわけで。

「通風営業停止事件」に「政雄さんチムグクル説教事件」、

「見せ見せおじさんエレベーター事件」と、

とにもかくにも事件に事欠かない幼馴染みなのら。

オイ、コラ、お前は一体どこに向かっとる!と問いかけても、

答えは歪な中ノ町の空にかき消されるだけだ。

人は基本そうそう変われないもの。

今なら、女子に声を掛けられただけで、

ポッと頬を赤らめるシャイな君に戻れるはずだ。

そう、僕は君の友達なんだ。

世界を敵に回しても、君の友達なんだ。

それだけは忘れないでくれ。


あ〜お前、しにウケるんだけど(^ ^)




エンダぁぁぁーが全国に(T . T)

2017年11月13日 | 日記

 

 

 

 

あ〜あ〜あ〜…

秘密のケンミンSHOWで遂に!

あ〜あ〜あ〜…

取材受けた沖縄県民が老いも若きもエンダーエンダー!と連呼。

「エンダーさ〜ハンバーガーといったらエンダーさ〜」

と連呼につぐ連呼…

あ〜僕のA&Wがぁぁ…全国放送でエンダーなんてことに(T_T)


エノケン(榎本健一)ショーケン(萩原健一)いいでしょ!

オザケン、キムタク、まぁーいいでしょ。

ジミヘン、日本のみいいでしょう♪

ロバジョン(ロバート・ジョンソン)これはアカンです!

ジーンズじゃないちゅーに。

エンダー エンダー エンダー エンダーと

やめてくでぇ〜

そんなん全国放送で流れたら、

本土の人にも「ローリーエンダーの歌ってぇ〜」なんて言われるよ。

♪週末は君と二人で〜仲良くエンダーへ行こうよ〜♪は歌いづらいよ(-。-;


略語にもセンスというものがぁ…

いいですか?県民の皆さま、A&Wです!

エンダーじゃないですよ〜


って全国区でA&Wが知られることはとても嬉しいんだけどね。

頑張れオレ。。

 

 


これを聴かなきゃ園田〜beauty and harmony

2017年11月13日 | 日記

 

 

 

 

 

  


ドリームズ・カム・トゥルーを知ってるかい?

失礼しました、、もちろん知ってますよね(^ ^)

僕はそれまで全然曲も知らなかったのですが、

吉田美和さんが1995年にリリースしたソロアルバムは、

やはりさすがに無視出来なくて、初めてアルバムを購入したんです。

いま久し振りに聴いてます。

確か当時はSMAPもアルバムにニューヨークのトップミュージシャンを

使ってて、そういうのが業界ではちょっとしたブームだったのかな。

そのSMAPのアルバムももちろん購入したのですが、

とにかく僕の敬愛するミュージシャンが参加してるという事で、

吉田美和さんのこのアルバムも手に入れました。

 それがこの「beauty and harmony」。

最初は嫉妬ですかね(笑)

どうしてこの僕をさしおいて、君が彼らとレコーディングすんだよ?みたいな。

はは、当たり前だよね、向こうは大スターだもんね。

デイヴィッド・T・ウォーカー、チャック・レイニー、

ハービー・メイソンというヨダレもののリズム隊は、

そうです!

あのマリーナ・ショーの「Who is this bitch, anyway?」と同じリズム隊。



「Who is this bitch, anyway?」聴いてbeauty and harmony」を聴くと、

プロデューサーの中村正人さんの意図してる事が明確にわかります。

当たり前ですが、相当ヤバイのだ!

歌モノ演奏王大集合という感じで、

とにかく痒いとこに音が届きまくりにゃのだ。。エーメン。。

そこにマイケル・ブレッカーのサックスが絡んだりするのだから、

ボク、そこどいてね、という感じだ(^ ^)

はーい!(わたし)

ジーン・ペイジもアレンジャーで参加してるのですが、

中村正人さんのアレンジが実に見事ですよ!

今回はこのbeauty and harmony」のツアーの模様をどうぞ!

オープニングを飾った「Darlin‘」のきらびやかさってちょっとない。

いきなりデイヴィッド・Tのテロリロ口撃で撃沈だぁ。

このテロリロギターは、ジャクソン5などのモータウン系や

フィラデルフィア系、他でもたくさん聞けるので、

皆さんも知らず知らずのうちに、身体に染み込んでいるかもしれませんね。

しかしいつ聴いても、

この間奏のドラムソロからのサックスソロへの展開はヒドイ!

あ、失礼、間違えました(^ ^)

エロイ?違う?エロゴキ!(エロくてゴキゲン)

「インチキ〜」「オレにも吹かせろ〜」と有さんの声が聞こえて来そう♪

 

 Darlin'

 

で、もう一曲「生涯の恋人」 。

1番最初聴いて感動した曲はこの曲でしょうか。。

だってイントロからサザン・ソウル風なんだもん!

へ〜こんな事もすんだ、みたいな感じでびっくりしました。

ドリカムは女の子が言いたい事を代弁してるような

歌詞世界の感じらしいのですが、

この曲はもっとテーマが大きくて、男の僕でもすんなり入り込めます。

そしてエンディングの吉田美和さんのスキャットに寄り添うように

奏でるデイヴィッド・Tのテロカサギター、、、エロテロギター?

絶句。。

ヒドイ、、、いやロマンチックが止まらないです(^^;;

では今日はこの辺で。

オキナワよもっと寒くなれ〜♪クリスマスはもうそこだどぉ〜♪


吉田美和  「生涯の恋人」


ローリーVS君の名は

2017年11月07日 | 日記

 

 

 

 

 

こないだ話題の(遅い?)「君の名は」を観た。

アニメーションとなかなか相性が悪い僕ですが、

いやいや色々観てるんですね、食わず嫌いではなくね。

んで、からの君の名です。

毎回アニメを見る時は余計な先入観は持たず、

なつべく気持ちをオープンにして挑んでるのですが、

やはりアニメは難しいっス(^_^;)

これまで観た中では「千と千尋の神隠し」ぐらいかな?

フィットしたのは。

でもこの映画君の名は、ストーリーもいいし、

意外にファンタジーで好みなんですけどね。

お〜!なんて盛り上がった箇所もたくさんありまして、

もう最後までファンタジーで貫いても良かったような気がしますね。

僕の苦手な“あれから何年後・・・”もいらないし、

もう少し残り香というか、余韻が残る方がロマンチックかな。。

あと音楽が少し立ち過ぎかな?

好きなバンドだから余計にね。

音楽は弱い方が逆に印象的だったりしますからね。

はは、なんだかエラソーだね。

でもやっぱりストーリー展開も音楽も、大袈裟な方が分かり易いのかな?

う〜ん、こればかりは好みですよね。

次回はゆっくり「この世界の片隅に」観たいな。

監督の片渕須直さんが宮崎駿さんと仕事してたり、

クラウドファンディングを立ち上げてこの映画を作ったり、

とても興味が惹かれる監督さんなんだよね。

そしてなんて言っても問題児の(笑)

能年玲奈改め、のんちゃんが声優としてデビューしてます♪



この映画「君の名は」ですが、

ロケ地というか、映画で使われた場所にはモデルになってる場所があって、

ファンにとっては憧れの聖地巡礼地になってるようです。

そういうので少しでも町おこしになってたら、

喜ばしい事だし、この映画の価値は充分ですよね♪

この下の写真は糸守湖のモデルとなった場所で、

長野県にある諏訪湖だそうです!

すごい、、、映画の中にいるような気分になりますね♪

ちょっと見ない景色ですよね。うーん、行ってみたい!

長野県ですか。。。ライヴハウスあるかな?

もしここで歌う機会あればそりゃ〜歌いますよ〜

RADWIMPSの「前前前世」。。

って「なまけ者のポルカ」の作者ですが、、、フフ。

誰かにツッコまれる前にツッコんどきますね♪ニン♪

でもホント美しい景色ですね。


 


羽ばたけアホアホ中学生

2017年11月06日 | 日記

 

 

 

 

 

この平成末期において、

奇跡的にアホアホな中学生がまだ生息しているようですよ。

その多感な思春期に、鼻息も荒く結集した彼らのその名は、

「絶対に彼女を作らない同盟」!

わはは、しにウケるつーか、アホアホや。

いたね〜昔いたね〜(^o^)/

だいたいこういう輩というのは、回りは何とも思ってないのに、

人一倍女子を意識してるんだよね。

必要以上に女子無視したり、何言われても「別に…」みたいなさ。

んで、部活なんかもやってないから、

学校帰りに決まって集まる秘密基地(アジト)みたいなのがあって、

そこで女禁対策なんぞを練るみたいなね。

あ〜アホアホだけどコイツらに会いたい!


また同盟の掟みたいのも作ったりなんして、

彼女作ったら罰だからな!みたいな(笑)

はは、なんか楽しそうだね。

で、その罰も大したもんじゃなくてさ、

◯◯カード何枚とか、1週間カバン持ちとか、

そんなもんだね。

女の子って小学生の高学年辺りからすごく大人っぽくなるんだけど、

男の子はなかなか成長しないからね〜

人に鼻くそつけて喜んだり、

犬の顔にマジックで眉書いたりたりして笑い転げたり(アホ笑)

しかしこの写真で顔盛ったり、握手券抜いたCDを投棄する時代に、

こんな子達がいるなんて素晴らしいじゃないですか!

しかし顔を盛るって何だろ?

僕には子供の頃やった"福笑い"にしか見えなくもないけど(笑)

目をやたら大きくしたり顎が尖れせたりね。

実に不思議な行為やね。

うん、全然「絶対に彼女を作らない同盟」の方がポップですな♪

ニン♪

 

 


祝!R.R.Qが初レヴュー

2017年11月04日 | 日記

 

 

 

知人のメールで知らされたのですが、

アルバムR.R.Qがブルース&ソウル・レコーズの

国内盤のとこで紹介されてます。

全国紙に載るなんて、、何年振り?、、、

ライターさんは、こないだバイユーゲイトにもいらっしゃってた

妹尾みえさん。

 ブルースやソウルミュージックの評論家さんは、

何よりもその音楽愛が

紙面から伝わってくるのが1番の魅力ですが、

みえさんもそんなお一人で、

女性らしい柔らかさも相まって好きなライターさんです。

興味のある方は是非!


友香さんに続き、

遠藤賢司さんやファッツ・ドミノの訃報が飛び込んできて、

何だか寂しい僕です。。。

ファッツの追悼のパレード映像をのっけますね!

でも、街全体で音楽パレードで派手に見送るって、

ほんとミュージシャン冥利に尽きますよね。

僕もこういうのが理想だね(^ ^)

HAPPY GUITARとかで♪


"Fats" Domino Tribute Second Line from Vaughn's 11 1 2017

 


Skydust

Koko