ライフ・イズ・ビューティフル

2018年02月27日 | 日記

 

 

 



今回ご紹介するローリームーヴィーは、

間違いなく僕の10本の指に入る作品です。

すごく久し振りに観ました、

「ライフ・イズ・ビューティフル(1998年)」。

監督、脚本、主演を務めるロベルト・ベニーニは、

トム・ウェイツと一緒に出演した「ダウン・バイ・ロー」から

大好きになった俳優さんで、そのとぼけた演技が何とも言えず魅力的。

イタリア映画やスペイン映画も、一時期すごい夢中になって観てて、

初めて見る街並みや景色はもちろん、

そのお国柄や独特な世界観にとても魅了されました。

妻ドーラ役には、ベニーニのほんとの奥さんニコレッタ・ブラスキ、

 愛息子ジョズエ役がジョルジョ・カンタリーニ君。

しかしこのジョズエ君の愛くるいしことったらない。



イタリア映画は多くの名子役の輩出で知られていますが、

このジョズエ君も間違いなくそのひとり。


話は第二次世界対戦下の物語。

ホロコーストのユダヤ人迫害を題材にした映画や本は多いですが、

このベニーニ作品はちょっと他の作品とは違い、

ベニーニ美学が全開で輝いています。

戦争ってのがいかに不条理で残虐なことは、

とうの昔に知ってるわけで、、、

それでもこういう映画の中に、

ユーモアや希望を描くことも大切なことで、、、

映画でしか描けない世界観がきっとあると思うのです。

好きな作品は、10年に一回ぐらい、

ほんとたまに観るからこそ素晴らしさが増す感じなんだけど、

この映画は我慢出来なくて、5年に一回は観ちゃう(^ ^)

そんな作品だね。


冒頭の「無言こそ叫びだ」や、「無駄な物ほど大事なんだよ」

なんて台詞も、ベニーニ哲学って感じだし、

家族三人で自転車にまたがり、

石畳の坂を下るシーンは何度観てもとても好きなシーンです。

しかしイタリア男子がお調子者とか、お喋りとか、嘘つきとか(笑)

思われてるのは、このベニーニの影響かもしれませんね♪

けどベニーニのユーモアたっぷりの嘘は、

どこか憎めなくて楽しいんだな。

道化師っぽい仕草も、どことなくチャップリンを彷彿とさせる。。

子供の頃、こんな大人いっぱいいたんだけどな。

今はどこか殺伐としてて嘘ひとつつけないですからね。

昔は「変なおじさん」でしたが、

今は「危ないおじさん」扱いされちゃうもんね。

そーいやー子供の頃近所にすごい変なおじさんいましてね♪

近所の子供の手相見ては真剣な顔して

「お前こないだ自転車盗んだだろ?」とか言ったりさ。

「こないだ慶良間まで泳いで行ったよ」とか、

「親父は力道山と戦ったことがあるよ」とか(笑)

はは、嘘なんかどうでもいんだよね、ここまで言い切っちゃうとね。

だって面白いじゃん♪

ベニーニの小さな嘘は大きな希望へと紡いでいるのだ!

TSUTAYAへGO!



ゴースト・シンガー

2018年02月26日 | 日記






何年か前に日本でも、

ゴースト・ライターなるものが世間を賑わせたが、

そのゴーストという響きは、

一般的にあまり良いイメージは持たれてないようですね。

ゴースト・ライター、ゴースト・シンガー、

ゴースト・ブレイヤーと、

その周りにはいつだって確執や亀裂が生まれることが多い。

けど、これはアメリカであったちょっと良いゴースト・シンガーの話。

その歌手の名はマーニ・ニクソン、現在85歳。

歌手や女優、テレビの司会などで、

アメリカでは有名な人らしいのですが、

ゴーストシンガーってことでは初めて有名になった方なんですね。

主に映画の収録曲のゴーストシンガーだったのですが、

作品を挙げれば「ウェスト・サイド物語」、「マイ・フェア・レディ」

「紳士は金髪がお好き」「王様と私」と、

もう大ヒット作品ばかりで、ハリウッドの声とまで言われてたようです。

もちろんゴーストシンガーというのは裏方なので、

契約の時には上役から

「もし吹き替えの事を誰かに言ったら、この町では働けないぞ」

という、マフィアさながらの脅しもあったようです。

もちろんエンドロールのクレジット表記もなしです。

ほんとこのアメリカって国のビジネスの世界っていうのは、

どこもかしこもそんな感じなのだな。

特に華々しい世界にこそこういう類いの話が多い。

しかしこのゴーストシンガーのマーニは、

吹き替えをした女優さん、

つまりオードリー・ヘプバーンやデボラ・カーと親しかったようで、

後になんとデボラがマスコミに

「映画で歌ってるのはマーニ・ニクソンです」と暴露するんです。

映画会社はそうとう激怒したと思うけど、

デボラはマーニに正当な報酬や評価を受けて欲しいと語ったそうです。

な・なんて良い話!

なんて美しい友情なのでしょうか!

オードリーとも、ふたり声を似せる為によく一緒に歌ってたそうです。

友達にも恵まれてたんだな。

そんなマーニの名が初めてクレジットされたのが、

あの不朽の名作「サウンド・オブ・ミュージック」。

シスター役の出演者としてね。

夢にまでみたクレジットに18年の年月を費やしたというから、

さぞ嬉しかったことだろう。


ゴーストシンガーというのは、

時代が無声映画からトーキー映画の移行の際に生まれた職業なのですが、

歌えない俳優さんも多く、

作品のクオリティーを落とさない為に必要だったようです。

実際、声がイメージじゃなかったり、

歌が歌えず仕事を失う俳優さんも多かったとか…

それぐらい変革を映画界も迫られてたんだね。

また特に50年代は映画の製作費がさらにかさむようになったようで、

フルオーケストラの演奏で、

何度も歌を録り直すわけにはいかなかったようです。

はは、マルチな今じゃありえないけどね。


映画「バックコーラスの歌姫たち」でも暴露されてましたが、

映画業界ばかりか音楽業界でも、

こういうゴーストシンガーというのは存在していた。

僕も大好きなクリスタルズの「He`s A Rebel」を、

実はダーレン・ラヴが歌ってたって事実を知った時はショックだった。

大好きな歌ゆえに。。

まっ、アメリカンミュージックは、

例のモータウンのLAデモ録事件もありますし、驚きはしませんが、

泣き寝入りの世界でもあるのかな?

だから何でもすぐ裁判になっちゃうお国柄なんでしょうね。

でもゴーストシンガーが誰かなんて、

知りたくない映画ファンも多いだろうね。

確かに映画のイメージ変わっちゃうもんね。

えーー?今さら?って(笑)

特に映画のヒロイン像って強力だもんね。

もちろんプロデューサーから、

「君の歌は使えないから吹き替えにします」

なんて言われた女優さんの気持ちもね、、わかる。

でもまたゴーストシンガー側の気持ちも充分わかるしね。

うーん、僕とは縁のない世界とは言え、複雑だね。

では、ダーレン・ラヴの名唱から!

もうこの歌死ぬほど好きなのだぁぁ。。。

 

The Crystals (Blossoms) - He's A Rebel (original recording)


軽やかに勘違い

2018年02月25日 | 日記

 

 

 


昨夜の話。

軽やかにMsの階段を駆け上る僕。

ドアを開け、さらに颯爽と「おはよ〜」と声をかける僕。

しかしいつもと違うムードのMs、、、、

暗い店の中せっせとお掃除してるSさんはキョトンとしてる。

え?ええ? っとSさん

え?ええ? っと僕。

暫し沈黙が続く、、、

するとSさんが「ローリーさん来週ですよ、、」と。



思わず携帯のスケジュールを確認する。。

あっ、ホントだ。

なんだなんだ、、

げっ、オレは何張りきって軽やかに登場してんだ?

これはとても恥ずかしくて、、、気まずい。

僕はそっかそっか、いやぁ〜勘違いしちゃって、

などと笑ってごまかしてMsを後にした。

いやいや、ホント恥ずかしい(^^;;

なんたって全然迷い無くコザから出発しましたからね〜

軽やかにも程があります。

ヘンなテンションが上がっちゃって一週間はしょっちゃいましたな。。

なので帰りは恥ずかしさを隠す為、車内は爆音で!

って余計目立つちゅーに。。。

信号待ちで、隣の車の若者達が爆音でHIP-HOPを轟かせてたので、

僕も負けじとヴォリュームを上げる。

その重低音のHIP-HOPに対抗するのは、

ドリフの「ドリフのバイのバイのバイ」!

ど〜だぁ〜 情けないだろぉ?

 

ドリフのバイのバイのバイ(音質改良)


広瀬姉妹

2018年02月23日 | 日記

 

 

 

 

 

最近、anoneというドラマにハマってる。

キャストもみんな僕の好きな役者さん達で、

展開がこれからどうなるんだろう?とワクワクだ。

昔から好きなのですが、田中裕子さんの演技ってホント独特で、

いそうでなかなかいない女優さんです。

特にこういう“ワケあり”な役をさせると際立ちますね。

けど、このドラマで注目してるのが広瀬すずちゃん。

今回初めて彼女の演技を観たのですが、

この子、将来大女優になるような気がします。

たんに可愛いアイドル系の子かな?と思いきや、

とてもナチュラルで、真っさらな表情を見せてくれます。

要チェックですぞ♪

NHKの朝ドラ「わろてんか」にはお姉ちゃんの広瀬アリスちゃんが

出演されてるのですが、いやいやお姉ちゃんも負けじといい。

この広瀬姉妹は、年齢と共にいい女優さんになりそうだ。

役柄が違ってて最初分からなかったのですが、

この兄弟よく見るととても顔が似てます。

 

なんか暖かくなると思いきや、今夜少し冷えてますね。

うちの護得久さんもあれだけ自慢してましたが、遂にインフルエンザに(・・;)

皆さんも風邪など召されませぬよう暖かくしてして下さい。

 では、今夜はこんな曲を♪

その昔姉がよく歌ってました♪

 

HFS よりそって二人


若葉のメロディーPart2

2018年02月20日 | 日記

Gilbert O'Sullivan - Alone Again (original version)





ピュアでイノセントなあの頃の僕、、、

よ、汚れちまったぜ、、、

ということで若葉のメロディーPart2だよ♪


ギルバート・オサリバンの「Alone Again」。

この曲も映画で使われてた記憶があるんだけど、思い出せない。

日本でも大ヒットしたんだけど、

凝った曲作りにしては親しみやすいメロディーがその要因かな。

確かママキャスもカバーしてたと思うのですが、

やはりこの辺はオリジナルにはかなわないですね。

しかしこの歌、

親しみやすいメロディーとは裏腹に、

歌詞の内容はとても悲しいお話なんだな。

そういうのがまたグッと来ちゃったりすんだけど、

やはり70年代独特の世界観で、

なかなか最近はこういう曲に巡り会えないのが、残念。

 

Stelvio Cipriani 映画「ラストコンサート」 Dedicato a una stella


この曲は何度か紹介したのかもしんないな。

実はこの曲には苦い思い出がぁ。

中2ですね。なんたって初めての映画デートでしたから。。

今は無きゴヤ十字路近くのゴヤオリオンで観たんだ。

悲恋物映画の代表作に挙げられてて、

後の百恵ちゃんの「赤い疑惑」や「冬のソナタ」に影響を与えたとか言われてます。

このデートがなんで苦い思い出かというと、

その上映中の彼女が突然壊れちゃって。。

映画は終盤に向けてどんどんシリアスになって行くわけだけど、

なんと事もあろうかその彼女が、

一体どこにツボが入ったのか知らないが、

ケタケタケタと高笑いで笑いだしちゃったという、、

もう僕は顔から火を噴く感じで、、、逃げ出したかったという( ;  ; )

もうその止まることをしらない高笑いが館内中に響き渡り、

そのホールエコーも手伝って、僕には何十人もの笑い声に聞こえたのだ。

もう観客は全員僕らを睨みつけるしさ、とんだ災難やったな。

笑い上戸なのは知ってたけど、もう腹の底から、

100%腹筋使って笑うもんだから、その声量はオペラ歌手並みだった。

おい、これはコメディーじゃないぞ!ひ、ひ、悲恋物だどぉ。

この子はもうほっといて話し戻しますね♪

サントラのLPには色々な曲も収録されてるのですが、

やっぱりこの爽やかで軽快な曲が当時から好きでした。

歌詞はないんだけど、ステラとリチャードがハミングで

♪ふんふんふんふん♪なんて感じがとても心地好い。

ステラ役の女優さん、パメラ・ビロレージという名は、

今でも思い出さなくてもスラッと出るんだよね♪

それぐらい印象的な女優さんでした。

映画音楽って誰もがみんなそうだと思うけど、

子供の頃に聴いた映画音楽はね、特に甘酸っぱくてなんともいんだ。

初めて聴く曲でも何かノスタルジーを感じるってのは、

きっと僕らのDNAに組み込まれてるんだろうね。

それってすごく不思議だ。

この映画、ラストシーンの曲も美しくて素晴らしいんだ。

内容は話したくないので、これは是非映画を観て聴いて頂きたい。

しかしあの事件の後、あの子と喧嘩したとか、

「何がおかしくて笑ったんだよ?」なんて聞いた記憶はない。

赤面した自分しか覚えてないのだ。

いつか会う事があれば聞いてみたいけど、

きっと忘れてるだろうな(^ ^)


 


若葉のメロディー

2018年02月19日 | 日記

 「メロディ・フェア Melody Fair」ビージーズ  Bee Gees new



 

最近は“からの”話が続いてますが、今日も続くのでした。

以前ラジオ沖縄でラジオ番組持ってたのですが、

確かその時も、流す音楽や話などから次週へ続くという感じでして、

このskydustもそれに近い感じでやってるので、どぞよろしく。

久し振りにBecause聴いてたら色々聴きたくなっちゃって、

EPを倉庫からガソゴソと引っ張ってきて聴いてます。

「冬のCanvas」という曲のなかで、

♪若葉のメロディー聴こえてくる♪なんて歌詞があるのですが、

今回はそんな僕の、思い出の若葉のメロディーをご紹介。

 ピュアでイノセントだったあの頃、、、、

よ、汚れちまったぜ。。。♪


1.Melody Fair/Bee Gees new


映画の内容そのものが衝撃でもあったのですが、

うっすらと子供ながらに、へ〜恋ってこういうもんなんだ、

などと生まれて初めて、物思いに更けたあの頃の僕。

まだサタデーナイト・フィーバーなどのディスコ・ブーム

 以前のビー・ジーズのヒット曲でして、

 何が大きく違うって、この頃のビー・ジーズはまだ地声で歌ってて、

 例の斬新なファルセット歌唱はまた何年後の話。

 このファルセット作戦にはびっくりしてね、

 ホント同じグループとは思えなかったぐらい。

 犬が猿に変わったぐらい衝撃的でした(笑)

 でも僕の周りはディスコ期のビー・ジーズより、

 この頃が好きな人が意外に多いな。

 

 

ビー・ジーズからもう一曲。

 

若葉のころ  /  ビージーズ  歌詞


この曲も小さな恋のメロディの収録曲でしたね。

しかしこの映画、小さな恋のメロディーですが、

僕もこんな歳になっちゃったけど、

基本あの頃のそういう気持ちと、

全然変わってないことに気がついたりするのだな。

いやいや、そりゃ大人だし、そんな無邪気に突っ走ることもないけど、

やっぱり感性というのはそれほど変わらないのだな。。。永遠に。

「僕が君を見つけたあの夏は」もこういう、

子供の頃の気持ちを反映させた曲だね。。

大人の勝手な都合で、、、みたいな。はは青いね♪

あの頃には死んだって戻れないけど、

こういうどこかに埋めたようなタイムカプセルを開けると、

一瞬にして音楽とあの頃の空気が蘇るというね。

もちろんすぐに現実が戻されちゃうけど、

これもまたいんだな〜。

でも、80年代90年代は、

60年代70年代ほどそういう空気には包まれないのは何故だろ?

もう大人になってたからか?

確かに80年代も90年代も、音楽は時代を反映はしてたはずなんだけど。

あ、、もうその頃はストリートに飛び出してて、

流行歌もテレビもろくに見てなかったっけ(^^;;

ちょうどトレンディドラマなんかが凄い勢いの時代だよね、、

無縁だったぁ〜(^ ^)

80年代はMTVの全盛期だったけど、

いやいやこりゃまた無縁でしたなぁ〜♪

覚えてるのはシンディとマイケルのスリラー、

あとフランキーゴーズトゥハリウッドぐらいか(笑)

時代の空気つーてもこの時期は世が狂ってましたから、

空気というよりは眠らない喧騒といった感じですね。

あ、でもMTVと言えば、

プリテンダーズとアズテック・カメラには救われたね。

また明日!

 


くせに

2018年02月17日 | 日記





Skydust見た僕の幼馴染みから、こんなメールが届いた。

「お前ギタリストくせに、

なんでベースやドラムの話ばっかしてるばぁ〜?」と。

という上から目線の"くせに"(笑)

うるせーよ!好きだからいいだろっ!

それにベースとドラムはだな、

ローリーミュージックを作ることにおいて、

とても重要なもんだーるばーよ!

黙っとれ素人のくせに!って"くせに"言われたらチミもイヤやろ?(笑)

のように世の中に蔓延るこの"くせに"。

とかく世の中は"男のくせに"女のくせに"子供のくせに"などと、

"くせに"だらけなのじゃな。

WALTZのアピーさんも、

その昔"ベースのくせに"とか言われてムカついとった(笑)

昭和歌謡は大好きな僕ですが、

こういう強引な昭和チックな"くせに"には気をつけたい。

特に信頼を求められてる職業の人達はね、キツイですよね。

"先生のくせに"医者のくせに"、

政治家のくせに"警察のくせに"なんてね。

そういうとこなんか実に人は不思議なもので、

大きな心で、人間だもの(byみつを)とはいかないようです(^ ^)

何がどうなって、どういう風に捉えて、その"くせに"なるのだろうか?

まぁー分かりやすく言っちゃうと、

"らしくない"ってことなんだと思うのですが、

そこはね、軽くむやみやたらに使う言葉ではないかもですね。

僕の幼馴染みの言う"ギタリストのくせに"にはいんですよ。

笑えるし、ユーモアがありますから。

笑えない"くせに"はやっぱね、言われた方は気持ち良くないわけで。

でも時と場合では、その"くせに"がどうしても出ちゃうのも

人情だったりもするわけで。。。微妙ちゃ微妙です。

キース・リチャーズが健康志向に走って、

禁煙したり菜食主義みたいになっちゃったら、

さすがに僕も「キース・リチャーズのくせに」なんて言い出すかも。

なはは、軽い冗談です。

そう言えば昨夜も日本酒で気分のいいあーさんが、

くせに、くせにを連呼してましたな♪( ´θ`)ノ

◯◯のくせに〜つて、ひがじゃいみって感じでした。

もちろんこれは相手があっての話なので、

笑えるか笑えないかはあーさん次第。

僕も今後“くせに”を使う時は、ちょっと注意しつつ、

ユーモアたっぷりで笑える“くせに”を使えるようにしたいものです。


さて今夜はこんな曲を♪

デイブ・クラーク・ファイブの「Because」。

バディ・ホリーの「Raining In My Heart」と迷いましたが、

やっぱし青春の甘酸っぱい思い出のあるこの曲を。

このコード進行が半音ずつ上昇していくクリッシェを使った曲は、

後にジョン・レノンの「Standing Over」から

松田聖子ちゃんの「Sweet Memories」まで、

数多い名曲を生むわけですが、

やはりBecauseはどこでどう聴いてもBecauseでありまして、

古いチリチリノイズなEP盤のBecause、

ラジオから不意に流れるそのBecause、

こうある種の独特な若葉のメロディーなのだなぁ🍃

遠足の準備してる時流れてるような、、、気分♪

ではいい週末を!


because the dave clark five lyrics


寺川ベース・デビュー♪

2018年02月16日 | 日記

 

 

 


今夜のJULYライヴでめでたくわたくし、

寺川ベースデビューいたしました‼️

ありがとーありがとー。。。

リハで初めてフィンガーピックを装着して弾いたのですが、

思いの外、不思議と弾けたのでちょっとびっくり!

が、フィンガーピックなんぞでベースを弾くとですな、

露骨に、そして下品に、音がアンプから飛び出してくるのじゃー!

これは凄い発見じゃ‼️

だから寺川さんのベースはどんなサウンドの中からでも、

飛び出して来るのじゃなぁぁ。。。とナットクのわたし。

しかしお客さんはもちろん、あーさんも朝男さんも引いてましたね♪

まぁまぁ、今日はほんの小手調べってこって(^ ^)

HI-SAI-SETは昭和歌謡がレパートリーにあるので、

今後も少しづつ増やしつつ、

このお下劣なサウンドを響かせていければ、なんて思ってます。

もちろん、ロマンチックな楽曲ではフィンガーピックは忍ばせます。

これはやはり反則技というか、

一気に音楽の表情を変えてしまうぐらい強力なので、

あーさん朝男さんの顔色を伺いつつってトコでしょうか(^^;;

しかし、色々勉強なるなぁ。。

色んな音楽があって、色んなプレイヤーのスタイルがあって、

それがほんとにピタッとはまった時、

きっと永遠のマスターピースが生まれるんだろね。

皆さま、わたし如きの肝試しにお付き合いありがとう❗️

あ、みんなの方がよっぽど肝試しだよね?♪

それではまた逢いましょう!

寺川ベース最高ぉぉ。。。。ポヨヨン♪



青春のアイドル

2018年02月13日 | 日記

 

 

 

 

予告通りにアイドル特集をば♪

 僕と歌謡曲との付き合いと言えば、

古い子供の頃の記憶をたどれば、

園まりさんやいしだあゆみさんの歌が好きで、よく口ずさんでた。

宇多田ヒカルさんのお母さん藤圭子さんの存在感も、

子供ながらに衝撃でしたね。

全然無表情でね、今見るとまるでロッカーのようにカッコイイ!

なんでもアイドルというのは、

南沙織さんや天地真理ちゃん辺りから始まったらしいのですが、

そこから新御三家、花の中3トリオと続くんだな。

あ、思い出した!

うちの姉は西城秀樹が好きで、よく真似してましたね♪

♪やめろと言われても♪つて。

ほとんどちびまる子ちゃんの世界でした。

今や伝説の歌手となった百恵ちゃんだけど、

何が凄いって、デビュー時の中学生だった頃から、

引退する80年までの豹変ぶりが半端ないです。

年々こんなに変わっていった歌手ってちょっと知らないですね。

あとやっぱ僕ら世代は、男性ならジュリーだよね〜。

この色気といい歌といい、

後にたくさんのビジュアル系なんて出てきたけど、

ジュリー以降こういう妖艶な歌手は現れていないね、、


個人的にはこの辺りも特集して欲しいなぁ、、

ゴールデンハーフはお笑いも出来たし、

キャンディーズに負けないぐらい良かった!

 ゴールデン・ハーフ


しかし笑ったのはステージ歌う前、

イントロで司会者が歌手を紹介する時のその文句ですね〜

「茶碗蒸しがあればご機嫌という森昌子ちゃんです」っての(笑)

凄いわコレ、意味わからんし、若干昌子ちゃん引きつってるような、、、

「余計なこと言うな」みたいさ。

確かに昌子ちゃん茶碗蒸し好きそうだけど。

僕も今度イベント出る時は、

「鰹の叩きさえあれば何にもいらない、ローリーです!」

って紹介してもらいましょうかね♪

また歌手自身がワンコーラス歌い終わった後、

間奏で自分の近況を突然報告すんだーよ(笑)

これもかなり斬新やね。これも今度チャレンジしてみます。

当時アイドルを紹介する、今で言うPVみたいなものがあるのですが、

PVといっても曲を紹介するという感じではなくて、

「久し振りのお休みの日はお散歩です」みたいな、

ここでもまた近況報告でありまして、

ほのぼのとした女性のナレーションも手伝ってなんとも平和的。

そっか、歌手は近況報告は大事なんやね♪ナットク。。

 

個人的に当時印象的だったのが、麻丘めぐみさんの「わたしの彼は左きき」。

この歌が現れるまで左利きというのは、

どちらかと言えば邪魔者扱いというか、

遊んでたりスポーツしてると「あーお前とやりづらい」なんて言われてたんですね。

それがこの歌が流行ると調子がいいもので、

「ひじゃやーしにカッコイイ」みたいになってさ 笑

無理して左打ちでバット持つ子も多かった♪

この曲で左ききは市民権を得たようなものでしたね。
 
歌詞で市民権を得るなんて、なんとも夢のある時代です。
 
んで、ピンクレディーのサウスポーが後押した感じかな。
 

60年〜70年代の歌や演奏って、レコードのみならずステージでも、

とにかくリバーブが凄く抑えられててイイんだな。

もっと露呈するというか、歌の上手さが際立つんですね。

ステージの話で言えば、ピングレディーの時でも話しましたが、

ライブやテレビ収録時のテンポの早いこと早いこと。

なんで個人的にはドラムやベースのグルーヴィーなノリに釘付けやった。

ベース寺さんかな?なんて探しながらね。

しかしこの時期のテレビ収録のバンドのドラマーのカッコイイこと!

キングピンズのレイ・ルーカスがいっぱい!

最近こういう縦ノリのドラマーってなかなか見かけなくなりましたね。

あっ、うちのカージューがいました!

なんて奇跡的なことだろ❤️

それでは歌謡ショーならではのテンポの早さに、

グルーヴィーにノリまくる縦ノリドラムとグイグイベース、

豪華なホーンセクション、キヨのソウルフルな歌唱でお楽しみ下さい!

 

尾崎紀世彦 全開「また逢う日まで」1977


 


ピンクレディー・メドレー

2018年02月11日 | 日記

 

 

 

 

こないだは初の読谷クロスロードでのライヴでした。

何年振りだろ?読谷で歌うのは。。。

30年前、高志保でライヴやった記憶があるのだが、、

さてここクロスロード、

初めての箱なので手探りちゅうか、それこそ手を変え品を変え(笑)

こういう時こそ、レパートリーの多さが有り難がったりします。

雨の中たくさんの方に来ていただき、感謝for you!

本土からから来てくれてた方もいたし、

地元だからか、珍しくマットミ夫妻もいらしてました。

しかし店のマスターは僕の爪や指に興味津々で、

触られまくりでした(^^;;。はは。

勘違いしてる人いないか心配とです。

しかしやっぱライヴ、女子率高っ!

もう少し男子にも聴いて欲しいんだけどなぁぁ。。。

やっぱ、もちっと硬派なブルースでもやんなきゃダメ?

なんて感じなんで、

ローリー作戦として今回、ウクレレ演奏による、

「ピンクレディーメドレー」なるものを用意させていただきました♪

凄いね、、、

ピンクレディー、いや都倉俊一さん?

いや、違うね、、、

やっぱり阿久さんと土居甫さん含めての、

チーム・ピンクレディーの凄さを改めて確信出来た感じ。

女子の殆どが、例の振り付けで踊るわ踊る♪

ホント昭和歌謡ってのは、

イントロからエンディングまで全てが完璧なんだな。。

それをまたウクレレでやるちゅーのが、またオツなんよ

強引ちゃー強引だけどね!見逃してくれよ〜by kyon2。

って、その日2月10日はWALTZの誕生日だったんだなぁ〜

友達からメールが来るまで全然気づきませんでした。

マットミさんにも「オレこの日空けてたんだかだぁ〜」

なんて言われちゃったよ(^^;;


さて、そんなピンクレディー尽くしの毎日を送ってる、

ぼくローリーが送る今日のロリ音は、、

1978年ピンクレディーがサマーピクニックと銘打った

後楽園ホールのライヴから!


ピンクレディー サマーカーニバル'78 01


これ当時TV放送されたものなんだけど、DVDになってないのかね?

確かレコードでも出たんだけど、収録されてない曲もあんだよね。

後半のオリジナルメドレーがとにかく圧巻!

うーん、、欲しい。

テロップ見てっと凄いんだけど、

チャック・レイニー&リズム・セクションに稲垣次郎&ソウル・メディア、

音楽が前田憲男さんという完璧で奇跡的な布陣!

しかし何よりミーちゃんケイちゃんのエネルギーよ!

当時は寝る暇もないぐらい、

殺人的なスケジュールが組まれてたようですが、

それでこれですから、、、やっぱ凄いです。

全曲口パクなしで歌ってますし、

エネルギーはやはり最近のアイドルの比じゃないな。

しかしこの時代のライヴってやたらテンポ速くするんだけど、

これはなんなんだろね?

曲数を詰める為にそうなってるのか、はたまた単に客を煽る為にそうしてるのか、

うーん、これも関係者にでも聞かなきゃわかんねぇーか、、

確かライノから出たアレサ・フランクリンのプレス用のライヴも、

テンポの速さエライことなってたもんな(^^;;

この映像観てて面白いのは、やっぱ時代なのか、

今では考えられないものが観れんだな。

突如下からカメラのクレーンが、まるでギャグのように堂々と出て来たり、

野球の実況席らしきとこに、興奮してる会場とは対照的な

大人(事務所関係者?)が見えてたりね(^ ^)


ピンクレディー サマーカーニバル'78 05


んじゃ、もう一発!いい?

ダメ?

でもいっちゃうね♪

これはエンディングかな?

凄いね凄いね、とにかく凄いね〜。。テンションがぁ、、

では、今日はこの辺で☝️

あ、今TVで昭和アイドル特集やってます!

おお〜面白い♪

なんで、明日も昭和アイドル書きます!

ははは、呆れた顏せず付き合っちくり♪



雪のツアーの思い出

2018年02月07日 | 日記

 

 

 

 


2004年の冬、北方ツアーというのがあった。

福岡北九州市から始まるそのツアーは、

雪降る中のツアーだと知らされ、ずいぶんテンションが上がったものだ。

那覇空港から飛び立ち、福岡空港に着く頃には周り一面が銀世界。

美しかったなぁぁ。。



また九州の大自然、

緑と銀世界が織りなすコントラストが圧巻だった。

当時は携帯で確か写真も撮ったんだけど、もう残ってないやろね。

古いblogに残ってるといいけど、、、

そんなツアーなので、

僕は前日に用意したローリー「銀世界用MD」を用意してツアーに挑んだ。

「当機はまもなく福岡空港に〜」というアナウンスが流れるや否や、

イヤホンをそそくさと耳へ運びMDをON!

その時流した曲がこのマイケル・ゲイトリーの「YOU JUST RUN AWAY」。

もうそのシチュエーションとのハマり具合ったらなかった♪

まるで映画の主人公にでもなった感じ。。。はは。

この美しい雪景色とゲイトリーは、このツアーの思い出になった。

 またこのツアーでReal Snowという曲が生まれたのも嬉しかった。

雪で高速がなかなか進まなくて、確か小倉の会場にギリギリで着いた。

終演後なぜか電車がなかなか来なくて、駅のホームでぶるぶる震えてて、

「あ〜オレはマイナス5度が限界なんだ」と知ったツアーでもあった(><)

大分では今は亡きトシちゃんも、雪の中ライヴに駆けつけてくれたし、

何よりも古い友達に手を合わせる事が出来た。

広島は粉雪という感じでしたね。。

ホテルからひらひらと川に舞い落ちる粉雪を、うっとり眺めてたっけな。


ツアーパンフ懐かしいね。Sさんは元気でしょうか?


そうそう、冬のツアーと言えば、

冬のお酒って美味いじゃないですか?

ただ、あの暖房の中で呑むのはどうも苦手なんですね。

のぼせちゃって、、、、ツ・ラ・イ。。

たぶん慣れだと思うんですが、沖縄では暖房入れる感覚がないからね。

あ〜マスト君は東京でも大阪でもガンガンに効いた暖房の中でも

平気でガンガン呑んでましたが(^^;;

僕の方はまだ寒くても、外での方が全然お酒が進みます。

雪のツアーはこれ一度きりですが、

また雪のツアーに出掛けてみたいものだ。

こればっかりはタイミングですが、雪でも眺めながら、

熱燗と焼き魚?BGMはやっぱり八代亜紀?

そんなツアーしてみたいな。。。

そしたらきっとまた歌が生まれそうな、、、予感♪ 

ではでは、マイケル・ゲイトリーさんをどうぞ!

あ、因みにゲイトリーさんのアルバムに「GATELY'S CAFE」という

アルバムがあるんだよ。

内容もさる事ことながら、

そのGATELY'S CAFEというタイトルがとても気に入っちゃって、

ROLLY'S CAFEというアルバムも考えたのですが、

季節柄?サミット柄?

ROLLY'S BEACH!に落ち着いたとです。

わは、いらない情報でした♪ではでは。。

 

MICHAEL GATELY - YOU JUST RUN AWAY


ロックジェットVOL.71

2018年02月07日 | 日記

 

 

 

オフィスローリー東京支部からまたまた連絡があり、

アルバム「R.R.Q」がブルース&ソウル・レコーズに続き、

ロックジェット(VOL.71)でも紹介されてます♪

嬉しい。。。

僕は嬉しい♪

そりゃー日本中に音楽は溢れてるわけで、、、

そん中の沖縄の音楽もそりゃ溢れてるわけで、、、

その分かりづらい音楽性ゆえ、CDも捨てられちゃったりもしつつ(笑)

そんな中で、僕の音楽が誰かに確かに届いたと。。

これ以上の喜びはないね♪

きっとそういう、ひとりから2人、

5人から10人と音楽は繋がっていくのだろう。

残念ながらロックジェットという雑誌はコザの本屋にはない。

どういうこっちゃ沖縄市?

ので、どういうレヴューがされてるのかはわからない。

が、それでいいのだ。

僕らは音楽さえ届ければいいのだから。

例えば誰かのドライヴデートのお供に、

誕生日のBGMに、

酔いどれの集まるBarのBGMで。。。

流れるだけで幸福なのだ。

いつか君の街に行って、呆れるぐらいに、

あきらめの悪い反抗期ぶりを見せつけてやりたい♪

アルバム「R.R.Q」最高だよ!

車で聴くのが特にお勧めだよ!

もちろんボリュームは全開にしてくり♪

くりくり♪


今週は読谷行くよ〜🎸

たくさんの思い出のある読谷。。

あんな歌こんな歌うたうよ♪

 


山下達郎的叱咤

2018年02月04日 | 日記

 

 

 

 

日本屈指のシンガー山下達郎さん。

ヒットチャートを賑わすようなアーティストではないですが、

その圧倒的な歌声に魅力された人は多い。

僕は熱心に聴いてたわけではないですが、

シュガーベイブや初期のライブ盤は好きで聴いてました。

達郎さんと言えば1人多重コーラスや伸びやかなハイトーンが特徴ですが、

僕の耳には結構ロックでワイルドボイスに聞こえるんだな。

少し歪んだ声で、例えは極端ですが、

リトル・リチャードやジェームス・ブラウンに近い声に聴こえます。

シュガーベイブ時代のライブ音源を、

彼の番組で流してるのを聴いた事があるのですが、

そのシャウトを聴いた時は驚いた。。。

本人はけして歌わないとは思いますが、

ツェッペリン辺り歌うと凄いと思う(笑)

でも聴いてみたいね、達郎さんの歌うコテコテのハードロック。

AC⚡︎DCとかさ、タイトルは昭和チックに「山下達郎ハードロックを歌う!」

はどうだろう?

さてそんな達郎さんの発言が以前物議を醸し出してましたね。

それが「ライブ中に歌う客は迷惑事件」です。

何でもステージ中、アーティストに合わせて大声で歌うお客さんに対し、

達郎さん曰く「誰もあなたの歌を聞きに来てるわけではない」と。

山下達郎ここにあり!という対応というか、とてもらしいお話。

そのアーティストとして毅然とした態度は素晴らしいと思うが、

しかし、これを自分に置き換えるとかなり難しいわけで。

なんたって、かのサム・クックのハーレムスクエアで目覚めて

本格的に歌い出した僕にとって、

「踊ろよBaby!もっと大きな声で!」で始まってしまったわけで(^^;;

いやいや、その達郎さんもこのハーレムスクエアのライブ盤を、

自身のラジオ番組でフルで流したほどですから、

そういう気分はきっと僕と一緒だと思う。

きっとそのダメ出しされた客は、バラードかなんか静かな曲を、

入り込み過ぎて廻りの迷惑をかえりみずに歌ったんだろね。

またこういう場合土地柄の影響もあるでしょうね。

他府県の事は詳しくは知りませんが、ここ沖縄も結構キツイですよ!

もう盛り上がっちゃうとカチャーシー始まっちゃいますからね♪

誤解を承知で言っちゃうと、

カチャーシー踊らない人の方が悪者にされちゃうぐらい(笑)

それぐらい一体感好きというか、模合体質ですからね(^^;;

でも、そういう問題は、

もしかしたらアーティストの力量かもしれないですね。

バラードでも聴衆を黙らす説得力が必要かもしれませんし、

臨機応変ってな言葉もありますが、それは場数だったり、

ある意味の技術が必要になってきます。

以前よくステージが一緒だった憂歌団なんかホント凄かった。

客は平気で「酒ばっか飲むな!」とか「のんびり休むな!」なんて、

もうチャチャ入れのオンパレードというか、

ライヴ進行上の儀式にさえ思えるほどでした。

そんな時もボーカルの木村さんは「ええやんけボケっ!感じるやんか!」

と余裕の対応ですから。

これなんか達郎さんとは違うけど、同じ音楽愛を感じたりしたものです。

アーティストもお客さんも様々、やはりそこにも良いユーモアがないと、

ライブが良くも悪くもなっちゃうわけですね♪



最近はまた、

世にも恐ろしいスマホっていう超強力なアイテムが味方ですから、

写真動画は当たり前、

中にはライブ中電話が鳴ったり、会話してる人も見掛けますが、

これなんか山下さんに見つかるとドヤされるどころじゃないだろね♪

今後もそういうのに対処しないといけなくなっちゃいますが、

 演者と聴衆のマナー問題もひとつの課題ですな。

誰とは言いませんが、ベロベロに酔っぱらって演奏が出来ず、

制御不能になったトランペット兼キーボーディストがいましたね。

もちろん客からの苦情は僕が一手に引き受けました♪

そう、そこのチミだよ!🥚

こういう演者側のマナー問題もあるとです。

まぁ、高田渡さんのように、

ステージで寝るのを有り難がるファンもいるわけで、

これは特殊なケースですから真似ないようにね(^ ^)

 いつ頃からか、「空気を読む」という言葉が使われるようになりましたが、

そういう事なのかもしれませんね。


では今日はこんな曲を。

こういう事でしょうか?(^ ^)


俺の話を聞け!  


黒川さんとの思い出

2018年02月04日 | 日記




思えば幼い頃から、

ローリーVS大人という宿命を課せられたような気がします。

大人というのは、

いつだって僕の前に立ちはだかる、大きな壁のような存在だった。

やる事なす事否定的で、お前は間違ってるのイッテンバリ!

それがザ・オトナだった。

けどそういう大人の中にもね、

理解しようとしてくれた大人が、少なからずいた。

黒川さんもそういう大人のひとりでした。

いつもニコニコして「へ〜」って興味津々で僕の話を聞いてくれた。

黒川さんは京都出身で、

世代的には佐渡山豊さんや知念良吉さんと同じ世代、

いわゆるビートルズエイジね。

最初に会ったのはのは黒川さんが20歳ぐらいの頃かな?

とある事務所の隅っこにボーっと座ってたんよ。

初めて見るその風貌は子供ながらに

「あ、ヒッピーのお兄ちゃんだ」という感じで(笑)

やっぱ時代でしょうか?少し近づき難い雰囲気もおりましたね。

黒川さんは京都から家出でもして来たのかな?

黒川さんもきっとディラン憧れてホーボーの旅に出たんだな。

いやいや時代ですね。



でもやっぱりいつも事務所にいるわけで、

いつの間に仲良くなったんだな。

それから一緒に遊んでくれたし、お喋りしたりね。

記憶があやふやであれですが、当時漫画家志望だった僕を(ホントだよ)

友達のプロの漫画家の家に連れていってくれたんだ。

記憶が正しければ浦添の牧港にその家はあった。

牧港のA&Wの通りを上って行ったとこ。

なんせ小学校だからね、記憶に自信ないけど。

で、その家に行くと、

初めて見るプロの漫画家の道具を絵を見て感動しちゃってね。

うわぁ〜「まんが道」で見た

藤子不二雄先生の使ってる道具と一緒だ!

つーてすげぇー興奮した小学生の僕。

またその頃、

なんと黒川さんがレコードデビューしたんだ。

シャイな黒川さんもさすがに自慢気でしたね。

そのオキナワでのデビューシングルがこの

「おいらのあの娘はコザ育ち」。TOPの写真のやつね。

僕は初めて聴かされた時からこの歌が好きで、

「黒川さん凄いな〜凄いな〜」つーて、

身近なお兄ちゃんのデビューに、僕も周りの友達に鼻高々でした。

それから黒川さんは新生活の為、

那覇に引っ越しするわけだけど、

それでも那覇に用事があった時は黒川さんの店によく寄った。

その店というのが、

なんとも素晴らしいレコード屋さんでね、那覇高校の向かえ辺りにあった。

後々コロンビアレコードからデビューする、

ハートビーツの物語はこの店からから始まったらしいんだけど、

そんなワクワクで夢心地な空間だったのは今でもとても覚えてる。

「このアルバム最高だよー聴いてみな」とか、

「はっぴーえんどって知ってる?」とかね、

僕の音楽欲を掻き立てるような話をたくさんしてくれたんだ。

でも、そんな黒川さんから薦められたレコードは大切にして持ってる。

それからハートビーツが盛り上がって、一緒に東京行ったのかな?

会えなくはなったけど、

今「原宿でライヴハウスみてるよ」とか、

その店に呼んだ元ローリング・ストーンズの

「ミック・テイラーのギター凄いかった!

本物って感じだよー」つーて嬉しそうに話してたな♪


不思議と音楽の現場での付き合いはなかったんだけど、

今でもふと思い出す人なんだ。

この歌黒川さん聴いたらどう思うかな?とかね。

で、最近自分のステージで黒川さんの

「おいらのあの娘はコザ育ち」をカバーしてる。

そういう"らしい"関係もいいかなってね。

と思ってたら、

なんと黒川さんが歌い出してるというニュースが飛び込んで来た。



はは、タイミング良過ぎだよ黒川さん!

これはもしかしたら、

いよいよ師弟ライブがあるかもしれませんね♪

黒川さん、僕はあの頃より少しはギター上手くなってますよ!

いつでも気軽に声掛けて下さいな。

恩返しのつもりで駆けつけますよ。

黒川さんが昔書いた「オキナワ・マイ・ラブ」という本がある。

沖縄の人じゃない視点から見たその沖縄が愛情いっぱいで、

「おいらのあの娘はコザ育ち」と共にマスターピース。

もう絶販だと思うので、興味のある方は中古本屋でお探しを!


在りし日の黒川さんと嘉手苅さん。。。

耳をお掃除中の嘉手苅さん、、、チェックする黒川さん。。

日常の一コマ。





これを聴かなきゃ園田〜ダウンタウン・ブギウギバンド脱・音楽会

2018年02月04日 | 日記

 

 

 

ということで、やっぱちゃんと紹介したいので、

ダウンタウンのライヴ盤「脱・音楽会」を!

前回話した通り、

このレコードをとにかく2人の姉と夢中になって聴いてた。

確か姉はベースの新井武さんに夢中だったっけ?

二人で「ジプシーマリー」って曲のベースラインをコピーしたっけな。

で、このアルバムを聴き込んだそのすぐ後に、

ダウンタウンが我がコザにやって来たのだya!ya!ya!

会場に着くと(沖縄市民体育館)もう周りのお兄ちゃんお姉ちゃん達が

全員例のツナギ姿というね(^ ^)

同級生の女子も何人かツナギ姿を見かけたが、

これがまた全員諸見小女子という(^^;;

 ふ、ふふ、不良だぁぁ。。

因みに沖縄では不良の事を昔は「あしばぁー」と言ってましたが、

中学生の不良も、本物のヤクザ屋さんも、

仕事をしないで遊んでばかりの大人も、

みんなまとめてあしばぁーと呼ばれてましたね。

今なら中学生ならヤンキーでしょうか?

大人ならプータロやニートかな。

 

話をダウンタウンに戻しますね。

この音源聴いてもらうと分かりますが、

当時のダウンタウンは、それこそアイドル並みの人気で、

もうキャーキャーキャーとウルサイなんてもんじゃなかった。

このレコードでも宇崎さんと女子客のやり取りが面白いんだ。

同級生の女の子達もこのレコードで学習したのか、

終始キャーキャーキャーと叫びっぱなしという(・・;)

ぼくなんか「こいつら何しに来てん?音楽を聴いてんのか?」

と疑問でしたが、かまってる暇もないんで、

とにかく和田静夫さんを食い入るように見てました。

当たり前ですが、レコードと同じギターの音が僕の耳に、

胸に突き刺さってくるとですよ💘

もう生まれて初めてでしたね、こんな美しいギターの音って。

ワイルドでめちゃセクシーでね、子供ながらにウットリと眺めていた。

メンバー紹介で分かりますが、和田さん当時23歳なんだ!

当時の僕らからすればちょっとしたお兄ちゃんだけど、

なんだろこの上手さと色気は、、、ねぇ〜

実際ぼくが当時の和田さんと同じ歳、

23歳の頃にも久し振りにレコード引っ張り出して聴いたんだけど、

もう全然凄いんだもん。。。上手くてね。

これは今聴いても凄いと思う演奏だよ。

もちろん和田さんだけじゃなくてね、

ダウンタウンはバンドとして最高だよ。

やっぱキャロルもそうだけど、バンドって個人がどうとかじゃないからね。

チームとしての魅力が絶対的に大きいんだ。

特にロックン・ロール・バンドの場合はね♪

脱・どん底音楽はそんなブルースロックの名盤です!

僕が夢中になった「知らず知らずのうちに」は、

ここでしか聴くことが出来ません!

CD化もされてますので、ぜひお求めください🎶

 やっぱりサザンや他のロックバンドが認められた裏には、

ダウンタウンの影響ってのがとても大きかったと思います。

 


Skydust

Koko