金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

青空や 花は咲くことのみ思ひ

2013年06月27日 | うんちく・小ネタ

「青空や 花は咲くことのみ思ひ」は、2,3日前の日経新聞文化面「空の青」に出ていた桂 信子の俳句である。この句の季語は「花」で、「花」は桜の花である。青空に向かって競うように咲く桜を歌ったのだろう。

だが私が新聞でこの句を見た時は、初夏の尾瀬に咲く色々な花を思い浮かべていた。理由は簡単、先週の週末青空の下、花を愛でながら尾瀬を歩いたからである。俳句の約束事や作者の意図を無視して勝手な解釈をすれば、青空は初夏がふさわしく、花は草原に咲く花が良いな、と私は思ってしまう。

Flowers

6月下旬の尾瀬は水芭蕉が最盛期を過ぎ、ニッコウキスゲには早く、主役不在の時期である。

燃えるようなレンゲツツジの花がところどころ目に付くが、横綱・大関格ではなく、前頭の上位といったところだろう。

Rengetutuji_2

あじさいに似たムシカリという白い花は木陰に咲いていて、地味な脇役だ。

Mushikari

木道の脇には黄色いリュウキンカ(多分)が健気に咲いていた。

Ryuukinka

「花の主役が不在」などというのは、人間中心の思い上がった見方なのだろう。総ての花はその生命の限りを咲かせている。

草木は生まれ育つ場所も、花を咲かせる時期も選ぶことはできない。できることは生まれ育つその場所で、精一杯花を咲かせることである。

花は随所で主となっているのである。

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水族館では動画が良い

2013年06月26日 | うんちく・小ネタ

昨日(6月25日)大阪で仕事が終わった後、姪が勤める海遊館に寄ってみた。この大きな水族館に行くのは初めてのこと。2,300円の入館料は高いな、と思いつつ入ったが、巨大な水槽の中を泳ぐたくさんの魚を見ると納得。平日の午後だが結構混んでいてイルカなど人気の動物には人だかりができていた。外がむしむし暑い日だったので一度ここに入ると長居したくなるので、混んでいたということもあるだろうが。

姪はこの日はアクアラングを着けてカピパラの水槽をしていたので話はできず。

Kapipara_2

一人でスマートフォンで写真を撮りながら回ってみた。だが水族館の中は暗いので、シャッター速度が遅くなり、ブレた写真が多く大半は失敗作だった。この大きな魚の写真などマシな方だろう。

Bigfish_2

一方動画はかなりきれいに撮れた。撮った動画はフェイスブックで友人に公開した。だが動画をブログに掲載するのはかなり大変である。「ブログ人」の場合は、youtubeに動画を載せて、その動画を検索してブログに掲載するという方法を取っている。だがyoutubeに掲載したばかりの動画は検索に引っかからないので、自分の作成した動画をブログに載せるのは難しい(私のスキル不足でこう考えているのかもしれません。良い方法があれば教えて下さい)。

簡単なのは動画が載っているyoutubeのURLをブログに貼っておくことだ。下に2つのURLを貼ってみましたのでご関心のある方は御覧ください。特にクラゲは中々きれいだと思います。

熱帯魚

https://www.youtube.com/watch?v=fQeH9MQDdwU

クラゲ

https://www.youtube.com/watch?v=jIOvLdbcq8M

静止画に比べて動画は当然重たいのですが、数十秒のものであれば、短時間でyoutubeに掲載できる。またスマホからは少し時間がかかるが、簡単な操作でfacebookに投稿することができる。

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中国株、弱気相場入りで米株も下落

2013年06月25日 | 投資
昨日6月24日上海市場は5%下落。今年の高値から2割を超える下落で、ベアマーケット入りだ。この影響で米国株はオープニングから大幅下落。ダウは一時248ポイント下げたが、引けかけては国債価格が下げ止まり、これを見て株価もリカバリー。引けは1%程度の下落にとどまった。
中国での貸出金利上昇、連銀の債券購入プログラム縮小見込みと相場にはマイナス要因が並ぶ。
いずれも正常化へのパスなのだが、暫くオフロードのドライブ
が続く。


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昨日会津、今日京都

2013年06月24日 | インポート
昨日会津、今日京都
昨日は尾瀬を歩き、今日は出張のついでに京都の実家に立ち寄った。尾瀬ヶ原は群馬県に位置するが、群馬県の沼田市と福島県の檜枝岐村を結ぶ街道が尾瀬沼の横を通っている。会津街道である。従って広い意味では昨日会津、今日京都である。昨日会津、今日京都といえば幕末の会津藩だ。NHKの大河ドラマ「八重の桜」では、その会津藩に官軍の総攻撃が迫っている。
 明治維新のスケープゴートになった会津藩。明治維新の一つの転換点の転換点は、武力倒幕派が公義政体路線を抑えこんだ小御所会議でその武力倒幕路線を強引に進めたのが岩倉具視。いわば岩倉の陰謀が会津の悲劇の一つの原因ともいえる。
 その岩倉具視が幕末に隠れ住んだ旧宅が実家の近くにあるので立ち寄った。ただし今日は休館日。
 岩倉具視は維新後、世話になった村民にお礼として灌漑用の池を作る金を寄付した。岩倉の住民は岩倉具視を郷土の恩人として感謝しても良さそうなものだが、子供の頃の記憶ではそのような印象はない。権土池と呼ばれる灌漑池で泳いで溺死する人が相次いだことも影響していたのかもしれない。
 だが何よりも黒幕岩倉具視の陰謀の胡散臭さが不人気の原因だろう。
 それに較べて誠と義を重んじた会津藩の人々は今なお我々に凛とした生き方とあ何かということを教えてくれるのである。




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爽風吹き渡る尾瀬を歩く

2013年06月24日 | 

6月22日(土曜日)-23日(日曜日)某ロータリークラブのトレッキング同好会の皆さんと尾瀬沼から尾瀬ヶ原を横断した。

今日はこれから関西に出張するので、時間がなく、コースタイムなど詳しいことは後ほど書くとして、とりあえず何枚かの写真をアップロードすることにした。

梅雨の最中ながら昨日(23日)は、晴天が続き、尾瀬ヶ原に爽やかな風が吹き、まことに快適な一日だった。

尾瀬沼ヒュッテの朝。午前7時前。燧ヶ岳の山頂は雲の中だが天気は良くなりそうだ。

Ozehutte

沼尻から尾瀬沼を見る。

Numajiri

水芭蕉の季節は終わったが、山際の日当たりの悪そうなところには少し水芭蕉が残っていた。

Mizubashou

尾瀬ヶ原の東端、見晴に到着した頃か青空が広がってきた。

Hiuchigatake

振り返ると燧ヶ岳の全貌が見える。風がなければ鏡のような池塘に「逆さ燧」がきれいに写るだろう。残念ながら昨日は少し風があった。乾いた風が初夏の尾瀬ヶ原を吹きわたった。山は楽しいと実感する一時だ。

Sibutu

正面には至仏山が優しく横たわっている。

鳩待峠への登りは最後が少し急だ。その手前から至仏山の頂上が間近に見えた。

Sibutu2

新緑が清々しい。

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